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冬でも平然と越冬するホテイアオイが危篤状態|原因は赤い奴?

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こんばんわ。

ブログMiMiです。

突然ですが、「ホテイアオイ」と聞いて、これが一体何を意味するのか分かった人はいらっしゃいますでしょうか?

もし、ホテイアオイの事を少しでも知っていれば、ああ、あれの事でしょ?と言った感じですぐにイメージとして分かるのですけど、知らない人がホテイアオイと聞けば一体何を意味しているかすら分からない、呪文のような言葉に感じるかもしれません。

その名称から言って、それってホタテか何かの貝の仲間で、寿司ネタの事?と思っても別におかしくありませんからね。

単純にホテイアオイを知っているか知らないかだけの話なのですが、知らない人であれば、それが何かすら分かりにくいのがカタカナのみで表現されたホテイアオイになります。

一般的な話としては、日本語のカタカナだけで構成されていて初めて聞くような言葉というのは、大抵は植物の事だと思っておけば殆ど間違いありません。

ホテイアオイというのは、夏前のホームセンターか熱帯魚を扱っているペットショップに行けば必ずと言ってもいい程、どこにでも100円程度で販売している水面に浮いている浮き草(水草)の事です。

水草である事を知っていれば、直にあれの事?と分かるのは当たり前の話なのですが、知らなければ本当に分かりませんからね。

このホテイアオイなのですが、実は日本の川で元々浮かんでいた在来の水草ではなくて、外来植物として持ち込まれたものが日本の環境になじんで帰化してしまい、あちこちで爆発的に広まってしまったらしい植物になります。

いつも思うんですが、初めに日本国内に外来植物や外来生物を持ち込んで、故意や過失に関係なく自然界に広めた人が責任を持って全ての駆除をしていれば良いだけの話になりますし、そういったリスクを考えて政府が徹底的な管理をすれば良いのでしょうけど、日本はこの辺りが適当ですからね。

外来魚の魚等では、養殖場から逃げた!といった話で簡単に終わってしまい、その後に逃げたとされる河川で大繁殖してその外来の魚が生態系を悪化させてしまっていても、養殖場の人は全く責任をとる事もありませんし罪にもなりません。

現在は、外来のクワガタやカブトムシが自然界に放たれてしまい、日本の固有種と交尾をして雑種のような個体が少なからず出ている等と言ったニュースを聞く事もありますが、最初からそのような外来生物の持ち込み自体を禁止すれば良いだけなのですが、相変わらず日本政府は駄目な対応ばかりしているのが残念です。

今回のブログのお話に出てくるホテイアオイなのですが、一般的には日本の気候に馴染んで自然繁殖していても、冬の寒さにはとても弱くて枯れてしまうので毎年買い直しているといった話を良く聞くのですが、私が屋外で放置しているホテイアオイは一年中普通に屋外水槽の上で浮かんでいます。

冬に枯れてしまったら、そこで絶滅してしまうのでは?と言った心配はホテイアオイには不要であり、冬の寒さに耐えきれずに枯れて寿命がつきる前に子種を水の中に落としてから、その寿命を終えるらしいと言った話もありますが、見た事がありませんからこれが事実なのかは私は知りません。

 

 

冬でも枯れないホテイアオイの秘密

私が屋外で放置育成しているホテイアオイは、普通に冬場でも朽ち果てずに年中無休で屋外水槽の水の上に何事も無く浮かんでいます。

ですから、ホテイアオイが日本の冬を越冬出来ない話については、それが本当なのかすら分かりませんし、東京よりも北側の東北地域の話なのかもしれませんが、この辺りもよく分かりません。

まあ、確かに夏場のように深い緑色の葉っぱが元気よくそそり立つような状態にはならず、なんだか見た目が今にも枯れそうな状態で越冬している感じですから、日本の冬の寒さには基本的には向いていないと思われます。

例えば、金魚鉢などでよく見かける「マツモ」と呼ばれる有名な水中に浮いている水草の場合は、夏場は異常な程の大繁殖をしてしまいますから、毎週増えすぎたマツモを除去しないといけないくらいなのですが、冬場になると小さく丸くなってしまい、そのまま水底に沈んでしまいます。

春頃になると、小さくて丸くなっていたマツモは、再び元の姿になりつつ大繁殖を繰り返すようになっていきますので、よく出来ている植物の仕組みだと思います。

マツモですが、同じ個体からの株分けであっても水質や環境によって全く形状や質感が変わってきますので、水槽の水質を確認する際にはお勧めの水草になりますし、エビ等の子供の隠れ家にもなりますのでお勧めですが、とにかく増えすぎるのが欠点です。

 

私がホテイアオイを一年中屋外で放置育成している環境は以下の通りです。

場所:東京都内

水槽:発泡スチロール水槽、ガラス水槽、アクリル水槽

砂利:赤玉土、大磯、なし

濾過:一部、大磯の水槽のみ底面濾過がありますが他は全くありません

水換え:大磯の底面濾過の水槽のみ気が向いたら水作プロホースで大磯の中のゴミを除去する程度

肥料:一切無し

同居人:メダカ、ミナミヌマエビ、ヒメタニシ、ピンクラムズホーン、レッドビーシュリンプ、オトシンネグロ

※本来は日本にいないはずの寒さに弱いレッドビーシュリンプとオトシンネグロに関しては、冬場は室内環境に移動させます。

基本的には、屋外ですから太陽光の影響で水が蒸発してしまい水量が減ってくれば、追加で水道水をそのままバケツで追加している事や、同居人のメダカやドジョウに餌をやっている以外は、事実上放置している水槽でホテイアオイの育成をしています。

別に何ら特別な事はしておらず、ホテイアオイに関しては、単に水の上に浮かべているだけと言った感じですね。

ホテイアオイは越冬できないと言った話もよく聞かれるのですが、恐らくは個体差によっては越冬できる個体が出てきてもおかしくありませんので、私が育成しているホテイアオイの個体は、東京の冬の寒さにも耐えれる個体なのかもしれませんね。

気になるであろう、東京でも普通に越冬しているホテイアオイの入手先なのですが、季節は春先頃に、その辺のホームセンターで100円で購入した個体が夏場に大増殖していき、その中で残った個体の子孫が今もどんどん増えてきている感じです。

このホテイアオイの夏場の増殖力はとても凄まじくて、一週間くらいその現場を見ないでおくと、最初から複数あったと錯覚してしまうくらいの勢いで、分裂したように一株から二株、三株くらいになっているくらいです。

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水の上に浮かんでいる植物の個体数が、分裂するかの如くどんどん増えているのを見ていると、なんだかプラナリアのような感じになりますから、不思議な気分になってしまう人も多いのかもしれませんね。

ただし、私の育成環境でホテイアオイが花を咲かせた事は一度もありませんので、この辺りも個体差か環境なのでしょうか?

ホテイアオイはとにかく頑丈で強い水草ですから、放置しておけばおく程どんどん増えていくと思われるかもしれませんが、実はこのホテイアオイにも強力な天敵が存在しているようです。

 

 

冬でも枯れないホテイアオイを壊滅させる赤い奴の正体

緑色に生い茂っていて、所狭しと屋外水槽の水面に浮かんでいたホテイアオイなのですが、暫くそれを見ていない事が続いていて久々に見てみたのですが、殆どのホテイアオイが茶色くなって枯れてきているではありませんか!

最初は、この時期でも枯れてしまう個体があるのかな?とか、環境がちょっと悪くなったのかな?と思って軽く流していたのですが、更に放置していると殆どの屋外水槽に浮かんでいるホテイアオイが同じように枯れていってしまうような状態になってしまっています。

症状としては、水面に近い側の葉っぱの外側から色が茶色くなってきていて、中央部分はまだ緑が残っていると言ったプリンのような感じなのですが、完全に枯れてしまっているホテイアオイは全てが黒色で腐ってしまっている状態です。

これは流石に何かがおかしいと思って、風の谷のナウシカの巨神兵のように腐って枯れているホテイアオイはそのまま処分するようにして、枯れかけているホテイアオイをよく調べてみる事にしました。

よく近くから見ると、離れてみた際には気がつかなかったのですが、ホテイアオイの葉っぱの上に所狭しと小さな赤い奴が沢山へばりついていて、一部がウネウネと動いています。

サイズは1ミリ以下くらいですからとても小さいのですけど、凄い数のこの赤い奴は正直言って見ているだけで気持ち悪い状態です。

この赤い奴の正体については詳しくは知りませんが、何らかの昆虫の仲間である事は見れば直に分かりますので、アブラムシかダニの仲間だと思います。

この赤い奴がホテイアオイに寄生していて、一斉に養分を吸い取って、その寄生しているホテイアオイが枯れてしまったら他の個体に移動している感じでしょうか?

どこからやってきたのか知りませんし、赤い奴が空を飛べるのかも分かりませんが、恐らくはたまにやってくる鳩が原因だと思います。

この鳩の問題については、とても深刻な話になるのですが、一部の方で鳩に餌を毎日ベランダで与えている心ない暇な人がいて、その鳩がそこの部屋だけでなくて、あちらこちらの近辺を荒らしまくってしまう状態になっています。

それで、私のところにある屋外水槽に目をつけて、水槽に飛び込んで水浴びをしたり、メダカをショック死させて殺してしまうような行為を鳩が繰り返すようになったのですが、こちらの対策には本当に疲れました。

これまで鳩が飛んでくるような事は全くありませんでしたから、一部の心ない大量の餌やりをしている人はなんとかして欲しいものです。

鳩は学習能力があるので、一度餌付けをしてしまうと、毎日のように決まった時間にそこにやってくるのですが、一部のエラー個体のような振る舞いをする調子に乗った鳩が、その近辺で好き勝手な事をしますので、周辺の人達はとても迷惑をしています。

実際に、この赤い奴がダニなのかアブラムシなのかは分かりませんし、鳩に付着してやってきたのかも分かりませんが、これまで屋外水槽のホテイアオイがこのような状態になった事はありませんし、鳩が飛来するようなったのも今年からですので、一応怪しいとは思っています。

どう見ても赤い奴は空を飛べるような構造には見えませんので、葉っぱであるとか鳩であるとか、何かに取り付いて飛んでくるのかな?と思います。

赤い奴の正体は詳しくは分かりませんが、この赤い奴がホテイアオイ達に悪さをしている事は直に理解できます。

そこで、早速除去してみる事にしました。

 

 

水草に寄生している赤い奴は実は水が苦手

ホテイアオイに付着している赤い奴の除去に関しては、その水槽では生体も同じ環境で飼育している水草なので農薬等は使えませんから、どうやってこの大量の赤い奴を除去しようかと考えました。

とりあえず、最初に水に沈めて様子を見てみようと思い、直接触りたくはありませんので、早速割り箸で上から押さえつけて、水中にホテイアオイを沈めてみる事にしました。

ホテイアオイは同じお大きさの発泡スチロールくらいの強力な浮力がありますので、水に沈めるのも結構大変です。

すると、水に沈めたホテイアオイの葉の表面に大量にへばりついていた赤い奴が水面にこれまた大量に浮かんでいます。

よく見ると、この赤い奴は水に溺れてしまったのか、窒息死したのか知りませんが、そのままあっさりと死んでしまったようで、体を脂が覆っているのかそのまま水面が赤く染まるくらいの状態で浮かんでいます。

笑えるような話なのですが、水草のホテイアオイにいつのまにやら大量に寄生していた赤い奴は、実は直ぐそばにある水が命に関わるくらいとても苦手だったと言った間抜けな話ですね。

水に触れただけで死んでしまうのであれば、最初からこのような場所に寄生して大繁殖しなければ良いのでしょうけど、やはり天敵がいないため、安心して繁殖できる場所である事や、繁殖力の強いホテイアオイであれば、寄生していても相当な時間そこで生存できると言った事情があるのでしょうか?

あと、ホテイアオイの構造上、新しく開く葉っぱの隙間に入り込んだら雨風をしのげるため、赤い奴から見れば安心感があるのかもしれません。

その後、また偶然鳩が飛来してきたら、鳩の体に乗り移って新しい場所に移動すると言った感じかな?

なんとも間抜けな寄生昆虫だった訳ですが、あまりに小さいため、遠目に見ただけでは、単にホテイアオイが枯れてしまっているのでは?と勘違いしてしまうかもしれませんので、ホテイアオイが枯れてしまうような人は、一度赤い奴が大量に付着していないかを確認した方が良いかもしれません。

ただ、肉眼では見えない卵も葉っぱの隙間に沢山あるだろうと思って、割り箸で沈めた後に、ホテイアオイを数日間程ひっくり返しておいたのですが、その後は赤い奴は見事に全滅したようでした。

水面に浮かんでいた、大量の赤い奴はメダカが美味しく食べていましたので、いい感じのごちそうになっていたようです。

昆虫というのは魚からすれば、とても栄養価の高いごちそうになりますので、ホテイアオイに悪さをしていた赤い奴も少しはお役にたったようです。

あとは、強力な繁殖力に期待して、赤い奴にやられたダメージから自然回復してもらい、無事に東京の冬を越冬してもらう感じです。

本日は、ホテイアオイが危篤状態になっていた原因とその対策について書いてみました。

よろしくお願いします。


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