スポンサードリンク
こんにちわ。
ブログMiMiです。
今回は、様々な諸事情で、自己破産をしてしまった為、クレジットカードが作れずに困っている30代の主婦の方からのご相談です。
諸事情といっても、理屈は簡単で、借金の支払が不能になったという事です。
目次
基本的に、自己破産をしてしまうと、クレジットカードを作る事は出来ません。
一定期間経過すれば、クレジットカードを作れるなどといっている方もいらっしゃいますが、それは絶対ではありません。
破産した際に、借金を免責したクレジットカード会社があるのであれば、そちらのブランドでは未来永劫に渡って、クレジットカードを作る事は大変難しいといえます。
そもそも、自己破産をしたにも関わらず、クレジットカードを持つ意味、持ちたいと言う意味は一体何なのでしょうか?
全く意識されない、こちらの問題と原因に論点を移す事から、この問題解決は始まります。
クレジットカードと言うのは、カード会社のマーケティングや営業努力によって、かっこいいとかお金持ちといった印象が強いかもしれませんが、早い話が借金の事です。
クレジットカードとは、借金カードといった方が分りやすいでしょうか?
なぜ、カード会社は借金カードではなく、クレジットカード言った呼び方をするかは誰でも分ると思います。
借金カードとか、借金プラチナカード等といった名称にしたら、誰も使う人は居なくなりますし、それは富裕層ほどその傾向が強くなりますので、メインのお客さんが嫌がることを行なわないのが営利企業です。
その為、クレジットカードは凄いとか、富裕層が使っている、持っているとカッコイイ等の印象を、カード会社は徹底して行なう訳です。
クレジットカードには価値があるといった、宣伝手法を積極的に行ってきている訳ですね。
そのクレジットカードの価値を比較するのが、一般的には限度額と呼ばれるものになります。
この、限度額というのが、クレジットカードを使っていると、必ず話題になりますが、こちらはショッピング枠とキャッシング枠という二つの限度額があります。
限度額無制限の、アメリカンエキスプレスのセンチュリオンカードが凄いといった印象を持っている人が多いのですが、残念ながら、このブラックカードは限度額無制限ではありません。
必ず、個別に資産や収入にあわせて、クレジットカードの限度額は設定されています。
イメージや宣伝に惑わされないように注意してください。
それでは、限度額についてご説明していきます。
ショッピング枠というのは、買い物をする際にクレジットカードを使って商品やサービスを購入すると思いますが、そういった商品やサービスを購入できる最高金額の事です。
キャッシング枠というのは、クレジットカードを使って、カード会社から借金をする際の最高金額の事です。
どちらも、カード会社から借金をする事に変わりはないのですが、キャッシング枠は、商品やサービスではなく、カード会社から現金そのものを借りる事が決定的な違いです。
その為、お金を借りたら当たり前である、金利と言うものを支払う払う必要がでてきます。
クレジットカードの金利は最も安いので、積極的に借りた方が良い等と、勘違いしてる方が多いのですが、クレジットカードの金利は常に最高金額を示すものであり、法律に基づく最高額に設定されており、大変高い金利であると言う事を確認しておく必要があります。
その為、カードで限度額までキャッシングをするくらいなら、銀行から借りた方がはるかに安い金利で借りれますので、目的ローンなどで、銀行がお金を貸してくれる人であれば、銀行から借りる事を検討しましょう。
重要なのは、クレジットカードを使って、キャッシングを限度額まで行う人は、遅かれ早かれ、自己破産する確率が大変高くなります。
その為、クレジットカードでいつの間にやらキャッシングをしているのであれば、カード会社に連絡して、早めにカードそのものを解約する事をお勧めいたします。
そもそも、支払能力が無いのに、次から次へと、欲しいものを購入してしまう様な人には、問題がありますので、そちらを見直す事から始めてください。
スポンサードリンク
クレジットカード会社が発行しているカードを使い、カード会社から借金をして買い物をしているのが、クレジットカードを使った買い物の仕組みです。
カード破産をする方は、この仕組みが根本的に分っていない方が多く見られます。
カードを使えば、後で払うだけといった感覚の持ち主の事ですね。
良くカード会社が宣伝している、リボルビング払いなどはもってのほかです。
リボルビングとは?
一言で分りやすく言えば、闇金と同じシステムです。
借金の元本は返済できずに、いくら借金をしているのかさえも分らず、金利だけを永遠に払っていく、闇金のシステムに大変近いものであると理解するとよいでしょう。
こちについても、将来的に破産する確立が大変高い人が利用するシステムですから、リボルビングは絶対に使用しないといった意思が重要になります。
自己破産した方が、クレジットカードを持ちたいと思った際には、以上の事を必ず確認してください。少しでも理解していないのであれば、クレジットカードを持つ事は不可能になるでしょう。
そうすると、自己破産はしたけど、何とかしてクレジットカードを持ちたいといったご要望が、如何に無謀なモノであるかがお分かりになると思います。
自己破産をした人に、よろこんで融資を申し出るような人は世界中探しても先ず居ません。そんな人が居るのであれば、紹介して欲しいくらいです。
営利目的が大変強い金融会社である、クレジットカード会社であれば、なおさらその傾向が強くなるのはごく自然です。
ですから、自己破産をしてしまうと、今後は事実上、クレジットカードは持てなくなる訳です。
私も女性ですから、何とかしてクレジットカードを持ちたい。
女性特有の見栄や自慢話についていけずに、私だけが何時も悔しい思いをしているといった方は、必ずこのように考えるようになります。
しかし、方法が無い訳ではありません。
自己破産をしてしまった主婦の方でも、クレジットカードを保有する方法はあります。
確かにあるのですが・・・・・、自己破産していてクレジットカードを保有する方法は、ある程度の現金を稼ぐことが出来る方のみです。
後は、国際ブランドとしてアメリカンエキスプレス、ダイナーズ、VISA、JCB、マスターカードの5ブランドが有名ですが、この中で、自己破産をしていると絶対に作れないブランドもあります。
ある程度の収入があり、特定のブランドのみが、自己破産した主婦が持つ事が出来るクレジットカードと言う事になります。
ある程度といっても、その辺のサラリーマン程度の稼ぎではなく、その辺の中小企業の経営者並みの収入がある方のことです。
私は主婦で破産しているのよ?そんなの無理でしょう?なに言ってるの?、もっと簡単にカードを作れる方法を教えてちょうだいよ、と言われる方もいるかもしれません。
既にご理解いただいていると思いますが、自己破産をしており、収入も全くない主婦にお金を喜んで貸してくれる人が居ると思いますか?
答えは、絶対にいる訳がありませんからあきらめるしかありません。
自己破産した主婦の方が、クレジットカードを持ちたいのであれば、先ずは現金収入を大幅に上げるしか手段が無い事を意味しますし、そうでなければ、クレジットカードを保有する意味すらありません。
カードで買い物をしたら、必ず翌月か、翌々月のクレジットカードの支払日に全額支払う義務があります。2回払いやボーナス払いもありますが、基本的に全て1回払いで支払うのが基本です。
仮に、現金収入は破産した当時のままであり、それでもクレジットカードを持って買い物がしたいなどといっても、どこのクレジットカード会社も一切相手にしないのは目に見えていますから、当然ですね。
こういったご相談は、全てが個別対応になり、相手の能力や資質、将来性などを見極めたご対応をする必要があります。
誰でもクレジットカードを保有する事が出来る、マニュアルなどは存在しませんので、そういった詐欺事件などにはご注意ください。
私だけが、クレジットカードを持てずに、悔しい思いをしていると、いくら感じたところで、それを解決できる状態にならなければ、全く意味がありません。
よろしくお願いいたします。