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探偵事務所の新規立ち上げ相談

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こんにちわ。

ブログMiMiです。

探偵事務所の新規立ち上げについてのご相談を頂きました。

週刊誌や投函チラシなどでよく見かける、大手探偵事務所等が行なっている、探偵の専門学校等には時間とお金の無駄ですから、行かないようにしましょう。

派手なチラシや宣伝の費用は、誰が支払っているのかを考えれば直ぐに意味がないことは分かると思いますし、逆に探偵の専門学校等に多額の費用を支払って通っている人が、探偵として成功しているのを私は一度も見た事がありません。

そもそも、探偵とは一体何をする人なのでしょうか?

恐らくは、真っ先に浮かぶのが有名な人気アニメである、名探偵コナンではないでしょうか?

探偵は、名探偵コナンのように、殺人事件の解決をするのでしょうか?

実際には、探偵業者は、そのようなカッコイイものではなく、探偵の実態は、その殆どの仕事が浮気調査になります。

浮気をする人が全くいなくなったら、探偵業者は殆どが倒産してしまいます。

探偵業者が、携帯電話番号から住所や氏名を割り出したりしているのを良く見かけますが、こちらは単純に名簿業者から、情報を仕入れて多額の利益を上乗せして転売しているだけです。

名簿業者にはあらゆる手段で、日本中の個人情報が集められています。

ですから、探偵業は多角的なサービスを展開していますが、実際には、その殆どが外注作業であったり、名簿業者などから個人情報を仕入れるものであり、実務としては尾行や盗聴器の発見くらいしか行なえる業務はありません。

尾行に関しても、探偵が尾行のプロな訳ではなく、法律で尾行する事を許されているだけに過ぎません。

そもそも、探偵がアピールしているような尾行のプロなど存在しません。警察が尾行してても、見る人が見れば簡単に分ります。

車の追跡やバイクの追跡に関しても、探偵の運転技術はその辺の暴走族と同じ程度です。早い話がへたくそだという意味です。

尾行は、法律の問題をクリアして、尾行を行なう暇な時間のある人であれば誰でも、その辺の探偵事務所と同じ事が出来ます。

ですから、専門的な実務も殆どなく、情報を仕入れて転売するような、探偵業などは別にどなたでも出来ますし、粗利益も大変高いおいしい仕事になります。

多額の費用がかかるような、探偵の開業専門学校などが多数あることからも分るとおり、探偵業界には多額のお金が動いています。

誰でも出来る探偵であれば、探偵事務所を開業すれば、お金が沢山儲かるのではないかと思われるかもしれませんが、実際にはそうではありません。

探偵の仕事は、誰にでも出来るから、競争が大変激しく、クライアントから依頼を取る部分が大変難しいのです。

探偵に依頼を検討している方の数は常に一定ですが、探偵業を立ち上げる人があまりに多過ぎるため、その殆どが仕事を得ることなく廃業していきます。

ですから、探偵の専門学校やスクールに行っても全く意味がないどころか、時間とお金をわざわざ無駄にしているといった事になります。

探偵の尾行調査や盗聴器の発見などは、誰でも出来ます。探偵業者はいろいろとアピールしていますが、それらは全てがセールスレターに過ぎません。

ですから、探偵業を立ち上げるのは簡単で、仕事も簡単ですが、依頼者から依頼を受ける事が大変難しい事を最初に理解してください。

探偵が行なっている程度の仕事が出来ないようであれば、一般的な社会生活そのものが出来ない状態ですから、根本的に何を行っても駄目な人といったことになるでしょう。

それでは、探偵業を立ち上げるには何が必要なのでしょうか?

実は、探偵業は管轄の警察に届出が必要になります。

届出を行なわずに探偵業を行なっていると、警察に逮捕される事になります。

尾行は張り込みなど、警察と同じ事を行なう訳ですから、警察に届出を行なう事は当たり前の行為になります。

張り込みや尾行をしていて、ストーカー等を疑われて通報された場合は、身分証明書を警察に提出して正式な探偵業者である事を証明しなければいけないわけです。

また、探偵業を開業する際には、代表者に前科がない事や自己破産をしていない事など、最低限のルールがありますが、一般的な生活を行っている人であれば全く問題はありません。

これも当たり前です。

警察の管轄で開業届けを出すのに、暴力団や前科者等が届出を出すようであれば、警察の面子にも関わります。

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それで、探偵業を開業するわけですが、開業を行なうと警察が現地に確認に訪れます。正しい営業を行なっているか等の確認を行ない、後は事務的な処理を行なうだけです。

これで探偵事務所の立ち上げは完了ですが、ここからが大変難しい部分です。

探偵事務所最大の難関である、お客さんが全く来ない問題です。

開業して、宣伝も行なっているけど、お客様が一人も来ないといった現象が、殆どの探偵事務所で発生しています。

なぜ、お客様が来ないのでしょうか?

今回のご相談者様は、宣伝の際に、ご自身の事務所のPRばかりを行なっており、一体何をしている業者なのか全く分らないチラシを作っていました。

基本的な話ですが、探偵事務所に依頼をするクライアントは、探偵事務所の自己PR等には一切興味がありません。

浮気を調査して欲しい等の明確な目的があり、ご自身でそれが出来ないから、探偵事務所を探して依頼をするわけです。

ですから、何でも出来ますとか代表者の自慢話ばかりをPRしている宣伝を見ても全く関心を持たないのは当たり前なのです。

探偵業者の根本的な勘違いが多くなる部分ですね。

どのビジネスでもそうですが、何でも出来ますといった表現は一番使ってはいけない表現でもあります。

何か専門的な分野がなければ、依頼しようと思っても、他に依頼をするに決まっています。

また、探偵はチェーン店以外では、その性質上、縄張りを決めて、地域密着型の営業スタイルをとった方が良い事が殆どです。

全国を範囲にしたところで、十店舗の営業所がなければ対応する事は簡単ではないからです。

今回、私のお勧めしたのは、尾行専門の探偵業者として営業する事です。

探偵業を開業して、利益を上げたいのであれば以下を行なってください。

(1)大手探偵事務所が行なっている探偵専門学校等には絶対に行かない。

(2)尾行や盗聴に強いなど、特定の専門分野のみをPRする。

(3)地域密着型の営業を継続的に行なう。

クライアントとの営業方法などは、専門学校などに行って身につくものではありません。元々才能のある人が、より多くの人と接する事によって身につくものです。

ですから、バカから金を巻き上げる専門学校などの、最初からお金を儲ける事だけが目的の相手にいくら接したところで意味はありません。

盗聴器等の機械が好きだから、なんとなく格好いいからでは、業務としての探偵業を継続するのは恐らく不可能です。

まずは、探偵は浮気調査で利益を上げている業界である事を理解して、浮気調査を行なうにあたって、ご自身でどのような仕事が出来るかを考えましょう。

地位密着型の営業については、探偵事務所を立ち上げて、いきなり全国規模で営業を行なうにはあらゆる点で無理があるからです。

全国での宣伝を行なおうと思ったら、広告宣伝費だけでも、莫大な金額になります。また、クライアントの対応を行なおうと思っても、全国から電話がかかってきたら、到底対応が出来ないのはわかっています。

体力も経験もないのに、全国対応をしようとすることは、依頼が沢山きても、依頼が全く来なくても、どちらでも失敗してしまう可能性が大変高い事と理解してください。

ネットで宣伝広告を行なうにしても、探偵に関わる宣伝費用は、大変高い分野ですから、ホームページなどを検索上位で表示させるのが最も費用対効果が高くなります。

しかし、探偵業の競争の激しさは半端ではない為、素人が作ったホームページが検索エンジンで上位表示される事はまずありません。

ですから、結果的に競争の少ない、地域密着型から始めるしかないのが現状です。

探偵業を始めるにあたって、高価な撮影機材や盗聴器の発見機材等は、購入されないようにしてください。

クライアントが来なければ、高額な機材は負債にしかならないわけです。

10万円超えることが殆どの機材ばかりですから、一括経費にする事も出来ませんので、余計な税金を沢山払う事にもつながります。

探偵の仕事は誰でも出来るから、競争率が大変高い事を考えて、探偵業で最も難しいのは、仕事の依頼を受ける事である事を意識して行けば、失敗する確立は極端に少なくなります。

今回のご相談者様は、早速広告のデザインの変更を行ないました。

まあ、私が30分ほどで、全て作り直したわけですが・・・。料金は今回は無料で対応させていただきました。

よろしくお願いいたします。


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