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こんばんわ。
ブログMiMiです。
お客様から、携帯アフィリエイト詐欺についてのご相談を受けている、ブラックバタフライ塾とばれるセミナー。
こちらの主催者？である、蝶乃舞さまという方の豪邸について、ご質問がありましたので回答いたします。
お問い合わせいただいた内容は、この蝶乃舞さまが購入したとされる10億円のマンションは本当に１０億円なのか？ということです。
動画を拝見させていただきました。直ぐにどこの物件なのか特定も出来ました。
最初に答えをいいますと、これは嘘です。
収入を大げさにして、私は1億円を稼いでいるなどは良くある業界ですが、今回の豪邸の件は、大げさや誇張ではなくて、完全に嘘に該当します。
この物件は、江東区有明のブリリアマーレ有明と呼ばれるかなり大型のマンションの３２階部分です。
33階は居住用ではなく、バーやラウンジ、ゲストハウスなので、32階が事実上の最上階に該当する部分です。
最寄り駅は直線距離ではかれば、国際展示場駅です。まあ、他にもあるのですが、いずれも不便なゆりかもめの駅しかありません。
この物件は、立地も悪く、デザインも特徴無く、特に目ぼしい所もありませんし、駐車場入り口前の行き止まりの道路には、毎日違法駐車が並んでいるくらい民度が低い物件です。
マンション内の駐車場に関しては、相当余裕があるマンションですし、駐車場代も安いので、これに関しては都内でもトップクラスだと思います。
また、最上階の33階にプールやバー等、娯楽施設が沢山ありますが、これが実際にはマンションの価値を下げる要因にもなっています。
都内の中途半端なタワーマンションによくあるのですが、マンション内にバーやラウンジがあるマンションは、必ず規約に問題があるような使い方をする人たちが殺到します。
マンションの住民でもないのに、うまくもぐりこみ、会費を取って不特定多数の人を集めて、パーティーを開いたり、ゲストルームと呼ばれる来客用の部屋を違法に使ったりと、問題ばかり起こします。
違法な合コンなどで、中央区の勝どきビュータワーや豊洲の某タワーマンションでもひどい状態です。
ですから、10億円もするような物件が含まれているような、本当に高級と呼ばれるマンションは、住居以外の娯楽施設は普通は殆どありません。
今回の、蝶乃舞さまの豪邸とされる10億円のマンションは、このブリリアマーレ有明が売りに出された際に、業者がつけた超ボッタクリプライスのことです。
分譲マンションではよくある、二つの部屋をくっつけていますから、かなり広い物件で、700平米を越えているメイドルームもついている物件です。
管理と修繕積み立て費だけでも毎月30万円以上かかりますし、固定資産税、都市開発税も全額かかる6年目以降になるとかなり高額です。
当然、有明の立地、民度が低い物件、高すぎる維持費など、マイナス面が多く、投資用としてさえも全く誰にも相手にされない物件になってしまったのは、言うまでもありません。
それから、この物件は分譲以外にも、賃貸として貸し出しをしていたのですが、誰も借りないため、毎月の額家賃が250万から100万円代まで下がっていきましたが、それでも誰も借りませんでした。
また、この時の分譲としての販売価格は4億円前後です。
ですから、10億円というのは、誰も購入することがない業者が勝手につけた価格であり、実在するものでもありませんし、本当にこの物件を購入されたのであっても、10億円も支払うことは絶対に無いでしょう。
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10億円で購入していないのに、10億円のマンションというのは、誇張や大げさではなく完全な嘘になります。金額を2倍以上もサバを読んでるわけですから、誇張とか大げさとかですむ問題ではありません。
ですから、10億円の豪邸マンションというのは、完全な嘘になります。
知らない人が見れば、全く分からないため、凄いと感じるかもしれませんし、10億円をそのまま信用してしまうかもしれません。
しかし、こういった都内の物件に詳しい人であれば、見れば直ぐに分かってしまいます。
それでは、なぜ10億円のマンションと嘘をついてまで公開したのでしょうか？
考えられる理由は、恐らくは、セミナー主催者とされる蝶乃舞さまの集客力が落ちてきているのではないか？と言うことです。
集客力が落ちてきているとはどういうことか？
以前のブログでもご説明しましたが、プロダクトローンチと呼ばれる、システムを稼動したビジネスは、主催者の行うことは、兎に角人を集めることだけです。
その他は一切する必要がありません。しいていえば、ご自身の成功例や自慢話をするだけで、資産を増やしてくれる夢のシステムになります。
また、嘘をつく必要がありませんし、逆に嘘をついてはいけないのも、プロダクトローンチを組み込んだシステム特有の特徴になります。
年収をサバ読む程度の誇張でしたら、行われているかもしれません。
ですが、この集客力が落ちてしまうと、プロダクトローンチを使って、クライアントからお金を根こそぎ巻き上げる夢のシステムが、実現できなくなってしまいます。
これでは、主催者は大変困るわけです。
ですから、マンションを10億円と公開してしまい、今でもお金を沢山持っていること、人を沢山集めている事をアピールしたかったのではないでしょうか？
ただ、これは失敗だと思います。
恐らく、4億円以下で購入しているかもしれませんし、購入している事自体が本当ではないかもしれません。
分かりやすく言えば、恐らく50歳前後だと思いますが、蝶乃舞さまが年齢を2倍以上サバ読んでいたらどうでしょうか？
どこかの声優さんみたいに、私は、17歳ですと真顔でいっていたらどう感じますか？
恐らく、笑ってしまうか、ドン引きしてしまいますよね？
2006年くらいに建造されたマンションですから、固定資産税が100％になる頃だと思いますので、この物件を保有していた会社は兎に角手放したくてしょうがなかったいわくつきの物件です。
個人的にこの物件を、なぜ購入されたのかに大変興味があります。
それを、本当に蝶乃舞さまが購入されていたのだったら、詐欺師に騙されて購入している可能性もあります。
不動産を扱うブローカーは全員詐欺師を思えとよく言われますが、そのとおりです。特に海外はひどいもので、私もかつては散々やられました。
プロダクトローンチで沢山お金を稼いでいくのでしたら、お客様には嘘をついてはいけない。更には嘘をつく必要がない事を、もう一度深く考えて欲しいところですね。
あまりに大げさな誇張や、嘘は年収や資産に関係なく、破産や破滅のきっかけになることさえあります。きがついていないかもしれませんが、実はこれもプロダクトローンチ特有の弱点になります。
今回は、お客様のご相談の疑問について、回答させていただきました。
よろしくお願いいたします。
