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中国圏の旧正月とファーストペンギン|些細な事でもメリットにする

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こんばんわ。

ブログMiMiです。

ここ最近、旧正月というんでしょうか?、これって元々は中国限定のお正月イベントだと思っていたのですけど、私がいつも利用しているアメリカの会社も遂に旧正月をターゲットにした商売を始めた様ですから、中国での売り上げが無視できない状態になってきているのかもしれません。

実際に商品が動かないインターネットのみを介した商売というのは、まさに世界中どこにいても成立する商売ですから、人口が多くてまだ市場が構築できていない国でしたら、間違いないく将来的な見込みはある訳なので、問題がなければどの企業も手を出す訳ですね。

まあ、その様な国は法律に問題があったり、知的財産の管理がいい加減であることも多い為、正攻法では商売にならないことも多いのですが、ネットを使った認証システムを適切に行っているとか、そのネットを使ったシステムを使わないと損をする様な仕組みにしておけば良いのです。

 

 

デジタル系の偽物とリアル系の偽物の違い

ルイビトンの様なブランドものでしたら、精巧な偽物が作られてしまうとそれまでの話になるのですが、デジタルデータの場合は仮にそれを100%完璧に複製されたとしても、正規品を使わないといけない理由も同時に付与していれば、利用者は問答無用で正規品を使わないといけなくなってしまう訳です。

例えば、ルイビトンの精巧な偽物の場合は素人が見ても本物との見分けがつかない為、偽物を作られてしまうとそちらを買ってしまう人がいたとしても、その偽物を持っていると特定の場所には入れないとか、特定のイベントに参加できない様な仕組みがあれば、本物を購入することになります。

リアルなブランド商品の場合はその様なシステムを用意するのは現時点では不可能ですから現実論ではありませんが、デジタルデータ系の場合はそれが可能になりますので、常に本物を購入していただくような仕組みと良い商品、良いサービスを提供していけば容易にグローバルな展開も可能です。

 

 

リアルに商品を動かす場合は法律論だけでは難しい

実際に商品が動く商売の場合、中国ではいくら市場があっても簡単には実現しない仕組みになっているのですけど、ネット経由のデジタルデータの販売でしたら中国当局の都合であるとかネットのインフラの都合、言語の都合などをうまく解決した際には「ファーストペンギン」状態になることも可能ですからね。

実際に中国圏で商売をされたことのあるかならご存知だと思いますけど、日本人の感覚で法律を厳守して事業展開をしていても、嫌がらせのごとくいろいろな妨害をうけてしまい、まともに事業を稼働させることができなくなるのは当たり前の世界です。

昨年迄でしたら、旧正月のイベントなどは全くありませんでしたので世界的に消費が低迷しているかもしれませんし、中国経済の将来性にかけているのかもしれませんけど、一消費者としては大幅な割引セールが増えるのであれば、どの様なイベントであっても大歓迎といったところです。

早い話が、私が安く商品を購入できるのであれば、どんどん勝手にイベントセールをやってほしいだけの話なんですけど、ここで知らない人もいらっしゃるでしょうから、ファーストペンギンという言葉についてのご説明をします。

 

 

ファーストペンギンとはペンギンではありません

多分、ファーストペンギンと聞くと、うーん、皇帝ペンギンとかマゼランペンギンなどは知っているけど、そんな変な名前のペンギンっていたかな?と真剣に頭を悩ます人も出てくるかもしれませんが、ファーストペンギンというのは実際に存在する生き物のペンギンのことではありません。

その名の通り初めて何かをする行動をファーストペンギンと表現しているだけであり、一般的にはマーケティング関係の話でよく出てくる言葉です。

ここでいう、初めて何かをする件なのですが、ペンギンというのは当然ながら海の近くで生息している訳ですが、海にはペンギンを狙うアザラシとかシャチなどの天敵も沢山いて、それらは地上からでは確認が難しいため、実際に海に飛び込んでみないと安全性がよく分からないことが多いのです。

そのため、ペンギンは大抵集団で行動をしていますが、海岸沿いに来ても天敵の恐怖のあまり、なかなか海に飛び込もうとはせずに集団で硬直状態になっていることもあり、その中で一番最初に勇気を出して海に飛び込んだペンギンが一番天敵に襲われるリスクが高くなります。

海に飛び込んだ瞬間シャチに食べられてしまう恐れもありますが、その海には他のペンギンが全くいない為、餌になる小魚が沢山いる状態ですから、他のどのペンギンよりも先に海に飛び込んだペンギンの方が、餌の魚をより多く得ることができるという訳です。

 

 

後になる程リターンが少なくなるのは共通なのです

海の天敵が怖くて飛び込むのが最後になるペンギンほど、餌に到達できないペンギンが出てきてしまい最悪は餓死してしまうことになるのですが、これを経営に当てはめて表現したのがファーストペンギンという言葉です。

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その名の通り天敵が多くて未開の地に飛び込んだ人から、未開拓の市場を優先的に制圧する権利を得ることができますから、そこで成功すれば先行者利益を得て莫大なリターンを得るということになります。

ただし、失敗すると当然天敵に襲われるペンギンと同じ状態になってしまいますから、後がない崖っぷち状態になってしまうこともそのままの意味です。

現実のペンギンの話としては、大変人間臭い生活をしていて、他のペンギンの子供は平気で誘拐するし、メスはオスに対して売春するし、卵を複数産んでも子供は一匹しか育てずに他の子供は蹴り落として殺してしまうしで、見た目とは異なり結構シビアでダイナミックをしている生き物なんですね。

もし、ペンギンに興味があれば、集団で巨大な施設でも用意しない限りはファーストペンギンの状態を見ることは大変難しいでしょうけど、ペットとしてはあまりに高額で飼育難易度が高いペンギンについて色々と調べてみるのも良いかと思います。

これまで、個人レベルでペンギンの飼育をしている人は見たことがありませんから、ペンギンを飼育しているだけで恐らくは世間の注目の的になるでしょうけど、それなりの環境を用意しないといけませんから、毎月の維持費は数百万円単位でしょうか?

 

 

旧正月のイベントを行っているのはStermです

そんな感じでファーストペンギン状態でチャレンジしているのか単なる暇つぶしてやっているのか分かりませんけど、私がよく利用しているアメリカの会社が現在中国の旧正月のセールイベントをやっていまして、確認したところ50%割引くらいで多くの商品が売られている様です。

イベントの際には50%割引で販売する訳ですから、普段からそれくらいの金額で売れば良いのに?と思うかもしれませんけど、まあ商売ですからどの業界もその様なものでしょうし、日本の会社から購入するよりも圧倒的に安く購入できる訳ですから、消費者としては大変良い訳ですね。

もう気がついたかもしれませんが、この旧正月のセールをやっている会社というのはStermというサイトのことであり、世界中のPC用のゲームソフトを扱っていて、こちらで購入しておけばいろいろなPCにインストールできますし、アカウントで一元管理されているので何かと便利なのですね。

ただ、Stermの公式サイトを見た感じでは、旧正月セールに関して言えば完全に当てつけの様な感覚なのですが、この会社はアメリカの会社ですからこれまではアメリカ以外のイベント期間のセールというのをやっておらず、ハロウィンとかクリスマスとか、ずっとアメリカ基準でセールをやってきていた訳ですね。

それが、突然今年から中国の旧正月のイベントを大々的に取り上げて、割引セールイベントを開始した訳ですから何かしら理由がある訳ですし、その理由は利益にかかわること以外にはありえませんから、中国の旧正月にはそれだけの魅力ある市場があるということなのでしょう。

一消費者としては、どの様な内容であっても、大幅な割引セールがされることについては大歓迎ですから旧正月であろうが節分であろうがどうでも良いのですけど、日本のイベントもセールに追加していただけると個人的には助かります。

 

 

グローバルな販売ルートがないと出来ないイベント

日本でも中国人の爆買いがどうのこうのと頻繁に報道されている為、ここ最近は中国人向けのサービスなどを積極的に扱う日本企業も増えてきているのですが、それの恩恵に関われるのは大企業くらいであり、中小零細企業などでは実際には殆ど関係ない話になります。

下請けとしてのみ生存を許されている企業の場合、元請けの大企業から商品の発注がくればくるほど利益になることには変わりはないのですが、それが一時的なものである場合は余計なラインや人員を投入しないといけないリスクばかりが高くなりますから、その辺りを考えておかないと倒産の危機に陥ることすらある訳です。

Stermが今回の様に突然旧正月のセールを大々的に始めたのを見て、自分たちの会社も旧正月を取り扱ったイベントをしようとしても、グローバルな販売ルートや商品などを保有していないと全く意味がないものになりますから、真似をしようと思っても真似ができるものでもありません。

どの様な商品やサービスを扱っていようが問題はないのですけど、やはりグローバルにセールスできるインフラを持っている企業は何があっても臨機応変に対応できますし、お金になると判断したら別の国のイベントに便乗して、それをきっかけに自分達の商品を強くセールスすることもでいます。

もし、セールスしようにも自分達の会社にはその様な商品もサービスもない、販売ルートもない場合は、将来些細なことがきっかけになり、事業が行き着かなくなることもありえますから、早い段階でその問題点を改善していくことを検討していくのがお勧めです。

動物園で飼育されているペンギンで終わるか、ファーストペンギンとなり新しい市場を開拓するか、その辺りは経営者を含めた組織の能力になる訳ですから、Stermが旧正月セールをやっているのを見て、単に安いかな?とか、セールやっているんだ・・・ではダメで、些細なことでも注意して観察していきましょう。

よろしくお願いします。


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