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バイオスフィア2!史上最大の閉鎖空間生活!火星移住は無理?

個人的に宇宙関係の話に興味がありますので、時間がある時に色々と図書館で宇宙関係の書籍を借りて読んでいます。最近では、火星移住の書籍が多くなっている気がします。少し前に片道で火星に移住するってプロジェクトが開始されて、片道で帰って来れないのに世界中から応募者があったものの、結局、そのプロジェクトは失敗しました。というか、中止になりました。

その理由は、マーズワンプロジェクトを発表していたオランダの運営会社が破産したんだったかな?。相当な技術と資金が必要になる火星移住なのに、民間組織かつ代表者がハゲだったこと、片道で火星にいく人を世界中から募集していたくせに、自分は絶対に火星に行かないって豪語していた動画を見て、何言ってるんだろう?このハゲー!って感じで見ていた記憶があります。

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マーズワンプロジェクトに関しては、世界中から実現不可能な火星に移住するって計画を大々的に発表して、壮大なプロジェクトを計画している事に共感を持った世界中の人たちから資金を集める事が目的だった詐欺だったって話が有力です。その後、イーロン・マスクさんとかも火星移住の計画を発表していますけど、実際に火星に移住できるんでしょうか?って話です。

 

 

バイオスフィア2!史上最大の閉鎖空間生活!火星移住は無理?

そこで、火星移住に関する書籍を読んでいた訳ですが、火星移住だけではありませんが、人間が閉鎖空間で長期間生活をしたらどうなるのか?って壮大なプロジェクトがかつてアメリカで実際に開始されていたのを思い出し、書籍を探してみたらありました。「バイオスフィア実験生活」って書籍です。ちなみにアビゲイル・アリング、マーク・ネルソンって人が書いた書籍です。

アメリカのアリゾナ州に建設された巨大な建物の名称が「バイオスフィア2」になります。なんで2なの?って気になっていたら、書籍の中で地球そのものがバイオスフィア1になるから、このアリゾナの閉鎖空間はバイオスフィア2になるって書かれてました。その中で実際に2年間にも渡ってこの、閉鎖されたバイオスフィア2の中で生活した人が書いた本なので信頼性は高い。

結論から言えば、2年間に渡ってバイオスフィア2の中で生活をした8人の科学者、専門家等の男女は無事にミッションをクリアしています。この計画は100年計画でその後も参加者を2年単位で入れ替えて計画を継続する予定だったのですが、出資した富豪がディズニーランドみたいなテーマパークにしたかったらしく、訴訟を起こして僅か1回だけの計画で終了したそうです。

 

 

バイオスフィア2は完全な閉鎖空間での生活ではない?

2回目のチームは半年間だけバイオスフィア2の中で生活をして終了になったので、2年間ってスケジュールをクリアしたのは最初の8人のメンバーだけなんですよね。壮大な計画だったバイオスフィア2ですが、火星に移住した際の閉鎖空間での人類の生活、潜水艦での酸素濃度のデータ等、色々な分野で利用できる貴重なデータを残しています。しかし、1回だけで終了です。

バイオスフィア2は完全な閉鎖空間での生活を行なっていて、サンゴ礁の海、畑、ジャングルなど、それは多様性をもたせた広大な建物の中で閉鎖空間を実現しています。ただし、火星に移住した場合、こんな巨大な建造物の建設は不可能なのと、建物内に事前に持ち込んだ、多数の植物、動物、昆虫なども持ち込めない為、まあ、火星の移住は現状は無理って感じでしょうか?

実際、バイオスフィア2でも、二酸化炭素、光合成等、地球のリサイクル環境を濃縮した実験施設になっている為、酸素濃度を計測する計器に異常があり、途中で酸素が足りなくなったことがあったそうです。エベレストのベースキャンプ位の酸素濃度になってしまって、バイオスフィア2の中にいる8人の生命の危機になった為、あえなく外部から酸素を大量に注入してます。

 

 

酸素濃度が激減したり怪我をした場合でも助けは来ない?

その原因は、大量に持ち込んだ土、建物の基礎になっている大量のコンクリート等が原因で、特定の土やコンクリートが二酸化炭素を再利用せず、酸素をリサイクルする仕組みがうまくいかなくなった為ですね。火星に建造したコロニーで同様の状況になった場合、外部から大量の酸素を注入することは不可能ですから、火星でこんな状態になったら8人は全滅していますね。

バイオスフィア2では建物内で、小麦、タロイモ、米の生産も行っており、外部からの食料は持ち込まず、最初から持ち込んでいた緊急用の食料、それ以外は自分たちで農業を行い育てた食物だけを食べて2年間生活しています。これは凄い結果だと思いますし、自給自足でも生活が出来るってデータになっているのですが、小麦の脱穀作業中に1名が大怪我をしてしまいます。

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指を切断する程の大怪我だったらしく、それでバイオスフィア2の中に医療知識のあるメンバーもいたのですが、流石にこの規模の怪我の場合、専門病院で治療をしないと大変な状況になりかねないとの判断で、バイオスフィア2から5時間ほど外に出て専門病院で治療を行なったみたいいですね。これも、火星のコロニーで同様の怪我をしたら命に関わる可能性があるって結果。

持ち込んでいいた大量の土、建物の基礎に使っているコンクリートが原因で、酸素濃度が低くなり、エベレストのベースキャンプ位の酸素濃度になるって予測は出来なかったのかな?

 

 

閉鎖空間では豚の飼育は出来なかった?解体された豚さん!

バイオスフィア2の中には、ヤギ、豚、鶏、猿などの動物、ゴキブリ等の昆虫も事前に持ち込まれていました。これは、人間が食べれないゴミになる植物を動物や昆虫が解体処理をしてくれたり、食べてくれるから。更にはヤギのミルク、鶏の卵等の貴重な食料源にもなるからとのこと。この中で、豚に関しては、本来持ち込む予定だったベトナムの豚を持ち込めなかったそうです。

なんでも、最も効率が良いベトナム原産の豚を持ち込もうとしたら、アメリカの動物愛護団体から、豚の虐待をやめろみたいな苦情が殺到したとか?。アメリカの動物愛護団体は過激派組織みたいな感じですから、それがあって、ジョージア州のオサバウ島の豚を持ち込んだものの、この豚がグルメすぎて人間が必要とする食物しか食べなかったそうですね。とんでもない豚だ。

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それで、これ以上は管理できないって判断になり、豚は全て解体されて肉になったそうです。火星では動物や昆虫の持ち込みは出来ないでしょうし、バイオスフィア2レベルの40エーカー規模のコロニーの建設など出来ないでしょうから、火星に移住後、農業を行う事も容易ではありません。国際宇宙ステーションでは食事はすべて地球で生産した物を持ち込むだけですからね。

結局、著者の方も書籍の中で書いていますが、閉鎖区間の中で一番重要になるのは食事になります。食料がいくらあっても毎日同じメニューでチョコバーとかカロリーみたいな人工的な食料を食べていたら、閉鎖区間の中では頭がおかしくなったり、体調不良になってプロジェクトは破綻してしまいますからね。宇宙ステーションでも、食事は相当気を使って開発していますから。

 

 

バイオスフィア2の人工ビーチを一度見てみたいですね。

他にも、バイオスフィア2を報道した新聞?の記事でバイオスフィア2の閉鎖区間の中でツグミを飼育しているって報道があり、それを見たアメリカの行政機関が調査に来たそうなのですが、勝手に侵入して住み着いているだけで、捕まえることも出来ないし、追い出す方法があるなら教えて欲しいって対応をしたらなんとか無事に対応できたとか?、ツグミはアメリカでも違法?

ちなみに日本では、野生のツグミを密猟で捕獲したり、ツグミを焼鳥にして食べたら警察に逮捕されますし、家の中で飼育するのも駄目です。バイオスフィア2位の巨大な建物でしたら、建設中に外からツグミが侵入していた場合、簡単に捕獲も出来ないですし、天井は頑丈な強化ガラスで囲われている閉鎖区間ですから、確かに追い出すのは不可能だな?って笑えましたね。

結局、100年計画で多額の費用をかけて建設されたバイオスフィア2ですが、予定の2年間を無事に過ごしたのは僅か1回で8名だけです。2回目は6ヶ月で中止。その後はバイオスフィア2をテーマパークにしたい投資家が裁判を起こして計画はすべて中止。なので、現在はバイオスフィア2は一般に公開されているそうです。人工ビーチは一回でいいので、みたいですね。

バイオスフィア2で2年間を過ごした人の書籍を読めば、地場がないとか大気が薄い、重力が弱い等の問題をクリアしても、人類の火星移住は無理だろうって感じました。宇宙ステーションを少し広くした程度の閉鎖区間の中で、地球からの食料、水、物資などの支援がまったくない状態では、ちょっとした要因で酸素濃度が激減して、メンバー全滅ってなりかねませんからね。

2年間の中で、最初は全滅するみたいな予測があった人工ビーチの珊瑚も1種類が絶滅しただけで、残りは無事に生き残って生態系を構築しているとか、朝顔の大量増殖、ゴキブリの大量発生などの問題もありましたけど、閉鎖空間での農業も順調で外部からの食料援助は無しで2年間過ごせたなど、外部から援助できるなら、海底コロニーみたいな基地なら運営出来そうな感じ?

バイオスフィア実験生活は古い本ですが、内容が為になるのでお勧めです。アマゾンでは凄い高い金額で売られていますが、図書館で借りれば無料です。

よろしくお願いします。

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