Blog MiMi

お客さんの車が盗まれた!|防犯カメラを設置する際の注意点とは?

スポンサードリンク



こんばんわ。

ブログMiMiです。

先日の休みの日に、40キロ程歩いただけで水ぶくれになってしまい、ダメージを受けた左足の小指が未だに痛いです。

水ぶくれになった箇所は、裁縫用の針を何度も刺して水抜きしていますが、時間が経つとまた水が溜まってきているようです。

私は医者ではありませんので、水ぶくれになった箇所を裁縫用の針で刺して水を抜き、ティッシュで拭き取る行為が正しいのか分かりません。

ただ、水ぶくれになってしまい、白く膨らんだ足の指を見ていると、針を刺したくて仕方がなくなりますし、これまでもこのような感じで処理をしています。

別に他人に行う医療行為ではありませんから、法律に違反している訳でもありませんのであしからず。

自分ではなくて、他人の足の指に針を突き刺すような行為は駄目ですから注意してください。

賛否両論あるであろう、水ぶくれてしまった足の指の処理ですが、これを繰り返すといつもは翌日には水ぶくれと痛みがなくなっていたのですが、今回は未だに痛みがあります。

まあ、これくらいの痛みなら無視して、ある程度の負荷をかけながら、屋外での運動をしても何とかなるレベルですので、本日も普通に走り込みをしてきました。

しかし、最近は夜間の10時頃に走っても、午前5時くらいに走っても、相当な汗をかきますので、いつもタオルを首に巻いています。

 

 

車関係の社長さんからの緊急電話

携帯電話に着信があったので、とりあえず出てみたら久々の車関係の社長さんからのお電話です。

一体どうしたのかと思って話してみると、防犯カメラの設置をするのでホームページを更新してほしいとの事。

なんでも、防犯カメラの会社と契約をする際に、ホームページに正しい会社の住所が掲載しているのかを確認するのだそうです。

という事は、これまでは正しい住所を乗せていなかったという事ですが、この辺りは適当な業界ですし、お客さんも全く気にしない業界です。

気にしない、気にしない、一休み、一休み、と寝っころがってこの台詞を話している一休さんのようなイメージです。

以前から、整備工場の立地上、窃盗団からみて大変好ましい構造になっているので、赤外線のセンサーやカメラをつけた方が良いとはお伝えはしていました。

基本的に、ランボルギーニやフェラーリ等の専門の整備工場等とは違い、一般的な国産車の整備工場は人があまり集まらない場所にあるのが普通です。

山奥であったり、平地の場合は街灯がなくて、人が全く通らないような本当に僻地のような場所ですね。

なぜかというと、金属を加工したり、エンジンをかけたりする際の騒音が、必ず近所ともめる原因になっているからです。

営業所は幹線道路や国道沿いにあっても、そこで出来ないようなヘビーな整備を行うのは、別の場所にしている車屋さんも普通です。

突然の電話なので、ついに防犯カメラとか赤外線センサーをつける気になったのかな?と思って話してみると、社長さんのテンションがかなりあがっている事に気がつきました。

声の質感で、どういった精神状態なのかは直に分かりますから、電話越しに声を聞いているだけで、もの凄く焦っている事が理解できます。

そして、更に話を進めていくと、社長さんの口からとても残念なお話を聞く事になりました。

社長「実は、本日、お客さんの車が盗難にあったんですよ。」

私「ええ?いきなり盗難ですか?」

社長「はい。」

私「盗まれたのは車両ですか?」

社長「いえ。夜間にホイールとタイヤ一式をやられました。」

私「最近は朝まで事務所にいるって聞いてますけど、その時間でも社長さんは事務所にいたんじゃないんですか?」

社長「はい。事務所で休んでいたんですが、その間にやられてしまいました。だいたい午前2時から午前7時の間です。」

社長「全く気がつかなかったので、短時間にバタフライジャッキでやられたのだと思います。」

私「社長さんが気がつかないなんて、相当短時間でやったようですね。」

社長「ホイールだけなので、プロの窃盗団ではなく、多分、犯人は小僧だと思いますが、盗まれたホイールがちょっと面倒で・・・」

私「今回盗まれたホイールは特別なやつなんですか?」

社長「そうなんです。日本で販売していない限定モデルのホイールで結構値段も高いやつなんですよ。」

私「ありゃー、そうなんですか・・・。それなら尚更、お客さんには弁償しないといけませんね。」

社長「金銭的にはとてもキツいけどそうなります。ですから、急いで防犯装置一式を契約してつけようと思っているんです。」

このような感じで、社長さんとの電話のやり取りを行いました。

何と、今回はお客さんの車についていた日本では購入できない限定仕様のホイール一式盗まれてしまったそうなのです。

これが、今回の社長さんからの電話の内容ですが、自動車の盗難、特にホイールの盗難は、気がつかないうちにあっという間に盗まれている事が結構あります。

例えば、自分の自宅の庭に止めていた車に、朝の出勤時に乗ろうとしたら、ブロックの上に車が乗っかっていて、ホイールとタイヤ一式が無かったケース。

あと、酷い場合は、私の先輩の車のホイールが盗まれた時は、ブロックではなく、なんと!週刊少年ジャンプの上に車が乗っかっていた等もありました。

紙で出来た雑誌というのは、想像以上に頑丈ですから、車の下に敷いても車が浮かんでブロックを下においているのと同じような状態になります。

今回、社長さんはお客さんの車(限定仕様のホイール一式)を盗まれてしまった訳ですが、今回のような場合はどうしたら良いのでしょうか?

 

 

盗まれたのはお客さんの車だから、お客さんの自動車保険でなんとかできるの?

お客さんが、一般の車両保険に入っていたら、たとえ車が盗まれても保険を使えば、車両保険で設定している金額までであれば、全てが保険金として支払われます。

ただし、お客さんの自動車保険を使ってお客さん自身で車の損害を回復してほしい等は、今回のように預かっている最中に盗まれたケースではまず通りません。

だいたい、そんな事をいったら、お客さんは大激怒して訴訟を起こすはめになってしまい、結局は自分が全ての負担をした上に、訴訟費用まで負担する事になります。

お金を支払って車の整備を依頼しているお客さんには全く落ち度がありませんから、お金をもらって預かっている事業者には全く勝ち目なんかありませんからね。

スポンサードリンク




車の整備を取り扱う事業者が車を預かっている期間中に、車に何かあった場合は、その事業者が全額保証する義務が発生しますので、当然ながら弁償しないといけません。

盗難にあったのだから、被害者は自分だ!と言った主張も確かに通りますので、被害者として相手に請求をする事は出来ます。

しかし、その請求は盗難を行った犯人にする事になりますので、事実上、誰がやったか分からない事件、たとえ分かっても相手に支払い能力が無い事件は、自己負担になってしまいます。

唯一のケースとして、お客さんに車両保険を使ってもらい、盗難された車の原状回復を行った後、3等級下がった自動車保険の差額及び、ペナルティー分の増額分を負担すれば話が通る場合もあります。

これに関しては、お客さんとの話し合いになりますので、絶対にできるかどうかは分かりませんし、大前提として、お客さんが一般の車両保険を契約している必要があります。

車両保険なしとか、限定車両保険の契約であれば、盗難の場合は保険金はいっさいおりませんから、当然であると言えます。

結論を言えば、プロの業者が対価をもらって、お客さんの車を預かっている時は、破損、盗難、事故等に関わらず、預かった時の状態+契約内容を履行した状態で返却しないと行けません。

まあ、もの凄く当たり前の話なのですが、車屋さん系統の社長さんはこの辺りを分かっていない人も結構いますので、注意が必要です。

今回電話をしてきた、社長さんはとてもまともな方ですので、ご自分が負担しないと行けない事は最初から分かっていて、今後そうならないために急いで監視カメラ一式を契約したい訳ですね。

 

 

監視カメラを取り付けたら、車は盗まれなくなるの?

普通の人であれば、プロのセキュリティー業者が販売している監視カメラをつりつけたら、もう安心できると思うのではないでしょうか?

ちゃんとした、監視カメラと赤外線センサーやLEDライト一式を、それなりのお金を払って購入して取り付けるのですから、まあこれで安心と思いますよね。

それに、セキュリティー業者の説明では、いろいろととても凄い事が出来そうな事が説明書等に書いてあるのも普通です。

実は、この監視カメラを取り付けたら大丈夫といった考えにはもの凄い落とし穴があります。

実際に、大量の防犯カメラの映像の解析をした事があれば分かりますが、一般向け、業者向けに販売している監視カメラはそれだけでは、殆ど役に立ちません。

確かに、テスト撮影をしてみると、設置した防犯カメラにはその撮影記録がきちんと残るのですが、肝心なのは一体何を記録しているか?といった話です。

この部分が分かっていないと、何かが起こっても全く役に立たないのが防犯カメラなのです。

しかも、安くありませんし、独自仕様のコーデックで圧縮しているものですから、使いにくいと言ったらありゃしません。

車の盗難に限らず、防犯カメラで撮影したい被写体は、風景であったり、動いている人の姿であったり、動いている車そのもである事は殆どありません。

防犯カメラで撮影したい被写体は、必ず人の顔であるという事です。

この被写体である、人の顔が判別できないような防犯カメラの設置方法、性能、運用方法の場合は、防犯カメラを設置して記録を取った所で、本来の目的である犯人を特定するといった結果には結びつきません。

ですから、事件があった事は記録できていても、それを誰がやったかまでは記録できない訳ですから、全く意味がない事をやっている事になりかねません。

私の経験としては、残念ですが、殆どの方がこちらの状態に該当していますし、実際に防犯映像を使う事にならないと気がつかない訳です。

まあ、監視カメラの映像以外にも、それに関連する資料や情報を集めて連結されれば、解決できる事もありますが、結構大変な業務になります。

警察が介入している事件の場合は、監視カメラの映像であるていど簡単に犯人が特定できる場合がありますが、その際は単純に監視カメラの映像だけではなく、警察という巨大な公権力を使って、その周辺の聞き込みや検問、近辺の監視カメラの映像を全て集めて片っ端から、つぶしていくから実現できる訳です。

こういった事は、民間ではまず出来ません。

例えば、イオンの駐車場で盗難にあった場合は、イオンの監視カメラに犯人が写っているかもしれない?とおもっても、イオンは警察からの依頼でなければ、まず監視カメラの映像を提供してくれる事はありません。

当たり前ですが、そのような事を安易にやっていると別の問題も発生しますし、そのような事をやる義務すらありませんから当然です。

 

 

防犯カメラよりも車が盗まれない環境を作る事が大切

防犯カメラを設置しても、肝心の目的の被写体が希望通りに撮影できていない事が多いのは既にご説明しましたが、他にもいろいろと問題があります。

まずは、防犯カメラの映像解析及び鑑定等を依頼した場合、それなりの費用が必ず掛かります。

こちらは、素人が自分で見てこうだから間違いないでは、裁判所等に話が言った場合は、全く通用しないばかりか、相手の弁護士や検察官にある事無い事を言われる事になります。

また、素人の友人や自称プロに依頼した場合は、その鑑定人は書類で鑑定書を発行しないといけませんし、状況次第では鑑定人尋問を受けないといけない場合もあります。

ですから、単純に映像があるから大丈夫ではなく、それを使って証明するための現金が更に必要になってくる訳です。

誰も、ややこしくて面倒くさい話に無料で長時間つきあってくれる人等いませんからね。

資金ショートしたら、たとえ100%被害者であっても、そこで全てを断念しないといけないと言った現実が待っています。

防犯カメラも役に立たないものが沢山出回っていますし、それを運用する人についても、知識不足が原因で間違った使い方をしている人が沢山います。

一番お勧めなのは、防犯カメラは二の次で、まずは、車を盗まれない環境を作る事ですね。

これは、夜間に赤外線で人を感知したら、強力なLEDの照明を照らすシステムであったりとか、物理的に車を盗めなくするようなシステムを作る事です。

まずは、こういった、如何にして車を盗まれない、いたずらされない環境を作っていくか?

そのあとに、念のため監視カメラを適切に取り付けて、適切に運用するシステムを使いしていくのが最もお勧めです。

監視カメラの会社はいい事ばかり言ってきますが、それは当然の事であって、あくまで相手はビジネス上の取引先と思わないと行けません。

悪い事や本当の事を言ってしまったら、誰もそこの会社の監視カメラ等買いませんから・・・・。

本日は、お客さんの車が盗まれた!といった電話が掛かってきたと言ったお話でした。

よろしくお願いします。


誰にも言えない悩み相談なら→ 【電話占いヴェルニ】会員&募集

スポンサードリンク







コメントは受け付けていません。