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MacBook Pro Early 2011の使い方|AMD Radeon HD 6750Mと故障

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こんばんわ。

ブログMiMiです。

本日は、都内でも雪が積もるとのことだったのですが、結局雨で終わったようですね。都内でも1cmの積雪があるとか天気予報でやっていたのですけど、少なくとも私の周辺では、そのような状態になることはありませんでした。

そろそろ、今年の2月も残り少なくなってきていますが、一回くらいは雪が積もって欲しいものですね。

そんな感じで、昨日からいきなり故障してしまっているMacBook Pro (Early 2011)なんですけど、その原因は、この機種の特有の問題でもある、いつものビデオカード「AMD Radeon HD 6750M」が原因であることはすでに特定しています。

こちらの件に関しては、どう考えても尋常でない故障率の高さを考えると、ハードウェアそのものの欠陥が原因のような気がするのですけど、今後どうなるんでしょう・・。

この、ビデオカードが原因によるMacBook Proの不具合というのは、ネットで検索すれば分かりますけど、どうやら世界規模で発生している問題のようで、英語のブログなどを検索すると、それはたくさん苦情の声が出てきますね。

 

 

オーブンレンジでMacBook Proを調理?

世の中には、本当にいろいろなことを考える人がいるようで、正直言ってとても驚いているのですが、ネットで調べてみると、なんとオーブンレンジでMacBook Proを温めて修理している人までいるようでびっくりしました。

普通はこんなこと考えませんから、世界は広いといいますか、本当に変わっていて面白いことをやっているなと感じます。

最初は、ネタでやっているのかと思ったら、動画で見ると本当にMacBook Proを修理目的でオーブンレンジで調理していますね。

当然ですけど、MacBook Proをそのまま折りたたんでオーブンレンジに入れるのではなくて、分解したのち、ロジックボードと呼ばれるメインの基盤を取り出して、それだけを170度に温めたオーブンレンジに入れて、ピザを焼くように数分間温めているようです。

http://ales.io/2014/03/09/how-to-bake-a-mac.html

私は、基盤とかのハードウェア系に関しては専門家ではありませんので、よく分からないのですけど、基盤とかコンデンサーについては、オーブンレンジで温めても壊れないものなんですね。全然知りませんでした。

CPUとかは90度を超える熱でも耐えれるようになっているのは知っていますけど、170度の高熱でMacBook Proを調理するなどは、本当にびっくりする修理の仕方になります。ただ、これをして確実に改善する保証もないようですから、普通の人はやめておいたほうが良いかと思います。

なぜ?オーブンレンジでMacBook Proを温めると、修理できることになるのかについては良くわかりませんけど、「AMD Radeon HD 6750M」はロジックボードにハンダ付けされていて、それのハンダの部分がクラックして今回の故障の原因になっているからだそうです。不思議ですね。

 

 

アメリカでは20000人規模の集団訴訟に発展

こちらの、MacBook Pro (Early 2011)については、世界レベルで同様に「AMD Radeon HD 6750M」のビデオカードが原因による不具合が発生しているようなのですが、遂にアメリカの法律事務所「Whitfield Bryson & Mason LLP」がアップル相手にMacBook Pro (Early 2011)の不具合の県で、集団訴訟を起こしたそうです。

ネットでざっと見た感じですけど、こちらの法律事務所は、アメリカらしく結構大きめの法律事務所のようですね。

訴訟社会のアメリカならではのやり方だとは思うんですけど、最終的にはどうなるんでしょう。20000人以上の訴訟らしいので、アップルも無視をするのは難しいかもしれませんけど、Whitfield Bryson & Mason LLPのサイトに訴状の詳細が載っていますので、興味があれば見てみて下さい。

実際に私も見てみましたけど、当然ですが、全て英文になりますので、普段から英語がネイティブに話せるようになっておいたほうが良いようです。

私も、すでに同様の故障で、3回もロジックボードを交換していますので、他人事ではないのですけど、MacBook Proは所詮は機械ものですから壊れるのは仕方がないは思っているいます。まあ、個人的には、やはり一年間に3回も同様の故障が発生するのは普通ではないと思いますけどね。

ですが、アップルさんの対応はいつも適切な対応をしてくれますので、別に訴訟まで起こす必要はないのでは?と思うのは日本人の感覚なのかもしれませんね。その際の修理代は経費計上しておけば、全額損金扱いできますし・・・・。別にお金は仕事をすれば勝手に入ってきますから。

そんな感じで、今回も故障をしてしまったMacBook Pro (Early 2011)ですけど、これまでにも、散々いろいろやってきていますから、その辺の対処の仕方もわかっていますので、そちらについて書いてみたいと思います。

 

 

MacBook Pro (Early 2011)を起動させる方法

以前のブログでも書いたと思いますけど、MacBook Pro (Early 2011)のビデオカードが故障してしまって、画面が乱れるなどの症状が発生してしまい、Macが全く起動しない場合は、一度、マシンに高負荷をかけて熱暴走させれば、その後に普通に再起動することができます。

「AMD Radeon HD 6750M」が原因での不具合になると、このビデオカードが稼働してる時に暴走してフリーズした場合は、こちらのビデオカードを使えの命令がMac本体のPRAM?にそれが記録されるらしく、その後に再起動を何度試みても、途中でフリーズしたり勝手に再起動を繰り返すことになります。

このままでは、普通にOSXを起動することすらできない訳ですから、アップルさんに修理に出す前に、Time Machineに本体のハードディスクのバックアップを取りたくても取れなくて困ってしまうことになります。

その場合は、MacBook Pro (Early 2011)がフリーズした際に、再起動を繰り返す場合と、ある程度の確率でそのまま暴走してファンが全開で回転する場合があるのですけど、ファンが全開で回転を始めたらしばらく放置しておけば大丈夫です。

実際のMacの実装を解析した訳ではないのですけど、どうやらMacBook Pro (Early 2011)というのは、本体内部が一定以上の温度になった際には、省電力のCPU内蔵のビデオカードである「Intel HD Graphics 3000」で強制的に起動させるような仕組みになっているようです。

ファンが全開してフリーズしている状態で5分か10分くらい放置しておけば、その際にはMac本体の温度が異常に暑くなっていますので、その状態で強制的に電源をシャットダウンすれば普通にOSXを起動することができますし、そのまま暴走して自動的にシャットダウンした場合も、すぐに電源を入れると問題ありません。

その際には、ジャーンといった起動音がなった後でも、普通にファンが勢い良く回転してますから、どういった状態なのかはすぐにわかりますし、充電のランプがオレンジ色になって本体に充電を始めているはずなので、こちらでも判別することが可能です。

 

 

以外にBootCampとWindows7が役に立つ

また、Macが全く起動しない場合も、BootCampにWindowsw7をインストールしておけば、OSXが全く起動しない場合であっても、Windows7のセーフモードであれば確実に起動しますので、そちらで状況の確認をすることも可能です。

ただ、BootCampを普通に起動すると、Windows7が通常起動して、「AMD Radeon HD 6750M」をコールするらしく、そのまま普通にフリーズしてしまい、その情報がPRAMに記録されて、次回からはOSXの起動が全くできなくなりますのでご注意ください。

この状態になったら、再度、熱暴走をさせておけば、その後は普通に起動できるようになるのですが、結構面倒なので、必ず、FnキーとF8キーを同時押しして、Windows7をセーフモードで起動させるようにして下さい。

BootCampのWindoes7は、セーフモード+ネットワークで起動しておけば、全く起動しないOSXであっても、Windows7は起動できるため、メールやネットも普通にできますから、緊急の場合は大変便利です。

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ただし、「AMD Radeon HD 6750M」が、壊れる前に事前にBootCamp領域を作っておき、Windows7も事前にインストールしておく必要がありますのでご注意ください。結構緊急の場合のネット利用などの際には使える技です。

 

セーフモードの性質上、ビデオカードなしの状態で起動されるため、当然ながら画面は640×480ピクセルですから、普通に見にくいので、こちらには注意が必要です。緊急の場合はWindowsでファイルアクセスやネットができるだけでもありがたいですので、まさに緊急用ですね。

BootCampで起動したWindows7からでしたら、「AMD Radeon HD 6750M」が暴走してしまって、PRAMにそれが書き込まれてしまい、OSXで起動できないMacBook Pro (Early 2011)のハードディスクの中身をコピーすることもできますから、本当にもしもの時の保険としては使えるようです。

あとは、一度熱暴走させた後に、普通にOSXが起動すると「gfxCardStatus」というソフトウェアで 「Intel HD Graphics 3000」を強制選択しておけば大丈夫です。

https://gfx.io/

昨日は「gfxCardStatus」を使うと、そのまま毎回暴走していたのですけど、本日は普通に使えているようなので、OSX 10.10 Yosemiteでも問題なく使えるようです。昨日はなんで使えなかったのかよくわかりませんが・・・。

 

 

gfxCardStatusの問題点

大変助かる上に、無料で配布していただいている「gfxCardStatus」にも 、色々と問題がありまして、こちらでのソフトウェアで、壊れた「AMD Radeon HD 6750M」をコールしないように制御すると、ある程度は普通にMacBook Pro (Early 2011)を使うことができるんですけど、いかんせん、「Intel HD Graphics 3000」というのは、メインメモリをVRAMとして使用するようになっています。

早い話が、これをやるとメモリが少なくなるということです。正直言って8GBのメモリの場合は、ブラウザを起動しただけでも、どんどんメモリが少なくなってきますので、業務用としては、「Intel HD Graphics 3000」を使う場合は、やはりメモリは16GBはないと結構苦しいものがあります。

あとは、「gfxCardStatus」の仕様ではないのですけど、外部ディスプレイに接続すると、これを使っていても強制的にMac側で「AMD Radeon HD 6750M」に切り替えらえるという仕様になっているため、その時点で100%の確率でフリーズしてしまいます。

当然ですが、BootCampでWindows7を通常起動した場合は、その時点で「AMD Radeon HD 6750M」を強制的に使うようになるため、そのままフリーズしてしまって、Mac側では一切の起動ができなくなります。

まあ、普通にネット閲覧する程度でしたら大丈夫なのかもしれませんし、とりあえず、普通に起動するだけでも嬉しいんですけどね。

 

 

AMD Radeon HD 6750Mとの付き合い方

当時は最速のノート用のビデオカードだった「AMD Radeon HD 6750M」なのですけど、実はガラスの心臓のように、すぐに壊れてしまうといった、とんでもない地雷だった訳ですね。

ただし、品質的にはどうかとは思いますけど、性能的にはVRAMも1GBありますし、今でも普通に通用するスペックを持っていますので、あくまで性能だけ見れば大変優れたビデオカードであることは間違いありません。

VRAMが512MBでしたら、今では役立たずで故障しまくりのとんでもないビデオカードだったのでしょうけど、VRAMが1GBあるのは、本当に先見の目があったのだと思います。最新の3Dゲームであっても、設定を調整すれば普通にMacBook Pro (Early 2011)でも動きますからね。

アサシンクリード4、ファークライ3、ウルフシュタイン等も快適に動きますので、ある意味驚きです。

ですから、こちらの「AMD Radeon HD 6750M」に関しては、ネットで散々書かれている、ハンダの部分に問題があるのであれば、その部分を改善したバージョンをリコールで出していただければ良いのでしょうけど、すでに4年前のマシンですから、そこまでやってくれるのかは微妙です。

性能的に言えば、今でも全く問題がないMacBook Pro (Early 2011)ですから、10年くらいは普通に使っていきたいものなのですけどね。

「AMD Radeon HD 6750M」と末長くお付き合いしようと思ったら、唯一の方法としては、とても壊れにくいアタリのロットを偶然入手するしかないといったところでしょうか?根本的に回避できる方法があれば良いのでしょうけどね。

 

 

MacBook Pro (Early 2011)の修理は2016年まで?

アップルさんの修理保証期間を調べてみると、製造から5年間で、修理対応は正式に終了してしまうようです。

私が今でも使っているiBook G4の最終型などは、とっくの昔に修理対応が終了していますから、壊れてしまった時点でおしまいなのですけど、一向に壊れる気配すらないくらい頑丈なパソコンですし、今でも現役で使えている優れものです。

2011年に発売されたMacBook Pro (Early 2011)ですと、来年の2016年以降に故障した場合は、いくらお金を払っても修理すらしてくれなくなりますので、ビデオカードの問題は、その時までになんとかして頂く必要があります。

さて、どうなるんでしょうね?

壊れない対策品の「AMD Radeon HD 6750M」で対応してくれると良いのでしょうけど、そこまでしてくれるかどうかは、アメリカの集団訴訟次第でしょうか?

アップルさんの修理対応期間が終了したら、相当不安になるのですけど、大丈夫かな?と思っています。

いくら、性能に問題がなくて、非光沢の優れたディスプレイを搭載しているマシンであっても、ビデオカードが年間に3回も4回も壊れるようでは、この先、普通に使うことができないマシンとして、修理対応が終わった後に壊れた場合は、そのまま廃棄することにつながるかもしれません。

 

 

今回の故障の不具合はいつもと違う・・・・。

昨日のブログにも書きましたが、今回の「AMD Radeon HD 6750M」の不具合による症状は、いつもと同じく、このビデオカードに切り替わった時点で暴走フリーズしてしまって、その後はOSXもWindows7も起動すらしなくなるといった問題があります。

しかし、その際には、毎回、画面が乱れたり、残像になったり、青色系の画面になったりしていたのですが、今回はそれが全くありませんので、ビデオカードが原因で不具合が出ているのに、画面の異常が全く見られないといった初めてのパターンになっています。

これまで、散々、同様の不具合で対処方法を考えてきた訳ですから、この手の不具合は手馴れたもののはずなのですが、やはり、いつもと異なる点について言えば、首を傾げてしまいますね。

この違いが、ロジックボードのロットによるものなのか、昨年の夏頃に同じ症状で修理を行ってロジックボードをごっそり交換したので、ある程度の対策がとられているモデルなのか分かりませんけど、以前よりも、ビデオカードが壊れた際の挙動がより良心的なものになっていることが分かります。

ハンダが弱くて、クラックが入っていると海外のサイトで散々書かれているようなのですが、それが原因なら、段階的に対策をとってきているのかもしれませんね。これまで3回修理をしてきていますが、画面がぶれたり残像したりしなかったのは、このロジックボードが初めてですからね。

結局最後には、修理を依頼することになるのでしょうけど、今回の不具合ですと、一度起動できて、「gfxCardStatus」を使っていれば、全くその後は不具合なく使えていますから、外部ディスプレイは使わないこと、BootCampはつかわないことを徹底しておけば、多分、普通に使えるような気はしています・・・・。

2016年の修理打ち切りまでには、対策された「AMD Radeon HD 6750M」を搭載しているロジックボードを提供してくれることを強く望みながら、偶然なのかもしれませんが、これまで3回も同様の症状で修理をしてきた私としては、なんらかの対策はしてきているのかな?と勝手に思ったりしているところです。

同じ症状で困っている方は、ぜひ参考にされて下さい。ただし、個体差によっては、私のやり方が通用しない場合もありますから、その際には素直に修理に出したほうが手っ取り早いかとは思います。

よろしくお願いいたします。


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