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ニイタカヤマノボレ一二〇八|M資金詐欺師と神風特別攻撃隊

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こんにちわ。

ブログMiMiです。

現在、風邪をひいていますので、代謝を高める風邪薬でドーピングしながら休養をしています。

とにかく大量の水を飲んで、食事を沢山食べて、安静にするに限りますが、体調を確認しながら、本日も10キロ程度くらいならジョギングをする予定です。

ただ、本日はあまりパソコンは触らない予定です。

本日が何の日ですか?と聞かれたら、太平洋戦争が開戦になった日である12月8日であることを、ご存知でしょうか?

あの有名な電文である、「ニイタカヤマノボレ一二〇八」が打たれた日です。

もう相当前の話になり、私の祖父や祖母が生きた時代に太平洋戦争が始まったわけなのですが、当時の祖父の若いころの写真を見ると相当気合の入っている人ばかりな事に驚かされますす。

太平洋戦争当時の若い日本人を見ると、どう見ても現在の日本人と同じ民族とは思えません。

ここ最近日本でも問題になっているメタボリックな人、いわゆる肥満体も一人もいませんし、祖父の友人などの男性は全員が鍛え抜かれたものすごい体をしています。

こいつら、いったい何をやったら全員がこんな体になるんだ?と思えるくらいですね。

私の祖父は大日本帝国時代に徴兵されて陸軍に配属されましたので、当時の激戦区である中国大陸に派遣されていたのですが、その戦火の中で何度も死にそうになったと話してくれていました。

ジープを運転中に襲撃を受けて、弾丸が顔の真横を飛んでいった時は、本当に怖かったと話していましたが、亡くなった方も大変多い中で、よく生きて日本に帰還してくれたと思います。

太平洋戦争は良くも悪くも、いろいろな課題を残して終戦を迎えることになるのですが、この太平洋戦争を利用して、ホラ話や詐欺を行っている人があとをたちません。

 

M資金詐欺について

太平洋戦争に関わる有名な詐欺事件のひとつが、M資金詐欺と呼ばれるものです。

一般的なサラリーマンの方やOLの方など、殆どの人にはまったく関係ない類の詐欺事件になるのですが、あまりに有名で古典的な詐欺事件ですから、その名称くらいはご存知の方も多いかもしれません。

驚くべきはその詐欺で騙し取る金額であり、全ての詐欺事件が高額な金額に設定されているといった詐欺になります。

このM資金詐欺の対象は投資家であったり、経営者ばかりですから、会社員やOLがだまされることは殆どありません。

なぜだか分かりますでしょうか?

結婚詐欺などと比べたら、全てにおいてはるかに難しい詐欺事件になるからです。

そのため、お金を持っている人でなければ、詐欺師も利益にならないため、M資金詐欺師が近寄ってくる事はないということです。

その代わりに、結婚詐欺などの底辺の詐欺師が沢山近寄ってきているはずですので、需要と供給のバランスですね。

簡単にM資金詐欺の手口を説明すると以下の通りです。

マッカーサー元帥率いるアメリカ軍が終戦後に日本政府から没収した多額の資金があり、それを管理している専門機関や著名な人がいる。自分はその資金をきわめて低金利か金利なしで貸し出してくれる「つて」を持ってるのだが、そのためには所定の保証金が必要であると言った感じで、M資金詐欺は堂々と勧誘が行われます。

M資金詐欺のMは、マッカーサー元帥のイニシャルではなく、その部下のイニシャルだったと記憶しています。

こんな話を信じる人などいないと思われるでしょうが、実際には騙される人があとをたちません。

しかも、騙されるのは経営者であったり、投資家であったりと、一般的に見て知識も経験も豊富であると認識されている人たちばかりです。

なぜ、こんな単純で胡散臭い手口に騙されるのかといえば、その騙す工程の前に、詐欺師は相当なコストを投入するからです。

大型の詐欺事件になるほど、詐欺を実行する前に相当なコストを投入するのは常識です。

M資金詐欺のターゲットを騙す前に、何年間もかけて詐欺師自身を特別で凄い人であると錯覚させることこそが、M資金詐欺を成功させる手段であり、それが構築できれば、あとは何をやっても成功するため、一番金額の高い詐欺であるM資金詐欺を行うといった感じですね。

逆に、それができなければ、M資金詐欺は成功しませんので、詐欺師は何が何でも自分を凄い人物であると認識させる必要があると言うことです。

OLやサラリーマンが被害にあっている、よくある結婚詐欺などとは根本的に騙し取られる金額も違いますし、詐欺師が騙すために投入するコストも違うと言うことになります。

それだけのコストを投入しても、M資金詐欺を一回成功させれば、あっという間に費用を回収できるという優れものの詐欺になります。

ですから、この人おかしいな?と感じたら、早めにそれを分析できる人に相談するしかありません。

自分は経験も豊富で、資金力もあるから大丈夫といったおごりが、結果的にM資金詐欺を成功させる理由になってしまうといった現実がありますので、そのあたりを注意されて日々の経営などをされたほうがよりよい結果になるかと思います。

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なぜか神風特別攻撃隊の生き残りを名乗る老人たち

カミカゼという言葉は、特攻を指す言葉として、すでに世界的に有名な言葉ですから、いまさら説明は要らないと思います。

本来は、かつての元寇を壊滅させた台風が元ネタになっていると私は認識しています。

終戦末期に、アメリカ軍の勝利が誰の目に見ても確実になってしまい、それを当時の優秀な軍人もいない、食料もない、石油もないといった日本の壊滅的な資源リソースで何とか食い止める方法はないか?といった話から、航空機で爆弾を抱えてアメリカの艦隊に突撃するしかないといった状況になったとかならないとか・・・・。

まあ、結果的に他に手段がないから、非人道と呼ばれながらもそれを実行したわけです。

終戦後に責任を取って切腹をしたとされる大西さんと言う軍人が、カミカゼの発案者であると言われていますが、事実がどうなのかは私は知りません。

ジャーン!わが軍はアメリカの空母を撃沈せり!と言ったような大げさでうそばかりのフィルムの映像が今でも残っている通り、大本営発表がいつも嘘ばかりなのは、今は誰でも知っています。

M資金詐欺とは異なり、別にこれといってたいした害はないのですが、この元神風特別攻撃隊を名乗る老人がごくまれにいらっしゃいます。

最近は、老人の方とは殆ど接触がないので、こういった話もあまり聞かなくなったのですが、自分は神風特攻態の生き残りだ!と言った感じで延々と訳のわからない自慢話をする始末です。

こういった老人いわく、自分は神風特別攻撃隊の生き残りであり、何度もアメリカの艦船に特攻したが生き残ったと言う話です。

ひどい老人になるとアメリカの空母を撃沈させた等と言っている老人までいる始末です。

この自称元神風である老人の話で、何がおかしいか分かるでしょうか?

確かに、神風特別攻撃隊に配属されていても、特攻する前に終戦を迎えたような人であれば、生き残っていてもなんら不思議ではありません。

配属されただけで、実際には特攻していないのですから当たり前ですね。

あとは、実際に250キロ爆弾を抱えて一式陸攻等で特攻したとしても、途中でエンジントラブルなどで海に墜落してしまって運良く爆弾も爆発しなかった場合なども、生き残っていても不思議ではありません。

一式陸攻とは、陸軍の一式陸上攻撃機のことです。プリンスオブウェールズを撃沈させた有名な航空機ですが、弾丸が一発当たれば炎上したと呼ばれるくらい、被弾に弱い航空機だったとか・・・。

ただし、実際に特攻してアメリカの艦船に被害を与えた後に、生きて帰還していること自体がすでにおかしいといった話です。

こういった老人は、じゃあ、特攻した際の航空機の名称はなんですか?とたずねると、殆どがゼロ戦といいます。

日本が特攻で使用した航空機はゼロ戦だけはありませんし、ゼロ戦の数など微々たる物ですし、もし本当にゼロ戦でしたらその型番くらいは言えるはずですが、そのような物も当然知りません。全てがホラ話だからです。

極めつけは、当時の航空機の正しいエンジンのかけ方すら知らない始末です。特攻機に専用の鍵を差し込んでエンジンを回していたと自信満々に勘違いしている時点で駄目です。当時はそのような方法でエンジンをかけれるような時代ではありません。

当時のアメリカ軍は、高性能レーダーとVT信管と呼ばれる、近くに航空機が飛んでいるのを感知しただけで炸裂する弾頭を高射砲で使っていましたので、特攻隊はアメリカの艦船に近づくだけでも容易ではなかったといわれていますし、VT信管の仕様を考えれば誰でもそれくらいは理解できます。

こういった老人は意図的にそういった話をしているのか、頭がボケているのか、虚言壁があるのか知りませんが、自分が年齢が高いと言うだけで、若い世代は全て自分の指示に従わないといけないと言った意味不明な思考を持っている人が多く、関わっても何のメリットもありません。

そもそも、あなたの年齢と太平洋戦争が行われていた期間が一致していないでしょう?と言った話ですね。

当時のあなたは小学生なのに、特攻隊として航空機を運転していたんですか?いったいどこの国の話ですか?と言った話です。

そのうち、タイムマシンを発明して、100年後の未来から来た未来人であると言い出すかもしれません。

神風特別攻撃隊とM資金詐欺の話の何が関係あるのか?と言えば、M資金詐欺などを行っている詐欺師は、殆どが高齢の老人であることが多く、とにかく自分を特別で凄い人物であるとターゲットに信じ込ませることから全てが始まります。

ですから、神風特別攻撃隊の話ほど、ホラ話と認識できなくても、似たような架空の話を使い、あの手この手で、ターゲットを騙していきますので、年配でどんなことでも、何でも知っている等といっている自称凄い人を名乗る輩が接触してきたら、その相手が本当はどういった人物なのかを正確に分析する必要があるということです。

騙されてからでは遅いので、ご相談などがありましたら、お気軽にご連絡ください。

まあ、他にもいろいろとありますが、本日はこの辺で・・・。頭がふわふわしています。

よろしくお願いいたします。


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