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若い女性を騙すフェイスブックのセレブ詐欺師|Facebook

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こんばんわ。

ブログMiMiです。

Facebook|フェイスブックで詐欺師にお金を騙し取られてしまって、大変困っている女性の方からご相談を受けました。

フェイスブックとは、世界最大のSNSです。SNSとは、インターネット上で事故アピール場所を無償で提供しているサービスの事で、早い話が名簿屋さんです。

沢山の人の名簿がフェイスブックに集っていますので、更にそれを目当てに新しい人が集ると言った仕組みです。当然、人が集るほどお金も集ります。

フェイスブックで知り合った相手にお金を貸してしまったけど、全く返してくれなくて困っている状態。

何とか、今回の相手から、お金を取り戻す方法はありませんか?といったご連絡をいただいたのが事の始まりになります。

今回はFacebookで知り合った、自称セレブのお金を沢山持っているはずの経営者にお金を貸してしまっており、この相手から貸したお金を全額取り戻すのが目的です。

フェイスブック上では、いろいろな人たちが、自分の成功自慢を繰り返しています。

自慢とは、フェラーリなどの外車であったり、高級タワーマンションの部屋であったり、高額な飲食店の食事であったり、多額の金銭の自慢であったりします。

それを見た一般の若い人たちが、自分たちも成功者になりたいと言って、気になる相手に興味を持っている時に、その成功者から連絡が来るパターン。

もう一つは、フェイスブック上で、セレブな成功者が私たちと一緒に働けるチャンスです。貴方も是非ご応募くださいのような求人を行い、そちらに自ら募集してしまうパターンに分けられると思います。

いずれにしても、フェイスブック上でセレブな経営者と知り合って、こういった人たちと同じように成功したいといった、強い気持ちが、積極的な行動に結びつける事になります。

普通は、誰だって富裕層と認識できる相手と仲良くしたいですし、雇ってもらえるなら一緒に仕事もしたいでしょう。

騙されてしまう若い女性が駄目ですといった、簡単なお話ではありません。

更には、そういったセレブな経営者とお付き合いできたり、結婚できたりすれば、まさに理想の人生を超えるような状態になるといえるかもしれません。

そういった、人間の本質的な欲求を巧みに利用した詐欺が、フェイスブック上では毎日年中無休で行われている訳です。

今回のご相談も、典型的なこのパターンに該当します。

金銭的な被害金額が少ないとは言っても、騙し取られた女性からすれば、大切なお金であり、それを何とか取り戻したいと思う事は普通なのです。

しかし、どこに相談に言ったらよいのか分らなかったり、相談をしても、まともに相手にしてもらえないなどの、被害者が更に被害にあってしまう悪循環にはまっています。

この女性がラッキーだったのは、偶然、私のブログを見つけた事です。

理由はご希望通りに、騙し取られたお金を回収できたからです。

それでは、フェイスブックで行なわれた、今回の詐欺事件についてご説明していきます。

最初にご相談頂いた際に、このフェイスブックで展開しているセレブ経営者について調べました。

法人の会長職を名乗っており、その事業は美容とか化粧品とかワインとかコンサルティングとかありましたが、その実態はマルチ商法です。

このあたりは、相手がどういった存在なのかを分析、判断できれば、簡単に分りますので、ご自分で分らなければ、分る専門家に相談するしかありません。

他人から雇われているような人では、いくら相手を理解しようとしても、理解する事が難しい相手になるからです。

早い話が、相手のほうが総合的な能力が高いということです。

今回の自称セレブ経営者とその会社は、フェイスブックとアメブロと呼ばれる、サイバーエージェントが運営しているブログ以外にウェブでホームページなどを一切保有しておらず、ドメインも会社の名前で取得していますが、ウェブ上にサイトやブログは一切ありませんでした。

フェイスブックとアメブロのみで、会社の営業や勧誘を行い、会社名のドメインはメール専用に使っているようです。

通常では、ありえない会社である事が、この段階で分ります。

まともな会社で、まともな事業を行なっていれば、フェイスブックやアメブロだけで事業展開などする事はありませんし、それで事業として成立する事もありません。

ですから、この会社と自称セレブ経営者の会長は、マルチ商法やセミナー商法で利益を上げており、その中で、若い女性に対して詐欺を行なっている可能性が高いと判断できます。

フェイスブック等で、セレブ自慢をしており、フェイスブックで何らかの勧誘や営業をしている人たちは、100%信用できないと疑ってかかるべきです。

なにしろ、フェイスブックやアメブロに書かれている記事は、嘘ばかりですし、写真があったところろで、他人の写真であったり、偽造されていたりするのは普通です。

それに、会長職についてになりますが、相当大きな会社でない限り、このような役職は普通はつけません。マルチ系や詐欺系の会社では会長職などといった経営者が、会社の事業規模に関わらず存在する場合があります。

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そして、この会社の社長は女性なのですが、名前も明らかに芸名のような名前ですし、検索すると、この会社には社長の名前が何人も出てきている状態です。

これは、登記簿上の代表取締役とフェイスブックやアメブロ上の代表取締役の名前が一致しない可能性を意味します。

早い話が、会長を名乗る男性のワンオーナ会社であり、この人物が登記簿上の代表取締役であり、フェイスブックでは、実際は役員でもなんでもない女性を次から次から社長として公開している訳です。

いわゆる、フロント企業のようなものです。

ちなみに、こういった組織の女性は、ほぼ100%、実質経営者の男性の愛人です。

典型的なパターンです。

一応、法人化は行なっており、株式会社で間違いありませんが、フェイスブックに掲載している事は、その殆どがホラ話であるため、この会社の関係者全てが信用できない事になります。

また、会長を名乗る男性は、自分の個人名義の預金口座に、セミナー参加費用などを入金させるようにしており、こちらも普通では考えれません。

通常、法人の場合は法人名義の口座に入金させます。

これは、この会長を名乗る男性が、脱税をしている可能性が高いといえます。

セミナーは一度開催すると、それなりの売り上げがありますし、殆どが現金収入ですから、無心告でばれないと思っているのでしょう。

税務署には、ばれなくても、コンサルなどが見れば直ぐにおかしなところが沢山出てきます。

まあ、いずれ税務署にもばれるのでしょうが、所詮はマルチと詐欺しか出来ない会社のようですから、長くはないのかもしれません。

今回被害にあわれた女性は、この会長のセミナー参加に応募したところ、この会長から直接の誘いを受けて、食事に行く事になりました。

既にご説明している通り、一般的な方からすれば、セレブな会社の経営者から直接連絡が来れば、それは大変うれしいものです。

自分自身もセレブになれるかも、と言った思いもありますし、異性ですから、なおさら期待も高まります。この男性ですが、容姿に若干の問題があるのですが、それすら無効にしてしまうほど、セレブな経営者のブランド力は強い訳です。

ただし、この男性が本当にセレブな経営者である保障はどこにもありません。

この段階では、フェイスブックを見た女性が、そのように思い込んでいるだけであるといった回答になります。

そして、この経営者の男性と食事に行ったわけですが、この食事が終わる事に男性からある話をされたそうです。

「私と付き合わないか」

いきなりびっくりですが、既に容姿の問題を超える、セレブ経営者であると言った思いもあり、女性はその受け入れを検討する事になります。

更には、「5万円ほど貸してもらえないか」

と言われたそうです。

セレブ経営者から、食事に誘っておいて、会計の前に女性にお金を貸し手くれなどと言うはずもないのですが、この場にいる女性には、その判断をしろといっても難しい状態ですから、仕方がありません。

5万円を貸してしまったそうです。

更にしばらくして、5万円を返してもらおうと思い、この男性のセミナーで声をかけたところ、会社の事業資金でどうしても5万円が必要だから、貸して欲しいとまた、お金の無心があったそうです。

5万円がないと、会社の仕入れで大変困った事になるそうだとか・・・・。

ここでも、女性は更にお金を貸してしまいます。

このブログを見た方は、殆どの方が、なぜ女性は次から次からお金を貸してしまうのだろうと思われるかもしれませんが、素人の方であれば、この対応は普通です。

何しろ相手は、プロの詐欺師です。

こういった、プロの詐欺師は、洗脳タイプのホラ話が大変得意ですから、その場に居る当事者ではもう防ぎようが無い状態になっています。

セレブな会社の会長が、素人の知り合ったばかりの女性にお金を無心すること自体もありえませんし、法人は税法上、個人のお金を次から次からと、簡単に投入したり使ったりする事なども出来ません。

個人事業主と法人のお金の取り扱いは、全く違います。

まあ、個人事業主でも本来は、事業資金と生活費は分けないといけないのですが、どちらも同じにしている方が大変多い感じです。

ですから、この会社の会長を名乗る男性は、明らかに簿外処理でお金の貸し借りを行なっており、お金を借りる理由も全てが嘘であると断言できます。

金額的には、少ない金額ですが、話は簡単に終わるものではありません。

最初は、少ない金額からお金を要求し始めて、だんだんその金額を吊り上げるのは、詐欺師の基本です。

結婚詐欺に近い感じもするかもしれませんが、実際に会社を経営しており、ある程度の実態もあるため、結婚詐欺師の事件よりも難しい案件になります。

ここから、女性は騙されたお金を何とかして取り戻したいと、ご自分で行動を起こす事になります。

続きはまた次回です。

よろしくお願いいたします。


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