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普通のオバサンに暴力団若頭の名刺を出したらどうなったか?

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こんばんわ。

ブログMiMiです。

少し前の話で恐縮なのですが、実際に起こった少し変わった話をブログに書きます。というより、私のブログでは全て実際に起こったことのみを記事にしています。

今回のタイトルの通り、暴力団若頭の名刺を一般の人であるオバサン相手に出したら、どうなったのかをご説明いたします。

このオバサンは、特別な身分の方であるとか、テロ専門の特殊部隊隊員などではありません。本当に普通のオバサンです。

ところで・・・・・。

暴力団に名刺などあるの?と思われるかもしれませんが、普通にあります。このあたりは、一般的な株式会社と同じような組織形態ですので、名刺も同じようなものであると思ってください。

今回の暴力団の名刺に書かれている肩書きは若頭です。若頭とは組織の中で組長の次に偉い人のことですね。組長はオヤジとかオヤッサンとか言われています。

よく、ミナミの帝王や、白竜レジェンド等の、暴力団が主役であったり、準主役の漫画やドラマなどでは、若い連中からカシラと呼ばれているポジションに居る人のことです。

若頭を一般的な会社で言えば、専務取締役に相当するポジションですね。

ちなみに、私が暴力団の若頭などではありませんし、私は暴力団関係者でもありませんので、誤解されないように注意してください。

基本的に、私は、暴力団や詐欺師などから、依頼者を防衛する立場の人間です。

 

それでは、今回の暴力団の名刺事件についてご説明していきます。

今回の事件は、某大手スーパーの中で起こりました。このスーパーは、日本でも一番大きい全国レベルのスーパーですから、日本人であれば、誰でも知っているスーパーです。

周囲も暗くなって、スーパーの中のお客さんも沢山徘徊しているときになりますが、私が、買い物かごに半額のお惣菜を沢山詰め込んで、レジの列に並んでいた際の出来事です。

ここのスーパーは、午後9時以降に行くと、大抵のお惣菜が全て半額になっているため、この時の時間帯は、午後9時前後になります。

ちなみに、私がこのスーパーに通うのは、半額のお惣菜や食品を買う為だけですので、通常の時間帯にはめったに行きません。

通常の時間帯に行く際には、スーパー内にある、ゴールドカード会員専用のラウンジで、無料でジュースやお菓子を沢山食べる時くらいです。

その他では、全く行かないスーパーです。

 

私の前には、とある全く面識の無い中年の男性が立っていたのですが、その男性は一目でその筋の人であることが分る人でした。

いわゆる暴力団関係者であるということです。

スーパーでは、暴力団の立ち入りはお断りしますといった張り紙を張っているところはありませんので、普通に店内で買い物をしても全く問題が無いようです。

事件は、このときに起こりました。

その男性が、レジのオバサンにカードで支払いをしようとした際に、お金やクレジットカードを置く、支払いのお皿がレジのところにあるのですが、間違えて自分の名刺を置いてしまったのです。

男性は全く気が付く様子も無く、普通にレジのオバサンが対応するのを待っている状態です。

しかし、レジのオバサンは顔色が変わって、手が震えています。

それもそのはず、この男性が間違えて、レジに置いてしまった名刺には、暴力団若頭の肩書きが大きく書いていたからです。

この方の名刺は、余計な装飾もなく、全くごちゃごちゃしておらず、ホンダの役員さんの名刺のように、大変シンプルな名刺でした。

レジのオバサンは、声も出せずに震えています。

中年の男性は、全く気がつかず、レジのオバサンが会計するのを待っている様子で、全く違う方向を見ています。

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レジのオバサンは、どう見ても普通の主婦の方ですから、暴力団若頭の肩書きの名刺をいきなり、レジに置かれてしまったら、びっくりしてしまい、どうすることも出来ませんし、この男性に声をかけることすら出来なくなっています。

 

一般市民にとって、暴力団若頭は相当な威圧感と恐怖感を与える肩書きであるといえるでしょう。

この名刺を出した男性は、わざと名刺を出した訳ではなく、たまたま、クレジットカードと間違えて自分の名刺を出してしまったので、こちらの男性には全く悪気はありません。

そもそも、暴力団の若頭がスーパーのレジのオバサンを脅す理由もメリットも全くありませんから、本当に間違えて出してしまっただけの話です。

これが、普通の会社の部長や係長などの肩書きの名刺であれば、レジのオバサンは、笑顔で、お兄さんこれ名刺ですよ。等と言った事でしょうが、あいにく、今回は、暴力団若頭の肩書きです。

 

周囲のレジの人も気が付いているようなのですが、誰も話しかけてきませんし、見て見ぬ振りをしています。本当に薄情な同僚たちです。

人間、こういった状況になると、本音が垣間見れると言われますが、まさにその通りです。誰も助けようとすらしないのには、見ていて少し引いてしまいました。

ですから、暴力団若頭の名刺をレジで受け取ってしまった、オバサンが全て一人で対応しないといけない状態になってしまっている訳です。

相手は特に脅している訳でもなく、普通に間違えてクレジットカードと自分の名刺を出しただけの状況ですから、なおさら始末が悪いといえるでしょう。

しかし、レジのオバサンには大変荷が重い対応になってしまっています。

これは仕方がありませんね。

暴力団というだけでも、普通の人は大変怖がりますが、今回は、更に恐怖感を増大させる若頭の肩書きつきです。

しばらく、私は黙って見ていたのですが、さすがにこのまま、沈黙状態が続くと私も困りますので、後ろから二人に声をかけて、今回の状況を完結する事が出来ました。

それでも、周囲は見てみぬ振りをし続けていますので、ここまで行くと逆にたいしたものだと思います。

その後、暴力団若頭の名刺を出した男性は、急いで名刺を引き取り、カードではなく、現金で支払って、すぐさま消えていきました。

レジのオバサンは、未だに震えています。

 

基本的に、本物の暴力団は、一般市民とのかかわりを極端に嫌いますので、自分の職業が一般市民に知られてしまったとなると、直ぐに立ち去るというのは、ごく当然な対応ですから、この男性はそれなりの教養を受けている方になります。

暴力団の若頭を名乗る位ですから、これくらいは当たり前といえるでしょうか。末端のチンピラ等とは格が違う方のようでした。

よく、自分のバックにはヤクザが付いているとか、ホラ話をしながら、恫喝してくる頭の悪い人も沢山いますが、暴力団は、お金にならない事は一切しませんし、とにかく一般人との関わりを極端に嫌いますので、暴力団を名乗って威圧してくるような相手は一切無視する事をお勧めいたします。

今回、偶然見ることが出来た、暴力団若頭の名刺ですが、もし皆さんがこういった状況になってしまった際には、正しい対応が取れるでしょうか?

普段から、何があっても適切な対応を行なえる人になる必要がありますので、いろいろと日常的に訓練をしておくとよいでしょう。

そのときは突然やってきますから、日常的な訓練が必要になるのは、警察や消防、軍隊や自衛隊を見ても明らかです。

今回は滅多に見れないような、貴重な現場を目撃させてもらったので、この暴力団若頭の男性とスーパーのレジのオバサンには感謝しています。

それではよろしくお願いいたします。


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