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ヒメタニシの飼育方法|短期間で巨大化させる飼育環境とは?

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こんばんわ。

ブログMiMiです。

本日は、ヒメタニシの飼育方法について、ご説明したいと思います。

また、短期間で巨大化した環境についても、合わせてご説明いたします。

ヒメタニシってなんだ?といった方もいるかもしれませんが、その名のとおり、タニシのことです。

タニシとは、日本の河川に生息する、巻貝の仲間で、その中の一種がヒメタニシになります。

色は黒系の色で、サザエが丸くなって、サイズが小さくなったよう名デザインの貝ですから、子供のころに一度は見たことがあるかもしれませんね。

日本の河川でしたら、たいていの場所には生息している貝です。

ちなみに、私がヒメタニシの飼育を始めたのは、今年の夏からですので、長期間にわたって、ヒメタニシの飼育をしてきているわけではありません。

そのため、長期的な飼育を想定した場合は、まったく結果が異なる場合もあるかもしれませんので、こちらはご了承ください。

都心では、ヒメタニシを捕まえようにも、簡単に捕獲が出来ませんので、チャームさんで、メダカとセットの商品を購入しました。

 

ヒメタニシの飼育について。

今回、飼育を始めたヒメタニシは、別にビジネス目的ではありません。

ヒメタニシはミナミヌマエビと違い、金銭に換金できる方法が現時点では考え付かないため、単純にタンクメイトとしての飼育です。

知らない人も多いのですが、ピンクラムズホーン等と違い、ヒメタニシは卵を一切産みません。

ピンクラムズホーン等は、環境により、大量の卵を産みつけて、爆発的に固体が増殖します。

その状態で、えさになるものを大量に投入していると、凄まじい勢いで、ピンクラムズホーンは成長していき、最終的には水槽のろ過環境を破壊します。

結果的に、水槽の中の生態は全滅かそれに近い状態になるのですが、これはよほど飼育に問題がある場合のみです。

普通に飼育していると、小さい子供のピンクラムズホーンは、確かに大増殖するのですが、殆どが大人になる前に死んでいきます。

そして、水槽の環境に合わせた個体数になるように、自然に調整されていきます。よく出来ているシステムです。

ただ、ピンクラムズホーンは、邪魔になった際に、卵をたくさん産むことや、小さな固体が相当な数生まれるため、駆除が結構疲れます。

それに引き換え、ヒメタニシは、卵を一切産まない事や、爆発的に増えるようなこともない為、ピンクラムズホーンに変わる貝として、今年から導入しました。

簡単に言えば、ピンクラムズホーンのリストラです。そろそろ、邪魔になってきたんです。

某東京の国立大学の教授から、無料でもらったピンクラムズホーンですが、立った一匹から、相当な数が増えました。

その中で、貝殻が透明でよりピンクの固体のみを残して、後は選別処分してきましたが、やはり、卵をあちこちに産みつけるのは気になるので、リストラです。

ヒメタニシはどうやって子供を生んでいるのか?

卵を一切産まない貝がいるなんてありえない?という方もいるかもしれませんが、ヒメタニシの産卵シーンを見れば、納得すると思います。

それでは、ヒメタニシはいったいどうやって、子供を生んでいるのでしょうか?オスとメスはどうなっているのでしょうか?

ヒメタニシは、実は親と同じ形をしたまま、親の貝から直接、生まれてきます。人間が子供を生むような感じですね。

そのため、ヒメタニシに出産シーンを見ると、大きなヒメタニシが、小さいヒメタニシを振り回しているような感じになります。

最初は、喧嘩をしているのか?と思うくらいですが、実は出産シーンだったと言うような状態ですから、興味のある方は一度見てみてください。

オスとメスの違いはヒメタニシの場合は簡単に判別できます。判別方法はここでは書きませんので、各自で調べてみてください。

一度、交尾をすると、メスはオスの精子を体内に長期間保存できるようで、メスだけいれば、勝手に数が増えていることもよくあります。

そのため、ヒメタニシはメスがいないと、個体数は増えないと思います。こういった生体特有の性転換をするかもしれませんが、私は知りません。

繁殖はいたって簡単です。特別な飼育法は必要なく、オスとメスを水槽に入れておくだけです。

 

ヒメタニシの飼育環境について。

私が今年の夏から飼育を始めた、ヒメタニシの飼育環境についてご説明します。

いろいろな環境で飼育をしてみたのですが、まったく駄目だった環境は、室内水槽で、照明の照射時間は長いのですが、暗めの水槽です。

砂利は大磯の底面ろ過になります。

この水槽では、投入したタニシが、殆ど死んでしまっていました。ピンクラムズホーンはいたって普通です。

ヒメタニシのみが、死んでしまったり、貝殻を閉じてまったく動かなくなってしまった水槽です。

普通にヒメタニシが生息できたのは、室内水槽でも、照明が明るい水槽でした。砂利は同じく大磯です。

こちらの水槽のヒメタニシは、貝殻を閉じることなく、普通に生息していますし、子供も成長しており、一匹も死んでいません。

この結果からすると、ヒメタニシにとって、室内飼育の場合は、強い照明を照射するのは、命に関わるような気がします。

照明の照射時間ではなく、照明の強さで、ヒメタニシの生存率がまったく変わっていますので、やはり何らかの関係はあるのではないかと思います。

何しろ、暗い照明の水槽のヒメタニシは、大人も子供も次から次へと全滅してしまったわけですから。

照明が強くないと、ヒメタニシが、生きられない理由は、恐らくは餌ではないかと思います。

相当な量の餌を食べるのがヒメタニシですので、照明が弱いと、水槽内にコケが出来にくく、餌がなくなってしまって、餓死しているのでは?と思いました。

恐らくは、強い光がないと、水草のように生長出来ないなどではないとは思いますが、こちらも多少は関係しているのかもしれません。

ヒメタニシの飼育をする方は、弱い照明ではなく、普通か、強めの照明を使ってください。

60センチ規格水槽用の照明であれば、20W×2本の、標準セットの照明であれば問題ありません。逆に一灯の照明では、ヒメタニシによくないかと思います。

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屋外でのヒメタニシの飼育環境について。

室内と違い、屋外では太陽の強烈な光がある為、殆どの生体が成長スピードが速く、健康に育っています。

太陽は偉大なのです。

屋外の水槽は、室内と違い、発泡スチロールの水槽が多くなり、後はガラスとアクリル、プラスチックなどです。

砂利は、大磯やベアタンク、赤玉土、荒木田土などです。

大磯は、屋外水槽でも、底面ろ過をセットしていますし、水作の投げ込み式のろ過も投入しています。

やはり、屋外では発泡スチロール水槽が、最もよいですね。

水温の変化を抑える効果がある為、一年を通して、水が安定するようです。あと、上以外が透明ではありませんので、生体も落ち着くのかもしれません。

赤玉土とか、大磯、ベアタンクで飼育していたヒメタニシは、死んでしまった個体もあったり、冬眠状態になりまったく動かなくなった固体もあります。

成長スピードも、室内と大して変わりませんので、太陽の光でヒメタニシが劇的に変わることはあまりないのかもしれません。

その中で、唯一、他とまったく違う状態になった環境があります。

それは、荒木田土を底面にびっしりと敷き詰めたガラス水槽です。

この水槽に投入したヒメタニシは、相当元気であり、驚くべきはその成長スピードでした。

他の水槽のヒメタニシの子供は、成長スピードが特に速いというわけでもなく、親と比べると未だに半分以下の大きさしかありません。

それと引き換え、荒木田土を敷き詰めた水槽は、あっという間に成長して行き、親と同じかさらに大きいサイズまで成長しています。

これには、正直言って驚きました。

餌は、全ての水槽で、まったく与えていません。

この水槽の特徴は、ガラス水槽であることも関係しているのかもしれません。

なぜなら、太陽の光が水槽全面に照射されて、発泡スチロール水槽などと異なり、横からも光が入るからです。

他の水槽とまったく違う環境の、荒木田土水槽ですが、底面の土以外は、水草もまったく同じで、浮き草とマツモだけです。

あ、あとは、同居しているのが、ドジョウのみになります。これもポイントかもしれません。

 

荒木田土で飼育すると、なぜヒメタニシは圧倒的スピードで巨大化をするのか?

この原因と理由について考えてみたいと思います。

まず、荒木田土という土は、実は田んぼの土のことです。

となると、この土を敷き詰めた水槽は、田んぼの環境そのものということになりますので、違いはイネを植えていないことくらいです。

後は、同居もドジョウですから、田んぼの環境に極めて似ています。ちなみにドジョウは、マドジョウのみです。

荒木田土を敷き詰めた水槽では、コケもヌメリのあるような緑色のコケが沢山ガラスの側面に発生するのですが、ヒメタニシはこれらを全て食べてしまいます。

ヌメリノあるコケの成長スピードや発生スピードよりも、ヒメタニシがそれらを食べるほうが早いくらいです。

成長が早いことや、よりからだが大きくなる要因として、通常は、餌の違いが最も考えられますので、荒木田土を入れた、水槽では、栄養のあるコケが大量に発生しているのかもしれません。

あとは、同居のドジョウです。

ドジョウは、その名前のとおり、泥鰌と呼ばれているだけあって、土の中にもぐったり出たりを頻繁に繰り返します。

これが、ヒメタニシにとってよい環境になっているのかもしれません。

土を掘り起こして、耕しているようなものですから、水槽の中の環境が、何もしないよりか、よいことは普通に考えられます。

なぜ、ドジョウが頻繁に土を掘り起こしているのが分かるのか?

それは、実際のその現場をよく見ることもありますし、水草に細かい土が大量についているため、そちらでも判別できます。

ドジョウやヒメタニシの糞が当然発生していますが、ドジョウが頻繁に土を掘り起こすことによって、それらがちょうどよい感じで、土にかえって行くようなイメージでしょうか?

水草も土に埋まっているものもありますから、その栄養を水草が取り入れますが、当然発生するコケも栄養を吸収します。

さらに発泡スチロールではなく、ガラス水槽ですから、太陽光は水槽の中全てに強烈に照射されますので、発泡スチロール水槽と違い、水の中の温度も高くなります。

水温が常に高く、水の中の栄養も高いことが、ヒメタニシの成長スピードをさらに加速させていると考えます。

あとは、勝手に増える豊富な餌もそうですね。

早い話が、日本の田んぼの環境こそが、ヒメタニシにとっては、最も生存に適した環境ではないか?ということになります。

この環境は、室内飼育では、再現することは出来ません。荒木田土をびっしりと敷き詰めた水槽は、ろ過装置を設置できないからです。

まったく設置できないことはないとは思いますが、すぐに目詰まりしてしまいますから、毎日メンテナンスすることになり、現実的ではありません。

底面ろ過であれば、設置すら出来ないかもしれません。私はこちらは試したことはありません。

田んぼの環境を室内で再現が出来ないわけですから、必然的に屋外飼育限定になります。

荒木田土を敷き詰めた水槽は、その水が火星のごとく、視界が悪く、にごっています。

そのため、鑑賞にはあまり適しませんが、時間が一ヶ月くらいたてば、だんだん安定してきて、少しずつ、水槽の中が見えるようにはなってきます。

しかし、完全な透明の水には、あまりなってくれそうにありません。

こういった環境もヒメタニシにとっては、大変よいのかもしれません。

荒木田土で飼育しているヒメタニシは、今日も元気に動き回っています。千人のような長いヒゲを沢山貝殻にくっつけて、餌を食べまくっているようです。

ヒメタニシを急激に巨大化させたい場合は、屋外飼育で、ガラス水槽、荒木田土を10cm以上しくこと、同居はドジョウ少々、水草はマツモと浮き草で飼育してみてください。

餌などは一切いりません。完全放置よいです。

ヒメタニシはきっと大きくなってくれます。ただし、全体的に泥まみれなヒメタニシになりますので、こちらはご了承下さい。

よろしくお願いいたします。


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