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結婚詐欺師の判定相談|アパレル経営者を名乗る婚約者の男は詐欺師?

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こんばんわ。

ブログMiMiです。

某結婚相談所で知り合った男性が、結婚詐欺師であるかを判定して欲しいとのご相談をお受けいたしましたので、今回ご説明いたします。

この結婚相談所を利用して、多額のお金を支払って、結婚詐欺師に騙されたといったご相談が大変多くなっています。

知り合った結婚詐欺師であるかのご相談は大変多くなっており、毎日沢山の女性が騙されているようです。

また、私に相談に来る女性の方の殆どが、結婚相談所等を利用して、金銭を支払って理想の男性との出会いを提供しているといった、業者経由で知り合った人ばかりになります。

今回、ご相談頂いた女性の年齢は30代ですから、40代の女性と比べれば、結婚に対してまだ余裕がありますので、お付き合いする男性に対しても幅広く対応できます。

40代の女性になると、理想の男性と知り合い結婚をする為には、特定の条件に該当する属性を身につける必要があります。それ以外の女性はまず理想の相手と結婚できる見込みはありませんから、その確立は0%です。

某結婚相談所で、先月知り合ったばかりの男性で、その男性のスペックはお話を聞いた限りでは、一般的な男性を遙かに上回るスペックでした。

その男性の属性ですが、

職業はアパレル会社の経営者であり、年齢は30代、年収は4000万円、自宅は18000万円の豪邸を購入予定。建物だけで9000万円ですから、相当な豪邸になりますので、不動産収得税、固定資産税だけでも、地方の一軒家が変えるくらいの金額です。

更には、パリのミラノコレクションにも出展予定だとか・・・・。

話を聞いただけでは、ご相談いただいている30代の女性からすれば、理想の男性に相当するスペックであり、誰が見ても申し分はありません。

実際に、この男性とご結婚したいと思うのは無理も無い話しかもしれません。

この男性とは知り合って直ぐに、結婚の話になり、お付き合いが始まったそうです。その間、わずか一週間前後・・・・。

普通のOLさんが、18000万円の新居に住めるとか、年収4000万円の男性と結婚できて、パリのファッションショーや、モナコ等に仕事で頻繁に移動できるようになるのであれば、まさに理想の結婚そのものです。

ただし、その話が事実であれば・・・になります。

当然ながら、このような話には不自然な点が沢山出てくるのですが、素人の方では分らないことが沢山あり、今回、ご相談を頂いた次第です。

知り合ってから直ぐに結婚の話になり、キスをしてから、行為をおこなったとのことですから、普通ではありませんね。はたから見ると、この男性は無料の風俗店に通っている感覚に近いと思います。

しかも、無料でお金ももらえる風俗店ですから始末に終えません。

そして、知り合ってから2週間後に事件は起こったそうです。

なんと、このアパレル会社を経営している男性が、会社の当座預金の通帳を盗まれてしまい、このままでは、会社が不渡りを出してしまい、倒産してしまう危機に面してしまったそうです。

急いで、お金を工面しないと、この男性のアパレルの会社が銀行取引停止になり、倒産してしまうといった話になり、女性にその話を持ちかけたそうです。

実際に不渡りを2回出すと、銀行での取引が全面停止になりますので、一般的には倒産してしまうと言われますが、現金取引が主体の会社であれば、別に問題はありませんし、必ず倒産するというわけではありません。

そこで、会社を不渡りから守る為には、100万円以上のお金が必要になり、そのお金を工面しないといけないといった話になったそうです。

更には、お金を貸してくれとは一切言わずに、100万円以上の金が必要である事を強調している状態。女性は、何とかしてこの男性にお金を貸して、会社の倒産を免れて、その後に二人で結婚生活を送る事が出来ないかといったお話なのです。

お金を貸して欲しいとは一言も言わない、自称年収4000万円の男性。100万円のお金を工面する為に、借り入れをしてまでこの男性に現金を渡そうとする女性。

それでは、どこが問題が分るでしょうか?

その答えは、全てに問題がありますといった回答になります。

今回のお金の貸し借りの部分だけではありません。

このお話は、全て自称アパレル会社の経営者を名乗っている男性が一方的に話しているだけのお話で、その事実をこの女性は一切確認していません。

お金を貸し借りしたり、出資をしたり、投資をしたりする際には、事実を必ず確認するのが基本です。

融資や投資の申し入れをしてくる相手の、話だけを全て信用してお金を渡していると、どうなるでしょうか?

あっという間に破産してしまいます。

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これは結婚がどうのこうのではなくて、金銭のやり取りがある場合、全てにおいての基本的な行為です。

女性は確認しているとおっしゃっていますが、私の感覚からすれば、全く無意味な確認しかしておらず、それでは意味が無い事になってしまっています。

既に最初から全てがおかしい状態であり、どこがおかしいのですか?とご質問された、全てがおかしいですとしかいえません。

何パーセントくらいの確立でこの男性は詐欺師ですか?ときかれましたので、

私は100%ですと回答。

なぜなら、何一つ確認が取れておらず、全てがこの自称アパレル会社経営を名乗る男性の作文にすぎないからです。

小学生の時に、皆さんが将来の夢といった作文を書いた記憶があると思いますが、まさにそれです。僕の夢といった作文をこの男性が一方的に話しているに過ぎません。

そもそも、当座預金の通帳を盗まれてしまって、資産をなくしてしまい、不渡りが出そうとありますが、この時点で全く意味が不明です。

そして、アパレル会社の不渡りを防ぐ為に、100万円くらいの現金が必要?

全く預金がない人が、18000万円の新居は頭金無しのフルローンで購入するおつもりなのでしょうか?

そもそも、年収4000万円な訳ですよね?訳が分らないです。

年収4000万円もあれば、どこの金融機関にっても現金100万円程度は喜んで貸してくれますよ。お前は一体何を言っているんだ?といった感じです。

会社の経営者で年収4000万円が本当であれば、その源泉は役員報酬のはずです。

アパレル会社の経営者で年収4000万円となると、年商は10億円を遙かに超えていないと難しい金額ですし、アパレルの経営はハンカン費が沢山かかります。

年商10億円売り上げたら、その半分は仕入原価等に割り当てられる為、利益は極端に少なくなるのが製造業でもある、アパレル事業ですから、毎月の取引先の支払いだけで5000万円前後はかかることになります。

※詳細なご相談の確認を取っていませんので、あくまで最低ラインで割り出しています。

となると、当座預金の通帳が盗まれた事が事実であり、その預金がなくなったのか、手形や小切手が盗まれたのかは知りませんが、これが全て事実だとしても、毎月の支払いは5000万円はかかるということです。

100万円程度の現金を用意してもらって、不渡りを防げるとか、どうにかなる金額ではありません。

そもそも、通帳が本当に盗まれたところで、その中の現金を犯人が引き出す事は現在は容易ではありません。銀行の窓口で、預金を引き出そうとして逮捕さえるのが関の山です。

そもそも、現在の銀行では、本人確認が取れないような現金の引き出しは、銀行では簡単には行なえません。必ず本人確認を行ないます。

今回の話は、おかしいとこだらけで、どこから突っ込んでいいやら分らないのですが、早い話が、全てがホラ話であるということです。

嘘というのは、一箇所でも事実が分れば、そこから連鎖的に嘘がばれてしまいます。

そもそも、年収4000万円の会社を経営している男性が、結婚相談所を利用する事などありませんし、そのような男性を見たことがありません。

もし、そのような男性がいるのであれば、預金口座と納税証明書を確認してみて下さい。

仮に100歩譲って、結婚相談所を利用していたとしても、一般的なOLさんとは会話そのものが成立しませんし、パリのミラノコレクションに出展しているような経営者の男性であれば、なおさらそうなります。

結婚相談所と全く反対の状態ですね。

その理由は、そのほうが、費用対効果も高いですし、メリットがあるからですではなくて、それほど結婚相談所を利用するメリットが無いということです。

しかし、結婚詐欺師に騙されるよう女性にはそれが分らない為、最後の最後まで分らないまま話が進み、多額の借金を背負ってしまったり、心に深い傷を負ったりすることになります。

今回、ご相談いただいて、私はこの女性に対して、今後はこの相手の男性とは会わないようにご説明しておきましたし、お金は絶対に貸さないように説明しておきました。

また、100万円全てを借金して、まかなおうとしていましたので、こちらに関しては絶対にしないように何度もお話をしました。

ただし、最後にご判断するのは女性本人です。

子供ではありませんから、詐欺師に騙されたといっても誰も助けてはくれませんし、警察が仮に介入してきてもお金を取り戻す事は容易ではありません。

結局、最後は破産するか、風俗で働くかになってしまうのです。

今後、この話で進展があれば、またブログに掲載します。そのような話はこれまで沢山見てきましたので、何とか今回のリスクを回避して欲しいと持っています。

よろしくお願いいたします。


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