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エンゼルフィッシュのパチモノ?|実は高級魚だったツボダイの謎

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こんばんわ。

ブログMiMiです。

ここ最近分かっていたことなのですが、やはりかなり危険なようです。

何が危険かというと、すでに自分で体型の維持ができなくなってきていることなのです。年末年始から全く普通の食生活に戻れない上に、適切な運動ができない日々が多くなっている為、カロリー過剰摂取状態なんですね。

でも、食べないと善意でいただいている貴重な食材が溜まる一方ですから、食べ続けるしかない事、料理するしかない事の変更はできませんから、残る選択肢は、運動量をあげるか、あえて気にしないかの二択になります。

どちらが良いかは言わずしもあらずですけど、現実問題として運動量をあげるのは、かなり困難な状態かな?と諦めモードになってしまったりしています。

そんな感じで、今回も、新しい差し入れを頂いたので、そちらについてお話になります。

私がいただく差し入れは、ちょっと変わったお品物が多いですから、是非、皆さんの知識の追加や今後のご参考にされてください。

例えば、イオンとかで売っている、お歳暮やお中元のセットを差し入れに頂いても、そんなものは誰でも貰えるものですから、ブログに書いても意味がありませんし、誰も関心がありません。

それとは反対に、普段なかなか入手できないものを頂いた際には、それをブログに書くと皆さん興味を持っていただけるものです。なぜかといえば、それ自体が、殆どの人が知らない情報だからです。

例えば、鮭であればちょっと変わった「鮭児」とか、さらにちょっと変わったアンコウの一本物とかですね。クエとかアラとかもありますが、珍しいものでは、人間の頭よりも大きな体をしたカニとかもあります。

名前は忘れましたが、このカニはタラバ蟹やズワイガニと比較しても、本当に巨大ですから、梱包されている発泡スチロールを見れば、アイツが中に入っていると一目でわかるくらいの巨大さです。

その巨大さから、食べるのも大変で、一人ではまず無理ですし、可愛い女性を助っ人で呼んだところで大した戦力にもならないくらいのボリューム感があります。まあ、可愛いからそれだけでいいんですけどね。

女性の場合は、カニをご馳走したいけど食べる?と連絡すると、100%の確率で部屋までやってきますから、結構カニは誰からも好かれる食材なのかもしれません。その後にカニを食べさせるときはイラつきますけど・・・。

それでは、今回頂いた差し入れについてのブログを書いてみたいと思います。

 

 

そいつはヤマト運輸で突然やってきた

ヤマト運輸さんから荷物が届いたのですが、その荷物の梱包は大きな白い発泡スチロールだったので、それで一目で完璧に冷やされて梱包されている差し入れであることが理解できました。

「この荷物は重たいので注意してください」と一言、言われつつ、その差し入れを受け取ったのですが、中身が何か分からないので、早速開けてみると、なんだかよく分からない変な魚が沢山入っています。

見た目は、エンゼルフィッシュが交通事故にあって目が飛び出しているような不細工なデザインであり、これって本当に食べれるの?と思ってしまいそうなくらい、ヘンチクリンな魚です。

私は魚に関して素人でもありませんし、全く知らない訳ではなくて、それなりに知識もあります。子供の頃から自分で釣ったり料理したりもずっとやってきているのですが、このヘンチクリンな魚については、正直言って今回初めて見ました。

エンゼルフィッシュのパチモノのようなこの魚の名前は、「ツボダイ」という魚らしいのですが、目がとても大きいので、タイと名前についていても、どう考えても深海魚の類だとすぐにわかります。

真鯛とは全く関係ないのに、鯛と呼ばれている煮付けで有名な「金目鯛」と同じような感じです。

ただ、金目鯛はとても有名で誰でも知っている魚なのですけど、このツボダイというのは、全く知らない魚なので、どういった意図でこのような差し入れを送っていただいたのかよく分かりませんでした。

ひょっとして、ツボダイを既にご存知の方はいらっしゃいましたでしょうか?

もし、いらっしゃいましたら相当食品関係に詳しい方ではないでしょうか?

また、ツボダイを一目見て、それがツボダイであると判別できる人はあまりいないのではないかと思いますので、この魚が食べれるものなのかどうか?、どうやって調理するのかどうか?についてもその知識がないとどうしたらよいかすら分かりません。

まあ、魚の場合は、クサフグやバラムツなどを除けば、焼けばどのような魚でも普通に食べる事は出来るんですけどね・・・。クサフグを食べる人は自殺したい人以外はいないでしょうけど、バラムツも食べたら死ぬことはないとは思いますが、お腹とお尻が大変なことになるらしいんど絵、大変危険な魚ですからご注意ください。

バラムツは日本では、法律で販売を禁止されているので、購入することはできません。

とりあえず、刺身と焼き物で頂く事にしたのですけど、これが想定外の結果になったのです。

 

 

やっぱり鯛と名がつくと捌くのは大変・・・

ツボダイは鯛と名前についていますので、恐らくは捌くのが大変だろうな?と思っていたら、予想通り鱗が頑丈ですね。ただ、巨大な真鯛とくらべたら、うろこ剥ぎの難易度はそれほど高くはないようです。

巨大な真鯛の解体は、マグロやアンコウと比べたらおもちゃみたいなものですけど、一般の家庭向けの包丁まな板装備でやろうと思ったら本当に大変です。

刺身にしてみて真鯛と比べると、やたら脂分が多いような気がするのですが、名前はタイでも、別に真鯛とは関係ない魚なので、この辺りは気にしないようにしたのですけど、養殖の特別な餌で飼育されたハマチみたいに脂がのっています。

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焼き物の方は、開きにしてグリルに突っ込んでみたのですけど、こちらもかなりの脂が出ていて、脂が飛び散っていますし、見た目は淡白そうな感じだったのが、焼いてみるとサンマやサバよりも脂がのっているような印象です。

正直言って、色も綺麗ではなくて、見た目がエンゼルフィッシュのパチモノのような魚ですから、脂ののりも悪くて、「ベラ」のような感じかな?と思っていたので少しびっくりしました。

不細工だと思った女性を仕方なく連れ帰って裸にした際に、実はすごい性能の良い体をしていたので、びっくりたまげて、その場で腕立て伏せを始めるくらいの感覚です。

ここで出てきた、「ベラ」という魚をご存知ですか?

ベラに関しては、私の地元では大変有名な魚で、釣りをすると必ずこのベラがかかってしまうため、外道と呼ばれている迷惑な魚のことです。

見た目は、暴走族のバイクのようなダサいイメージの魚ですから、お世辞にも綺麗とは言えない魚であり、針を外そうと触ってもべたつきますので、関わりたくもない魚です。

まあ、いないとは思いますが、暴走族のバイクをかっこいいと思っている方には、ベラがお似合いかもしれません。

暴走族のバイクであれば、まだフェラーリの方がマシだと思います。

ホゴ(カサゴ)とかカワハギの釣りをしていた場合は、100%に近い確率で、このベラという魚が食いついてきますし、何度でも食いついてくるので、いい加減で頭にくることすらあります。

まあ、それなりに引きは強いため、スポーツフィッシングであれば楽しめるのかもしれませんが、ベラを目的で釣ること自体が大変難しくて、仮に釣ってもやることがないクサフグみたいな扱いの魚なんですね。

別に誘ってもないのに、勝手に遊びに来る迷惑な隣人とか友人のような扱いだと思ってください。

ベラが釣れると、その場で捨てるか、殺処分して解体しカサゴの餌にしているような魚ですが、京都辺りでは確か高級魚扱いされていると聞いたことがあります。

この魚の特徴としては、毒はないのですが、刺身で食べることも出来ませんし、焼いても美味しくないし、味噌汁にしても美味しくない、どのように調理しても美味しくないのが「ベラ」なんですね。

ご存知の方は、この意味がよくわかるかと思いますが、まったく知らない方で、興味のある方は、一度ベラを食べてみてください。ただし、殆ど市場では流通していないので、ご自分で釣るしかないかもしれません。

子供の頃から、京都の人はベラを食べていると周囲の大人の人が皆さん話していたのですが、京都あたりでは、本当にベラを食べている人はいるんでしょうか?よくわかりませんが・・・。

 

 

ツボダイを食べてみました

見た目はイマイチなのに、やたら脂が乗っている深海魚のツボダイですけど、実際どのような味なのか?気になっていましたし、調理が無事に終わったので食べてみることにしたのですが、これまたびっくりです。

想像以上に美味しくて、その辺の魚よりも普通に良いのではないでしょうか?

塩焼きにしても、ホッケがさらに美味しくなったような味ですし、特徴としては皮に大変な厚みがあり、伸縮する北京ダックのような感覚で、ツボダイの皮をバリバリ剥がしながら食べることができます。

塩焼きにしたツボダイの身に、箸を突き刺すと、脂が水鉄砲のように飛び出してきますから、すごい脂が身に含まれているんですね。

あと、身と骨を簡単に分離できますので、食べやすい点もプラスです。今回、ツボダイをやたら沢山頂いているので、刺身とか鍋にもしてみたのですが、これまた美味しくいただけています。フグ鍋よりもこっちの方が良いくらいです。

ただ、気になったのはこれだけ美味しい魚なのに、なぜ?私が知らなかったのか?

また、金目鯛のように、スーパーや飲食店などで全く扱われていない理由についても疑問だったので、ネットで調べてみたのですが、ネットの情報が正しければ、その理由がすぐに分かりました。

個人的に大変気に入っている「氷菓」の女子高生ヒロインである「千反田える」さん風に言えば、「私気になります・・・・」といった感じでしょうか?

ちなみに、氷菓とは京都アニメーションが製作したアニメの事です。

どうやら、ツボダイは滅多に取れない幻扱いの魚らしいのです・・・。また、ツボダイを捕獲しようと思っても、簡単に獲れる魚ではないため、他の魚を狙っている際に、偶然捕獲できるタイプの魚らしいですね。

なんか、ベラによく似た扱いのようですけど、唯一違うのは、ベラは美味しくなくて、ツボダイは美味しいということですから、やはり、見た目が駄目であっても、中身があれば需要があるのは人間と同じのようです。

お世話になっている魚関係の専門家の方に聞けば、この辺りは確実に分かるんですけど、毎回質問するのも悪いので、ネットの情報が正しいものとして判断してみます。

見た目はイマイチでも、味が良い食材なのに、簡単に獲れないから市場に出回らない訳ですけど、これ自体が貴重な珍味とか高級魚扱いだと思うんですが、それを大量に差し入れて頂くことになった感じですね。

珍しいものが入ったから、真っ先に差し入れていただいて、感謝の言葉もありません。

もし、なんだかよくわからないエンゼルフィッシュの出来そこないのような魚をいただいた場合は、それがツボダイであれば、かなり貴重で美味しいので、ご家族で早めにありがたく食べるようにしてみてください。

 

ツボダイは本当に美味ですから、お勧めです。

今回は、差し入れで頂いた見た目が駄目な魚が、想像以上に美味しかったお話でした。

よろしくお願いいたします。


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