こんばんわ。

ブログMiMiです。

結婚詐欺師を刑務所にぶち込んでやりたいけど、どのようにしたら良いでしょうか？といったご質問を頂きました。

結婚詐欺師に騙されてしまった被害者の方であれば、当然の反応です。

ただ、少しお待ちいただきたいところがあります。

刑務所にぶち込むタイミングであるかどうかもありますが、結婚詐欺を行なっているからといって、詐欺師を摘発する為に、警察が簡単に動いてくれるかどうかと言った問題もあります。

ご存知の方も多いと思いますが、結婚詐欺の場合は、ある程度の被害が発生しない限りは、警察は簡単には動いてくれません。

ある程度の被害とは、多数の被害者が発生しており、騙し取られた金額の合計が数千万円単位に達している、妊娠させれてしまった女性が多数存在するなどです。

また、結婚詐欺にあったという証明を、被害者が自ら行なわないといけないといった技術的な難しい問題もあります。

結婚詐欺師を刑務所へぶち込むタイミングですが、殆どの被害者の方に共通するのは、ご自分の騙し取られた被害金額を、全て回収した後で、結婚詐欺師を刑務所にぶち込みたい、懲らしめてやりたいといったご相談です。

必ず、騙し取られた金額を全て回収する事を前提に、結婚詐欺師を刑務所にぶち込んで、懲らしめたい、反省させたいなどといったご意見をお伺いしています。

しかし、これは、実は簡単ではありません。

そもそも、結婚詐欺師から騙し取られたお金を回収する行為自体が、普通の方には難易度が高い傾向にありますし、刑務所にぶち込む際には、刑事事件を取り扱う警察が、必ず詐欺事件としての捜査を行なう必要があります。

結婚詐欺は男と女の関係もあり、ただでさえ簡単には動いてくれない警察が、より腰が重くなってしまう詐欺事件ですから、思ったようにいかないことのほうが多くなります。

男女の恋愛とか、結婚に関わる事件や問題は、基本的に民事に該当する為、警察は民事不介入をたてにして、相談までは乗ってくれても、捜査をしないといけない被害届けや刑事告訴の受理まではなかなか行なってくれないのです。

更に、結婚詐欺師を刑務所にぶち込む際には、必ず被害にあった金額を回収してからでないと、詐欺師が刑務所に入った後で回収すれば良いと思っていては、殆どといっていいほど、回収することが難しくなります。

やはり、警察が本格的に捜査を開始する前に、騙し取られたお金は回収する必要があります。

これは、警察の介入と、結婚詐欺師からの費が金額の回収を、同時に考えて実行していかないといけない事を意味します。

結婚詐欺の解決方法として、この対応は世界中どこに行っても同じです。

結婚詐欺師でなくても、詐欺師に騙し取られたお金は、出来る限り早い段階で回収する必要があります。そうしないと、お金を取り戻す事自体が不可能になるからです。

詐欺師に騙されてしまったら、可能な限り早い段階で、お金を取り戻す事を選択してください。それが出来ると判断したら、警察を本格的に介入させるにはどうしたらよいのかを考えて実現していく事になります。

その間に、必ずといっていいほど、詐欺師は他の被害者に対しても、結婚詐欺行為を行ないますが、それはわかっていてもあえて放置しておく必要があります。

そんな事は絶対に出来ません。とお話される方が殆どなのですが、この考え方は、結婚詐欺師からお金を取り戻して、刑務所にぶち込んでやるといった考え方としては全く現実で気ではありません。

人間として詐欺師の放置は、絶対に出来ない方が殆どになるのですが、結婚詐欺師は浪費が大変激しいこともありますが、詐欺で騙し取ったお金は直ぐにギャンブルや風俗、借金の返済などで使ってしまいます。

また、結婚詐欺師は、詐欺師の中でも最も底辺に位置する詐欺師ですから、結婚詐欺でしかお金を稼ぐ手段が無い事もその理由です。

アルバイトや派遣などの仕事すら一切することなく、ひたすら結婚詐欺のみで生活をしようとするのが結婚詐欺師です。

こういった結婚詐欺師から、騙されたお金を取り戻すという行為を実現する為には、他の新しい被害者を多数発生させて、その被害者から結婚詐欺師にお金が渡った時点で、回収するしかありません。

肝心なことなのですが、結婚詐欺の被害者が沢山発生しないと、警察も簡単には動いてくれないといった重大な事情もあります。詐欺事件として警察に動いてもらうには、より沢山の被害者がいなければいけませんので、これは我慢するしかない部分ですね。

自分が結婚詐欺の被害にあったあとに、更に結婚詐欺師が被害者を発生させる状況を作らなければ、結婚詐欺師を刑務所にぶち込む事もできませんし、騙し取られたお金を回収することも出来ません。

まともな神経をしている方であれば、どのような選択肢を選んでも、到底納得できる状態にならないのが、結婚詐欺の被害者なのです。

泣き寝入りをしても、騙しとられたお金は返ってきませんし、精神的に気持ちが晴れる事もありませんから、何もしなくても、納得できる事はなく、詐欺師を追い詰めようとして行動しても、新たな被害者を沢山誘発するだけであるといった状況しかないのが結婚詐欺の被害者たちです。

それほど、結婚詐欺は悪質な犯罪なのですが、実際に逮捕されても極めて罪が軽い事や、結婚詐欺師そのものが、嘘の塊であり、虚言壁があったり、妄想壁があったりしますので、まともに会話すら出来ません。

結婚詐欺師の話す内容は全てが嘘であると思っていただいて構いません。逆に本当の話をする結婚詐欺師がいれば、見てみたいくらいです。

このような、ふざけた奴が結婚詐欺を行なっているのが現状です。

結婚詐欺師を刑務所にぶち込みためには、相当な困難が待ち構えていますので、出来れば、結婚詐欺の被害に会う前に食い止めていれば、このような状態になる事はありません。

結婚詐欺師に騙された被害者が多数集って、被害者の会を設立しても、これまでご説明したように、新たな被害者を沢山作らないとどう転んでも、問題が解決しないため、被害者の会は殆ど思惑通りに機能することはありません。

結婚詐欺師の被害者の会が唯一まともに稼動する条件は、殆どの被害者の方が、騙し取られた金銭の回収をあきらめて、結婚詐欺師を刑務所にぶち込む事のみに特化した場合のみです。

この条件に当てはまれば、被害者の会はうまく稼動しますので、徹底的に結婚詐欺師を追い込む事が可能になります。

ただ、結婚詐欺師に騙し取られる金額は最低でも数十万円から数百万円、多くて数千万円はくだらない犯罪ですから、他の被害者のために、自分は騙し取られた金額をあきらめても良いですといった人は殆どいないと思います。

また、被害者の会の一部の方が、結婚詐欺師から騙し取られた被害金額を、回収している事実を知ってしまったら、ご自分も取り戻さないと我慢できなくなるのが人間です。

被害者が、何人集っても、実は誰も得をしない結婚詐欺事件は、本当に最悪です。

仮に民事で損害賠償を請求する裁判を起こしても、結婚詐欺はあること無い事、ホラ話ばかり話しますから、裁判も一向に進む事はありませんし、悪徳弁護士などが介入してくると、いつの間にか加害者にされてしまっている事すらあります。

結婚詐欺師を刑務所にぶち込みたい方は、状況を正確分析した戦略が必要になりますので、一度ご相談ください。

よろしくお願いいたします。