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こんばんわ。
ブログMiMiです。
ここ最近で、とにかく最大規模と呼ばれる、大型の台風が、日本列島を横断するとの事ですので、本日の夜から、明日の朝にかけて、十分にご注意ください。
ご注意くださいといっても、自宅で待機していたら、がけ崩れに巻き込まれたり、床上浸水や濁流に巻き込まれたら、意味がありませんので、安全な場所で待機してくださいと言う意味です。
こういう台風の際には、都心の超高層マンション等は大変安全ですから、良いですね。特に窓が一切開かないタイプのタワーマンションは、外で何が起こっているのか全くわからないくらいです。
日本の会社も、これくらい危険な台風が来ているのであれば、休みにするとか、自宅待機にするとかといった対応をすればよいのですが、製造業などでは難しいと言った問題もあります。
経営者の方は、従業員の生活のことを最大限に考えてほしいと思います。
使い捨てをするのなら誰でも出来ます。
親の跡を継いだ、バカボンとあだなされる二代目である息子が社長になっていても、解雇や減給などでしたら、簡単に実現できます。
しかし、その反対を実現しようと思ったら、相当な経営センスが無ければ、実現は出来ません。
ご自身で、経営の才能が無いと判断したら、それが出来る人材に、経営を任せるのがよいでしょう。
ただし、詐欺師紛いの相手に任せると、会社ごとのっとられることになってしまいます。
話はそれましたが、明日の台風は通勤時間帯を直撃との事ですので、細心の注意をして下さい。ネットの動画ニュースを見たら、大型トラックでさえ吹き飛ばすくらいの風速なのだとか・・・・。
危険すぎますねこれは。
そんなこんなで、友人からななつ星について誘いがありましたので、そちらについてご説明したいと思います。
目次
ななつ星・・・・・最初は、北海道のお米の話をしているのかと思いました。
結構マイナーなお米のブランドで、「ななつぼし」というお米があります。
「ささにしき」や「こしひかり」と比べたら、殆ど認知度などもありませんが、東京のスーパー等で、普通に販売されているお米です。
産地は北海道オンリーのようで、価格もほかのお米と比べたら、若干割安なお米です。
味は、いたって普通です。
日本人なら、何事も無く、普通に主食で食べることが出来るお米です。
で、友人から連絡があり、ななつ星に乗らないか?といった話がありました。
ななつぼし?にのる?意味が分からないと伝えたのですが、どうやら、お米の話では内容です。
友人が話すには、ななつ星という、天皇陛下が乗っているような、豪華列車が本日から運営されるとの事です。
別にたいしたことは無いだろうと適当に聞いていたのですが、友人がとにかく進めてくるので、一度ネットでななつ星という列車について調べてみました。
ななつ星の列車をネットで見たのですが、正直びっくりしました。
本当に豪華列車です。色も紫とゴールドで固められた新型列車であり、製作費用は30億円かけて作ったとの事。
ただ、この列車は関東ではなく、JR九州ですね。
ななつ星を更に調べてみると、JR九州さんは、本気でやる気のようです。
その乗車券の金額も一般的に見て、安い物が一切ありません。
東京ミッドタウンにある、超高級ホテル、リッツカールトン東京の宿泊費用と同じくらいではないでしょうか?
ただし、3泊4日のようですから、リッツカールトン東京よりかはディスカウントされている良心的プライスのようです。
東京ミッドタウンは、デラックススイートと呼ばれる、50平米くらいの、一番安い部屋でも一泊10万円前後はかかりますし、最上階のリッツカールトンスイートルームになると、200万円といった驚きのプライスが設定されています。
私は、和室の部屋が好きなのですが、その部屋は30万円前後になります。
リッツカールトン東京には、地上53階だったかな?それくらいの高さに和室スイートルームが設定されています。こちらはかなりお勧めです。
アメリカンエキスプレスのクレジットカードを保有していると、こちらのホテルの割引券のような物とか、ベネフィットと呼ばれる、高額なサービスや一見さんお断りといったサービスが利用できる特典があります。
興味のある方は、アメリカンエキスプレスのクレジットカードを作ってみてください。ただし、年会費はそれなりに高いです。というよりも、普通のサラリーマンでは保有するのは難しい金額に設定されています。
家族カードは4枚までは、無料で発行してくれますから、それを考えるとお得かもしれません。ただし、海外に頻繁に行かれる方であるとか、経費で計上できるような仕事をしている方限定になると思います。
驚くべき豪華列車「ななつ星」の内装について。
ななつ星のチケットの価格や、その内装をみて、友人が私に勧めてきた理由が直ぐに分かりました。
とにかく、このななつ星は内装もグレートです。
和風の伝統のデザインと、大正ロマンのようなモダンなデザインが絶妙のバランスで調和されたかのような、内装を見たら、誰でも興味を持つのは当たり前です。
こんな列車は今まで見た事がありません。
私は、列車とか電車とか、鉄道にはあまり詳しくありませんので、世界中の有名な列車に乗って移動をしたことも殆どありません。
以前のブログでも書きましたが、ここ最近、初めて新幹線に乗ったくらいです。
何しろ、車の運転で移動すると言った、周囲から見たら意味不明なコンセプトを持っていましたので、どこに移動するにも必ず車で移動していた為です。
当然、レーシング仕様の本気のエンジンを搭載した車です。
ですから、列車を見て、他の有名な豪華列車のようなものと、ななつ星を即比較するようなことは出来ませんが、恐らく、この内装は、これまでに無い類の物ではないでしょうか?
全てスイートルームしかありません。
そのうち、一室は、身体障害者の方にも対応していると言う、心づかいもあります。
更に最後尾の二部屋はデラックススイートのようで、その中の一部屋、つまり最後尾の部屋に関しては、凄いとしか表現のしようがありません。
最後尾の窓全体から、車窓を眺めることが出来ますし、列車の構造上、必ず端っこにある通路もありませんので、部屋全体を列車の幅として利用することが出来ます。
まさに走るホテルですね。
既にご説明している、サービス元がお客さんを選ぶという、東京リッツカールトンに大変似ている考え方で、企画デザインされている豪華列車だと思いました。
この最後尾のデラックススイートのお値段が、2名で100万円前後のようです。
この値段を高いと感じる人は、最初から一切寄せ付けないといった、サービス提供元がぜひきて欲しいお客さん以外は排除すると言った、大変よく出来た価格設定だと感じます。
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これを専門用語でスクリーニングと言います。
スクリーニングをしないと、本来好ましくないお客さんも沢山来て、トラブルになったりとか、JR九州さんが目指しているななつ星のブランドコンセプトを破壊するようなお客さんがきたりします。
更には、無駄な問い合わせが殺到して、その対応に社員や従業員を使うことになりますので、全体的なコストが上がってしまいます。
それを避けるには、可能な限り、お客さんにならない人を最初から排除する必要がありますが、それをあからさまにしてしまっても、ブランドイメージの破壊に繋がります。
例えば、JR九州さんが、貧乏人の方はななつ星の問い合わせは一切しません。バカヤローといった、販売戦略をとったらどうなるでしょうか?
当然、批判が相次ぎますし、本来来てくれるはずの、支払能力の高いお客さんまで来てくれなくなってしまいます。
それを、丁寧かつ、合理的に実現するのが、価格を限界まで高くするといった、戦略そのものになります。
JR九州さんはあの、豪華な「ななつ星」といった優れたハードを30億円の投資をして、手に入れたわけですから、後は、それに見合ったソフトを提供すればよいだけになります。
ここで言うソフトとは、従業員のサービスであったり、提供する飲食であったりという意味です。
また、最初から最後まで、いかにお客さんに対価以上のサービスを提供できるかと言った問題もありますが、こちらはがんばり次第になります。
そもそも、ななつ星のチケットは1000万円で販売しても全く問題ありません。JR九州さんがそれに匹敵するサービスを提供できれば良いだけの話になります。
ななつ星は、九州をぐるぐる回る列車のようです。
JR九州さんは、こんな豪華な列車を一体どこで走らすつもりなのか?と思ってみてみたら、なんと、九州をぐるぐる回るタイプの列車のようです。
私は、九州の地理には全く詳しくありませんので、ななつ星に関しては、ネットで見たことを参考に書きます。万が一間違ったことを書いていたらご指摘ください。
そもそも、本日から運行されているななつ星ですが、当然ながら私は搭乗した事が一度もありません。
今後、ななつ星に搭乗するかどうかは、今回の話を振ってきた、友人次第になると思います。
ななつ星が走行する、線路の動画や写真を見た感じでは、かなり田舎の線路を走っていると言ったイメージがあります。
しかも、線路は一車線分しかありませんので、本当にローカルではないでしょうか?
普段、東京の線路を見ていると、二車線が当たり前のような感覚になってしまいますので、最初にななつ星の走っている動画を見た際には、そちらに驚きました。
如何見ても高級そうな列車が、いかにも田舎のような民家が立ち並んでいる風景を走っているのですから、違和感がありすぎて、相当目立つのではないか?と思えてきます。
ただ、地方のきれいな風景を、まったりと走行しているななつ星をみると、これは凄いと思ったりもしました。
綺麗な自然の風景に、ななつ星のような重層装備の巨大な列車が走行している訳ですから、中に登場している人は、本当に気持ちよさそうです。
完全に九州に資金力のある観光客を呼び込む為の戦略であり、JR九州さんの本気度が伝わってくる、ななつ星です。
JR九州さんの本気のマーケティングで九州の地域活性化に繋がるのか?
最後になりますが、このななつ星を例にとり、地域活性化を限界まで高めるための戦略について考えて見ます。
九州の有名な観光名所等を、ななつ星で快適に回るためには、まずは、ななつ星のチケットを購入しないといけません。
しかし、ななつ星のチケットを購入することは容易ではなく、その倍率も大変高いため、抽選になってしまっているケースもあるそうです。
更に、来年の6月くらいまで、完売御礼と表記していますから、本当に売れているようですね。
このプレミアチケットを入手できる人は、ななつ星の客室に比例しますので、JR九州さんがもう一台ななつ星を、製造でもしない限りは、絶対に増えることはありません。
また、ななつ星を調べると、大型の列車であり、走行する場所も山などがある為、これ以上車両の数を増やすことも出来ないそうです。
ここである問題が発生しています。
お金はあっても、抽選で落ちてしまい、チケットを購入することが出来ずに、JR九州さんの豪華列車、ななつ星に乗りたくても乗れない人は、一体どうするのでしょうか?
この答えに、JR九州さんを中心として、九州地区全体を活性化させるための、重要な答えが目の前にあります。
本来、ななつ星で100万円のお金を支払って、チケットを購入する予定だった人は、当然ながら、お金を持っていますが、その使い先がなくなってしまいます。
そのまま放置していると、そのお金は東京で使うかもしれませんし、海外で使うかもしれません。
何もせずに放置しておくと、本来JR九州さんはもとより、九州に落ちるはずだったお金が、他の地域に落ちてしまうと言うことになります。
これは、大変な機会損失になってしまうのですが、殆どの人は気が付くことはありません。
ですから、このななつ星のチケットが購入できなかった、お金を持っているお客さんをどうするのか?、どうしたらよいのか?といった、マーケティング上、重大な問題が発生します。
こちらを解決できれば、九州にお金が沢山あつまり、地域活性化と、JR九州さんの売上増加、ブランド力の増加と、良いことはあっても悪いことはありません。
購入が難しいチケットが長期間続けば、どんどんその価値は上がっていき、結果的にななつ星のブランド力は、他のJR東海やJR関東がまねをしようとしても、実現が大変困難なものになっていきます。
ななつ星のチケットがほしいけど、購入できない人を、常に一定数作り出しながら、そのチケットが変えなかった人を、ななつ星以外で九州に呼び込むといった戦略的なマーケティング。
これを最もうまく実現しているのは、東京ディズニーランドです。
これを実現したときに、ななつ星の隠れた能力が発動されるときだと思います。
友人は、これを既に理解していたようで、私にななつ星を勧めてきたようでした。
今後が楽しみですね。
豪華列車のななつ星や九州地区のななつ星が回る場所に興味のある方は、一度公式サイトを見てみると良いでしょう。
とにかく、お金が沢山掛かっていて、走るリッツカールトン東京といったイメージの豪華列車は本日から運行されています。
ななつ星をヨイショしている内容になってしまいましたが、ネットで一通り調べた結果、それ以外に表現のしようがありませんでしたので、このようになりました。
また、私はななつ星に一度も搭乗したことが無く、九州の地理も殆ど知らないことは既にご説明している通りです。
よろしくお願いいたします。