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ブログMiMiです。

東京ディズニーランドをご存知でしょうか？

というより、知らない人のほうが珍しいのでは？というくらい有名な日本のテーマパークです。

東京ディズニーランド、東京ディズニーシーが開園後も、どんどん規模が大きくなってきており、最近では、これらの施設を全てまとめて、東京ディズニーリゾートと呼ばれています。

合わせて、東京ディズニーランドは「夢の国」であるともよく言われています。

今回は、東京ディズニーランドは、一体誰に対して夢の国なのかを考えて見ます。

そもそも、東京ディズニーランドを含めた、東京ディズニーリゾートは、東京都には一切存在しない事をご存知ですか？

意外に知らない人が多いのですが、東京ディズニーランドは実は東京都にはありません。

では、一体どこにあるのでしょうか？

答えは隣の千葉県です。

千葉県の浦安市に東京ディズニーランド、東京ディズニーシーを含む全ての東京ディズニーリゾートはあります。

浦安市といえば、東日本大震災で液状化の被害が最も大きかった地域ですから、記憶にある方も多いかと思います。

その千葉県浦安市に東京ディズニーランドはある訳です。

それではなぜ、住所が東京都でもないのに、東京ディズニーランドと言うのでしょうか？

答えは簡単で、千葉ディズニーランドと名前をつけるとかっこ悪いからです。

千葉県の方には申し訳ないのですが、事実としてかっこ悪くて恥ずかしい名前だから、人が来なくなってしまう。そして売り上げも上がらないといった状態になってしまいます。

かつて、ディズニーランドが建設された時に、名称を決める時には最初から東京ディズニーランドしかなかったのでしょう。

東京以外になると、日本そのものになりますが、日本ディズニーランドだと、日本のどこにあるのか分らなくなりますから、都道府県名をつけないといけない。

そうすると、東京以外に選択肢は無かったわけです。

これは、最初から当時の施設利用者が想像できないほどの、相当大規模な施設を建設する予定だった事を意味しますし、実際にディズニーランドは現在そのようになっています。

ちなみに、千葉県には東京ディズニーランド以外にも、名前に東京とついている施設が沢山あります。ご興味のある方は調べてみてください。

東京ドイツ村などは、笑ってしまうほどの場所にありますので、お時間があれば、一度いってみると良いでしょう。

いい加減、千葉県内に建設しているのであれば、名前に東京とつけるのは辞めた方がよいとは思いますが、そうはいきません。

千葉県や茨城県で、いつまでも東京バナナを売っていたらおかしい訳ですから、名前を変えて中身を替えないといった作戦を取ることが出来るお菓子と施設は全く異なるからです。

いまさらですが、どこに建設しても施設の名前に東京とつけるのであれば、別に福島第一原発、福島第二原発も、東京第一原発、東京第二原発と名前をつけていればよかったのかもしれません。

しかし、これを行ってしまうと、原発に付きまとうイメージは最悪ですので、東京のブランド価値が激減してイメージが悪くなってしまいますから、絶対にしないわけです。

原発はかつて絶対安全、絶対壊れない、ミサイルが何発当たっても大丈夫と義務教育の子供相手に洗脳教育を行ってきていましたが、どんなに洗脳を行っていても、原発が東京にあってはいけない事を理解している人が居るわけです。

完全に言っている事とやっている事が矛盾しているところがポイントです。

原子力発電や核処理施設の名前に東京とつけると、東京に原発施設があると世界規模で勘違いされる可能性があり、政府関係者や大企業の方々は大変困るわけです。

その負債を地方と無知な人たちに押し付けているんですね。

ですから、ディズニーランドと全く反対の行為である、施設の名前に東京を付けない行為を行っている施設の筆頭が原子力発電所になるわけです。

東京電力が運営している原発でも、福島県には東京原子力発電所といった名前の施設が出来なかった理由はこれです。

めんどくさいから、日本全国で、今後建設される原子力発電所や、大規模施設は、全て東京を含んだ名前にしてしまえばよいでしょう。

ですから、ディズニーランドは、オリエンタルランドの都合で、東京ディズニーランドと名乗って入るけれども、実は千葉県にある事を覚えて置いてください。

それだけ東京の名称がもたらすブランド力は桁違いという事です。

このディズニーランドですが、よく夢の国と言われています。

当然、これは消費者が自然に造っていったコピーではなく、運営会社のオリエンタルランドや、広告代理店等のディズニーランドから利益を得ている事業者側が言い始めたセールスコピーです。

その為、ディズニーランド＝夢の国が事実ではありません。

そこで、夢の国について考えますが、そもそも、ディズニーランドそのものが国ではありません。ただの電力で動いている人工的な娯楽施設です。

そこにミッキーマウス、くまさんなどのきぐるみを来た中の人が、現れて施設内をぶらぶらしているわけです。

このディズニーランドの施設内には、大量の施設やサービスがありますが、基本なものは以下の通りです。

飲食店、遊園地、きぐるみ、パレード。

信じられないかもしれませんが、実際にはたったこれだけです。中身も別にどこにでもあるような施設であり、サービスもありきたりの内容です。

ディズニーランドは、実際には地方の温泉旅館や寂れた商店街等と、全く同じ事を行っているだけです。

商店街にも飲食店はありますし、遊園地も薬局の前に１０円で乗れる遊具だってあります。きぐるみを着たキャラクターだって居ます。パレードだって行われます。

あの薬局の前の１０円で動く、子供用の遊具も立派な遊園地です。

基本的に寂れた商店街とディズニーランドにあるものは同じものですが、実際の結果は全く違っていますといますか、比較にすらなりません。

地方の商店街とディズニーランドの違いは何でしょうか？

その違いは、規模の違いです。しかも圧倒的に違います。

そもそも、浦安市は埋め立てられる前はその殆どが海でした。ですから、広大な土地を有効活用するにはディズニーランドのようなテーマパークのような施設が最も適していたわけです。

しかも、千葉県とはいえ浦安市ですから、海を挟んで東京都の直ぐ近くにありますから、都心からの利便性も高まります。

地方の商店街や温泉街が寂れても、ディズニーランドが全く寂れない理由は、地方の商店街や温泉街と違い、ディズニーランドは日本全体の商店街のようなものだからです。

要は集客力の圧倒的な違いです。

日本の人口、海外から訪れる観光客の人数は、その時々の変動があるにせよ、日本国内で分配される比率は必ず一定ですから、どこかに人が集ると、どこかに人が集らなくなります。

東京ディズニーランドに人が集るほど、地方の商店街や温泉旅館は人が集らなくなってしまっているということです。

人が集らないということは、お金も集らないということになります。

商店街、温泉街、テーマパークは他の商売と違い、自ら移動する事が出来ません。必ずその場所に来てもらう必要がありますので、来客者を呼び込めなければ、それは直接破綻を意味する事になります。

地方の商店街や温泉旅館のライバルは、イオンなどの大型スーパーや、温泉付きスパなど大型施設だけではないのですが、寂れてしまっている地方の経営者の方は、このあたりが分っていない方が多く見られます。

地元商店街や温泉街などで、いくら町おこしをいくらやっても、税金の無駄になってしまう原因は、その関係者が日本全体を見ていないからです。

全体とは、地方だけではなく、日本全体、世界全体で人やお金が流れているのですが、失敗する方はそれが全く見れていないため、何をやっても失敗しているわけです。

その為、人が来ないなら、中国人や韓国人を呼び集めるといった、安易な行動をとるわけですが、この行為は、今後日本人を呼べなくなる事である事すら分っていません。

瞬間的に中国人や韓国人が多く集り、利益が出たところで永続的なものではありません。それに比例して日本人はだんだん来なくなります。

ディズニーランドは、中国人や韓国人が一日数万人訪れても、日本人が来なくなる事はありませんが、地方の商店街や温泉街に中国人や韓国人が一日１００人訪れただけでも、日本人はもう来なくなるでしょう。

ディズニーランドと地方商店街、温泉街との根本的な違いですね。

このあたりもディズニーランドは大変よく考えて運営されています。

商店街や温泉街がディズニーランドのまねをして夢の国を名乗っても、誰も相手にしないどころか、ほぼ全ての人にバカにされてしまうことになります。

ですから、実は同じような事業を行っている地方の商店街や温泉街などが、決して使う事が出来ない、夢の国といったセールスコピーを自ら名乗り堂々と使える事になります。

ディズニーランドは夢の国と言ったセールスコピーは、相当な自信と実績がなければ、到底使う事が出来ないコピーであり、それを見たお客様も受け入れているといった事実もあります。

これは、夢の国をセールスコピーで使うには、必ずそれなりの成功者である事実が必要ということです。

しかし、ディズニーランドを運営するオリエンタルランドが成功者である事は分りましたが、セールスコピーが誰に対しての夢の国であるのかをディズニーランドは一切告知していません。

貴方にとって夢に国であるのか？それともオリエンタルランドにとっての夢の国であるのか？それとも千葉県知事にとってなのでしょうか？一体どうなっているのでしょうか？

続きはまた次回です。

よろしくお願いいたします。