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車を運転したい老夫婦の東京訪問に遭遇|トヨタのMEGA WEB

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こんばんわ。

ブログMiMiです。

今年の4月も既に前半があっという間に終わって、そろそろゴールデンウィークが迫りつつありますが、みなさんのご予定はいかがでしょうか?

やはり、海外に行く人が多いのかな?

海外に行きたいし、遊びたいし、結婚もしたいけど、先立つものがない!といった人は、早めに人生の修正軌道をした方が良いですから、真剣に将来を考えた方が良いと思います。

別に、ブラブラ遊びほうけたり、好き放題するのは勝手ですが、そのまま齢を重ねで、30代、40代を迎えると、悲惨なことになるのは間違いありません。

50代、60代になって、まったく実績のない人など、若い人は一切相手にしませんから、そうなったときは自業自得です。

将来のために、ご自分に今できることは何かを考えていきましょう。

さて、本日は、少し前の話ですが、偶然都内で遭遇した、ある老夫婦のお話です。

では、早速話を進めていきましょう。

 

心筋梗塞で体に後遺症を背負った老いた男性とその妻

都内を歩いていると、偶然いろいろな人と遭遇することがあります。

それだけ沢山の人が東京都内には集まっているということですが、本当に都心部は人の数は凄いです。

私の地元では、夜の9時を過ぎたら全く人がいなくなるレベルの田舎なのですが、東京都心では必ずといっていいほど、誰かはうろついています。

港区の六本木等は、年中無休で路上で誰かが騒いでいるような感じです。

それだけ沢山の人が集まっているのであれば、日本人だけでなく外国人の人に道を聞かれるのも、日常茶飯事です。

そんな中で、今回偶然ばったりと出会ったのは、とある老夫婦のお連れさんでした。

女性の方は年齢が80歳くらいで、若いころは綺麗な感じだったような方で、とても礼儀正しく眼鏡をした方です。

それに付き添う男性の方も80歳くらいなのですが、杖をついていてもまともに歩けないようで、言葉もうまくしゃべれない感じでした。

女性の方が男性にぴったりと支えて付き添っている感じです。

明らかに、動きが普通ではありません。

私の年代で、杖をついて、まともに歩けない人は流石に殆どいないと思いますが、80歳くらいになると、そういった状態の人も珍しくはありません。

60歳を過ぎると、大抵は何かしらの、大きな病気を抱えている年齢ですし、そもそも男性は80歳まで生きれない人も多いのではないでしょうか?

とても優しかった、私の祖父も60代で他界しています。

祖父は死ぬまで、周囲の60代の人が禿げたり白髪になったりしている中、真っ黒で白髪一つなく、髪の毛がフサフサ状態で、髪質もストレートだったので、それに関しては周囲がとても羨んでいたのですが、60代でなくなってしまいました。

今回の男性は、見た目で80歳くらいですから、私の祖父が生きていたら、ちょうど同じくらいの年齢だと思います。

実際に年齢を聞いている訳ではなく、私が見た目の主観で判断している年齢です。

流石に、まったく関係ない年配の方に対して、明らかに年下の私がいきなり年齢を聞くのは失礼ですからね。

男性の方は、動きがおかしかったり、うまく会話ができなかったりしているのを見て、まあ心筋梗塞だろうというのはすぐに分かりました。

心筋梗塞とは、高齢になってから結構発病する、重度の後遺症が残る重い病気の事です。

80歳くらいの女性の方、いわゆるどう見ても妻の方が、一生懸命に小さい体で、男性を支えて歩いています。

 

東京にやってきた老夫婦の願いと目的の真実

私と偶然目が合ってしまったようで、話をしたい目線で、老いた女性の方が訴えてきています。

私も日本人ですから、流石にこういった困っている方のアイキャッチは無視できませんので、私の方から老いた女性に声をかけました。

私は、普段からブログでもメリットのない相手と関わらないようにお伝えしてきていますが、それは仕事やプライベートで関わるレベルの話です。

今回のように、見た目がまともであり、屋外で偶然出会った困った方に対しては、損得なしでいつも自分の方から声をかけさせていただいています。

大体、困っている人に損得で対応するのはダメですし、まあ、日本人なら当たり前の行為ですね。

東京では、地方から出てきた人が声をかけても、平然と無視をする人がたまにいますが、それは別に悪い事ではありません。

なぜなら、東京にはオカシイ奴らが沢山いますし、まともな人以外は相手にするような時間がもったいない人が多いからです。

また、貧富の差が大きいため、富裕層等は、貧困層から声をかけられると無視をするのが普通です。

ちょっと話がそれますがこれについてご説明します。

 

子供を連れた裕福そうな主婦に声をかけるドカチンのオッサン

私がその辺をうろついていると、都内の某所で、小さな子供を連れた、それなりの裕福そうな家庭の主婦の方が、小さなお子さんを連れて、恐らくは自宅であろうタワーマンションの近くを歩いていました。

まあ、富裕層というまではいかなくても、それなりの生活レベルの方であることは、身なりを見ればすぐに分かります。

そもそも、その恐らくは自宅であろうタワーマンション自体が、貧乏人が住める物件ではありません。

それで、私が偶然目があった小さな子供に声をかけると、主婦の方が反応して、笑顔で挨拶をしてきました。

まあ、すれ違いでも笑顔で会釈をするのは日本人なら普通ですね。

そしてしばらく、主婦の方が道路を歩いていると、工事現場の近くを通ったのですが、そこで、ドカチンのオッサンが子供に声をかけてきました。

すると、主婦の方は、子供を連れて一切無視をしてその場を立ち去ったといった話です。完全に無視です。

無視されたドカチンのオッサンは、自分がなぜ無視をされたのかすら理解していないようでした。

なぜ挨拶をされたのに無視をしたのかは、実際にこの主婦の方しか分かりませんが、この対応は正しい対応ですし、これが社会の現実です。

地方から東京に出てきて、声を完全に無視をされてしまった場合は、なぜ無視をされたのか?を一度考えてもいいかもしれませんね。

実は、無視をした相手が悪い訳ではないことも普通にありますし、そこには正当な理由があることも多いのです。

ちなみに、海外の高級住宅地などはもっと顕著です。

では、話を元に戻します。

 

80代の老夫婦が望んでいたあるものとは?

私から声をかけた今回の老夫婦ですが、男性の方は既にまともに会話ができないけど、私の話している会話は理解できるようです。

女性の方は、普通に会話ができて、歩くこともできるようです。

ですから、この老いた男性を意識しつつ、妻であろう老いた女性と話をすることにしました。

私「こんにちは!何か道に迷っているようですが、一体どうされましたか?どこかにいかれるのでしょうか?、よろしければ教えて下さい。」

こんな感じで、笑顔で気さくに声をかけました。

すると、老いた女性は以下のような回答。

老いた女性「こんにちは。私の夫が車の運転をしたいといって東京に来たのですが、どこに行ったらいいのか分からなくて困っているんです」

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私「失礼かもしれませんが、ご主人はおそらくは心筋梗塞かなにかだと思うんですが、ご自分で車を運転したいんでしょうか?」

老いた女性「はい。その通りです。主人は自分では動くこともできないのですが、どうしても車を運転したいと言っているんです。そういった場所を探しているのですが全く分かりません。」

私「そのご主人のお体では、たぶんご自分で運転することは出来ないと思いますが、車の助手席か後部座席ではダメなんですか?」

老いた女性「すみません。それではダメなんです。若いころの思い出がありまして、主人が運転席に座って、私が助手席に座ることを主人は希望しています。」

私「ディズニーランドとかのアトラクションだと、ご主人の体では耐えられないでしょうし、その状態で運転できるアトラクションもなかったかな?」

老いた女性「どこか、主人が運転席に座って車を運転できるような場所はないでしょうか?あれば、是非そこに行きたいんですが。」

私「そうですね。ちょっと待ってください。思い出しますので。」

老いた女性「申し訳ありませんが、お願いできますでしょうか?」

こんな感じで、話が流れています。

その会話を、ご主人も聞いているのですが、自分では会話ができないようで、心配そうに私を見つめていました。

また、老いた女性の方は、他界した私の祖母と同い年くらいでしょうが、物凄く礼儀正しい感じです。

心筋梗塞の重い後遺症のある男性が、自分で車を運転できる場所?そんなのあったかな?と思いつつ思い出します。

そういえば、一つだけそういった場所が、東京にあるのを思い出しました。

それは、以前、友人といった場所です。

私「あのー、ご主人が運転席に座って、奥さんが助手席に座るのはいいんですけど、運転自体は自動運転なので、ご主人がしなくてもいいでしょうか?もちろんハンドルに手を置くことは出来ます。」

老いた女性「はい。そういった場所があるのであれば、是非教えていただけませんか。お願いいします。」

そういって、ご主人と目で会話をしている様でした。

多分、ご主人が運転できないのはこの女性も分かっているでしょうから、運転できる雰囲気が体験できれば良いのは分かっているはずです。

私「それは、お台場にあるトヨタ自動車のメガウェブという施設にあるんです。ですから、場所はここから新橋駅に向かって、そこでユリカモメという乗り物に乗り換えないといけません。最寄駅はお台場海浜公園です。」

老いた女性「そこに行けば主人が運転できる場所あるんでしょうか?でも、ここからいったいどういったらいいのか・・・・・。」

といった感じで、物凄く困っている様子。

まあ、そうですよね。都心の立地を知らない人に、お台場のメガウェブに新橋駅からユリカモメで移動してくださいといっても、意味が分からないのは当然です。

仕方がないので、私がメガウェブの施設の仲間で案内することにしました。

私「じゃあ、私が今から案内しますよ。どうせ暇ですから。」

老いた女性「本当に私達なんかにお時間を使っていただいてよろしいのでしょうか?」

私「いいですよ。今から案内します。」

こんな感じで、話を進めて、JR新橋駅に移動することになりました。

実は全く暇ではありませんが、お決まりの暇ですからをお伝えしています。

もちろん、80歳くらいの男性は物凄く動きが遅いので、それに合わせて、とてもゆっくりとしたペースで移動します。

 

それで、お台場のトヨタメガウェブに到着したのです。

施設の中に入って、どこに行けば、そのご主人が運転席に座って、運転できる乗り物があるのかを案内して、乗り場まで一緒に移動しました。

そして、これに乗れば、ご主人が運転席で運転できて、奥さんは助手席に座れますよとご説明しました。

その周囲を見て、お二人ともどういった施設なのかを理解したようでした。

で、私の役目も終わったので、そろそろ退散しようかと思ったら、ご主人が泣いているのが分かりました。

奥さんも一緒に泣いています・・・・。

老いた女性「今回は、こんなに親切にしていただいてありがとうございます。なんといってお礼を言えばいいのか分かりません。後日にお礼をしたいので連絡先を教えていただけないでしょうか?」

こんな感じで、物凄く私にお礼をしたい感じです。

私「いえいえ、当然のことをしたまでですから、お礼なんていりません。いつもやってますから大丈夫ですよ。」

そういうと、老いた女性は、ご主人と目を合わせて何かを伝えている様でした。

老いた女性「最後に、主人がお礼に握手をしたいといっているのですが、それはよろしいでしょうか?」

と言ってきています。

当然、断る理由もないので、ご主人と目を合わせて、不自由な体を何とか動かしながら握手をしたきたのですが、物凄く泣きながら、お礼を伝えてきているのが分かりました。

ご主人は、心筋梗塞の重い後遺症で、うまく会話ができないようですし、体も動かないようですが、雰囲気で、何を伝えたいかは分かります。

そんな感じで、散々過剰なお礼を言われつつ、その場を後にした私でした。

この、今回老夫婦の方にご紹介したメガウェブの施設なのですが、自動で車が移動するタイプの乗り物で、ハンドルもあり、手をかけることもできますが、勝手に動いていきます。

動きもゆっくりですから、お子さんや老夫婦などにはピッタリの乗り物になりますし、ご主人の自分が運転席に座りたいといった要件もみたしていましたので、ご紹介しました。

結果的には、物凄く喜んでいただいたので、良かったと思います。

困っている人がいたら、そういった人が本当は何を伝えたいのか?を理解して、困っている問題を解決する方法を、その場で提供できれば、今回のように、時間はかかっても、納得してもらえる結果になります。

普段から、そういったことをしていれば、とっさの問題でも迅速に対応ができますので、やはり、日常的にそういった業務をしておくことをお勧めいたします。

今回の、老夫婦を案内したことにより、私は友人からは怒られるし、一日潰れてしまいましたが、別にその程度は全く問題ありません。

一日潰れようが、一か月潰れようが、全く問題ない仕事のやり方ができるのであれば、大抵のトラブルや問題は乗り越えることができます。

それが良いか、悪いかは分かりませんが、金銭的な目的以外で動いている人はいるといった感じで、今後のご参考にしていただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。


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