こんばんわ。
ブログMiMiです。
風邪は未だに治りません。
風邪には特効薬が無い為、安静にするしかないんですよね。
栄養をとって、休息することが風邪を治す唯一の方法のようです。
それでは、本題のプロダクトローンチの詐欺師と被害者についてのご説明です。
詐欺師と被害者とありますから、誰かが騙して、誰かが損害を受けているわけです。
その詐欺をしているのが誰なのか?被害を受けているのが誰なのかをご説明します。
最初に、プロダクトローンチとは一体何のことなのでしょうか?
プロダクトローンチとは、本来購入されない商品をより高額で合法的に売りつける、洗脳マーケティングと呼ばれている、販売手法です。
本来購入されないものを販売できるだけでも、凄いことですが、更には数十倍から数百倍を超える価格で販売することが出来ます。
プロダクトローンチの特徴は既にご説明していますが、この本来購入することが無い商品を購入すること、その購入者特有の属性の問題で、さまざまなトラブルが購入後に発生します。
購入前にはトラブルは一切発生しません。必ず、購入後に発生します。
プロダクトローンチは、必要の無い高額な商品を販売することだけが目的ではありません。
更に高額な、バックエンドと呼ばれる商品を販売することが、プロダクトローンチの最終目的になることが多くなります。
バックエンドとはアップセルとも呼ばれる商品で、最初に高額な商品を購入させるのですが、それだけで全く意味が無いものであり、追加で更に高額な商品を購入しないといけなくなるものです。
ただし、バックエンドを全て購入しても、商品が完成形態になることは決してないのも、プロダクトローンチの恐ろしい特徴です。
ですから、プロダクトローンチを使った手法で販売されている商品を購入しただけでは終わりません。更に高額な商品を続々と購入する羽目になるのです。
とにかく、利益を出したい業者から見れば、プロダクトローンチは夢の手法に見えるかもしれませんが、実際にはあらゆる商品で使える販売手法ではありません。
例えば、10円のうまい棒というスナック菓子がありますが、この10円のうまい棒を10000円で販売していたらどうなりますか?
完全に詐欺になり、直ぐに事業が継続できなくなります。
プロダクトローンチが使用できる商品は、認知したり比較したりすることが難しい商品である事に加えて、実体の無い商品でなければならないと言うルールがあります。
うまい棒のように実態のあるものは、誰の目に見えて認識で気ましから、誰でも、商品の比較が出来るため、価値の判別が出来ますから扱えません。
目に見えない商品は、品質認知が大変困難であり、いくらでも誤魔化しが可能ですから、やり方さえ間違えなければ、詐欺に問われることはまずありません。
では、目に見えない商品とはどういったものなのでしょうか?
目に見えない商品とは、基本的にサービスに該当する商品です。
一般的には情報商材と呼ばれるタイプの商品です。
痩せることが出来る方法を教えます。お金を稼ぐ方法を教えますなどが有名ですね。
痩せるとか稼ぐとかは、その規模に関わらず、誰でも行っていることですから、自分でも出来るだろうと安易に判断することになるのも問題になります。
しかし、もっとも多いのは、簡単に誰でも億単位のお金を稼ぐ方法などの情報商材ではないでしょうか?
なぜなら、もっとも高く売れる商材だからです。
人間の欲と心理をうまくついた商材です。
年収1億円を稼ぐ方法、年収3億円を稼ぐ方法、年収10億円を稼ぐ方法、年収100億円を稼ぐ方法。
上限がありませんから、ほぼ無限に商材を作ることが出来ます。
情報商材とプロダクトローンチは別物であると理解してください。また、一般的に情報商材はコストのかからない、PDFやDVDなどで販売されることが多くなります。
プロダクトローンチとは手法の一つに過ぎません。簡単に言えば、販売する方法のことです。
なにをどうやって販売するのかに当てはめると、「1億円を稼ぐ方法」を「プロダクトローンチ」をつかって販売するになります。
ここで、1億円を稼ぐ方法を情報商材化してみるとします。
価格は一個30万円で、商品名は「サルでも1億円稼げる秘伝セミナーDVD」とします。
これを、普通にホームページで販売しようとしても、恐らく誰も購入しません。
そもそも、ホームページにアクセスすらされないことになるのではないでしょうか?
理由はなぜでしょう?
理由は簡単で、明らかに怪しすぎるからです。
インターネットがまだ爆発的に広がる前など、かつてはこの手法でも、沢山買ってくれるような人たちが存在していたのも事実ですが、現在ではこのような販売を行っていてもまず売れません。
現在では、さすがにそこまで頭の悪い人は殆どいなくなっています。
逆にこういった人からお金を巻き上げるには、1億円差し上げますので10万円振り込んでくださいといった手法を使う事になります。
しかし、これでは完全に詐欺になりますから、ぎりぎりで詐欺にならないプロダクトローンチの登場になるわけです。
高額な情報商材を、普通に販売しても全く売れない理由は、中身が一切分らない商品を30万円で購入する人などいないからです。
そこで、プロダクトローンチと呼ばれる手法をと入れるわけです。
プロダクトローンチはいきなり、30万円で販売することはありません。
ここがポイントなのですが、最初は無料で商品の大部分の配布を行います、そして重要な部分を見たかったら商品を購入してくださいとメッセージを伝えます。
商品の大部分を無料で配布したら、全く売れなくなるのでは?と思われるかもしれませんが、事実は全く異なります。
この無料に飛びつく人たちが、どういった人たちなのかを考えれば、プロダクトローンチの仕組みが分ります。
私は、プロダクトローンチで釣られる人たちを、ダボハゼと呼んでいます。
ですから、無料話に飛びつかない人から見れば、無料で配布するから、購入する人が沢山続出するといった一般的には理解できない状態が発生します。
サルでも1億円稼げる秘伝セミナーDVDが、30万円で飛ぶように売れるわけですから、販売する立場から見れば、笑いが止まらないと思います。
なぜなら、原価など無いに等しく、中身もサルでも1億円稼げる内容とは全く異なるものだからです。
中身が全く異なるものを販売したら、詐欺になるのではと思われるかもしれません。
ここがポイントで、先ほどもご説明しましたが、うまい棒などの目に見える商品でしたら、詐欺に問われてしまうかもしれません。
しかし、実態が目に見えない情報商材の場合は、詐欺を証明するのが大変難しいからです。
更に、これを購入しないと、これまでの費用が無駄になるなどと煽り膜って、バックエンドと呼ばれる高額商品をどんどん売りつけることが出来ます。
一回商品を販売すると、数億円の利益になるため、販売者は笑いが止まることは無いでしょう。
ここまでが、プロダクトローンチの販売までについてのご説明です。
何の価値の無い商品が、高額で飛ぶように売れて、更に高額なバックエンドも売れてしまうのがプロダクトローンチですが、このあたりから問題が発生することになります。
サルでも1億円稼げる秘伝セミナーDVDを見たところで、1億円稼げるようになるわけがありません。当たり前です。
情報商材の販売者は、最初から購入者が1億円稼ぐ事などできない事などわかりきっています。全てを分って上で、情報商材を販売しています。
そんな商品を、30万円で購入して、更にバックエンドで300万円の商品を購入してしまったらどうなるのでしょうか?
330万円使っても、一円も稼げない人が大量に出現することになります。
例えば、3000人に販売したとします。
30万円×3000人で合計9億円の売り上げです。更にバックエンドが50%の人に販売したとして、300万円×1500人で45億円です。
一回の商品販売で、54億円もの売り上げを上げていますが、何しろ中身が全く無い商品です。苦情が発生するのは当たり前の状態になります。
購入した3000人のうち、1億円稼げるようになる人は何パーセントくらいだと思いますか?
答えは0%です。
一人も存在しません。これがプロダクトローンチの現実です。
物理的な商品で無い限りは、詐欺にもなりませんから法的に問題はありませんが、きわめてグレーゾーンで行われているビジネスです。
商品を購入した人、全員が全くお金を稼げないわけですから、人をより多く集めて販売するほど、苦情が発生します。
しかし、苦情が発生することは、プロダクトローンチを使っている業者は最初から分っていますから、堂々と受けてたてばいいわけで、トンズラすることもありません。
結局は330万円も使って、一億円を稼ぐ事を夢見た、商品購入者は330万円の損害と、無駄な時間を費やすことになるのです。
ここまでで、誰が被害者か分かるでしょうか?
プロダクトローンチの商品を購入した人だと思われますか?
いいえ。違います。
プロダクトローンチの商品を購入した人が、被害者であると思われるかもしれませんが、実際には加害者になる事が多くなります。
なぜなら、プロダクトローンチの商品を購入する方というのは、自分で物事を全く考えずに人の指示通りにしか動けない方ばかりです。
これは何を意味しているかと言えば、お金を稼ぐことが出来ない人しかプロダクトローンチの商品は購入しないと言うことです。
そういった人たちが、今の生活を、楽して劇的に変えることが出来る夢の商品を追い求めた結果が、サルでも1億円稼げる秘伝セミナーDVDです。
ですから、商品をの大部分を無料で配布すればするほど、売り上げが上がる仕組みになっています。
プロダクトローンチに釣られてしまう人は、この時点で、どこまでが無料で、どこまでが有料なのかさえも分らなくなってしまっていることが殆どです。
お金の無い人ばかりがターゲットになりますが、そのようなものはクレジットやローンで購入させればよいだけです。その後は関係ないわけですし。
正しい思考が出来る人であれば、プロダクトローンチの手法は一切通用しませんから、無料配布の手法が通用しないわけです。
なぜなら、プロダクトローンチで無料配布される商品を見れば、別に商材を買わなくても、何をやっているのかが全てわかってしまうからです。
お金を稼ぐことが出来ない人たちが330万円の商品を購入しようとすると、その方法はただ一つ、借金をするしかありません。
330万円の借金をしても、一億円を稼ぐ方法を学べば直ぐに返せるだろうと、安易な考えで、あちこちで借金をする事になります。
その結果、その殆どが自己破産といった終末を迎えることになります。
ここで、誰がプロダクトローンチの被害者なのかが分ると思います。
大ホラをふかしまくって、あちこちで将来1億円稼ぐと自慢げに語っていた、そのようなお金を稼ぐ才能の無い人にお金を貸してしまった、金融機関や友人などです。
自己破産されてしまったら、借金を回収することが出来なくなりますので、最初から詐欺目的でお金を借りたことになりますが、法的にその証明は出来ませんので、単なる貸し倒れで終わります。
プロダクトローンチの唯一の被害者は、最初から稼ぐことなど出来ないのに、稼げると思い込んで、ホラ話を使って、平気で他人からお金を借りている、商品の購入者と言うことになります。
ですから、プロダクトローンチの詐欺師は、商品を購入した人になります。
皮肉なものですが、正しくプロダクトローンチを使っていれば、販売者は決して詐欺には問われません。ただし、基本は情報商材しか販売することができませんので工夫は必要です。
さすがに、あからさまに詐欺と証明される事を行っていれば別ですが、プロダクトローンチは、嘘をつく必要がなく、自慢話をしていれば、ダボハゼが釣れるシステムです。
ですから、プロダクトローンチを使った商品で発生している詐欺師と被害者の問題の答えは以下の通りです。
詐欺師は商品購入者。
被害者は商品購入者にお金を貸した人や企業。
唯一の勝利者はプロダクトローンチの販売者。
最初から稼げる見込みなど無いのに、稼げると勝手に思い込んで、あちこちでお金を借りたり、そういった自慢話をしてしまい、友人や家族などをなくしてしまわないようにしてください。
プロダクトローンチの商品を購入することは、ご自身が将来的に詐欺師になることであると認識していれば、貴方が詐欺師になることはありません。
そもそも、才能がなく、本来1億円も稼げないのに、1億円稼いでしまったらどうなると思いますか?
才能も無いのに何らかの理由で大金を手に入れた殆どの人が、自己破産するか行方不明になることになります。宝くじの当選者やトンネル会社の経営者の最後は悲惨なものです。
トンネル会社とは暴力団やマフィア等がよくつかっている、違法な事業を正当化する際に使っているダミー会社のことで、ここの役員になると、ダボハゼでも年収1億円前後になることも珍しくありません。
当然、トンネル会社はいつまでも続くものではありませんし、トンネル会社の役員はダボハゼでなければいけないと言った理由もあります。
要は、プロダクトローンチの商品を購入する人こそが、トンネル会社の役員に向いていると言うことになります。当たり前です、自分で物事を考えることなど出来ないわけですから。
お金を稼ごうと思えば、楽をしない事、必ず自分の頭を使って思考する事、事実をご自身で確認すること、このように基本的な事を忘れないようにするのが大切です。
よろしくお願いいたします。
スポンサードリンク