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土用丑の日|ウナギが1匹2000円越えで絶望の日に!?

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こんばんわ。

ブログMiMiです。

 

本日、年に一度のイベントの日なのですが、それが何かと言えば、平賀源内さんが考案したとされている、土用丑の日なんですね。

実際に平賀源内さんという方にお会いしたことは当然ありませんので、この話が実話なのかどうかは書籍などに書かれている内容で判断するしかないのですが、別の人が考案した話を歴史的に改変したり捏造する理由も全く見当たらない為、多分話し的には間違っていないのではないでしょうか?

元々は、土用丑の日、いわゆる暑い夏の日にはウナギが売れない為、何とかしてウナギを得るようにできないか?と、相談されたことがきっかけで、土用丑の日というイベントを企画して、ウナギを食べましょう的な風習、いわゆるバレンタインデーのようなイベントを企画したようです。

暑い日にウナギが売れない理由はとても簡単で、夏場のウナギは脂が乗っていないので、食べてもあまり美味しくない為、売り上げが一気に下がる時期ですから、その時期に沢山余っているウナギを売りたいのは専門業者としては是非ともお願いしたい話ですからね。

ただし、江戸時代はそこらじゅうにウナギがいたのかもしれませんが、現在はあまりにも捕獲しすぎで、ウナギが絶滅危惧種になりそうな勢いであり、人工的な養殖も大変難しく、そんなことをしていたら、ウナギ1匹で10000円以上になる位の勢いですから、そうなると購入する人自体がいなくなります。

 

 

コンビニや牛丼屋でウナギを売るのはやりすぎ?

江戸時代の頃のように川に行けばウナギが沢山いて、夏場に売れなくてあまりまくっていた時代でしたら、土用丑の日を企画して、ウナギを皆さん食べましょう的なイベントを行うのは大変良い事なのかもしれませんが、現在は事情が異なっている事は誰しもが知るところになります。

実際に江戸時代にウナギが沢山いた現場を見る事は出来ませんけど、昭和の初期の時代でも今よりかは遥かにウナギが沢山いた訳ですから、更に古くて近代的な工業生産などがまだなかった江戸時代は更にウナギが沢山いたと判断しても特に問題はないかと思います。

それで、沢山ウナギがいて、売れなくて困っていた時代なら、土用丑の日を企画して理由をこじつけて売るのは別に良いのでしょうけど、現時点ではウナギは乱獲のし過ぎで、今後取れなくなるとも言われているくらい減少しています。

その状態でも、スーパーやコンビニ、牛丼屋などでは、毎年土用丑の日を企画して、どこに行ってもウナギを売っている光景が見られるのですけど、正直言って絶滅の恐れがあるウナギをそのように扱っている時点で、異常とも思える状態がずっと続いています。

 

 

利益の事しか考えない人と企画にのせられる人

実際、日本ウナギはシラスが殆ど取れなくなっている為、中国やアフリカなどでウナギを捕獲したり加工したりとか、いろいろ大手の商社などがやっているんですけど、そこまでして無理やり土用丑の日を企画する理由はあるのか?、と言った話ですよね。

実際、スーパーに行けば、1匹で2000を超えているウナギの蒲焼が普通に売られていて、予算1000円の場合は半分しかこ運輸する事が出来ないくらい値上がりしていて、かつての2倍以上の価格になっていますし、ウナギ専門店も価格は2倍近くに跳ね上がっています。

ウナギ専門店に関して言えば、一年中ウナギしか扱っていませんので、別に土用丑の日は確かに売り上げは一時的に上がるにせよ、大した問題ではないのでしょうけど、全く関係ないコンビニであるとか、牛丼屋でウナギの蒲焼を売る理由必要性自体が疑問です。

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結局は利益になれば良い考えだけで経営している人が多く、土用丑の日の本来の目的とは異なる状態になっている事に気がつかない消費者も多い為、このような状態になっているのでしょうけど、日本人はこの類の企画イベントに大変弱いので、ついつい購入する義務感が発生するのが辛いところです。

大体、消費者のモラルが高ければ、ウナギの現状を見るにして、いくら業者がステマとかを使ってウナギを売ろうとしても、誰も買わなければ自然と消えていく話なんですけど、買う人がいるから売る人が調子にのるのは覚せい剤の密輸と仕組み的には殆ど変わりません。

以前の2倍以上の価格になり、絶滅の恐れがったとしても、その状態で購入する人が一定数いる以上、今後も環境がよくなる事は殆どありません。

 

 

スーパーのウナギが高すぎて半額にもならない

そんな訳で、以前は土用丑の日になると、1匹1000円前後のウナギの蒲焼を購入して、フライパンでお酒で炙りなが温めて、食べていたのですが、最近では価格はウナギの2倍以上に跳ね上がっている為、土用丑の日に沢山ウナギが売られているからと言って、気軽に購入ができなくなっています。

まあ、不味いものを高額で購入しないといけないのはバレンタインデーと全く同じなんですけど、それでも価格が高すぎて購入するのを躊躇してしまいますし、以前のように気軽に半額にすらならなくなってきていますので、そろそろ専門店のみで扱う許可制にしたほうが良いと思えるくらいです。

ウナギの人工孵化と養殖が確立すれば、以前のように安くて大量のウナギが市場に出回るのでしょうけど、現在ではそう簡単にそれも出来ない現実がある訳ですから、やはりウナギを多くの人たちが土用丑の日には購入しないような対応をするようにしていくのが一番です。

スーパーで売られているウナギの蒲焼が以前よりも品質が落ちた状態にも関わらず、1匹で2000円を超えている時点でありえない話ですし、購入する気にすらなれませんので、すでに土用丑の日ではなくて、絶望の日になっている人は今後も増えそうな雰囲気です。

ただ、ナマズを養殖する水や餌を工夫して、ウナギと似たような風味に調理をして、土用丑の日に販売するような流れにもなっていますし、便乗して鶏肉の蒲焼とか、かまぼこの蒲焼とかも売られているのですが、現時点ではナマズの蒲焼位しか、完全な代替え品はありません。

 

 

価格が安くて味が変わらないナマズに期待?

現在、別に大手メディアを使った大々的な宣伝広告で、コンビニやファーストフードでウナギが大量に売られるようになる前から、土用丑のに日にはこっそりとウナギを楽しんでいた方にとっては、大変迷惑な状態、いわゆるウナギが高すぎで買えない絶望の日になってきています。

その中で、ナマズとウナギが加工次第、養殖の環境次第では似たような蒲焼になると気がついた人たちが、ナマズの養殖を始めて、それが世の中に出てくるようになってきていますから、味が対して変わらないのであれば、養殖が容易で成長の早いナマズを大々的に扱えば良いだけの話です。

現時点では、ナマズの蒲焼は試験的にごく一部で扱われている感じなのですけど、大手メディアなどが一斉に、土用丑の日はナマズを食べる理由をこじつけていき、ウナギの資源回復が進んでいくようになれば、また以前のように1匹1000円前後でウナギを購入できる日が来るかもしれません。

ですから、なるべくウナギは専門店以外では購入しないとか、消費者側が味が同じなんだったら、ナマズのほうがメリットがあるとか、そう言った流れになってくれば、今の異常な状態から回復できるのでは?、と言った感じで今年の丑の日が終了していきました。

結局、私はウナギは高すぎるので購入していませんし、ナマズも購入していないのですが、あえてイメージや企画に踊らされず、カレーライスでも食べているのが一番良いのかもしれませんね。

よろしくお願いします。


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