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キャバクラ嬢から貰った魔法の薬ハルシオン

おはようございます。

ブログMiMiです。

本日は雪が10cmくらい積もると、ニュースで報道されていたのですが・・・。

全く雪は積もっていません。

相変わらず、天気予報は全く当てになりませんね。

 

今回は、私に経営相談をされている、ある社長さんのお話です。

この社長さんには新規事業立ち上げで、ご相談を受けるようになったのですが、大変困った問題が発生してしまいました。

まあ、よくある個人経営の社長の特徴どおり、キャバクラや女性が大好きです。

しかも、キャバクラには、毎週通っているみたいです。

キャバクラ好きな、この社長が風邪を引いてしまったのですが、それでもキャバクラ通いはやめません。風邪あろうとキャバクラには通っています。

 

その時にお気に入りのキャバクラ嬢から、大変よく聞くと言う、魔法の風邪薬をもらったそうです。社長は大喜びで、この風邪薬の服用を始めました。

自分が気に入っている、キャバクラ嬢からプレゼントをもらったといった感覚だと思います。まあ、うれしい気持ちは分からなくもないですが・・・。

そこで社長からの相談ですが、この風邪薬を飲むと、眠くて仕方が無いとの事です。でも、なんだか効いているような気がする。

一般的に、直接風邪を治す、風邪薬と言うものは存在しません。

風邪を直接治すような薬はありませんので、体の抵抗力や体温をあげたり、新陳代謝などを促進する作用を持つ薬が、実際には風邪薬として使われてます。

その為、体に通常よりも負担がかかりますから、体も自分を休ませようとして眠くなってしまいますので、風邪薬で眠くなるのは普通です。

しかし、この社長は眠くて、車の運転もまともに出来ないと言っています。

しかも、なんだか心地よい気分になっているとも言っています。

さすがに、これはおかしいと思いましたし、どんな薬なのかも気になってしまい、キャバクラでコンパニオンの女性からもらったと言う風邪薬を見せていただきました。

この魔法の風邪薬を見て、私は一瞬目を疑ってしまいました。

 

どう見ても、銀色の輝く、睡眠薬ハルシオンのシートです。

これ、ハルシオンですよ。と私が説明したのですが、

社長さんは何ですかそれ?といった返答。

ハルシオンとは大変即効性の強い、睡眠薬の事です。よく事件などで使われていましたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

しかも、銀ハルと呼ばれる、銀色のシートで囲まれた0.25mgタイプの最も強いタイプのハルシオンです。

成人男性で、末期の精神状態の人でも0.5mgの使用が限界といわれている大変強力な睡眠薬です。

通常は、不眠症の人には、金ハルと呼ばれる0.125mgのハルシオンを二つに割って、処方していきます。

他にも、ロヒプノールと呼ばれる、ハルシオンとは反対で、即効性が無いけど持続性が強いタイプの睡眠薬も合わせて導入していきます。

しかし、いずれも最初は最低限の服用から始めるのが普通です。それほど、危険性やリスクも合わせて持っているのが睡眠薬なのです。

 

ハルシオンは不眠症の症状がよほど酷くなければ、まともな病院では普通は処方してくれません。

ハルシオンですが、日本では内科や心療内科などで、重度の不眠症の薬として処方されますが、海外では処方や使用そのものが禁止されている国もあり、それを知らずに持ち込むと厄介になっている薬です。

ですから、ハルシオンは医師の処方箋が無ければ、合法的に入手することは出来ません。薬局で購入できるタイプの睡眠薬ではないのです。

この社長は、キャバクラ嬢から風邪に大変よく効く魔法の風邪薬といわれて、ハルシオンを服用して、なんと車も運転していたわけです。

当然、キャバクラではお酒も沢山飲みますから、お酒とともにハルシオンを服用もしていました。

アルコールとハルシオンの組み合わせは大変危険です。アルコールは睡眠薬の効用を増大させる作用がありますし、体にかかる負担も増大します。

社長は、飲酒運転はされない方ですので、そちらの心配はないのですが、どちらにしろ、処方箋なしで、適当に睡眠薬を服用することは、良いことではありません。

ちなみに、ハルシオンを医師の処方箋なく、売買したり譲渡したりすると、薬事法違反、向精神薬方違反に問われます。

それ以前に、こんな即効性の強い睡眠薬を飲んで、交通事故でも起こしたら危険運転致死傷罪に問われても仕方が無い重大な事故を起こしかねません。

 

直ぐに社長に説明して、風邪薬としての意味の無いハルシオンの使用をやめさせるように説得を行いました。

具体的には体に入れるもの、食品や薬を他人からもらった場合は、注意するべきです。

特に薬に関しては、病院で処方されていないものについては、必ず確認する癖を持つ必要があります。薬局で販売されている薬でも同様ですが、処方箋が必要な薬は更に注意が必要です。

今回の社長さんのように、悪気も無く、善意で使っていても、知らなかったではすまないような違法な薬の使い方をしている方は結構いらっしゃいます。

そもそも、キャバクラで働く女性の話をまともに信じてはいけません。

彼女たちは、お金を払ってくれるお客さんと話すのが仕事であり、別に偏見ではありませんけど、お金のためであれば何でも話すのが仕事です。

また、別にキャバクラに限った話ではないのですが、表舞台の見た目が豪華な職業ほど、その内側は金銭トラブルが多発していたり病んでいるのはどの業界も共通です。

社長のように、自分がとことん気に入っている、キャバクラ嬢に入れ込みたい気持ちは分からなくもないのですが、相手はビジネスとして割り切っていつも接客をしているわけですから、社長もあくまでお金の関係であると割り切ったお付き合いが必要になります。

できれば、キャバクラには行かずに、もっと仕事をがんばって借金を減らした方が良いに決まっています。既に奥さんもいるわけですから・・・。

今後は、キャバクラ嬢の話は一切信用しないように、知らない薬をもらっても、一切服用しないようにと、何度も説明させていただきました。

 

この社長さんが大変熱意を上げているキャバクラ嬢の話を聞いていると、そのうち、借金の申し込みをされたりして、本業にも影響が出そうな雰囲気でしたので、更に強く関わらないように、もしくは一線をおくようにとご説明させていただきました。

今回の社長のように、魔法の風邪薬としてハルシオンをプレゼントしたキャバクラ嬢のように、興味本位で、ハルシオンを使われている方もいらっしゃいますが、強い薬ほど、比例して体にも負担がかかります。

特に内臓である肝臓に負担がかかり、取り返しのつかない事態になることもあります。

法律にも違反している入手方法で、ハルシオンやロヒプノールを入手されている方もいらっしゃいますが、基本的に薬は必ず病院で処方してもらうようにしてください。

まともでない医者は、直ぐにハルシオンやロヒプノールを処方してしまいますので、そういった病院には通わない事をお勧めします。

本来、体を治したり精神を治したりするはずの薬で、使い方をまちがってしまい、体がおかしくなってしまっては、もともこうもありませんからね。

よろしくお願いいたします。

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