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こんばんわ。
ブログMiMiです。
本日もご依頼を受けたのですが、コンパクトデジタルカメラやデジタル一眼レフカメラを購入した際に、保護シートを貼って欲しいといったご依頼があります。
今回は、ニコンのデジタルカメラの液晶画面に貼り付けるご依頼です。
デジタルカメラ:Nikon COOLPIX P330 色はブラック
保護シート:Kenko スーパーハイグレード デジカメ用高性能保護フィルム 液晶プロテクター ニコン COOLPIX P330 P310専用
保護シートの名称はどう見ても長すぎるのですが、これが商品名ですので、ヨドバシカメラなどでご確認下さい。
保護シートとは、液晶画面のところに貼り付ける、透明のシートの事です。
今の30代の人なら誰でも知っているであろう、ポキールという、肛門のギョウチュウの卵を調べる、透明のシートをイメージしてもらえば分りやすいかもしれません。
ポキールを一度も使った事がない、30代の人は、日本人にはいないのではないかと思います。
小学生の頃に、学校からポキールを渡されて、朝、肛門に押し付けてから、学校に持っていた時の事を思い出してみると良いでしょう。
保護シートはポキールではありませんので、肛門に押し当てるなどのご利用をされないようにしてください。そのような際は自己責任で行なってください。私は一切の責任は取りません。
話はそれましたが、カメラ以外にも、iPhoneやiPodなどでも同様に、液晶画面の保護シートを張って欲しいといったご依頼も受けています。料金は無料ですが条件があります。
この保護シートですが、実はあまり安くありません。
というより、結構高い金額に設定されており、定価は1000円を超えるタイプのものが殆どになります。
特殊な形状の携帯電話用なら、数が殆ど売れないため、コストがかかるのは分るのですが、相当な数が売れている商品の液晶に貼り付けるものは、どうみてもボッタクリプライスといっても良いかもしれません。
そして、貼り付けに失敗したら、また同じものを買いなおす人も多いのです。
私が思うには、最初から液晶画面には、それなりに保護フィルムをメーカーが貼り付けておくべきではないかと思います。
なぜなら、日本人の性質上、液晶画面には、必ずといっていいほど、保護フィルムを貼り付けるからです。
コストの問題も分りますが、それでも、後で保護シートを購入してから、素人の方が必死になって、液晶画面に貼り付ける時間や手間を考えれば、どうせ値引きされる商品なのですから、それくらいの負担は問題ないと思います。
目次
液晶保護シートは、お風呂場で貼れば綺麗に貼れる?
液晶保護シートを貼る際には、お風呂場で貼れば、綺麗に貼れるからとよく言われますが、実際には、あまり綺麗に張る事は出来ません。
確かに、狭い部屋で、他の部屋よりも気密性が高く、湿気があるので、ホコリが少ない為、綺麗に貼れるといった事が言われるのですが、これは間違いです。
浴室は、基本的に室内の電気が暗い事が多く、素人の方が、その照明だけで、数ミリのずれも気になるくらいの液晶保護シートを貼る事は、大変難しいからです。
それに、浴室も、最近のマンションなどは、強力な空気換気システムがついている事が多く、24時間空気が循環しており、実際には他の部屋と対してホコリの量が変わらないこともあるといえます。
ただ、部屋全体が狭く、ホコリを舞い上がらせる要素が殆ど無い部屋ですので、適切な照明を用意したら、液晶保護シートを張る部屋としては、大変優れている事には変わりはありません。
一般的なデジタルカメラに貼り付ける液晶保護シート程度でしたら、室内の光量の強い照明が付いている、普通の部屋で貼り付けたほうが、良いと言えます。
何しろ、数秒から数十秒で終わる訳ですから。
液晶保護シートを綺麗に貼る為に必要なモノ。
デジタルカメラ本体、専用の液晶保護シート、白色のセロハンテープ、メガネを拭く布、ブロアだけです。
別に、デジタルカメラ本体と、専用の液晶保護シートだけでも構いませんが、ホコリが入った場合、指紋が付いた場合等は、白色のセロハンテープ等が必要になります。
ここで、ブロアという、普通の人は何のことやら分らないような、言葉が出てきますので、ご説明します。
ブロアとは、ゴム製の空気を吹き付けるもので、主に、デジタル一眼レフカメラのレンズや、センサーなどにホコリが付いた際に、そのホコリを除去する為に使うものです。
ガスを圧縮した、パソコンのホコリを除去するタイプの、ブロアでは、勢いが強すぎで、一眼レフカメラのセンサーやレンズが壊れてしまう為、手動で、空気を圧縮して噴き付ける道具になります。
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見た目は、浣腸器具のようなデザインですので、SMクラブなどのはまっている人や、そういった道具に見えることもあるかもしれません。
原理は同じものなので、形状が似ているのは仕方が無いと言えます。
白いセロハンテープとは?
普通のセロハンテープは透明の色をしていますが、白いセロハンテープは、その名の通り、白い色をしています。
ですから、一目みれば、直ぐに違いが分ります。
若干値段が高いのですが、この白いセロハンテープは、貼り付けた際に、より周囲に馴染む様になっており、ごく自然に見えるようになっています。
粘着力が、適度なバランスに調整されている為、液晶保護シートを貼り付ける際のホコリを除去するには、最適なセロハンテープになっていますので、購入しておく事をお勧めいたします。
本当に使いやすいです。
あとは、メガネを拭く際の布ですが、これは、一眼レフカメラのレンズを拭く際に使う、布と同じものです。それほどな高級品は必要なく、ダイソーで販売している100円の物で全く問題ありません。
私もダイソーで購入したものを使っていますが、一番やわらかいものを使っています。
必要なモノはこれだけです。
貼り付けを持ち込まれるものは、既に貼り付けているものばかり。
デジタルカメラの液晶画面に、液晶保護シートを貼り付けて欲しいと言うご依頼なのですが、実は、既にご依頼者の方が貼り付けているものばかりになります。
ご自分で貼り付けたのは良いのですが、シートがずれていたり、指紋が付いていたり、ホコリが大量に入っていたりする事が殆どですから、この状態から、綺麗に貼り付け直すといった、作業が必要になります。
まあ、ご自分で貼り付けて、綺麗に貼れるのであれば、私に依頼はしてこないでしょうから、あまり良くない状態のものが持ち込まれるのはいつもの事です。
ですから、液晶保護シートそのものが折れている等の、交換しないといけないような状態以外は、全て、一度はがしてから、再度貼り付けるといった行程で貼り付けを行ないます。
本日もそのパターンです。
位置もずれまくっていますし、ホコリも大量に張り付いていて、天然痘のようなムラが、液晶保護シートに出来てしまっているため、一度浮かしてから、白いセロハンテープで、丁寧にホコリを取り払っていきます。
ここで注意するのは、液晶保護シートの貼り付け面についているホコリは、ティッシュやメガネを拭く布等で、拭いてはいけません。
余計にホコリが大量につく事になり、パニックになってしまいますので、必ず、白いセロハンテープで、丁寧にホコリを除去していきます。
デジタルカメラの液晶にホコリがついている場合は、そちらも白いセロハンテープで除去を行ないます。
脂や汚れなどが付いている場合は、クロスで綺麗にふき取ってください。
液晶保護シートは、一度貼り付けてしまうと、簡単には浮かないようになっていますので、どうやって浮かすのかが分らない人が多いかもしれませんが、爪で軽く跳ねれば簡単に浮きますので、必要以上に強い力を入れるとか、金属などを使わないようにしてください。
デジタルカメラの液晶面に傷がつく場合があります。
そうやって、液晶保護シートの中の、四隅の中の一つを浮かすと、張替え作業が出来ます。
貼り付けに失敗した液晶保護シートの張替え作業。
液晶保護シートは、再度利用する為、貼り付けに失敗した、液晶保護シートを浮かす作業から始まります。
四隅の一つでも爪で浮かすと、後は簡単に、全てがはがれますが、全てをいきなり剥がしたりはしません。
四角形の半分くらいを浮かして、液晶保護シートの半分単位で位置を調整していきます。このやり方が、一番位置がぴったりきます。
それが終わると、張り付いていたほうの、残り半分の部分を浮かして、位置を調整していきます。
液晶画面よりも、若干小さくなっているのが、液晶保護シート共通の使用なのですが、この液晶画面の余白が、四隅全て一定の間隔で貼り付けれるかが重要になってきます。
そして位置合わせが終わってから、液晶保護シートの貼り付け面に大量についているであろう、ホコリの除去を行ないます。
こちらも一気にやらずに、先ほど、位置を調整した時のように、液晶保護シートの片側半分を浮かして、ホコリを確認しながら、白いセロハンテープで丁寧に除去を行ないます。
そして、それが終了すれば、反対側も同様に行い、ホコリを完全に除去してから、液晶保護シートを液晶画面に貼り付けます。
後は、ホコリやズレ等を確認してから、メガネを拭く布で、液晶保護シートの上から、中に溜まった空気を押し出すように、ゆっくりなぞりながら、拭いていきます。
これで、液晶保護シートの貼り付けは完了です。
お客様に確認してもらい、納得してもらったら、納品ですね。
よろしくお願いいたします。