スポンサードリンク
こんばんわ。
ブログMiMiです。
本日も、また中央区の晴海埠頭に日本最大の豪華客船「飛鳥2」が係留していました。
20代のクライアントから「デカ過ぎワロタ!」のメールがまた来たので、例の晴海にまた巨大な船が来ているのか?と思って晴海埠頭を見てみたのですが、なんと「飛鳥2」でした。
「飛鳥2」は先週の土曜日にも晴海埠頭で見たばかりですから、また係留していたので気になって「飛鳥2」の公式サイトを見てみると、丁度本日、小笠原ツアーから東京に戻ってきたみたいで、暫く晴海埠頭に係留後に、またすぐ日本一周のツアーに出るようです。
東京と小笠原諸島を結ぶ交通機関としては唯一「おがさわら丸」という6000トン位だったかな?このような船があるのですが、外洋では揺れが激しい事も多く、室内の装備も極めて庶民的ですから、長旅を満喫できるような船ではありません。
ですから、「飛鳥2」位の5万トンを超える大きさの船であれば、外洋でも極めて安定した移動が出来ますし、船内装備も豪華ですから、楽しく移動が出来そうですね。
※信じられないかもしれませんが、小笠原諸島も東京都の一部ですから、車は品川ナンバーです。
このスケジュールだと、「飛鳥2」にずっと搭乗していたら、勝手にあちこちに行ってくれるので、こういった環境で仕事をすれば本当に楽しいでしょう。
ますます、船の上で生活をしながら、興味のある仕事をする事に関心が出てきましたが、いまいち乗る気がない部分もありますから、どうなる事やらです。
ちなみに、晴海の直ぐ近くのタワーマンション「東京タワーズ」からは東京湾側の眺望の部屋であれば、晴海埠頭に係留中の飛鳥2が目の前に見える形になりますので、別に室内からでも「飛鳥2」を確認する事が出来ます。
クライアントは、まあこの辺りに住んでいるので「デカ過ぎワロタ!」の状態が直に室内から確認できる訳ですね。
勘違いされている方もいるかもしれませんが、58階建ての東京タワーズは、確かに巨大ですけど、実は庶民的なタワーマンションに分類されますから特別高級な物件ではありません。
それでも地方の物件と比較するとそれなりのコストが必要になりますので、20代でこの辺りに住んでいる時点で、それなりの収入があるという事ですからたいしたものだと思います。
東京タワーズの致命的な欠点は、直線距離では極めて都心の物件に見えても、車での移動がとても面倒な事、公共機関の交通の便が良くない事、駐車場の数が全く足りていない事です。
私も、車で東京タワーズの辺りにクライアントの送迎にいく際には、距離的には近くても、時間が相当かかったり信号にやたら引っかかるのでイライラしています。
尚、「東京タワー」と「東京タワーズ」は全く関係ありませんので、ご注意ください。
さて、本日のブログの内容ですが、安くて優秀な弁護士を紹介して欲しいといった相談についてのお話しになります。
では早速いきましょう。
だが断る!の意味について
つい先月の話になるのですが、「シュタインズゲート」という未来人ネタのアドベンチャーゲームをクライアントから渡されて、イヤイヤやっていた時の話です。
このゲームの開発元はエロゲーを制作している所でしたので、いつものくだらない話を延々と繰り返すだけかと思っていましたし、とにかく最初の10時間くらいまでは、ゲーム機を投げ捨てようと思うくらい酷い内容だったのですが、最後の方から話だけは面白くなりました。
既にアニメ化もされていますから、普通の人はゲームではなくてアニメの方を見た方が、余計な話もカットされていますので時間的にも良いかと思います。
「シュタインズゲート」はゲームと言っても、勝手に話が進んでいくので、実際には閲覧に30時間以上掛かる、極めて高度な声優さんの音声付きの紙芝居だと思って頂いた方が手っ取り早いです。
こちらのゲーム中の会話の中で「だが断る!」といった話が結構出てくるのですが、これが現実社会においても一部の人の間でブームのようになっているようです。
ブームというよりも、一部の人が好んで使うネタ系かな?
元々は、ジョジョの奇妙な冒険という漫画のネタ話なのですが、誰かがどこかで一度でも使い始めたら一気に広がっていく感じでしょうか?
とりあえず、「だが断る!」というのは、強い意志を持ってお断りをする際に使う類いの言葉だと思って頂いて問題はありませんが、漫画ネタなので日常的な会話の中で使う事は先ずないかと思われます。
今まで、だが断る!といった会話をしている人を一度も見た事がありませんが、それを踏まえて、今回のブログをご覧になってください。
安くて優秀な弁護士を紹介して欲しい相談
結構頂く相談の一つが、自分の身近な弁護士さんでは「まともな弁護士さん」がいないから、貴方の知り合いの優秀な弁護士さんを紹介して欲しいといったご相談です。
こういった相談のおっしゃっている意味はよく分かるのですが、既にこの時点で矛盾している事に気がついていない方が殆どのようです。
安くて優秀な弁護士さん・・・・というのは、自分の都合を自分が決めた金額で受けてくれる弁護士さんであり、その結果は100%自分が希望するものでなければいけない。
簡単に誰にでも分かるように表現をすると、このような弁護士さんの事を紹介してくれと平然と言ってきている訳ですね。
また、こういった相談をしてくる方の殆どが、ご自分が抱えている問題自体を正しく理解していない事が殆どですから、それも含めてすべてを弁護士さんに丸投げして完璧な結果を返してもらって当たり前であると言った感じの人も普通にいます。
この、他人のややこしい問題を完全丸投げて引き受けてくれて、完璧な結果で返そうと思ったら、それはとんでもないコストが掛かる事が普通です。
別に、クライアントの立場であれば、どのような条件を提示しても良いのですが、それを引き受けてくれる人がいるかどうかについては、全くの別問題になりますが、需要と供給が一致しなければ、買い手も売り手も繋がる事はありません。
暴落して上場廃止寸前の、かつてのライブドア末期の株を一株1億円で買ってくれる人を探してくださいと相談されても、無理な話ですし、それは一緒に詐欺をしませんか?と相談されてもおかしくないレベルの話になりますので、この時点で関わってはいけない相手と判断するのが正しい対応になります。
はっきり言えば、安くて優秀な弁護士さんを紹介してくれと言っている人に紹介する弁護士さん等はこの世に一人たりとも存在しません。
こういった相談に対しては、「だが断る!」といった対応しか出来ない訳なのですが、流石に「だが断る!」といったメールを送信するのは一般常識に外れますから、「お問い合わせ頂いたご相談については対応できません」といった感じで、丁寧に断るようにしています。
まあ、今直ぐ安くて優秀な弁護士さんを紹介しないと貴方を訴えますとか、ヤクザを使って暗殺しますよ!といった感じの連絡をしてくる、あまりに常識の無い頭の弱い相手であると判断したら、そのまま無視するか警察に届け出るようにしていますけど、これも妥当な対応です。
スポンサードリンク
優秀な弁護士さんを紹介するくらい良いのでは?であったり、貴方はケチですか?といった考えを持つ人もいるかもしれませんので、こちらの理由についてご説明していきます。
なぜ、安くて優秀な弁護士さんを困っている人に紹介しないのか?
別に他人が困っていても関係ないから紹介する必要が無いでは、ここで話が終わってしまいますから、もっと具体的に書いていきます。
困っている人がいたら貴方は必ず助けるべきだ!と思った方は、投資で大損をして困っている世の中の沢山の人達に、全財産を渡して助けてあげる活動を是非されてみてください。
クライアントである契約者が困っている場合は、当然それに見合った対応をしていますが、それ以外の関係ない人には関わる理由は無いのです。
それでは、人に人を紹介をする行為について少し考えてみましょう。
紹介される側としては、紹介してくる人の信頼度によって、安心して紹介者を受けれるような環境が一番好ましいと言えます。
例えば、私から紹介されたクライアントは、弁護士さんから見て大変好ましいクライアントであり、是非今後も断続して紹介して欲しいといった連絡をもらえるのであれば、私も積極的な紹介を行います。
この条件に見合っているクライアントというのは、弁護士さんからの請求に対して問題なく支払える経済力がある人であり、ある程度頭の回転の速い人であり、人間性に問題の無い人でなければいけません。
クライアントの抱えている問題が難しい等に関しては、全く気にする必要は無くて、その部分は全て私が処理を行いますから、どうでも良い事です。
ですから、私経由でクライアントを弁護士さんに紹介する際には、クライアントも弁護士さんも余計な手間ひまが掛からない状態にして、出来る限りスムーズに処理が出来るように段取りを行います。
当然の話ですね。
弁護士さんの立場からすれば、請求しても安心できる相手であり、弁護士としての本業に専念できて、書類も完璧に揃っている案件であれば、断る理由がありません。
これこそが、トラブルを抱えた質の悪いクライアントに悩まされ続けている、多くの弁護士さんが望む最も依頼して欲しいクライアントそのものですからね。
この状態でなければ、私が弁護士さんにクライアントを紹介するメリットが全くありませんし、弁護士さんから見ても私からクライアント紹介されるメリットが全くありません。
私が紹介するクライアントは、過剰な要求を繰り返して、金銭の支払いもせずに、弁護士さんとトラブルばかり起こすようであるなら、その後は弁護士さんからは、私からの紹介は全てお断りします!と言った状態になってしまいますし、そうなると、無能なクライアントのせいで私の信用も無くしてしまう事になってしまいます。
質の悪いクライアントを紹介する事によって、弁護士さんからその後全ての案件を「だが断る!」で対応されてしまう状態を作る事はあり得ませんからね。
常にデメリットしかもたらさない相手というのが、安易に安くて優秀な弁護士さんを紹介してくれと連絡をしてくる人ですから、紹介する理由そのものが全く無い以上に、絶対に関わってはいけない相手であるという話です。だから常に「だが断る!」という話。
基本的な話ですが、当たり前のように、安くて優秀な弁護士さんを求めている時点で、根本的に考え方のおかしい人ですからね。
スーパーの半額のお惣菜ではありませんから、優秀な弁護士さんというのは、その性質上常に売り手市場になりますから、早い話が、優秀な人である程、別に仕事に困っている訳ではありませんので、意味の分からない相手とは最初から関わらないようにしているのが普通です。
売り手市場の相手に対して、最高の品質を安さを一方的に求める相手は、どこの世界に行っても誰からも相手にされませんし、相手にしてくれるのは詐欺師か、無能な弁護士さんが関の山です。
ご自分で、何が起こっているかを正確にプレゼンテーション出来ない時点で、優秀で完璧で安く受けてくれる相手を捜すような行為に疑問を持つべきです。
優秀な弁護士さんに依頼するにはどうすれば良いのでしょうか?
安くて優秀な弁護士さん等は存在するものではありませんが、紹介する人によってはその条件に一致する弁護士さんもいない訳ではありません。
ただし、安くて優秀な弁護士さんを求めている人が、そういった弁護士さんにたどり着く可能性は、そもそも存在していない訳ですから、最初から0%になります。
ですから、安いといったクライアントの都合を外して、優秀な弁護士さんに依頼するであれば、それなりに選択肢が広がる事になります。
この場合の条件は、資金が無制限に使える状態にある人になると思いますが、そういった人は現実には殆ど存在しません。
かといって、優秀な弁護士さんを紹介してくれと言われても、私も一切紹介する事もありませんし、ご自身でそのような行動をとっていても、いつまでも答えにたどりつく事もありません。
資金が無制限に使える人以外は、もはやなす術が無いの?といった感覚になるかもしれませんが、方法が無い訳ではありません。
その方法というのは、それほど難しい訳ではなくて、弁護士さんに要求する負担を軽くするといった業務を行うだけで大丈夫です。
これを実現すると、優秀の定義がより広いものになり、それに比例して弁護士さんのハードルが一斉に下がる事になりますから、これまで対象から外れていたご希望に該当する弁護士さんが視界の中に入ってくる事になります。
もっと極端に言えば、弁護士さんの負担を極限まで軽くする業務を行えば、日本語が話せる弁護士さんですら優秀な弁護士さんとして委任契約を行う事すら可能になります。
優秀と言った言葉一つにしても、それに関わる人でその意味が全く変わってきますし、普通の弁護士さんであっても、優秀な弁護士さんになってもらうには、クライアント次第という話です。
結局は、弁護士さんでトラブルを起こしているのは、その殆どがクライアント側の問題であり、それを解決していけば、何ら問題の無い話になるだけですが、これが出来ていない人があまりにも多いですし、なぜか全て弁護士さんが悪いといった主張になっている事が多いですね。
まあ、そんな人は、弁護士さんだけでなくて、世の中のまともな人からは誰にも相手にされませんので、どうでも良いんですけどね。
基本的な話として、優秀な人を求めるのであれば、まずは、ご自身が他人から優秀と言われる人になってみてはいかがでしょうか?
別に優秀になれなくても、最低限ご自分の周囲で起こっている事位は理解できるようにしておかないと、単なる頭の弱い人としか見られませんので、ご自身が困る事になります。
それが出来ないのであれば、沢山お金を稼いで、いくらでも弁護士さんにお金を支払える人になる事でしょうけど、この時点で既に優秀な人になっている訳ですから、いずれにせよご自身の問題を他人の能力のせいにしているようでは、先は無いという事です。
本日は、優秀な弁護士さんを安く紹介して欲しい、だが断る!と言ったご相談の話でした。
よろしくお願いします。