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連帯保証人になってはいけない本当の理由

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おはようございます。

ブログMiMiです。

連帯保証人をご存知でしょうか?

保証人にだけは絶対なってはいけないと、子供の頃から言われてきている方が殆どだと思いますが、その際の保証人が連帯保証人の事です。

それでは、連帯保証人になると、どうなるのでしょうか?

連帯保証人になってしまうと、最終的には借金をしていないのに、その借金の返済を全額行なわなければいけません。

早い話が、連帯保証人を依頼してきた相手に対して、借金の代行を行なう事です。

ちなみに、連帯保証人を依頼してきた相手が、迷惑をかけずに借金を返済する確立は、宝くじがの前後賞を含む一等が当選するよりも低い確率です。ですから、結果的に連帯保証人が他人の借金を全額返済する事になってしまいます。

こんなふざけた制度である、連帯保証人になってはいけないのは当たり前です。

よく、連帯保証人をする人がいなくなったら、誰も金を貸す人がいなくなるといいますが、そのような事はありません。商売の才能のない人に金を貸す人がいなくなるのは世界中どこでも当たり前の話です。

しかし、最初は保証人になるつもりはなかったけど、友人や親族に何度も頼まれたから、断りきれないといった方が多いのではないでしょうか?

そんな甘い考えでは、結果的に、ご自身が自己破産をする事になったり、家庭崩壊することになったりするのは時間の問題です。

連帯保証人を申し込まれたら、縁を切るつもりで断ってください。というより、そのような相手とは完全に縁を切ってください。それしか選択肢はありません。

そもそも、なぜ連帯保証人を依頼されるのかを理解すれば、保証人になる人などいないと思いますので、ご説明します。

例えば、会社を経営している山田さんが、事業資金として5000万円が必要だったとします。しかし、山田さんは経営能力など全く皆無で、事業を営む才能など全くありません。更に資産も資金も全くない為、誰もお金を貸してくれません。

そこで、山田さんが地方の銀行に融資の相談に行きます。当然、銀行は山田さんに5000万円を融資する事はありません。なぜなら、山田さんには資産も資金も全くなく、経営能力もない為、会社が今後利益を上げる見込みが全くないからです。

山田さんは完全な不良債権であり、融資をすると返済できないのは、誰でも分る状態です。

そこで、銀行は山田さんにこのように確認します。「貴方の友人等で、会社を経営していたり、不動産をお持ちの方はいらっしゃいますか?」、銀行はこのような質問をしてくるわけです。

山田さんは銀行から質問されて、学生時代の友人でもある、大神さんが外車の販売業を行なっており、かなりの成功をしている事を思い出し、それを銀行に対して説明します。

すると銀行はこのよう指示を出します。「その大神さんが連帯保証人になってくれるのであれば、5000万円でも1億円でも融資しますので、一度つれてきてください。」、このような説明をされて、山田さんは飛び跳ねながら喜び、銀行をあとにします。

大神さんが連帯保証人になってくれるのであれば、5000万円どころか1億円の現金が手に入るからです。1億円融資されたら、社用車にフェラーリを購入して、余ったお金で海外旅行にもいける等と、山田さんの期待は高まるばかりです。

金融機関から融資を受ける際に、連帯保証人を指定されるということは、最初から連帯保証人から資金を回収するつもりである事を理解して下さい。

そこで、山田さんは友人の大神さんに対して連帯保証人になってくれるように、何度も話を持ちかける事になります。最初は大神さんも断っていたのですが、毎日ように会社や自宅に押しかけられてしまい、保証人になるだけならかまわないといって折れてしまうのです。

山田さんの決め文句は、「絶対に迷惑はかけないから保証人になってくれ」です。

ちなみに、連帯保証人を依頼される際に、絶対に迷惑をかけないといった決め文句の本当の意味は、絶対にお金は返せないので、全部支払ってくださいね。になります。

本当に絶対に迷惑をかけないのであれば、そもそも連帯保証人を依頼する事などありえません。ですから、連帯保証人を依頼してくる方は、最初から嘘をついている事になります。ここがポイントです。

最初に戻りますが、山田さんは経営能力は全くの皆無です。そんな人に1億円融資しても、返済できないのは銀行だって最初から分っています。銀行は山田さんに1億円融資するのではなく、大神さんに融資していることになります。

しかみ、融資しているのは大神さんなのに、現金1億円は全て山田さんに渡されるといった、理解不能な状態になります。

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これが連帯保証人の仕組みです。

誰が見ても、連帯保証人には全く意味がないことが分ると思います。連帯保証人を依頼されたら縁を切れと言われる原因はここにあります。

その後、銀行から山田さんは1億円が渡される事になりますが、当然返済できるわけもなく、フェラーリを乗り回して、1億円を使い潰してしまいます。

そして、銀行は待ってましたのごとく、山田さんではなく、大神さんに返済を迫る事になるのです。

大神さんからすれば、晴天の霹靂状態です。なぜ自分が1億円を払わないといけないのか全く分らないまま、請求されてしまいます。

山田さんがフェラーリを乗り回していようが、既に山田さんは返済する意思もなく、大神さんとも縁を切りたいと言い出す始末。

この状態でも、銀行は1億円の返済を大神産のみに迫る事になります。最初から山田さんではなく、大神さんから返済してもらうつもりで、1億円を融資したのですから、当たり前です。

銀行は別に悪い事をしているわけではありません。ごく当たり前の回収作業を行なっているだけです。

裁判に訴えても全くの無意味ですから、大神さんは1億円の負債を返していく事になります。ご自身の会社や自宅を売却してでも返却しないといけません。

当然会社は傾き、家族は崩壊して、大神さんは自殺の選択肢を選ぶ事になるかもしれません。これも全てが山田さんの連帯保証人になってしまったことが原因ですから仕方ありません。

連帯保証人を依頼されて断ったら、縁を切ることになるとか、付き合いにくくなるとか思っている方が多いのですが、結果的に連帯保証人を依頼してきた友人や家族とは、どのみち縁を切ることになります。

ですから、本来背負う必要のない借金を背負う前に、そのような輩とは縁を切っておくべきではないでしょうか?

そもそも、経営能力がないから、連帯保証人が必要になる事をご存知ですか?

銀行に融資を受けなくても、経営能力があれば、いくらでも投資といった形で、資金を援助してくれる個人や組織はいくらでもあります。

ただし、そのような投資家は将来性がある人材や会社以外には、絶対に投資や融資を行なう事はありません。当たり前ですが、才能のない相手にお金を融通してくれる人など存在しないからです。

銀行は資産を担保に現金を貸してくれますが、投資家は将来性や才能を担保に資金を提供してくれたり、貸してくれたりします。

連帯保証人を依頼された場合は、そのまま連帯保証人を受けるのではなく、投資家や投資団体から投資や融資を受けるように、話を切り抜けるとよいでしょう。

偽造された事業計画書やバランスシートなどは、プロの投資家が見れば、直ぐにばれてしまいますから、投資を断られるのは明らかです。

はっきり断りづらいような状況の場合は、投資も受けれない人の連帯保証人になることは出来ませんと断ってもよいのではないでしょうか?

どうしても連帯保証人になる場合は、最初から借金全額をご自分で負担するつもりでなるとよいでしょう。

他人の為に、多額の借金を背負うのであれば、連帯保証を行なう金額全てを、G1レースの有馬記念で使った方がまだましだと思います。

1億円分のはずれ馬券を放り投げた方が、本人も納得できると思います。

借金をして、そのお金を全額他人の為に使っているのが、連帯保証人になりますし、これは先ほどご説明した投資家と同じです。

誰も投資しないような相手に、貴方が借金をしてまで、投資していることになりますから、連帯保証人になってしまうような人は結局、何らかの詐欺に騙される可能性が大変高いともいえるでしょう。

縁を切りたくない、断りにくいと思っている際には、結果的にそのようになり、更には多額の借金を背負い、家庭崩壊までしてしまう事を理解してください。

連帯保証人になるということは、個人投資家になり投資を行なう事と全く同じである事を理解してください。そして、誰も投資をしない才能のない人に投資をしてしまうことになるのが、連帯保証人です。

連帯保証人と表現したところで、結局のところは、架空の投資話や事業計画に対して、個人投資家代行業務を行っていることになります。

早い話が、絶対に損をする投資話ですから、フィリピンのエビの養殖とか、黒毛和牛の投資とか、徳川埋蔵金やM資金詐欺のような、悪質な詐欺事件と全く同じです。

日本語は事実を隠す表現が、体裁よく使えますので大変便利です。日本人であれば、日本語の本当の意味を理解されるとよいのではないでしょうか?

ご不明な点などございましたら、お気軽にご連絡ください。

よろしくお願いいたします。


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