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MacBook Proが死亡「Data Rescue3」と「PhotoRec」の出番? その2

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こんばんわ。

ブログMiMiです。

先日から、昨日のブログに書いた通り、MacBook Proの重要データがてんこ盛りの内臓ハードディスクの中身が消えてしまっている状態ですから、精神的にも大変良くありません。

ただ、発生してしまったことについては、それを事実として受け止めて、どのようにすればそれを解決できるかを考えていかないといけません!という訳で、Mac用データ復旧ソフト「データレスキュー3」と「PhotoRec」の2種類のデータ復旧ソフトウェアを利用して、今回消失したハードディスクの内容を復活させていくことになります。

まずは、かなり前にの2011年か2012年くらいにパッケージ版を購入していたのですが、全く使わないため当然インストールなどはしておらず、現在はどこに保管しているかも分からない「データレスキュー3」のパッケージ本体を発掘してから、こちらを使ってMacBook Proの内臓ハードディスクの復旧を試みることにしました。

まあ、確認するとソフトウェアを並べている棚の奥の方に箱ごと寝転がしてありましたので、そちらを外部のSSDにインストールして設定を行ったOSX10.6に新規インストールするだけで初期設定は完了ですので、極めて簡単。

ここで、状況を再度確認すると以下のような状態が現在の状況になりますが、今回は完全に私のミスになります。

最近は、特に寝不足で疲れていましたし土曜日だったので、他のことを行いながらの作業でしたから、いつも行っている簡単な問題についての正しい判断ができなかったのですが、過労死とかで働いている人が交通事故を起こしたりする原因がよくわかりました。

 

(1)BootCampの回復をアップル純正のソフトウェアで行ったらディスクエラーになってしまった。

(2)ディスクをリカバリー領域から起動して補修してくださいのメッセージが表示されても、補修できない。

(3)仕方がないので、Time MachineでOSXの最新版を全てバックアップしたのだけれど、その際に除外の解除を忘れた。

(4)忘れたまま、DVDから起動して全てのパーテーションの領域解放、パーテーションの領域設定、フォーマットを行った。

(5)そのまま気がつかずに、Time Machineから回復を行っている最中に、Time Machineの除外の解除をしてない事に気がつき緊急停止。

 

以上が、今回のMacBook Proの内臓ハードディスクのデータが消失した状態になります。

兎に角、MacBook Proの内臓ハードディスクのバックアップは全領域において行うことが大変重要ですね。

それをやっていなかった為に、容量750GBの中でバックアップを行っていないかった200GBの重要データの回復作業で、相当な時間的労力を伴い、他の業務を全て停止しつつ、不眠不休でこの回復作業を行わないといけなくなってしまった訳です。

ただ、Time Machineのバックアップを除外していた200GB以外は、全て最新版をバックアップしていますから、そちらについては当然問題ありませんので、データが可能な限り復旧すれば、あとはTime Machineからの全自動復旧になります。

今回のハードディスクの復旧作業を行うにあたって、私には何のメリットもありませんが、唯一、どの復旧ソフトウェアを使えば、このような危機的なハードディスクの状況から回復できるのか?が分かりますから、同じような状況の方がいましたら、参考にしていただければと思います。

 

 

Mac用のデータ復旧ソフトは如何わしいモノが多すぎるのでご注意!

基本的に、MacでもWindowsでも、ハードディスクのデータ復旧を必要とするのは、その殆どが実際にハードディスクのデータが破損したり、間違えてフォーマットしてからになることになります。

いわゆる、問題が発生した後に、それを必要とするケースですね。

私のように、データの破損前から今後そのような状況が発生した場合に使用するために「データレスキュー3」を事前に購入するような人は世の中にほとんどいないと思いますし、実際に購入しても実務で使うことは殆どないため、どこにしまっていたのかとか、それを購入していたことすら忘れてしまう始末です。

災害は忘れた頃にやってくる・・。昔の人はとても分かりやすいことわざを残してくれていますね。

実際に今回、Mac用の復旧ソフトを探していた際に「Data Rescue4」の英文サイトを見ていて、そういえいば…「この名前知っているぞ!」といった感じで、今回は「データレスキュー3」を購入していたことを思い出したくらいです。

Macでハードディスクが破損した場合の復旧ソフトを探す際には販売会社の自作自演の評価であったり、完全無料をうたっているのに、実際には有料版を購入しないといけないような、悪質なセールス手法を行っているソフトにはご注意ください。

このように問題が発生した後から、それを必要とするケースの場合は、マーケティングが弱くてもそれなりに売れるものですから、パッケージやソフトのデザイン等も適当なモノが大変多いのがネットで検索していればわかると思います。

私が購入していた「データレスキュー3」に関しても、日本語のホームページはデザインもチープですし、CIAやFBI、NASAもこのソフトを使っている実績ナンバーワンといったセールスコピーが書かれている為、胡散臭さが大変高くなっていますが、このあたりはマーケティングが弱く、実際に行っていることをそのまま書いていると判断するのが良いでしょう。

あとは、アップルとも契約して「データレスキュー3」を正式に納品していると書かれていますね。

とりあえず、ネットで見つけたMac用の復旧ソフトについては、検索だけできる体験版をいろいろと実際に使ってみた感想ですが、どれもイマイチに感じましたので、今回のアップルも使用しているMac用のデータ復旧ソフト「データレスキュー3」を使って回復を試みてみます。

まあ、「データレスキュー3」は以前から購入していましたから、有料版というのもたまたま手元にあったんですが、当時も他の復旧ソフトの体験版がダメダメで、この「データレスキュー3」の体験版の出来がよかったから購入したような記憶があります。

ちなみに、私は「データレスキュー3」の開発元、販売元とは全く関係ありませんし、ステマやヤラセの類でもありませんので、実際に今回行ったことをそのまま書いているだけになりますので、ご安心ください。

あとは、完全無料の「PhotoRec」という、ファイル復旧ソフトも合わせて使います。

 

 

余裕で12時間以上かかったハードディスクの確認

早速、「データレスキュー3」を使ってMacBook Proの内臓ハードディスクの分析を開始したのですが、ディープ検索だとフェーズが3段階に分かれているようで、最初のフェーズではハードディスク全体の確認を行い始めるのですが、この終了予定時間が12時間後と普通に表記されているので、思っていたよりも早く確認処理が終わるようです。

12時間と聞いて、ええ?それって時間がかかりすぎでは?と思った方は、ハードディスクの復旧は専門業者に依頼した方が良いかもしれませんし、高速で復旧できると書いているのに、12時間もかかるなんて詐欺だ!と言っている人もたまにいますが、その場合も専門業者に依頼した方が良いでしょうけど、料金は10万円以上の金額を普通に請求されますのでご注意ください。

破損したりフォーマットしたりした、ハードディスクの復旧というのは、その性質上、必ずハードディスクの全ての領域を確認することになりますので、ハードディスクの容量が多くなればなるほど、それに比例した時間が必要になります。

最近では一般の方でもごく普通に使っている容量16GBのSDカードなどでしたら、全領域の確認も30分も掛からずに直ぐに終わることになるのでしょうけど、流石に750GBのハードディスクになると、12時間というのは妥当な数字ですし思っていたよりも短い時間になります。

とりあえず、このハードディスクの全領域の確認を始めると、メモリもCPUパワーも長時間にわたってフルに使うことになりますから、そのパソコンでは他のことは一切できなくなる為、画面を眺めつつあまり負荷のかからないテキストエディタでブログを書いたりするくらいになります。

お勧めは、夜寝る前に「データレスキュー3」でハードディスクの全領域の確認を始めるのが良いかと思います。

あとですね、簡易的に数分でハードディスク領域を確認する機能も当然「データレスキュー3」にはあるのですが、実際問題としてこちらは殆ど意味がありませんので、今回行ったディープ検索と呼ばれる、ハードディスクの容量と速度に依存した時間をかけてハードディスクの全領域を必ず確認することになると思ってください。

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回復可能な消失ファイルを見てすごいぞ!「データレスキュー3」と思ったら…

予定通り開始から12時間以上かかって「データレスキュー3」の内臓ハードディスクに対するディープ検索が完了いたしまして、消失したMacBook Proの内臓ハードディスクの復旧可能な中身が表示されているのですが、それを見て私は驚きました。

確かに、本来存在していたファイルの全てが表示されているわけではないのですが、「復旧可能なファイルとしてかなりのファイルがフォルダ構造及び更新日時も記載して一覧に表示」されていますから、これを見たらこのファイルが全て復旧するのか?と普通は思ってしまう訳です。

体験版としてインストールした人であれば、この状態を見れば当然全てのファイルが復旧できると思い、即座に「データレスキュー3」の製品版を購入することになるのですが、ここでは重大な落とし穴があります。

まあ、何れにせよ「データレスキュー3」を購入することになるのでしょうけど、事前にどうなるのかは、後で落胆しないように知っておいたほうが良いかと思います。

どうでもいいけど、復旧したファイル名やファイルの構造、更新日が表示されているのは当たり前では?と思われるかもしれませんが、一般的にファイル復旧を行ったファイルというのは、そのようなものは一切表示されることはなく、見つかった順番などの数字やアルファベットでファイル名が再構築されてしまいます。

また、更新日時も、そのファイルが復旧した日に書き換えられますので、実際にどのようなファイルであるかなどについては、拡張子だけはそのまま普通に変わっていませんから、その拡張子に対応したソフトウェアで全てを開いてみないとわからないのが現状なのです。

さすがは「データレスキュー3」だなー、と感心しつつ、復旧可能リストに表示されているファイルの回復を試みたのですが、何かがおかしいのです。

例えば、40GBのファイルがあるフォルダごと復旧しようとしすると、30分くらいかかるのですけど、必ず何度やっても途中で復旧が止まってしまっている感じです。

また、その際のファイル名には赤色のラベルが付けられているので、もしかしたたらハードディスクの容量不足なのか?と思って、領域を広げて再開しても毎回同じパターンになります。

実際に復旧して赤色のラベルが付いているファイルを開くと不完全な状態になっているようで、まともに利用することができません。

これでわかったのは、「データレスキュー3」の復旧可能なファイル一覧に表示されているファイルというのは、不完全な状態で復旧されるファイルも多数含まれているということであり、それはファイルのサイズが大きほどその確率も高くなるといった感じでした。

正直言って、最初は表示されている全てのファイルが復旧できると喜んでいたのですが、実はその殆どが不完全な状態で復旧されてしまうことがわかった際のガッカリ感は半端ではありませんが、まあ致し方ありません。

ただ、10MB以下の画像ファイルに関しては、必要とするファイルが殆ど復活できたので、こちらについては大変満足していますが、一部同じファイルが名前が変わって複数復旧されていたりするもの多数あるようですので、今後の確認が大変そうです。

動画ファイルに関しては、1GBを超えるサイズのものであれば、10%くらいは完全に復旧できていたのですが、あとは赤色のラベルが付いた状態で復旧されていたので、こちらについてはファイル名と更新日時と、動画の先端部分の数十秒のみが確認できた状態です。

いわゆる、やたらサイズの大きいサンプルのお試し動画のような感じですけど、それでも問題ない人であれば十分かもしれませんね。

今回は、単純にファイルを消失した訳ではなくて、その上から追加で書き込みなども行ってしまった結果としては、大変有用な回復が見込まれたのだと思っています。

恐らくは「データレスキュー3」を使えば、間違えてファイルの削除した場合、間違えてディスクのフォーマットした場合などに、すぐに対応すれば、特に100GB以下の媒体の場合などは、殆ど100%のファイルを回復できるのではないかと思います。

今回ファイルの復活をやってみて、最初に不具合を起こしてパーテーションの変更をし、フォーマットをし、ファイルの上書きをしたにも関わらず、これだけのファイルが復活できる時点で、やはり廃棄の際のハードディスクの処理はとても重要であることを再認識できました。

 

 

警察などが行っているデータの復旧について

よくあるのが事件などがあり、犯人がパソコンの中身を消去した場合で、警察がそれを解析してデータを確認したといったケースがありますが、別に警察は特別なことをしているわけではなくて、一般的には私が今回行った作業と同じことを延々と繰り返しているだけです。

一台のパソコンでは効率があるいので、対象のハードディスクをまるまるクローンコピーしてから、複数のパソコンで「データレスキュー3」など含めた、あらゆる復旧ツールを使って、復旧作業を行うのですが、その際結果が出なければ復旧のパラメータを変更して何度でも行うといった行程を繰り返します。

だいたい、一ヶ月くらいあれば、なんらかの痕跡が確認できることもありますし、事件などの場合はメールやエクセルなどのサイズが小さいファイルの復旧が殆どですから、根気よくやれば、欲しいデータが見つかる場合もあります。

ただし、本当に時間をかけて根気よくやらないと結果は出ませんので、とても大変な業務になりますが、これらは特別な知識などは必要ありませんし、そのような知識があれば、世界中のシステム関係の会社からありえないくらいの報酬を提示されて引き抜きがきますので、警察組織に属する必要も無くなります。

また、こう言った業務をやっている警察の方が、専門知識を持っていないとか、本当はやりたくないとかも普通にありますので、警察官という職業の方は本当に日々強烈なストレスに侵されている方も沢山います。

警察署に行ってそういえば、あの刑事さんはどこにいますか?と聞けば、公にはいえないのですが、実は、、といった感じで、深刻な説明をいただくことも普通にあります。

 

 

無料の「PhotoRec」の性能はいかほどか?

「データレスキュー3」がそれなりの成果を出してファイルの復旧を行ったわけですが、肝心の無料の復旧ツール「PhotoRec」はどうだったの?といった疑問は誰でもお持ちだと思いますが、こちらはいまいちな結果で終わりました。

「PhotoRec」は「データレスキュー3」とは異なり、最初にハードディスクの全ての領域を検査して後に、回復作業を行う手順ではなくて、それらを同時に行うような仕組みになっています。

ですから、完了時間はそれなりにかかるのですが、どの種類のファイルを復旧するかを設定で管理できますので、こちらについては使いやすいのですけど、実際に復旧できたファイルは、殆どありませんでしたが、やはり今回は単純にハードディスクの内容を消去した訳ではないことがその理由だと思います。

普通に消去や削除をしただけのハードディスクなどであれば、こちらの完全無料「 PhotoRec」で十分すぎるくらいの回復ができるでは?といった感じですね。

ただ、やはり総合的に見れば「データレスキュー3」の方が圧倒的に優れているとおもいます。

例えば「データレスキュー3」の標準機能であるディスククローンを使って、対象のハードディスクの中身を丸々別のハードディスクに複製して、そちらでデータの復旧発掘作業を行えば、消去してしまったハードディスクはTime Machineでシステム一式回復して普通に使い続けることもできますから、どう考えても、とても便利な機能だと言えます。

また、一度ディープ検索をしておけば、それを保存しておき、次からはとても早く確認することもできますので、至れり尽くせりになりますね。

価格も1万円ちょっと超えるくらいと良心的なので、事前に購入しておいても損はないでしょう。

「データレスキュー3」については、最新版の「データレスキュー4」が発売されているようなので、今後購入される方は99ドルでこちらの最新版を購入してみると良いかもしれませんね。

本来は、さらに時間をかけて、設定を変えつつ、ハードディスクの回復を行うのですが、今回は、画像に関しては殆ど回復できていますし、動画も1GB超えたものが10%くらい、100MB以下の動画は80%くらい回復できましたので、とりあえずこれでよしとしておこうかと思っています。

まあ、最後に最新版の「データレスキュー4」を試してみるかもしれません。

本日は、MacBook Proの内臓ハードディスクが破損してしまったので、復旧ソフトを使ってみたと言ったお話でした。

backupについては、普段から多少のコストはかかっても完全なbackupをされることを強くお勧めいたします。

よろしくお願いいたします。

 

 

 

 


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