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日本の警察に捕まらない船を手配して欲しい|パキスタンからの相談

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こんにちわ。

ブログMiMiです。

日本の警察に捕まらない船を手配して欲しいといったご相談をお受けしましたので、こちらについてご説明します。

依頼者はパキスタンの方で、日本人ではありません。

外国籍の方は、大変分りやすい相談が多いのですが、今回も、その相談内容に問題がある事はさておき、何をして欲しいのかが直ぐに理解できます。

悪い事を隠そうとしていないところは、見習うべきかもしれません。

ただ、偏見ではないですし、あくまで個人的な意見なのですが、パキスタンの方を見ると、どの人もテロリストに見えてしまう事があります・・・。

パキスタンの方ごめんなさい。

一般的に、日本人の詐欺師や犯罪者などは、見た目は大変まともっぽくしており、役職は代表取締役社長や会長であったりすることも多く、成功者が貴方を選んで依頼や相談をしているといったパターンになる事が多いです。

素人の方であれば、プロの詐欺師相手になると、簡単に騙されてしまうのも無理はありません。

相手を見た目だけで判断したり、役職や自宅の大きさ、相手の話を全て信用したりしているようでは、全く駄目で、何が真実で、何が嘘なのかを、常にご自分で判断する必要があります。

それに引き換え、外国籍の方は、ストレートな方が多いです。

今回の、ご相談も大変分りやすい内容になっていますが、若干日本語としておかしいところがありますので、先ずはこちらについてご説明します。

先ずは、日本の警察に捕まらない船とは?

これは、日本の湾岸警備や水死体の処理をしている、水上警察のことではありません。パキスタンの方が言っている日本の警察とは海上保安庁のことです。

海上保安庁も警察と似たようなものですというより、警察とは組織が異なりますが、役割は水上の警察そのままですから、海外の方が見れば、警察と同じくくりになってしまうのは無理もない話です。

また、外国籍の方であれば、海上保安庁といった日本語を知らない方も多いでしょうから、警察といった表現はあながち間違っていません。

海上保安庁の高速船から逃げれる船を手配して欲しいといった内容が、今回の正式なご相談内容になります。

ですから、相手が何を言っているのかを正確に理解できないと、相手が警察と表現しても、それが実際に警察とは限らない事もありますので、このあたりは、人の話を聞くだけでは駄目ですね。

水上警察の船から逃走する行為と、海上保安庁の船から逃走する行為は、同じ逃走でも、全く次元が異なる話です。もちろん、海上保安庁の船から逃走する時点で、テロリスト並みの認識になる事は誰にでも分ります。

それでは、なぜ、ご相談者の方は、日本の海上保安庁から逃走できるくらいの船が必要なのでしょうか?

これは、誰が考えてもその意味を、直ぐに理解できると思います。

趣味で海上保安庁の、臨検や追跡から逃走したいわけではありません。

沖渡しという、犯罪行為をしたいから、海上保安庁の船から逃走できるくらいの高速船が必要であるといっているようなものです。

沖渡し?

これは、読んで字のごとく、沖で船同士で何かを交換する行為です。

通常は、税関を通さない、密輸品である事が多いのですが、拳銃などの重火器や覚せい剤などの麻薬であったりすることも当然考えられます。

あわせて、魚介類の密輸なども考えられますが、全て犯罪行為に使う事が前提であるという事です。

今回の成功報酬は、船の経費+1000万円です。

この金額からしても、まともな事業に使用したいわけではない事は、直ぐに分ります。

当然、私はこういった相談は、相談そのものをお受けしていません。

依頼や相談が来た時点で、今後一切のご連絡をお断りしています。

1000万円といった報酬に目がくらんで、自分を見失ってしまう人が多いと思いますが、この案件は、そんなに簡単なものではありません。

今回のような需要は必ずありますから、日本のどこかで同じような行為が常習的に行なわれていると考えるのが普通です。

沖渡しを行なって、最も怪しまれない船は何か分りますか?

そのまんま、漁船です。

外洋に出ることは通常のプレジャーボートでは大変難しく、外洋ヨットでは速度の問題がありますので、沖渡しには向いていません。

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一番良いのは、豪華客船のような大型のスーパーヨットですが、スーパーヨットで沖渡をする理由はありませんので、こちらは除外できます。

スーパーヨットは本体価格も100億円クラスかそれ以上ですし、維持費も年間数億円から数十億円です。このような船舶を保有しているオーナーが、せこい犯罪である、沖渡をする理由は全くありません。

そのようなものをするくらいであれば、為替や株でお金を転がしたほうが、はるかに短期間で多額の利益を得る事も出来ますし、犯罪でもありません。

沖渡を行なっている人は、それ相応の収入の人であったり、ギャンブルや女に狂ってしまっているような人であるとおおよその予測も出来ます。

漁船は、外洋に居ても怪しまれずに、さらにはその船体も大きく、燃料もA重油といって、通常よりも安く買える為、沖渡には最適な船といえます。

ただし、その欠点は、外洋ヨットよりは高速であっても、エンジンや燃料、船体のデザインの関係で、必ず速度が遅いという事です。

海上を40ノット前後で走行する漁船など、見た事がない人は多いと思います。

IPSを搭載した、アジムットなどの70フィートを超えるくらいの大型で、スポーツタイプの高級クルーザーであれば、40ノット前後で走行できますが、漁船はどう考えても無理です。

この、漁船の速度の問題を解決して欲しいのが今回のご相談の詳細です。

車のエンジンと理屈は同じなのですが、船はいろいろと独自な問題もあります。

そもそも、漁船のエンジンなどは勝手に改造してはいけない事になっているかと思います。

漁船の運用に関する法律について、詳しく調べてはいないのですが、漁船法という法律があり、漁船を勝手に北朝鮮の不審船のように改造してはいけないようになっているはずです。

サーキットを走行するレーシングカーの製作とは全く異なる為、必ず法律にそって漁船を登録、運用する必要があります。

勝手に漁船を改造して、それを依頼者に渡す部分までの担当であり後は知らないから、、私は関係ないといった屁理屈は法律の前では、一切通用しない話ですね。

実際に、漁船を使って、沖渡を行なっている漁師の方は存在しています。

こういった漁師は、密輸だけでなく、密漁なども平然と行っている事が多く、陸に上がれば、助成金詐欺や、保証金詐欺、海でもヨットやプレジャーボートが通りそうな場所に、平然と定置網を仕掛ける事もしているかもしれません。

ろくな漁師では無いということですが、実際に存在している訳ですから、始末に終えません。

当然、沖渡という犯罪行為そのものを行っている訳ですし、漁師ですから、個人事業主として、水産利権を悪用して、あらゆる費用も経費で損金扱いしている訳です。

こういった、悪質な漁師は、ギャンブル好きであったり、ソープランド好きである事はいうまでもありません。

まともな漁師の方からすれば、迷惑この上ない存在です。

漁師は、業種によっては補助金なども国や都道府県から其れなりに貰っているはずですし、漁業権や漁業補償などで、何かにつけて、税金から収入を得ている人も居るはずです。

こういった、悪質な漁師を海上保安庁には、徹底して取り締まって欲しいとおもっています。

しかし、海上保安庁も年々、予算を減らされてしまい、その運用が大変だとお伺いしていますし、訳の分らない法律の制で、不審船を見つけても、思うように取締りが出来ない状態が多いのではないでしょうか?

海上保安庁は、日本の近海を通行する船が安全に航行できるようにする、その重要な任務かつ、海難事故などの際にも、その存在力を示すのですが、いかんせん、一般の方からは殆ど認識されていない為、余り評価されていないように感じられます。

また、政治的にも自分たちの利権しか考えていない無能な政治家のせいで、正当な評価をされていない、自衛隊よりも厳しい立場にある公務員ではないかと思います。

こういった中でも、事前に犯罪を抑制したり、日々の安全管理に勤めている方は、尊敬に値します。

警察と連携して、海上保安庁には、徹底して、日本近海の海を守っていただきたいと思っています。

出来れば、20ミリ機関砲をロシアのように、無条件で発砲できるようになって欲しいと思います。それくらいでなければ、沖渡はなくなることもありませんし、密漁や密入国などもなくなりません。

よろしくお願いいたします。


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