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てるみくらぶの破綻で理解する簡単マーケティング講座

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こんばんわ。

ブログMiMiです。

 

今日はなんとか天候が良くなりましたので、一応平日だったんですけど、そろそろ一気に満開になりそうな桜の木の下で多くの人が集まってワイワイ楽しんでいたので、ああいう光景を見ていると、こちらも通りすがるだけでも心地よくなるものですが、週末の土日の天気が良ければ相当な人がビール片手に集まってきそうですね。

桜の開花状況なんですけど、全体的に少しずつ開花を始めていて、先週は蕾だった部分もピンク色になって今にも開花をする寸前になっていますから、先週末くらいから急激に冷え込んで天候が悪化していなければ、既にもう桜の花は開花していたのかもしれませんけど、まあ、今週末から花見ができるのであれば良しとしておきましょう。

 

 

てるみくらぶは何故破綻したのか?

そんな感じで春の予感満載なんですけど、ネットのニュースではてるみくらぶっていう旅行会社が破綻した件で最近やたら盛り上がっているらしくて、破産手続きを開始したとのヤフーのニュースには相当な人がコメントをしていたんですけど、この会社に限らず格安サービスを売りにしている中小企業には普段から注意しておいたほうが無難です。

私はてるみくらぶのことは全く知りませんので、あくまで一般論的な話になりますけど、どの分野の企業であってもこれに該当しますので、知っておいて損はありません。

その理由としては、マーケティングの話になるんですけど、どのような分野であってもその業界のナンバー1とナンバー2は大企業が独占しているのが普通であり、そこに新規で参入した中小零細企業が生き残りをかけて戦っていくためには、トップの企業と同じようなサービス展開をしていてはあっという間に淘汰されてしまうのは当然の話しです。

よって、大企業がトップを独占している業界に後発で入っていく場合は、必ずニッチ系を狙い、品質がよく他の企業では真似ができないサービスを展開していくのが基本中の基本であり、大企業と同じ分野で正面から戦う場合は、完全に消耗戦になりますので、最初から勝ち目のない戦いになるのは当然の話になりますからね。

 

 

中小零細後発組が狙うのはニッチのみ

ニッチ系というのは、確かにそこに需要が有り、単価の高い顧客そうも沢山いるんですけど、大企業では容易に入ってこれないセキュリティーホールになっている部分がどのような業界でも必ず存在しているため、この穴を見つけてることが出来るかどうか、抑えることが出来るかどうかが成功の鍵になっています。

てるみくらぶがどのような営業をしていたのか知りませんけど、格安のみを売りにしている時点で、旅行業界の大企業が行っている商品やサービスと真っ向から対応しており、ニッチと呼ばれている単価が高くても大企業が入ってこれない分野で勝負をしてこなかった事をそのまま示している訳ですから、まあ今回の結果は時間の問題といった話です。

では、何故?、大企業が独占をしている分野に真っ向から対決を望んではいけないのかと言えば、この理由もとても簡単であり、大企業が独占している分野で同じような商品、同じようなサービスで品質をあげて戦いを挑んでも、簡単に同じのものをコピーされてしまって、更には価格も下げて大量生産の物量攻撃をしてくるからです。

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大企業どうして消耗戦をさせてニッチを制する

その為、大企業が独占している消耗戦になるナンバー1とナンバー2の分野では、大企業どうして戦わせておき、勝手に消耗戦をさせつつ、自分はニッチの分野で成功収めてから、体力と実績をつけてから、アサヒビールのスーパードライのように一気に超超決戦に挑むような流れにしないと絶対に勝てないからです。

但、この方法を実現するには優秀な経営者と優秀な人材が必ず必要になってくるため、それに該当しない中小零細企業の場合は、当然ながらニッチを攻めることが出来ませんので、何を考えているのか知りませんけど、大企業が戦っているナンバー1とナンバー2の分野に殴り込みをかけることになるのです・・・。

何度も言いますけど、私はてるみくらぶのことはよく知りませんので、とある根拠が有り、あくまでマーケティングの一般論で説明しているだけなのですけど、多分、てるみくらぶもこんな感じで普段から破綻しかない位の経営していたのではないでしょうか?

その根拠というのもとてもシンプルな話なんですけど、大企業が独占している分野に戦いを挑んだ場合、計画性のない中小零細企業ができることと言えば、マーケティングでは絶対にやってはいけないとされている、価格を下げる事をするしかなくて、多分、てるみくらぶもこの方法を使っていたいのではないでしょうか

 

 

価格を下げればどんな商品でも売れるのです

どのような売れない商品であっても、価格を下げれば売れる話はマーケティングでは当たり前の話なんですけど、これはやってはいけないタブーのようなものですから、大企業相手に価格を下げて安さだけを売りにしているような企業は、必ず見えない部分に歪みが発生していて、後はそれがいつ破綻するかになるだけの話です。

この歪に関しては冷静に物事を判断できる人であれば、企業側の公開しているサービス内容と価格が一致していないため、どこかを必ず手抜きしているか、採算度外視でやっているかなどを容易に判断できるんですけど、商品やサービスの価格しか見ない人の場合は、安さだけしか見ていないので、毎回ババを引く人が出てきます。

そもそもですけど、中小零細企業が大企業と同じ分野で価格を下げて商品やサービスを同じ品質で提供できる理由はありませんので、そのような企業の商品やサービスがあれば疑ってかかるのが普通ですし、最初から大企業などのしっかりしたサービスと比較するべきですし、大企業よりあからさまに安い時点でおかしいのです。

その証拠としては、分野とか業種にかかわらず、現在でも営業成績が良い中小零細企業等は、ほかが真似ができないようなこだわりを持っているニッチ層を常に顧客として相手にしており、その結果、着々と事業規模を成長させながら、いつの日かトップを取れるように成長していっているわけです。

価格しか見ていない人は、どの分野でもババを引くことになりますし、株で損をするのも大抵はそういった人たちになりますから、安さの理由を考えるようにしておくと便利です。

よろしくお願いいたします。


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