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こんばんわ。
ブログMiMiです。
今週から、これまで二年ほど放置していた営業車両の修理を行っている為、なんかこの話ばかりなきがするのですが、多分気のせいでしょう。
という訳で、本日もこちらの話になりますが、もう少し我慢してください。
今回は、事前に沢山の部品を購入しており、その万全な状態で部品の交換などに挑んだのですが、ちょっと予想外の問題が発生しました。
なんと、私が用意していた部品が、そのままでは車両に取り付けできないといった問題が発生したのです。
これは正直言って、参りました。
かといって、何もしない訳にもいきませんので、何とかしないといけません。
その対処方法はと言えば、部品を買いなおすしかない訳ですね。
車の部品というのは、欲しい時にはメーカーに在庫がないのは日常茶飯事ですから、これが結構大変なのです。
基本的に、車の部品というのは純正部品でもない限りは、受注生産が殆どですから、在庫を持つといった概念自体があまりありません。
その為、特別な部品になるほど、在庫を探すのがとても大変になってくるわけです。
この件について、メカニックから緊急連絡があり、なんと!フライホイールとクラッチの取り付けがこのままでは出来ませんとのこと・・・・。
一体何が起こっているのかよくわからなかったのですが、詳しく聞くと、クラッチ、フライホールのセットの一部が完全なレース仕様のものであり、取り付けで問題が発生している様でした。
基本的に、社外品の強化クラッチ、専用フライホイールというのは、全ての商品に、これは競技専用品ですので、公道では使用しないで下さいといった注意書きが書かれています。
しかし、私が用意していたのは、ノンアスと呼ばれる市販車用の強化クラッチであり、純正品との交換が可能なクラッチだったのです。
ノンアスの強化クラッチというのは、メタルクラッチと呼ばれるタイプのカツンと接続するタイプのクラッチではなく、純正品のような感じのクラッチになります。
うーん、これではうまく説明になっていませんが、早い話が、純正品のクラッチのペダルが重くなったといった感じでしょうか?
ただ、これは国産車の話であり、ポルシェ911ターボのMTモデルのクラッチなどは、素人の方であればブレーキと間違えてる?と思うくらいクラッチペダルが普通に重くなっています。
それくらい重くないと、あの純正で500馬力を超えるような車のパワーは受け止めれないでしょう。
カレラGT等のクラッチはセラミック製ですから、半永久的に使えるといった事を売りにしていましたが、実際にそれほど走る車でもありませんので、交換需要そのものがないのではないでしょうか?
一般的な車のクラッチは、ノーマル状態だと、クラッチペダルを踏んでもスカスカして、とても軽い感じがするのですが、強化品のクラッチに変えると、スカスカがなくなり、重さがとてもちょうどよくなります。
メタルクラッチというのは、完全にレース用のクラッチであり、その種類も何段階かありますが、本当のレース用になると、走行するたびに毎回交換するのが普通ですから、クラッチとしての性能は高くても極端に耐久性が悪くなります。
まあ、極論なのですがエンジンをかけるたびに、毎回クラッチを交換しているようなナンバー付きの車は持ちたくありませんからね。
今回のクラッチなどの問題は私にありますので、そちらについて今回は、ブログに書いていこうと思います。
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車種名と相手の言い分だけでの購入はたいへん危険です
今回、クラッチがおかしい件については、まあ、私が原因です。
詳細を詳しく確認していなかった為、今回のような事が起こってしまったわけですから仕方がありません。
では、なぜ今回のような事になってしまったのか?
それは、私が車種名と形式、クラッチの種類について相手の言い分だけを見て判断していたからです。
普通は、ここまで確認しているのだから問題ないのでは?と思うかもしれません。
しかし、車の部品というのは、想像以上に沢山ありますし、その組み合わせも殆ど無限大になってしまうくらいなのです。
ですから、今回私が購入した相手のクラッチを販売している業者は、素人ではありませんし、別に意図的な詐欺をやっている訳でもありません。
単純に、クラッチの種類の勘違いをして販売をしていただけといった話です。
それを、私が相手の言い分を全て信じてしまい、実際の現物の確認を怠ったため、今回のような部品が使えないといったトラブルになってしまっている訳です。
どんなに忙しくても、どんなに面倒でも、車の部品こ購入する際は、具体的な型番を確認しないといけませんが、普通はここまでの状況にはあまりなりません。
社外品のメーカー製の車の部品は、必ずこの型番が独自のもので降られていますので、それを見てその組み合わせで対応できるか?といった判別をおこないます。
実際のプロのメカニックでも、写真では判断が出来なかったり、現物を見ても判断が出来ないような部品も沢山ありますので、その際は実際に組んでみて、初めて適合しないものであることが分かることもあります。
特に、駆動系になると、新品の箱に梱包されて、車種名や適合が問題なければ、普通はそのまま組み付け作業をおこないますからね。
完全なレース用のクラッチ部品が、ノンアスの強化品の中に混じっていたら、当然取り付けは出来ませんし、そんな状態で無理やり取り付けをしたら、大変なことになってしまいます。
メタルクラッチの中でも、メタルディスクの薄いやつ等はその典型的です。
クラッチ、クラッチカバー、レリーズ、フライホイール等の駆動系の部品は、とても重要な部品ですので、必ずプロで経験豊富なメカニックに確認をしてから、交換してもらった方が良いでしょう。
相手の販売者が実は商品を勘違いして間違えているとか、分からないといった事も普通にありますからね。
そんな場合は返品すれば?と思うかもしれませんが、それも面倒くさいので、そのまま誰かに使ってもらおうかと思っています。
これらの部品は、クラッチディスク以外は全て重いですから特に梱包が面倒・・・・。
レース専用のクラッチ関係部品は、消耗品の定番ですからそれなりの需要がありますので、安く売れば欲しい人はいくらでもいるわけですから。
車の部品を自分で購入する際には、必ず車種名や適合だけではなく、その部品を製造販売しているメーカーの型番はもとより、必ず受け取った商品現物を確認するようにしましょう。
ただし、中古の場合は、それもできない事が殆どですしノークレームノーリターンが常識ですから、その場合は完全な自己責任になりますので、ご注意ください。
本日は、相手の言い分だけを聞いて、お任せしていたら、実は似ているようで全く違った部品が紛れ込んでいたので困ったぞ!といったお話でした。
よろしくお願いいたします。