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土用丑の日の実態は鰻を売るイベントではなく中国食品フェア

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こんばんわ。

ブログMiMiです。

 

本日7月25日は土用丑の日らしくて、都内のスーパーに行けば、売り場に鰻コーナーが用意されていて、コンビニやミニスーパー、すき家等でも鰻のセール販売を行っていましたし、すき家の前を通ると店員の女性が浴衣の服装で必死になって営業していたんですが、殆どの人がスルーしているのを見るとそろそろ止めたほうが良い気がしました。

それで、気になったので都内のスーパーやコンビニの昼と晩方の鰻コーナーの売り場を確認してみることにしたんですが、中国産のウナギが相変わらず圧倒的に陳列されていて、結論から言えばとても高額な中国産のウナギが並べられた中国食品フェアが土用丑の日になっているとしか思えないんですけど、なんか本末転倒になっている気がします。

土用丑の日って本来は江戸時代の夏場にウナギが売れなくて困っていた商売人が、平賀源内に相談をして土用丑の日はウナギを食べるって風習が江戸から一気に広まったらしいんですが、それが数百年後には確かにウナギであるんですけど、旬ではない一年で一番美味しくないウナギであり、中国産の食品を大量に高値で売りさばく日になっています。

 

 

土用丑の日が中国食品フェアになっている現状に疑問

平賀源内もまさか、数百年後に当時の日本の江戸でウナギが売れないから土曜丑の日を作ったのに、鰻が売れないとかそういう問題ではなくて、土用丑の日を利用して中国産やインドネシア産のウナギをボッタクリ価格で販売して金儲けをしようとする企業が沢山出てくるとは思っていなかったでしょうし、ニホンウナギは絶滅危惧種になっています。

このような状態ですから、土用丑の日の意味合いが全く変わってきている現状を見るにして、あえて中国産のウナギを購入する必要性もありませんので、営利目的の企業が乱獲に拍車をかけてしまったため、ニホンウナギが乱獲で絶滅寸前まで追い込まれているわけですから、土用丑の日は既にその意味すらなくなっているとしか思えません。

土用丑の日って、日本のウナギが売れないから、一年で一番脂の乗っていない夏のウナギを売るために始めたイベントなのに、そのニホンウナギが乱獲されすぎて取れなくなってしまって価格が高騰してしまっている状態なわけですから、天然のニホンウナギの個体数が回復するまで自主規制をするとかした方が良いような気がします。

 

 

土用丑の日のウナギが大量に売れ残っているのを確認

そんなわけなので、土用丑の日に大量に売られているウナギを見てもスルーするようない人が増えてくると良いのでは?と思って、スーパーでウナギコーナーのブースを確認してみたんですが、マルエツではウナギ、ウナギーって変な歌まで作って、ウナギコーナーで永遠とその歌が流れていましたので、なんかちょっと引いてしまいました。

ウナギが高すぎるって理由もあるんでしょうけど、イオンでもマネキンの人が昼から夜の9時くらいまでウナギの試食をしながら、鰻を買って下さいと大声で叫んでいたんですが、殆どの人が鰻を買うことなく、その近くに陳列されている半額セールの惣菜ばかりを購入してたので、土用丑の日に鰻を買う人って相当減っているんじゃないでしょうか?

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イオンでは鰻の手巻きも沢山陳列されていたんですが、その横にある半額の手巻き寿司と稲荷寿司にたくさんの人だかりができていて、よくある鰻の手巻き寿司コーナーは殆どが売れ残っていて、半額シールが貼られていても殆どの人がスルーをしていたので、やはり値段が高すぎることと殆ど人が土用丑の日に関心がないのかもしれませんね。

 

 

大量廃棄される食品イベントはそろそろ辞めて欲しい

土用丑の日も本来のウナギが取れすぎても旬ではないので脂が乗ってなくて美味しくないから、なんとかしてウナギを売るために始めたイベントだと思うんですが、そのウナギが乱獲で取れなくなってしまい絶滅保護種になってしまったわけですから、だったら一旦辞めれば良いものを海外のウナギを大量に売り始めるスーパーや業者は駄目ですね。

商売だから利益になることをやるのは分かるんですけど、日本人が食べたいのはニホンウナギの美味しい蒲焼きであり、中国産の美味しくないウナギを高い金額で買いたいわけではありませんので、消費者と営利目的の業者の意識がズレまくっている気がしますし、ニホンウナギは高すぎて普通の人では手が出ませんので、やはりスルーが正解です。

恵方巻きもそうなんですが、商売目的で何でもかんでも本来のイベントの意図とは異なるイベントを色々な業者がやりはじめて、消費者を無視してボッタクリ価格で販売したり、海外産の美味しくない食品を使って美味しくもない食品を大々的に発売しても、消費者が半額でも購入しないと多分、大量廃棄されてごみになるだけですからね。

 

 

土用丑の日はうなぎ専門店がニホンウナギを売る日です

スーパーも態々専用ブースを作って、そこで土用丑の日と言った中国食品フェアをやるのではなくて、スーパーやファーストフード等では普段通りの扱いにしておき、土用丑の日はうなぎ専門店がニホンウナギを使って芸樹的なうな重を、日本人や日本文化を愛する外国人観光客の人に振る舞う本来の土用丑の日にしていただきたいものです。

イオンとかの大型スーパーって、見た目は大変良い企業に見えるかもしれませんが、下請けや取引先に対して相当無茶苦悩要求をする事がおおくて、そのわりには担当者が素人同様で一番知識も才能もないって話は、バイヤーの中でも有名なんですけど、そんな人達が集まってしまうと売れない消費者を無視したイベントになるのは当然かもしれません。

江戸時代から土用丑の日の企画とは全く異なる土用丑の日になってしまった今日このごろなんですけど、日本の文化を将来に渡って大事にしていくなら、今一度、中国食品フェアで変なウナギを食べるイベントではなくて、美味しい天然のニホンウナギをうなぎ専門店で親し人たちと美味しいお茶を飲みながら楽しむ日にしていただきたいものですね。

スーパーでもコンビニでも大量のウナギや惣菜が売れ残っていましたが、あれって結局生ゴミとして処理されそうなので、土用丑の日は生ゴミの日でも良いのかもしれませんね。

よろしくお願いします。


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