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こんばんわ。
ブログMiMiです。
本日は、プリウスのひき逃げ事件についてのご相談をお受けしましたので、こちらについてご説明します。
ご相談者は関西にお住まいの根元さん(仮称)としておきます。
話の発端は、ある日突然、根本さんのご自宅に私服の警察官が訪れたことから始まります。
その理由は、プリウスの運転中に何かを轢いたりしませんでしたか?といった内容です。特に心当たりは無かったそうなのですが、少し前に、プリウスの左側がへこんでいるのに気が付いて、プリウスを修理工場に板金修理に出していたことくらい。
この左側の傷は、左側のパネル3面に広がっており、傷の付き方からして、何か相当な衝突事故があった事を意味します。
パネル3面とは?
車はどのような車でも、フロントバンパーがあり、フロントの左右にフェンダーと呼ばれる、丁度フロントタイヤの位置にあるボディーがあります。
その後ろにドアがあり、ドアの後ろのリアタイヤの部分にもボディーがあります。
このフロントフェンダー、ドア、リアフェンダーをそれぞれ、パネルと表現して、その3セットを全て含めてパネル3面といいます。
予断ですがホンダのNSXでパネル3面ぶつける事故を起こしてしまいますと、修理代金は300万円を超える場合があります。
ホンダのNSXはボディがアルミですので、板金修理が一切出来ません。また、そもそもが特殊なアルミですし、ホンダは元々部品代が大変高いうえに、あのNSXですから、全て新品部品に交換して、塗装も行ないますから、値段が極端に高くなります。
ここで疑問があるかもしれません。
フロントフェンダーとかドアは交換できるのが分るのですが、リアフェンダーはどうやって交換するのでしょうか?といった素朴な疑問です。
リアフェンダーはボルトで固定しているわけではなく、溶接で車のフレームに取り付けれていますので、溶接部分を溶かしながら、リアフェンダーは取り外して、再度新品部品を取り付けるといった板金修理を行ないます。
板金というより、アッシー交換(アセンブリ交換|部品全体の新品交換の事)ですね。
その為、板金で修理不可能なくらいの傷があるリアフェンダーを修理した際は、事故車扱いになりますので、売却を考えている場合は、大幅な減額になります。
それとは反対に、どんだけぶつけていても、フロントフェンダーやドア交換程度では、事故車にはなりません。
単なる部品交換ですむわけです。ただし、サスペンションやフレームがゆがんだりしていない場合。
今回は、左のパネル3面で、リアフェンダー交換まで行なうような傷がプリウスについていたわけです。
しかし、根元さんは、一体いつその傷が付いたのか検討が付かないそうです。
ただ、気持ちが悪いものですから、自動車保険を使い、車両保険にも一般に加入していた為、車の板金修理の手配を行ないました。
プリウスの左側のパネル3面にそれだけの傷が付いていて、本当に気が付かなかったのか?と誰しも不思議に思うかもしれません。
本当は、自分で何かにぶつけたのを知らんぷりしているのでは?とも思われるかもしれませんが、ご本人が記憶にないと相談してきている以上は、そちらにあわせてご対応するのが普通です。
そうしなければ、相談にならないからです。
あからさまに、私に対して嘘をついている場合は、直ぐに分りますので、その場合は、その時点でご相談を終了させていだく事もあります。
また、プリウスを勝手に誰かが運転して、その際に何かにぶつけてしまい、そのまま根元さんの保管場所に再度、乗り捨てた可能性も全く無い訳ではありません。
この場合でも、プリウスの所有者である根元さんに対して、管理者責任が問われますので、知らなかったではすみませんが、ご自身が何かに当て逃げしたり、ひき逃げした場合と比べると、相当軽い罪ですむ事が殆どです。
具体的には、自動車保険を使って、損害賠償さえ行なえば、後は無断でプリウスを乗り捨てた人物が責任を行う事になるからです。
その場合でも、もちろん根元さんにも責任が問われて、行政処分や損害賠償請求などが行われる場合もありますが、実行犯と比べたら、それは全く違う次元のお話になります。
結局、警察はそのままプリウスを押収する形になり、根元さんは警察に任意で呼び出されたそうです。
ここで、普通であれば、根本さんが逮捕されてしまうと思われるかもしれません。プリウスの傷を見れば、重大な当て逃げ事故か、ひき逃げ事故を起こしている可能性が大変高いからです。
しかし、警察は、簡単な調書をとり、そのまま根元さんを開放しました。
なぜ、根元さんを警察に呼び出したのか、プリウスを押収したのかも一切説明しないまま、このような状態になってしまっています。
それから、一ヶ月が過ぎても、プリウスは返却されませんし、警察からも全く連絡がありません。
根元さんは、一体どうなっているのか分らない為、大変困っていたそうです。それで私のブログを見つけて、ご連絡を頂いた次第です。
根本さんから、以上のご説明を受けて私が、現時点で分析した回答は以下の通りです。
警察が根本さんのプリウスを押収した時点で、重大なひき逃げ事故が発生しており、その加害車両である可能性が大変高い。
警察が根元さんに対して、一切情報を伝えてこないうえに、身柄も拘束しないため、根本さんが被疑者扱いになっているのは間違いないが、その証拠が未だに存在していない。
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ひき逃げ事件である場合は、プリウスの破損状況や傷の付き方から、相手は恐らくは原付がバイクであり、当然人が被害者になっている。
被害者は自分で話が出来ない状態である可能性が高く、既に死亡しているか、意識不明の重態である。
根元さん以外にも、この被害者に対してひき逃げや当て逃げを行なった、車両が複数存在する可能性がある。
念の為に、普段プリウスを運転している道路を、現在修理工場から借りている代車にて、走行して、壁やガードレールなどが破損されていないかを確認する。
こういった感じで、ご説明をした次第です。
本人が全く、人やモノをはねたり、ぶつけた記憶がないのであれば、既にご説明したとおり、第三者が運転して何らかの事故を起こした可能性もあります。
ですから、現時点で確認できる証拠を可能な限り、集めておき、今後に備えていくようにご説明しました。
もし、根本さんが無意識のうちに、運転をして、被害者をはねて逃げてしまったのであれば、後は法律に基づいた対応をするしかありません。
これに対しては、既にどうこうできないから、誠意ある対応をするしかありません。
しかし、免許取り消し、多額の罰金、多額の損害賠償、被害者の親族などからの怨恨、社会的抹殺等が、待ち受けています。
実際に本人が、起こしてしまった、ひき逃げ事件であれば、仕方がないのというより、当たり前の状況になるのですが、問題は、本人が全く事件に関係ない場合の時です。
この場合は、冤罪との戦いになりますので、証拠が無いからとか、証拠が分らないからとか言っていると、全て警察の調書どおりに事実が認定されてしまい、そのまま検察に案件が渡された時点で、それを覆すのは大変難しくなってしまいます。
なぜなら、証拠がないと本人が話している訳ですから、その証拠は警察と検察が用意した証拠のみが正しいものとして、処理が行なわれるからです。
まだ、プリウスの管理がいい加減で、第三者が勝手にプリウスを運転して、勝手に事故を起こした場合の方が、根元さんがうけるダメージが圧倒的に少ない為、そちらの可能性が0%でない以上は、その可能性を示す証拠をご自分で見つけなければいけません。
警察が、根本さんを逮捕もせずに、未だに、何をしているのか全く謎であり、その行動について教えて欲しいといった、ご相談が根本さんのご依頼です。
この答えは、以下の通りです。
警察は被疑者が誰なのかを未だに特定出来ていない。
この答えが示す意味とは?
プリウスについていた、心当たりのないパネル3面にわたる傷が付いた場所を特定して、ご自分が運転している際についた傷ではない事を証明する証拠を集める事。
その証拠を集めている際に、本当はご自分が無意識の状態で、何らかのひき逃げ事故を起こした場合は、それを示す証拠が見つかりますので、その際は、全てを警察に話して、法律に基づいた処分を受けること。
何もしないでは、最悪のケースになってしまう可能性が大変高い案件ですから、必ず行動すること。
現時点では、こういった状況にあり、それを解決するには以上のような対応を子宮で行なう必要があります。
それでは、なぜ、大変少ない情報から、今回の警察の行動から見て、ひき逃げ事件であると私が、予測を立てたのでしょうか?
車対車の物損事故であれば、監視カメラの映像があったとしても、警察はここまで真剣に捜査をする事はないからです。
しかし、相手がバイクや歩行者などの、重大な人身事故を伴う、ひき逃げ事件の場合は、警察はそのメンツにかけて、犯人を探し出します。
事故現場に落ちている細かな部品や塗料から、車種を特定したり、その車種を保有している所有者を片っ端から探して、一軒一軒確認しながら、事故を起こしていないか刑事が捜査していく訳です。
それで、今回、根本さんのプリウスが証拠として、警察に問答無用で押収されているわけですから、ここまで警察が捜査を行なうのは、ひき逃げしかありません。
しかも、相手が自分で事故の状態を話せないほどの、重大なひき逃げである可能性が大変高いといえます。
ですから、相手は車ではなく、バイク、原付、自転車、歩行者になるのですが、プリウスの傷の具合から、バイクが原付の可能性が大変高いので、被害者はバイクが原付を運転していた人物であると予測しています。
また、複数の車にひき逃げにあっている可能性も高いため、被疑者が誰なのかを警察が未だに特定できない事や、立憲できる証拠も、未だに入手していない可能性も高いから、謎の行動をとっているように感じられるといった具合でしょうか?
こういったご相談も、経営コンサルティングで解決していますので、誰に相談してよいのか全く分らないような、難しい問題は、お気軽にご相談ください。
無能な弁護士や悪徳弁護士に丸投げで相談した場合は、多額の着手金を請求されて、結局実刑になってしまった方もいらっしゃいますので、ご注意ください。
また、私に丸投げをして、後は放置といった、考え方を持つご相談者は、全く意味がありませんので、一切ご対応しません。
ご了承ください。
解決方法としては、実務レベルで分析を行なう、高度なUMLモデリングを用いた解決方法も、当然行なっています。
初回は全て無料ですので、ご安心ください。
よろしくお願いいたします。