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こんばんわ。
ブログMiMiです。
本日は、お客様から、数の子の差し入れを頂きました。
これ、数の子のパッケージを見てみると、相当な高級品のようです。
しかも、結構沢山いただいたのです。大変ありがとうございます。
なぜに今頃数の子?と思われるかもしれませんが、そのような事はたいした問題ではありません。
おいしければ他はどうでも良いのが差入れです。
それに、数の子は正月のおせち料理の時だけに食べるものではないのです。
と言ってみたものの、数の子は実は大変難しい食材の一つです。
数の子の何が難しいかと言えば、その調理法です。
鶏肉や牛肉のように、多彩なレシピがあるわけでもなく、メニューと言えば、ひたすらおせち料理の時に食べる、いつものアレしかありません。
数の子のから揚げとか、ステーキとかは聞いたこともありませんし、有名どころの料理法として、山葵と麹でつけた数の子の漬物のようなもの??は、余りおいしくないので好きではありません。
そもそも、高級品の数の子は、そのまま一番おいしい食べ方をしないともったいないですし。
今回の数の子は、冷凍タイプなので、一度解凍してしまうと、全て一気に食べないといけません。
パックで小分けはされておらず、全てひとまとめとしてパッケージングされています。
数の子だから、解凍しても、しょうゆ、みりん、酒、鰹節等の漬けタレにつけますから、保存が利くと思うのですが、いかんせん量が多い。
高級品の数の子を沢山頂いて、量が多いと言える自分がいい人だと思える瞬間ですね。
当然、差入れてくれたお客様はもっと良い人です。
数の子はやはり、だししょうゆに漬けて食べるのが王道でしょう
いろいろと料理法も考えてみたのですが、これ以外に考え付きません。
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後は、量が多いのは、数日間に渡って食べればよいのではないかと考えました。
下手に新メニューを作るのは危険と判断した次第です。
今週早めに、頂いた数の子でおせち料理を作っていただこうと思っています。
数の子で思い出すのは子供の頃の話です。
私が子供の頃、そうですね、たぶん幼稚園より若い頃、なぜか数の子が大好きだったそうで、いつもカリカリ頂戴といって、周囲の大人たちを驚かせていたそうです。
なにしろ、当時は数の子は私の自宅の金銭レベルからすれば、大変な高級品だったらしく、この子を育てようとしたら、将来相当なお金がかかるのでは?と大人たちは笑いながら、実はびくびくしていたとのこと。
まだ幼稚園以下の子供から、カリカリ頂戴!と笑顔でお願いされたら、大人は断れないけど、お金が心配と言った状態だったそうです。
自分が大人になった現在は、その気持ちが良く分ります。
なぜ、幼稚園以下の私が、それほど数の子が好きだったのか今ではよく分らないのですが、数の子は、好き嫌いが大変多い食材ですし、本来は大人向けの食材です。
子供で数の子が大好きといた話は滅多に聞きませんし。
しかも、高級品になると一パックで数万円は当たり前の世界。
そんな高価な食材を、当時は大変貧乏だった私の両親は、必死で仕事をして、子供のために何とかして購入しようとしていた事を考えると、やはり、いろいろと考えさせられるものがあります。
4畳半の部屋で、家族で過ごしていた時間はもう返ってきませんが、今後の生き方の再定義をする際に、忘れていはいけない懐かしい思い出になります。
私にとって、数の子には、そのような特別な思い出があるのです。
ここ数年、余り仕事を積極的に行っていないので、いい加減で仕事を頑張らないといけないなと、再認識した日でした。
本日は差入れありがとうございました。
よろしくお願いいたします。