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MacBook Proが死亡「データレスキュー3」と「PhotoRec」の出番?

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こんばんわ。
ブログMiMiです。

友人を羽田空港から送迎した後に、いろいろと問題が多発してほとほと困っています。
その問題とは、メインで使っているMacBook Proの内蔵ハードディスクが思いっきり破損してしまったという話です。

実際には、ハードディスクが物理的な破損をしてしまったのではなくて、ソフト的な破損をしてしまった感じなのですが、これが実に結構危険な感じがしています。まあ、元々の発端はともかく、私の操作ミスやうっかりが重なってしまった事も原因の一つですから、急いでこの問題を解決しないといけません。

ですから、土曜日の夜から現時点の日曜日の夜まで、休みなく復旧作業を行っている状態で、本当にかなり疲れてしまっています。本来はする必要すらなかったはずの、ハードディスクのトラブルによるファイルの復旧作業ほど、無駄な時間を過ごす事はありませんから本当に無駄な時間です。

また、メインのハードディスクを含むようなファイル復旧というのは、とても時間がかかる作業になりますので、数時間で終わるものではありません。早くて数日くらいかかり、長いと数ヶ月間単位で時間がかかってしまう事も普通ですし、何を行おうとしても、その一つ一つにやたら時間がかかってしまうのです。

こうなった時には、バックアップと呼ばれる、メインのハードディスクのコピーからの回復を行うのが普通なのですが、それも全てがまかなえる状態ではなかった為、今回とても慌ててしまう結果になっていますので、そちらについても書いてみたいと思います。

とりあえず今の現状を一言で表現すれば「緊急事態」です!

現時点でパソコンのシステムは全く復旧していませんので、メール対応等がかなり遅れています。

ただ、ブログだけは、どのパソコンからでもテキストを打てば、後は投稿すれば良いだけですので、なんとか合間に更新は出来ています。

 

 

BootCamp領域の回復がそもそもの原因?

なぜ?今回ハードディスクが破損してしまったのかと言えば、MacにはBootCampと呼ばれる、Windows7等をインストールする為の領域をMacの内蔵ハードディスクに設定する事が出来るのですが、これをパーテーションと呼ばれる領域で通常のMacのOSXとは別扱いで設定を行います。

別に深く考えなくてよいのですが、MacのファイルシステムはHFSと呼ばれるもので管理されていて、WindowsのファイルシステムはNTSFと呼ばれるもので管理されており、これらは日本とイタリアを比較するくらい全く異なるものだと思っていただければ大丈夫です。

このBootCamp領域というのは、OSXに付属する専用のソフトウェアで設定したり領域を解放したりするのですが、今回BootCamp領域を解放して再度設定しようと思いまして、こちらの専用ソフトウェアで回復という処理を行ったのですが、途中でいきなりエラーが発生してしまい、リカバリーモードで起動してディスクを復旧してくださいのようなメッセージが表示されてしまいました。

仕方がないので、リカバリーモードで起動して、指示通りの処理を行ってみたのですが、何度やっても専用ソフトウェアで解放したはずのBootCamp領域に問題があるようなメッセージが表示されてしまって全く状況も変わらないため、このままでは意味がありません。

これは、OSXの起動そのものを他のドライブで行いつつ、一度この内蔵ハードディスクは初期化した方が手っ取り早いな?と思いましたので、これ以上無駄な時間をかけたくもありませんから、一度普通にOSXを起動して、タイムマシンで全てのバックアップを最新版で行いました。

いったん、全てをバックアップしてから、内蔵ハードディスクの中身を完全に初期化設定した後、新規でタイムマシンから復旧作業を行った方が、時間的にも早く進みますから、こちらの処理で行った方が良い訳ですが、ここで重大な見落としを私が行っていた事にはこの時点では、気がつく事もありませんでした。

どの方法が良いではなくて、どの方法が一番時間を短縮して出来るかを考えて処理をするまでは良かったのですが、そこでしなくてはいけない、重大な事を思いっきり忘れてしまっていたのですね。

 

後悔先に絶たずとはまさにこの事です。

タイムマシンでは最新状態のバックアップが完了していましたので、後はリカバリー用のDVDから再起動を行いました。

そのまま、内蔵ハードディスクを全て領域解放後にパーテンション領域を設定した後に、フォーマットで初期化しましたので、BootCamp領域の回復でおかしくなったハードディスクも無事に完全に通常通りに初期化できました。

後は、タイムマシンの最新のバックアップから内蔵ハードディスクに対して回復を行えば、5時間程度の時間で全てがうまくいくはずだったのですが・・・。

タイムマシンからの回復を試みるべく、最新のバックアップを選んで無事に処理が進んでいたのですが、ここである重大な事に気がつきました。ちなみに、タイムマシンというのはドラえもんに出てくるような道具の事ではなくて、Macに標準で付属するソフトウェエアの名前の事です。

タイムマシンの機能としては、外部接続用のハードディスクを一台用意しておけば、あとはそれに内蔵ハードディスクのバックアップを定期的に行ってくれるといった大変便利なソフトウェアの事であり、何かトラブルがあれば、タイムマシンから復元すれば、全てが元通りになってくれます。

そういえば、タイムマシンでバックアップを行った際に、バックアップを除外していたフォルダの解除をしていないのを思い出したのです。これはヤバいと思いまして、急いでタイムマシンからの回復を中断して、内蔵ハードディスクを確認したの野ですが・・・。

当然ながら時既に遅し状態で、新規にパーテーションを統合した後にフォーマットされていますし、その上から更にタイムマシンの回復によるハードディスクの上書きを途中まで行ってしまった状態です。

この時はですね、本当に顔が青ざめてしまいました。

今回、タイムマシンの設定でそのバックアップを除外していたフォルダの容量はだいたい合計で200GB位あります。MacBook Proの内蔵ハードディスクの容量が750GBですから、その四分の一くらいの容量をタイムマシンのバックアップから除外していた事になります。

いつもは、タイムマシンで最新のバックアップからの新規インストール的な回復を行う際には、必ずこちらを確認した後にタイムマシンからの復元を行っていたため、これまで一度も問題が出た事はなかったのですが、今回はかなり疲れてしまっていたようです。

そのため、この200GBの重要なファイルが完全に消失した状態になってしまっているのです。

なぜ、200GBのファイルのバックアップをタイムマシンから除外していたかと言えば、こちらのファイルは合成中であったり、解析中であったり、製作中であったり、改ざん中であったりしている、いわゆる業務で作業中のファイルであり、そのサイズが大きくて頻繁に更新しているものですから、タイムマシンでバックアップをとるようにしてしまうと、タイムマシンの容量を圧迫してしまうからです。

特に怪しいファイルを200GB溜め込んでいたのではなくて、実際の業務で使う行程のファイルというのは最終データの数十倍から数百倍のサイズになる事も普通にありますので、そういったファイルを沢山扱っていれば、ごく自然にこの程度の容量は使う事になります。

例えば、写真や動画を複数クライアントから預かっただけでも、その容量は20GB位になったりする案件も普通にあるのです。

別に本来は、直前の通常通りに動いていた状態からシステム全体を復旧できればバックアップとしては全く問題がないのですけど、今回はそうではなくて、実際には全く使わないであろう、より過去にバックアップされるデータが多いほど良いと思っていた感じですね。

まあ、後はタイムマシンが巨大なファイルをバックアップしていると頻繁に動作が遅くなってしまう恐れがありますので、出来ればそちらをさけたかったと言った考え方もあるのですが、今にして思えば、内蔵ハードディスク全てをバックアップ対象にしておくべきだったととても後悔しています。

しかし、後悔をするだけでは全く先に話が進まずに、問題も改善しませんから、とりあえず思いっきりへこんでいる気持ちを落ち着かせてから、内蔵ハードディスクの復活を可能な限り行わないといけませんが、状況は最悪と言えるでしょう。

BootCampの解放を専用ソフトで行ったら、ハードディスクがおかしくなってしまった為、その後別の起動ディスクから起動させてこの、内蔵ハードディスクの内部パーテンションを統合した後にフォーマットしていますし、その上からタイムマシンである程度の書き込みも行っていますので、殆ど絶望的な状態である事には何ら代わりはありません。

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でも、やらないといけないけど、本日は日曜日で天気もよいのに・・・と言った感じです。さて、どうしたものか?

 

外付けにインストールしたOSX10.9の管理者パスワードがおかしい

トラブルが続く時は連続して続いてしまうもので、外付けのハードディスクにOSX10.9をインストールして、そちらから起動させて内蔵ハードディスクがどれくらいのダメージを受けているか等の確認と、実際のデータの復旧を行おうと思いまして、25分くらいかけてダウンロードを行い、40分くらいかけてインストールを行ったのですが、ここでまた問題が発生しています。

普通に設定した管理者パスワードでログインした後に、各種設定を変更しようと思ったのですが、そこでMacの場合は、何かと必ず要求される管理者名とパスワードを打ち込んでもパスワードが違います!と言った表示がされてしまい、全然前に進む事が出来ません。

明らかに挙動がおかしい・・・。

ログインした際のパスワードとログイン名をいつも通りそのまま打ち込んでいるのですが、それでも違うとエラーが出ています。仕方がないので、リカバリーから起動して、強制的にパスワードを再設定してログインしてみたのですが、それでもログインは出来るのに、その後に要求される設定変更等で要求される管理者パスワードが違うと出てしまいます。

これではソフトウェエアのインストールが全く出来ませんから、急いでこの問題を解決しないといけません。

この件で、これ以上時間をかける訳にはいきませんので、再度OSをインストールし直したのですが、それでも全く同じ症状なので、このOSX10.9は破棄する事にして、新しく別の外付けSSDを用意し、そちらに新規でOSX 10.6をインストールしてみました。

結果的に、こちらは普通にログインした管理者パスワードで、いつも通りに問題なく進んでいけますから、やはりOSX10.9そのものがおかしくなっていたのかもしれませんが、そんな事はどうでも良い事です。

ただ、貴重な時間をどんどん浪費していくのが、結構精神的に危険な状態になってしまいそうです。

 

 

Mac用のハードディスク復旧ソフトは怪しいものばかり?

やっことさで、外付けSSDドライブからOSXが起動できるようになりましたので、アップデートを行い何度か再起動を繰り返しましてMac用のデータ復旧ソフトを早速調べてみたのですが、正直言ってどれも怪しいものばかりですね。

殆どの評価が自作自演の復旧ソフトから、会社名だけで会社の住所や連絡先も記載していないものまで、よくぞこれだけうさん臭いソフトが集まったものです。おそらく中身のエンジンは全く同じものを使っていて、外側のインターフェースを変えただけのソフトウェアもゴロゴロしています・・・・。

その中で、無料で復旧作業ができると書かれていた「Disk Drill」というソフトウェアは本当に最悪でした。

あちこちのサイトだけではなくて、YouTubeの動画でもこちらの「Disk Drill」は無料で使えるファイル復旧ソフトですよ!と宣伝しているのですが、実際には無料で出来るのはファイル検索のところまでであり、それ以上の復旧をしようと思ったら有料版を10000円位で購入しないといけないようです。

別に最初から無料では検索までしか出来ません!と書いていれば全く問題はないのですが、流石にこれは、Greeとかが行っている最初は無料で人をつっておき、実は課金をしないといけなくなるタイプのセールス手法になりますので、殆ど詐欺と同じです。

最初は、データ復旧ソフトを無料で配布してどうやって利益を出しているのだろう?と不思議に思っていたのですが、案の定、実は有料課金しないと復元は一切させませんよ!といった類いのソフトでしたので、速攻でアンインストールを行いました。

また、この「Disk Drill」はアイコンもセンスがひどいものがありますので、見ていて気持ちのよいものではありません。

他にもいろいろなマック用のデータ復旧ソフトウェアがあるのですが、2GB以内は無料であったり、10MB以内は無料であったり、きちんとどこまでが無料なのかを記載しています。

完全無料で全てができるような印象を与える「Disk Drill」は詐欺まではいかなくても、まともなセールス手法はありませんので問題外ですし、ソフト内部でも重要な部分は必ず英語で記載している為、英語がわからない人はそのまま進んでしまって、誤って購入してしまうような作りになっているのも駄目ですね。

私は、この辺りは大変シビアに見てしまうのですが、今でもこのようなセールス手法をとっているMac用ソフトウェアがあるのに驚きました。

 

 

データ復旧ソフトに選定したのは「PhotoRec」と「データレスキュ−3」

そんな中、いろいろと調べてみると、「PhotoRec」と呼ばれる、本当に完全無料のMacでも利用できるオープンソース系のデータ復旧ソフトが目に止まりましたので、こちらを動作させてみる事にしました。

PhotoRec公式サイト

http://www.cgsecurity.org/wiki/PhotoRec

データレスキュー4公式サイト

http://www.prosofteng.com/products/data_rescue.php

あとはFBIとかCIAとかNASAが使っているデータ復旧ソフトです!といったセールスコピーが書かれている「データレスキュー4」と呼ばれる復旧ソフトウェアが99ドルで販売されていたのですが、こちらについて書かれているブログやホームページが日本語はともかく、英文のサイトでも全くないのがちょっと心配です。

「データレスキュー4」??、そういえば、私はこのソフトの名前を知っている事にきがつきました。こちらは完全に英文のホームページだったのと日本での会社名が違うので、最初は気がつかなかったのですが、前のバージョンである「データレスキュー3」の開発元のホームページのようですね。

「データレスキュー3」が日本で発売されたのは、かなり前の、2011年くらいではなかったかと思っていますし、当時は全く気にしていなかったのですが、日本で販売している会社は輸入代理店のような会社であり、こちらの開発元から仕入れて日本語版にして販売しているようです。

私もこちらの「データレスキュー3」はかなり以前に購入していて保有していますが、殆ど使った事がありません。

オリンピックやワールドカップの4年周期と比較しても滅多に使うものではない為、どこにしまってあるのかもわからない状態でしたが、とりあえず、今回はこちらの「データレスキュー3」もあわせて使ってみる事にしました。

しかし、ファイル復旧ソフトというのは、滅多に使わない事や、緊急性があるものですから、どれも適当なものであったり、うさん臭いものが多いですね。

ちなみに「データレスキュー3」に限っては、消滅したハードディスクからファイルを復旧する際に、ファイル名や更新日付、フォルダの階層等を保った状態でファイルを復元してくれますので、こちらに関しては大変便利なのです。

ただし、それは削除をしてから何も書き込みをしていないハードディスクの場合であり、今回の私のように、パーテンションを統合してフォーマットをして、更には上書きまでしてしまったハードディスクの復元はどうなるのか全くわかりません。

とりあえず、復元以前に、内蔵ハードディスクは容量が750GBありますので、復元ソフトのハードディスク確認作業だけで12時間以上は普通にかかりますし、下手をしたらそれだけで24時間以上かかる事もあります。

それにハードディスクの全てを確認すると言ったソフトウェアである「PhotoRec」と「データレスキュー3」を同時に動作させる事は大変好ましくありませんから、先に「データレスキュー3」の方から起動させて復旧作業を行ってみる事にしたのですが、ファイルの件数が3000万個を超えているようです。

ハードディスクの中には、OSを含むシステムのファイルも沢山ありますから、システムのファイルだけでもそれなりの数でしょうけど、流石に自分のMacBook Proのハードディスクのファイル数が3000万個を超えているのを見た感じでは、改めてすごい数のファイルがハードディスクの中に入っている事や、こりゃ復元は難しいかな?と考えてしまいます。

土曜日の夜から、全く寝れない状態で復旧作業を行っている訳ですが、本当に一瞬の判断ミスが招いた結果がこれです。

バックアップというのは、その対象のハードディスクの中身全てをバックアップしておく事を強くお勧めいたしますし、私も今後はこのような無駄で手間のかかる業務は行いたくありませんので、そのようにしていきたいと思います。

緊急で復旧作業を行いながら、こちらのブログを書いていますが、復旧作業が終わりましたら、以前のブログの続きからまた書きますのでご安心ください。

よろしくお願いいたします。


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