Blog MiMi

仮想OSの決定版|VMware Fusion® 7 Proは購入しなくても良い?

スポンサードリンク



こんばんわ。

ブログMiMiです。

パソコンに関心の無い方は全く知らないかもしれませんが、最近は過去のOSや異なる環境のOSを仮想化して、現在使っているパソコン上で複数のOSを利用するといった使い方がごくごく一般的になってきてます。

仮想化とは、その名の通り仮想化したWindowsXPであれば、そのパソコンは実際に必要とせずに、ホスト(呼び出しもと)となるパソコン上でWindowsXPを起動して全ての処理を行う事です。

この利用方法でしたら、複数の異なるOSが必要になった場合でも、1台のパソコンで全てが完結しますので、複数のパソコンを用意する事も無くて、余計なコストも掛かりませんし、手荷物も増えませんから、海外に移動する際には大変便利です。

気になる動作速度についても、最近発売された20万円以上の価格帯のノートパソコンであれば、普通に単独でOSを立ち上げた状態と殆ど変わらない感覚で操作が出来ますから動作速度も全く問題ありません。

ただし、高いマシンパワーと高性能なグラフィックスを必須とする3Dゲームを行う場合は、仮想OSというのは所詮はエミュレーターですから、処理能力的に相当高性能なパソコンを保有していないと、とても動作が遅くなります。

そのような過酷な用途の場合は、素直に最初から高性能なビデオカードを搭載した専用のパソコンを用意しましょう。

まさに、時代の進化がもたらした便利なパソコンの使い方が仮想OSになる訳ですから、現在仮想OSを使っていない方は是非とも使ってみてください!とお勧めの言った話になると思ったら大間違いです。

実際に、現時点でWindows7やWindows8だけを普通に使っている人であれば、仮想OS等は全く必要ありません。

基本的にはAppleのOSXをメインに使っていて、OSXが動作するパソコンであるMacだけでは利用できないソフトが普通にあったり、扱えないデータがある場合は、必ずWindowsが必要になるので業務で使っている人であれば必須になるのですけど、そうでないならあまり意味がないのも仮想OSという話ですね。

後は、Windows7とWindowsXPを同時に使っている人等であれば、サポートの終了した低スペックなパソコンでも動作する事の出来るWindowsXPは仮想OSとして利用した方がセキュリティー上もとても安心感が持てますし、実際に私もこのように使っています。

Windows7についてはそのグレードにもよりますが、「HOMEと呼ばれる緑色の箱」以外であれば、「XPモード」と呼ばれるWindowsXPをWindows7上で仮想OSとして扱える機能が標準でついているのですけど、これはとても動作が重くて、Microsoftが意図的に使いにくいようにしているのではないか?と思えるくらい酷い出来ですから使わない方が良いです。

ただ、XPModeのWindowsXPのライセンスはWindows7に含まれていますから追加で必要ありませんので、その点は良いかと思います。

さて、こうなってくると業務によっては仮想OSと言ったものが必ず必要になってくる人がいるのですが、一体どうやって仮想OSを利用したら良いのでしょうか?

自分もサポートの切れたWindosXPを使わないといけないので、今後はWindows7やOSX上でWindowsXPを仮想OSにして、是非とも使ってみたいと思っても、そのやり方が分からなければ使う事は出来ません。

ただ、やり方は特殊な事をしない限りはとても簡単ですので、誰でも出来ますからご安心ください。

先ず用意するものは仮想OSを特定のパソコン上で使えるようにするソフトウェアとインストールするOSが個別に必要になります。

後は、仮想OSのソフトウェアをインストールした後、仮想化して利用したいOSを指示通りにインストールしていくだけですね。

 

 

VMware Fusion® 7 Proは購入しなくても良い?

私が利用している仮想OSを扱うソフトウェアは「VMware Fusion 6 Pro」になります。

これは、AppleのMACでのみ動作するOSX専用ソフトウェアなのですが、機能はいまいちですがWindows版もきちんと別にありますし、OSXのプロバージョンを購入すれば、Windows上で仮想OSを扱えるVMwareも一ライセンス分ついてきますからお勧めです。

VMware Fusionにはノーマルバージョンとプロバージョンの2種類があり、若干料金が高いのですが、業務用として使うのであれば、仮想OSのクローン(コピー)を利用する事が出来るプロバージョンの方が何かとお勧めできます。

仮想OSのクローンとはその名前の通り仮想OSのコピーを作り、そちらのコピーした仮想OSで何かの重大なテスト的な作業を行い、それが終わるとそのままクローンごと全てを削除するといった便利な使い方が出来ますから本当に便利です。

重大なテスト中に仮想OSのシステムがおかしくなった場合でも、クローンのみを削除して、また新規でクローンを作れば良いだけです。

Windows版は実は、フリーウェアとしてこちらの会社から無料配布されているのですが、規約で個人的な利用のみの場合とありますので、業務で利用される方は、規約に沿って製品版(シリアルコード)を購入してご利用ください。

ただ、このWindows版のVMWareはダウンロードするページが相当分かりにくい場所にありますので、その場所を探すのに苦戦するかもしれませんが、あえてリンクは貼りませんので、気になったら調べてみて下さい。

この、いつも使っているVMware Fusion 6 Proなのですが、最近バージョンアップしましたので更新してくださいといった通知が届くようになりました。

毎年バージョンアップしているので、そろそろ年末が近づいてきた証拠ですね。

スポンサードリンク




それで、今回、VMware Fusion® 7 Proにアップグレードした方が良いのかと思い、公式サイトを閲覧してみる事にしたのですが、どう考えてもあまり更新するメリットが感じられませんでした。

価格もアップグレード版で12,109円といったとても強気の価格設定になっています。

以前のバージョンであれば、アップグレード版は時期によっては3980円位で購入できていたのですけど、かなりの値上げがされているように感じました。

別に、必要であれば価格に関しては問題ないかもしれませんが、一番の問題はそれほど新規機能が追加されていたり便利になったりしている訳ではないと言った単純な話です。

一言で言えば、最新のAppleの次世代OSである「OS X Yosemite」を仮想OSとして、今後利用する人であれば買っておいてもいいのでは?と言った感じの話ですね。

3D表示が強化されたとか、処理速度が強化された等は毎回書かれていますが、実際にはこれまでの例から言ってもそれほど変わるものではありませんし、VMware Fusion® 7 Proだけではどうにもならない外的要因として、既にパソコンのハードウェアの性能向上が頭打ちになっていると言った致命的な問題があります。

以前のようにCPUの構造や性能が極端に向上するような状態は既に過去の話になっていて、現在は数年前から消費電力を出来る限り低くして使えるような設計のCPUがメインになってきていますから、VMware Fusion 6 Proであれば今後も十分過ぎる環境下で仮想OSを利用する事が出来るのではないでしょうか?

ですから、あえてバージョンアップさせる理由が今のところは見当たりません。

これでは、VMware Fusion® 7 Proを購入しても税金対策目的以外では全くメリットがありません。

更には、この類いのソフトウェアは新しいバージョンよりも既に安定している一世代前のバージョンを利用した方がメリットが大きい事が普通ですから、余程の理由が無い限りはバージョンアップしない方が良いのです。

現時点での私の結論としては、VMware Fusion® 7 Proは購入しなくてもよいのでは?といった話になります。

ちなみにVMware Fusion 6 Proは本当に便利ですから、ここの会社の製品が優れているのは言うまでもありません。

 

 

型落ちで在庫処分のVMware Fusion 6 Proが購入できない理由

以前のVMware Fusion 5のバージョンまででしたら、パッケージ版としてヨドバシ秋葉やAmazon等で普通に販売していたため、新しいバージョンが発売されると、型落ち品としての在庫をとても安く購入する事が出来たのがVMware Fusionシリーズでした。

安いセール時は980円で在庫処分品としてVMware Fusion旧バージョンが購入できたような時代もあった訳です。

しかし、現在はこの安定しているはずの旧バージョンを購入する事は一切出来なくなっています。

その理由がお分かりになるでしょうか?

この辺りはソフト会社からすれば、在庫のリスクから解放される為、とてもメリットがあるのでしょうけど、ユーザーからしたら、在庫処分の格安セール品が購入できないので、楽しみが少し減ってしまった感じですね。

VMware Fusionの安定して動作するはずの型落ち品が一切購入できなくなった理由は、このVMware Fusionを販売している会社がパッケージ版の販売を世界規模で辞めた事に加えて、この会社の公式サイトからしかVMware Fusionを購入できないようにしてしまったからです。

いわゆる、最近流行のダウンロード販売のみといった感じのセールス方法に切り替えた訳ですね。

このセールス手法というのは、どのソフト販売会社であっても、そのようにした方がメリットがある事が多いのですが、殆どのソフト会社がそのような販売手法をとっていませんと言いますか、とれない訳ですね。

自分の会社の公式サイトからしか一切販売しないようになると、一般のユーザがそれを認知する確率が極端に低くなりますし、サイト自体も結構使いにくかったり、決済もドルベースですからクレジットカードも必須になりますし、不安感も増大されます。

こうなると、一般のVMware Fusion® 7 Proに関心を持った一元さんからの売り上げ見込みが大幅に減ってしまうはずなのですが、そうなっても全く問題ない自信と実績がこちらの会社にはあるのでしょうね。

もしくは、新規での個人ベースの顧客増加はどうでも良いであったり、これから伸びる見込みは全く無くなってしまっている等です。

基本的に、BtoCと呼ばれる一般の消費者向けに仮想OSのVMware Fusionのみを販売している会社ではなくて、BtoBと呼ばれる対法人向けのビジネスの方がメインになっているか、今後伸びる可能性があると言ったところでしょうか?

いずれにせよ、自社の公式サイト以外では一切商品やサービスを販売しないといった戦略は、それなりの自信や根拠が無いと出来ない選択ですから、今後が期待できる会社さんなのかも知れません。

これから、新規でMac用の仮想OSを購入される方は「VMware Fusion® 7 Pro」を購入するしか無いのですが、新規購入の場合は22,672円になりますので、AdobeのPhotoshopのアップグレード版並の購入価格になりますのでご注意ください。

ただ、他のメーカーさんでも、OSX用で似たような仮想OSのソフトをパッケージ販売していますから、そちらを検討しても良いかもしれません。

私がVMware Fusionにこだわっているのは、長年この仮想OSソフトウェアを利用しているからで、今更乗り換えるのは余程の理由がないとやらないだけの話ですね。

本日は、VMware Fusion® 7 Proは現時点はアップグレードはしない方が良い?と言ったお話でした。

よろしくお願いします。

 


誰にも言えない悩み相談なら→ 【電話占いヴェルニ】会員&募集

スポンサードリンク







コメントは受け付けていません。