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こんばんわ。
ブログMiMiです。
以前、結婚詐欺についてのご相談及び、解決のご依頼を受けていた案件について進展がありました。
被害者であり、ご依頼者の方は女性の方です。その為、結婚詐欺師は男性になります。よくあるパターンです。
今回は、進展をご相談者様からのご連絡を頂いた次第です。
この案件は、結婚詐欺における金銭的な詐欺での係争ではなく、婚約不履行等での係争になります。
結婚詐欺事件なのに、騙し取られたお金を取り戻す裁判ではない?と不思議に思われる方も多いかもしれません。
その理由は、既に、詐欺師に騙し取られたお金は回収している為です。
意外でしたでしょうか?
通常は、結婚詐欺師に騙されてしまい、数十万円から、数百万円の損害を出した被害者の方が、結婚詐欺師を相手取り訴訟を起こすといったイメージがあるかもしれませんが、今回はそうではありません。
これは、結婚詐欺師から、お金を取り戻したいといった、目的ではない事を意味します。
自称経営者や自称医師をなのる、悪質な結婚詐欺師の男に騙されてしまい、30代の貴重な時間をなくしてしまった女性の怒りは、とどまる事はありませんので、そういった、欲求を解消する為の係争です。
既に、騙し取られたお金は全額回収していることをご理解ください。
ちなみに、この被害者の女性の方は、私にご相談いただいて、結婚詐欺師から回収した訳ではありません。
私に相談する前に、結婚詐詐欺師からご自身と弁護士で騙し取られたお金を取り返した方です。
そして、裁判で結婚詐欺師を訴えた訳ですが、予想外の展開になってしまったので、私にどうしたらよいのかをご相談頂いた次第です。
予想外の展開とは、結婚詐欺師が次から次へと、捏造した証拠を堂々と法廷に提出してきた為、どのようにして良いのか対応方法が分らなくなってしまったという状態です。
これは、私の専門分野です。弁護士の方では通常は対応できない案件です。
弁護士と言うのは、法律上、専門業務代行できる権限を与えられているだけであり、偽造や改ざん、偽証等を分析して見破り、それを証明できるような書類を制作する事は簡単には出来ません。
筆跡にしろ、音声にしろ、画像にしろ、解析するには、専門知識と経験を持った人材が必ず必要になります。
また、それを分りやすく弁護士や被害者の方に、プレゼンテーションできて、情報と戦略を共有できる人材も必要になります。
これも私の専門分野です。
ですから、今回、結婚詐欺の裁判で、予想外の状態になってしまったご相談をお受けしている訳です。
証拠の捏造など、裁判所ではありえないと思う方もいるかもしれませんが、普通に捏造は沢山行なわれています。
それが事実か捏造かなどは、裁判所は一切関知しません。
捏造であろうが、事実であろうが、それを証明できた方の意見を採用するのが、裁判所ですから、一般的な感情で、正しい方が勝つといった甘い考えで裁判で決着をつけようとすると、相手が悪質な詐欺師であるほど、勝ち目がなくなる場合もあります。
何しろ、弁護士も状況が全く分らなくなっていることが殆どな訳ですから、仕方がありません。
これが、結婚詐欺の裁判の現実です。
正しい方が常に勝利する訳ではない事を理解する事と、正しい方が負けてしまったり、思わぬ苦戦をしてしまったりする事も当たり前であることを理解したうえで、結婚詐欺師と裁判で戦うにはどうしたよいかを専門家に相談するのがベストです。
それほど、理解不能な思考回路をもった詐欺師は手ごわいと言う事です。
今回の結婚詐欺師も、その殆どの証拠を捏造しており、この結婚詐欺師の弁護士もその証拠を使って、被害者の女性が、ストーカーをしているなどと言った証拠を裁判所に提出していた訳です。
私も当然、確認したのですが、それは酷いものでした。
何通も、この結婚詐欺師あてに、被害者女性がメールをしているといったメールのヘッダーつきの証拠資料を何通も提出している訳ですが、これも全てこの結婚詐欺師が捏造した証拠であり、実在しないメールです。
そもそも、資料を見たのですが、メールですらありませんでした。
要は、この結婚詐欺師の男が、エクセルで制作した作文です。
それを、携帯電話会社のホームページに記載してある、メールヘッダーのメールアドレスの部分だけを被害者女性と、自分のメールアドレスにそれぞれ置き換えて、自分の作文を本文として貼り付けて、証拠として紙にプリントアウトしている訳です。
お粗末としか得ませんし、少しでもインターネットの知識がある人であれば、専門家でなくても、これが捏造された証拠であると直ぐに分ってしまうレベルです。
それなら、簡単に捏造した証拠であると、証明すればよいと考える方もいるかもしれませんが、簡単な話ではありません。
裁判においては、証拠を捏造であると主張した方が、それを第三者がみて分るように証明しなければいけないからです。
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相手が、メールと言って主張して来ている証拠を、これはエクセルで制作したこの男の作文であると、裁判官が理解できるように、証拠資料を制作し、弁護士がそれを使って、証明することが如何に大変なことなのかは、実際に経験された事のある方であれば、直ぐに分ると思います。
そうでなければ、私に相談やご依頼が来る訳がありません。
弁護士や警察の方からも、ご相談を受けている事実が、その難しさを物語っていると思っています。
今回は、こちらの件についても、状況を分析して、どのように対応したらよいのかなどは、ご説明させていただいていました。
しかし、このメールの内容は、とにかく酷いです。
被害者女性が、この結婚詐欺師の男に、相当付きまとっており、何度断られても、交際を迫っており、最後には、何とかして今のままの関係を続けさせてくれないかと言った内容です。
このような内容で、50枚くらいメールの資料としてあったと記憶しています。
当たり前ですが、全て捏造であり、被害者女性は、このようなメールは一回も送信した事はありません。
本当にふざけた男です。
更にこの、裁判の弁護を請け負った、弁護士は一体どういった神経をしているのか?悪徳弁護士なのか?といったご相談も当然お受けしています。
証拠資料を全て、拝見させていただいた私の判定は、この結婚詐欺師の弁護士は悪徳弁護士等ではなく、単に頭の悪い弁護士であるといった判定です。
ですから、それほど心配される事はありませんとお話はさせていただいていました。
結果的に、結婚詐欺師の弁護士が辞任する事になり、この判定は正しかった事が証明されました。
よほど、仕事が無くて、相手の事もろくに理解できないまま、弁護士の仕事の依頼を受けてしまったのでしょう。
恐らくは、弁護費用すら貰っていないでしょうし、今後、この結婚詐欺師に対して、請求する事も難しいと言うより、もう関わりたくないのではないかと、思っているかもしれません。
弁護士の方に多いのですが、社会人としての経験が殆ど無い為、依頼者や相談者が嘘を言っていても、それが見抜けない方が結構いらっしゃいます。
依頼者は、全て真実を語っている訳ではありません。
嘘なのか事実なのかを、弁護士の無料相談30分の間に、判断できない時点で、今後、どのような弁護活動を行なっても、よい結果にはならないのではないでしょうか?
なぜなら、最初から間違った選択をしている人が、その後に劇的な変化を遂げる事などありえない訳ですから。
ただ、これも難しい問題と言えます。
それについて簡単にご説明します。
弁護士に相談や依頼をしてくる人は、事件に巻き込まれている人が殆どになるのですが、その事件の被害者であっても、事件の全容を最も知る人物ではないことが殆どですし、詐欺事件の被害者にいたっては、事実を間違って理解していたり、事実を知っていても、誤って弁護士に説明してしまう人が沢山居ます。
なぜなら、そういう人でなければ、詐欺事件の被害者になる事もありませんし、弁護士に相談する事も一切無いからです。
弁護士から逆に相談されるくらいの、高い能力が無ければ、経営コンサルタントはとつまらないのは、こういった事情もあります。
社会経験の豊富な弁護士の場合は、こういった金額の低い詐欺事件は、最初から相手にしない傾向にあります。理由は、全く利益にならないからです。
弁護士は、正義の味方ではありません。依頼者の味方です。
それを勘違いされないようにしてください。
依頼者が詐欺師であって場合で、弁護士をも欺いている場合は、その事実を知ってしまった弁護士は、自ら辞任するしかありません。当然、費用も自腹で、大赤字です。
この弁護士さんは、気の毒ではあるのですが、仕方がありませんね。
私に相談に来ていただいていれば、このような事態にはならなかったでしょうし、他にもっと利益になる、弁護士の仕事をご紹介できたかもしれません。
私には、本来弁護士が担当する仕事の依頼や相談が沢山来ます。
それを、私が対応して、弁護士に仕事が流れる前に、止めてしまっているわけです。当然、弁護士法に違反するような非弁活動などは一切行なっていません。
弁護士の仕事が発生する前に、私がコンサルとして、仕事を終わらせると言った表現が適切ですね。
それで、今回の結婚詐欺の裁判ですが、弁護士が辞任してしまったので、今後は本人訴訟になるとは思いますが、恐らく、本人は裁判所に出廷する事は無いのではないかと思います。
何しろ、全てが嘘しか話しませんし、証拠も全て嘘な訳ですから、どうしようもありません。
今後の進展がありましたら、またブログでご紹介します。
今回の件で、いろいろとご質問頂いた、絶対に理想の相手と結婚できる方法についても、ご説明したいと思います。
よろしくお願いいたします。