こんばんわ。

ブログMiMiです。

新規事業の話というのは、実際にご自分でやってみれば分かりますが、とにかく話が長くなる事が多いですから、どんなに簡潔にまとめても主要な要点は飛ばす事が出来ないので文章にすると長くなる傾向にあります。

更には、最初から最後迄の詳細を、すべてを文章にすると、普通に書籍になってしまうくらいのボリュームになる事もあります。

別にやろうと思えば簡単にまとめる事も出来ますが、それでは興味のある人が見た際に全く意味の分からない暗号のようなものになりますから、やはりある程度のコンテンツのボリュームになってしまいます。

新規事業立ち上げに関心があるのは、本業は優れていても、経営関係に関しては実務経験の無い素人の方が多い事を忘れてはいけませんからね。

例えば、新規事業立ち上げの打ち合わせで海外に行く時は、現地で数週間単位でクライアントと話し続けている事もありますし、必要な書類を制作し続けている事も普通にあるくらいです。

また、接待等で現地の飲食店を回って暴飲暴食を繰り返さないといけない場合は、劇的に太ってしまったり、水や香辛料が合わずに体調不良になってしまう事もあります。

海外というのは、国や地域によっては日本のように夜間屋外を長時間走ったりするのが大変危険な国がありますし、とにかく香辛料とか油を沢山使った派手な料理を食べないといけない事も多く、運動不足になりがちなのです。

私は、とても水が奇麗な地域で育ったので、この海外の水が合わない問題で結構苦労しました。

埼玉県のマンションの水すらあわずに、お風呂に入れなかったくらいです。

海外で体調不良になった場合は、もの凄く苦労しますから、日本からある程度の薬を医師に処方してもらってもって行くのですが、原因不明の食あたりとか、ウイルス性の体調不良は薬が直接効かないので本当に苦労する事になります。

なんでそんなに苦労するの？については簡単です。

その国に滞在して良い期間も事前に決まっていますし、帰りの航空券も事前に購入しているため、この二つは体調不良になっても絶対に変更できないからです。

宇宙開発のロケット打ち上げのスケジュールのようなお話ですが、実際に事実です。

クレジットカード会社のコンシェルジェに体調不良の件で電話をすると、保険金額は沢山ありますから、いくらでも入院してくださいと笑顔で対応してくれるのですが、こちらとしてはそうも言っていられませんし、海外の病院に行くと、ベッドに1時間寝転んだだけで10万円の請求が来る事も普通ですからね。

医師のすすめで点滴をして、意識もうろうになりつつ、うかつに病院のベッドで寝ていると、100万円単位の請求が来る事すらありますので、後の請求を考えると大変危険です。

いくら後で保険金で全額支払われると言っても、それは普通は数ヶ月後の後払いですから、立て替えについては自分でしないといけない事が多くなりますからね。

海外に行かれる方は、保険金額が数千万円から１億単と充実している「アメリカンエキスプレスのクレジットカード」と、保険金額は1000万円以下だったかな？そんな感じで保険額は少ないけど、国の移動をしても保険が使える「三井住友VISAカード」の二枚持ちをお勧めいたします。

確か、これについても以前のブログで書いたと思いますので、興味があれば見てみてください。

 

新規事業立ち上げは本当に大変なのです

本業だけは自信があり、いくら実績があっても、それだけでは世間では通用しませんから、新規事業の立ち上げというのは、安易な考えでやってしまうと取り返しのつかない事になるという事です。

これは、書道教室であっても全く同じですし、付加価値のある書道教室である程、それに比例して難易度が高くなります。

脱サラをして退職金を全てつぎ込み、更に多額の借金をして自分がやりたかった事業を立ち上げたのはいいのですが、全てが素人のため、肝心の事業がうまく行かずに夜逃げしてしまったり、経営者本人だけでなく、家族全員行方不明になってしまった残念な経営者の方も沢山居る事を忘れては行けません。

あと、自殺といった最後の決断をされた方も過去に何人もいらっしゃいます。

自分でお金を稼ぐという事は本当に大変な事ですし、学生の頃とは違いやる気があるだけでは全く世間で通用しないのがビジネスの世界であり、人を騙すといった行為を平然とする人がそこら中にいるのもビジネスの世界です。

騙された方が悪い。失敗したら才能が無い。これが当たり前の価値観になります。

安易に、稼ぐ為の新規事業立ち上げを考えている方はご注意ください。

また、以前のブログでも書きましたが、稼ぐ方法を教えますと言って高額なDVDを売りつけるだけでなく、ダイヤモンドセミナーと言った大変いかがわしい名前の高額なセミナーを売りつけているような人達もいますが、このような相手に多額のお金を支払っても、ビジネスが成功する事は絶対にありませんのでご注意ください。

単価の高いクライアントが必要としている付加価値というものは、絶対にマニュアル化できないとお伝えしている意味を再度ご理解ください。

DVDを見るだけで、誰でも月収5000万円に本当になれるんだったら、その時の円の価値はジンブバエドルくらいの価値しかなくなっているでしょう。

前回のブログでは、正攻法でお金を稼ぐ書道教室に必要な付加価値というものは、一切マニュアル化が出来ないものであり、その事業者の能力にあわせて個別に実装しないといけないところまでご説明しました。

いくら高品質なサービスを約束した書道教室であっても、クライアントが必要とする付加価値が無ければ、高額な料金を支払ってくれるクライアントからは見向きもされない事もご説明しました。

個別実装の理屈も簡単で、マニュアル化が出来るような業務というのは、早い話が誰でも出来ると言った事になりますから、特定の書道教室に行かないと行けない理由を作る事は出来ません。

ですから、出し惜しみをしている訳ではなくて、共通部分とは異なり本当に個別対応になる為、書けない訳ですしこういった業務に対応しているのが経営コンサル系の専門的な分野にもなっています。

では、稼ぐ為の書道教室を立ち上げる際に、必ず共通する部分についてもう少しご説明したいと思います。

 

 

クライアントに付加価値を教えてあげる重要性

一番重要な部分である、「クライアントが最終目標を実現する為の手段」についてのお話しになるのですが、実はクライアント自身がそれを知らないし気がついてもいないケースが普通にあります。

この場合は、立ち上げた書道教室がいくらクライアントの最終目標の手段に最も必要とされる書道教室であっても、クライアントがその存在や事実に全く気がつかない為、契約に結びつく事はありません。

契約に結びつかない＝売り上げにならないと言った結果になるのは当然ですね。

一般的には書道教室を何かの理由で必要としていて、それに対して高額な金額を支払ってくれるクライアントというのは、自然界には殆ど存在しないと言っても間違っていないかもしれません。

ですから、書道教室の方から積極的に、その必要性とクライアントが求めている最終目的とのつながりを、もの凄く分かりやすく説明しないといけない事になります。

これも、言葉で書くと簡単に見えますが、実は大変難しい作業の一つです。

質の高いクライアントを選んで集客するという行為は、どの分野であっても、恐らくは一番難しい業務になると思います。

事業者であっても、その殆どが他人任せであり、自分が何をやっているか分からない人や、相手が何を求めているか分からない人には、恐らくは実現そのものが不可能とよべる部分ですね。

この事を、世間ではマーケティングと言った表現を使って表現します。

マーケティングとは、自分たちが提供しているモノやサービスに対して、クライアントが望む付加価値がついている事を、それに気がついていない相手が見ても分かるようにとても丁寧にプレゼンテーションする事です。

既存の書道教室では、本格的なマーケティングを行っている所は、恐らくは殆どないのではないでしょうか？

その殆どが、古典的なチラシの無差別投函であったり、単に文字の書き方を偉い先生が教えて差し上げますよ！といった感じだと思われますから、これは相手を全く見ていない集客方法になりますから、単価の高いクライアントの手段になる事はまずありません。

稼ぐ書道教室を立ち上げる際には、マーケティングが必ず必要になり、それを行うにはやはりインターネットの専門知識や、経営的な知識も必ず必要になります。

ドンドンやる事が増えてきているように感じるかもしれませんが、やる事は私がいつもやっているように、こちらが関わりたい相手を集客するだけの話です。

付加価値をつけた書道教室を立ち上げたら、それと同時にその付加価値に気がついていない人達に対して、何らかの方法を使って気がつかせてあげる事をしないと、いくら本当によい付加価値をもっている書道教室であっても、希望するクライアントは近寄って来ないという話。

文字が奇麗に書けるとか、文字の歴史を知っているだけでは、稼ぐ書道教室を立ち上げる事は出来ないため、必ず対人折衝能力やプレゼンテーション能力も必要とされる事が分かると思います。

自分がそれが出来なくても全く問題はなくて、出来る人材を集めれば良いだけなのですが、書道教室にはある事業展開をしようとした際に、必ずと言ってもよい程、高い対人折衝能力やプレゼンテーション能力が必要になる場合があります。

それが、一番最初に、ある属性を持っていないと実現は出来ないとご説明した、「文字そのものを販売する書道教室」になりますので、次回はこちらを書いてみたいと思います。

文字そのものを販売しようと思っても、殆どの人が失敗するのには理由がある訳ですね。

よろしくお願いします。