こんばんわ。

ブログMiMiです。

Adobeがパッケージ版の販売をCS6で取りやめてから、CCという毎月課金タイプの販売形式にして幾分か時間が経過しました。

この最新版のソフトウェアであるAdobe CCの事を、いわゆる「アドビ・クリエイティブクラウド」といいます。

CCとあれば、クリエイティブクラウドだと思っていただいてかまいません。

CS6とあれば、アドビCS6と言った感じですが、これは単純にバージョンの名前であると思ってください。

Adobeは、CS６のパッケージ版を在庫限りで販売が終了すると公式にアナウンスしていたと記憶していますが、最近になってCS6のパッケージ版が普通に大量に売られているのを見かけるようになりました。

あれだけCCに移行しますから、パッケージ版のCS6は、在庫限りになりますとあおっていてこれですから、駄目ですね。

どうみても、恐らくはAdobe CCの売り上げが、想像以上にかなりヤバイのではないかと推測できます。

まあ、決算前の現金が欲しいと言った事情もあるのかもしれませんが、廃盤にしたと言っていた商品を堂々と売っている事自体普通ではないと言えるのではないでしょうか？

私は、実際にアドビの売り上げを調べているとか、データを持っている訳ではありませんし、もし、そのような貴重な内部データを持っていても一切公開できない契約になりますから、このブログも書くことが出来ませんので、私は本当に全く知りませんと言った感じになります。

理由としては、単純に、CS6のパッケージ版の販売を積極的に再開してきているのを見ていて、私がそう感じているだけです。

CS6からCCに変わる前には、私宛に、Adobeから頻繁にCS7に関するアンケートのお願いが来ていたので、必ずパッケージ版の販売をCS7としてした方がよいと、いつも書いていたのですが、全く意味がありませんでした。

人の話はきちんと聞くべきだと思います。

ついでに、アドビのアンケートに答えたら抽選でQuoカードがもらえるらしいのですが、一度ももらったこともありません。

そんな感じで、アドビのアンケートには全く答えなくなっていきました。

 

Adobe Creative Cloudが日本では売れない理由

実際にアドビさんの内部情報を調べてないのに、それが売れない理由と書いてしまうのもなんですが、恐らくは売れていないだろうと言った判断である事はご説明しています。

まあ、アドビさんもCCの売り上げのデータはまず出さないでしょうか、外から見て判断するしかないのでしょうけど、一度販売を終了したCS6のパッケージ版が大量に出回っている時点で、おかしいと言う訳です。

CCが発売したときには、私もアドビさんにお電話して確認したのですが、CS6の在庫はもう製造予定はないと言っていました。

それが今年の夏頃かな？

私も、それであわててフォトショップCS6を探して、ヨドバシドットコムやアマゾンでは全て売り切れだったので、よく分からないネットショップで何とか購入して、ぎりぎりで手に入れた次第です。

私が、購入したAdobe Photoshop CS6が最後の一個だったと記憶しています。

Adobe CCシリーズが、売れない理由は何でしょうか？

それは、単純に誰にも必要とされていないからです。

それに、日本人相手になると、パッケージ版でなければ売れないと思いますし、毎月課金と言ったソフトウェアの販売方法は、土地や建物を所有する事にこだわる民族である、日本人には到底受け入れられないと思います。

日本人は、レンタル的な手にとれず、実体の無い課金ソフトよりも、パッケージで、箱に入っている完全に自己所有できるソフトの方が欲しいのです。

パッケージでソフトを購入して、それを所持しているといった満足感が、毎月課金であるAdobeCCでは一切感じられないばかりでなく、借金の取立てのように、毎月引き落とされていくのも会わないでしょうね。

まさに、アドビに毎月取立てをされている気分になっている人は多いのではないでしょうか？

それに、Adobe Creative Cloudを毎月5000円から8000円で購入している人に確認しても、あれだけ大量のソフトを使いこなしている人は殆どいません。せいぜい趣味レベルでフォトショップやイラストレーターを使っているくらいです。

これは個人の場合です。

それでは、法人の場合はどうでしょうか？

こちらはもっと深刻で、一部のソフトを除いて、既にアドビのソフトの最新版は必要が無いと言った状況であるのが本音です。

余計な機能ばかり付いて、動作が重くなってしまっているのでは、使い道が全くありません。

唯一、Adobe CCにバージョンアップが必要になるのは、OSレベルで使えなくなる時であるとか、クライアント等にどうしても合わせないといけない時くらいではないでしょうか？

後は税金対策用に大企業は購入するでしょうけど、中小の経営者が借金で何時夜逃げするか分からないような会社は、当然アップデートはしないでしょう。

それに、日本の法人はAdobeのソフトウェアはクラック版を使えば良いといったところが結構ありますので、そういった風潮も後押ししているのかもしれません。

個人のデザイナーなどが保有しているアドビのソフトウェアの不正コピーぶりは目に余るものがあります。

私のソフトをクラックさせてくれと言ってくるやからもいる始末です。

まあ、ここまで書いていてなんですが、もしAdobe CCが実は売れていた場合はどうするの？

と言った話になるのですが、それは無いと思います。

その更なる理由は以下の通りです。

 

既存のAdobe CS3、CS4、CS5、CS6シリーズを保有しているユーザー向けに、頻繁にディスカウントをしている

Adobe CCが売れているのであれば、ここまでディスカウントする必要があるのでしょうか？

一般常識的に考えて、アドビは利益優先型の完全な外資系企業ですから、そのような事はしないと思います。

しかも、PhotoShopCCなどは、PhotoShopCS3以降の正規ユーザーであれば、一ヶ月１０００円くらいでCCの購入を永続的に出来るようなキャンペーンまでやっています。

ただし、一括払いだそうです。

PhotoShopCCはディスカウントされれまくりですが、さらにおまけで、アドビさんのライトルームという写真関係の、殆ど役に立たないソフトまで使えるおまけつきなのです。

私は、PhotoShopの正規ライセンスを複数保有していますので、思わず契約しようかと思ったのですが、いまいち、気が進みません。

Adobe Creative Cloud等は何時までたっても、CS3以降のユーザーは、初年度のみ3000円でいいですよキャンペーンもしていますから、どうみても、予定していた売り上げに届いていないと思わざるおえません。

このまま、CCの売り上げが芳しくなかったら、今後は一体どうなるのでしょうか？

仮に、いまさら、CS7のパッケージ版を販売しても、また余計な機能がついて重くなっているだけだったら、殆どの人は購入しませんから、同じ事だともいえますし、もはや追加する機能すら殆ど無いのかもしれません。

アドビさんのビジネスモデルは既に崩壊しており、これからどうなるのかなど、もはや運任せになってしまうかもしれませんね。

まさに、アドビさんは四面楚歌であるとか、泣きっ面に蜂状態になっているのかもしれません。

 

Adobe PhotoShop CS6 と Adobe PhotoShop CCの違いが分かる人？

私は、フォトショップ教室として、希望される方にご指導させていただいています。

単なる教えるではなくて、最初から起業であったりとか、お金を稼ぐなどの本格的なものなのですが、対象者の能力に合わせて対応していますので、いきなり難しい事をご指導したりはしていません。

その中で、フォトショップＣＣと、フォトショップＣＳ６の違いが分かる方は殆どいないと言った事実があります。

フォトショップはＣＳ６から、ソフトのインターフェースが大幅に変わり、黒っぽい画面になっていますので、ＣＳ５までのフォトショップとは見ただけで違いが分かるのですが、ＣＣとは見た目が殆ど同じ為、誰も違いに気が付かないといった状況になっています。

それに、フォトショップＣＣの新機能は、仕事では殆ど役に立たないものばかりですから、仕方がありません。

個人的には、フォトショップＣＳ６で実装された、自動セーブ機能だけは、本当に役に立っていますので、こういったバージョンアップをして欲しいですね。

何だからよく分からない、実務で意味の無いプラグインなどはいりません。

毎月１０００円ですから、フォトショップＣＣを契約しようかと思ったりもしているのですが、別に使い道が無いので実際には必要ないといった現実もあります。

経費計上できると言っても、これを買うんだったら、まだ納税した方が良いのでは？と思ってしまうくらい、アドビさんの将来が心配になってしまう今日のこのごろです。

 

私が唯一欲しい、Adobe Creative Cloudのソフトとは？

結構、ＣＣに批判的な私ですが、一つだけ、ＣＣの中で欲しいソフトがあります。

これは、ＣＣを契約しないと購入できないので、また困っているんですが、一体どのソフトか分かる方はいらっしゃるでしょうか？

凄くマイナーなソフトだと思います。

恐らくは、アドビのソフトでこんなのあるの？と思っている方が多いくらいではないでしょうか？

そのソフトの名前は、Adobe Audition CCと言います。

日本語で発音すると、アドビ、オーディションＣＣです。

流石にこれは知らない人が多いのではないでしょうか？

具体的には、サウンドの解析や製作をするソフトウェアですから、フォトショップなどと比べたら、相当マイナーなソフトといえます。

こちらも当然ながら、ＣＳ６の一個前のバージョンがあるのですが、残念ながら殆ど完成されているフォトショップなど違い、まだ歴史が浅く、殆ど未完成のソフトのため、CS6とCCの違いが多すぎて、古いバージョンのＣＳ６を購入する訳にはいかないといった現実があります。

こちらのソフトの単体での契約が毎月2200円です。

私の場合は、CS3以降の正規ライセンスを複数保有していますので、Creative Cloudの契約をすれば、毎月3000円で契約が出来るので、全てのソフトを契約した方が、お得ではないのか？と言った話になります。

※ただし、こちらの契約は一年一括払いのみのです。

別に、仕事で使う訳ですから、決して高い買い物ではないのですが、これを買うのであれば、まだ納税した方がマシじゃないの？と思ってしまうアドビさんに対して、やはりここでも心配してしまう事になってしまいます。

税金の無駄遣いと天下りの特別待遇が許せない、駄目駄目な日本国政府に納税した方がまだ良いのではと思わせるような、アドビさんのマーケティング手法に心配をしながら、どうしたものかと考えてしまうと言った感じですね。

この状態であれば、アドビさんのセールスマネージャーは、もっとマシな人にした方が良いのではないでしょうか？

ただ、Adobe Audition CCはどうしても仕事で必要なので、何とかしないといけないのです。

ちなみに、私はサウンド系も結構得意ですが、残念ながら、精度の高い絶対音感は保有していません。相対音感であれば自信まんまんで保有していますし、実際に仕事で使うのは殆どが相対音感の方です。

どうでも良いのですが、毎月1000円でも売れなかったら、PhotoShopの将来は一体どうなってしまうんでしょうか？

まだ、私が学生の頃の話ですが、ソフトがフロッピーディスクで提供されていた頃の初代フォトショップから利用している、私としてはとても心配になってしまっています。当時はマックもソフトも、ものすごく高級な道具でした。

とりあえず、アドビさんには、もう少しセールスをがんばって欲しいところです。

興味のある方は、購入してみると良いでしょう。使い方が分からなければ、有料で教えていますので、お気軽にどうぞ！

それでは、よろしくお願いいたします。