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修羅場のマネー哲学|1億5000万円の借金を9年間で完済した男

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こんばんわ。

ブログMiMiです。

 

今週末の土日の連休ですけど、桜満開で本来なら大勢の人達で賑わっていたであろう花見の時期に、残念なことに天候最悪で雨風が全く止まらない状態で、瞬間的には雨が上がった時間帯もありましたが、その後も直ぐに天候は悪化の一途を辿ってしまっていたので、今日の予定が崩れてしまった人も多いと思います。

ただ、最近の流行りなのか雨の中でもテントを設置してその中で花見をしているチャレンジャーな人達を見かけましたので、冬山で命がけのテント生活をしている状況と比べれば、多少の雨風の中でテントを張って花見をするのは快適なのかもしれませんが、私も一度それをやってみたいと思いました。

Nexus7の天気予報を確認したところ、金曜から本日の日曜までの天気は雨でしたけど、週明けの月曜日は晴れるようなので、ギリギリ残っている桜を見ながら最後の満開の花見ができる最後のチャンスになりそうな予感なので、天候次第では月曜日に無理をしてでも今年最後の満開の花見をした方が良いかもしれません。

天気予報が当てになるかどうかは分からないんですけど、天気予報を見ると火曜日以降はまた雨になる予定なので、それが間違ってなければ土日で満開になる予定だった桜の花びらも来週以降では殆どが散ってしまって、あまり快適な花見にはならない状態になるかと思います。

そんな訳で、雨だったので都内の図書館に行って適当に本を見てみると、以前も何度か借りたことがある懐かしい本を見つけました。

 

 

1億5000万円の借金を9年間で完済した男

以前のブログでも書いたかもしれませんが、私が個人的に気に入っている本の中に、「修羅場のマネー哲学―1億5000万円の借金を9年間で完済した男」という本があり、稀に図書館に行った際にはこの本を見ることが多いんですけど、そのタイトル通り、多額の借金をリアルで返済していった当時24歳の著者の方の凄まじい話が実話で書かれています。

時間をおいてみれば、何度見ても人生の参考になりそうなことばかりが書かれていて、個人的には大変お勧めできる本ですので、私のように株に興味がない人でも見てほしいんですが、大抵の図書館においてあると思いますので、そちらに行けば無料で2週間ほど借りることが出来ますから、お時間があれば図書館に行くのも有りだと思います。

内容については、私がまだ学生時代のバルブ絶頂期に明治大学に入学した著者の方が、起業を行いとある場所で狭い賃貸物件を借りることになるのですが、そこで家庭の味を再現した弁当の販売をすることになり、それが大当たりをして22歳の大学生ながら1億8000万円の現金を手にすることになることから始まります。

本によると、この頃、弁当屋を起業したとある場所では、家庭の味を主体にした昼食を食べることが出来ないらしくて、それに目をつけて狭い賃貸物件であっても営業可能な弁当屋の販売をいち早く行い、物件が地上げにあうまでの期間に驚異的な売上を上げて学生兼経営者として成功をしたのが全ての発端のようです。

その後は、某証券会社に入社をすることになるのですが、その際に「株式会社三宝亭取締役社長」の肩書を見た、その会社以外でも全ての企業側の面接官が、これはなんですか?と、必ず不思議そうに聞いてきたと書かれていますので、学生で会社経営の実績がある新卒の若い人であれば、どのような会社でも採用が決まるとのことです。

まあ、普通はそのまま自分で行の道に入って、どこかの会社に入社する人はいないのでしょうけど、著者の方は就職を選んだみたいですね。

 

 

証券会社でトップセールスマンになった男

それから、某証券会社に入社後、会社経営の実績があり1億8000万円の現金を手にしていた作者の方はトップセールスマンになる訳なんですけど、そこで本来証券会社の社員が禁止されている、株式投資をこっそりと行うことになるのですが、証券会社も実際は同様のことをやっている人が多いとのことです。

この頃はバブル絶頂期であり、株を買えば翌日になると数倍になっていた時代らしくて、著者の方は資産を順調に6億円まで増やしていて、相当派手な生活を毎日行っており、もはや金銭感覚がおかしくなってしまっていたらしくて、バブル期の派手な遊びは大抵経験したようなことが色々と書かれています。

22歳で資産1億8000万円、24歳で資産6億円になったら、それは金銭感覚がおかしくなるのも仕方がありませんし、時代はまだバブル期でしたので、著者の方以外でも、相当金銭感覚が狂ってしまった人が沢山いた時代でしたので、バブルが弾けるまでは似たような成功者の人も多かったのだと思います。

私は当時は学生であり、社会人になる前に既にバブルが崩壊してしまって、就職難の氷河期と言われていた時代なので、バブルの時のことはよく知りません。

ただ、バブルはいつまでもは続かず、著者の方も勢いに乗って信用取引でガンガン投資をしていたところ、たった二日間で7億2000万円の損害を出してしまうことになります。

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普通の人なら24歳で7億2000万円の損害を出してしまったら、もうどう逆立ちしても人生が終了してしまいそうなんですけど、何故、二日間で7億2000万円の損害を出してしまったのか?、どのようにしてそうなってしまったのかは、この本に詳しく書かれていますので、そちらを見てみて下さい。

 

 

船橋の富裕層が数十億円の損害を出して自殺

バブルが崩壊した際に、日本では多くの似たような多額の損害を出した人が出ていたようで、著者の方を贔屓にしてくれていた船橋の大富豪の男性もその中のひとりになっていて、数十億円の損害を出してしまい、豪邸も資産も全て差し押さえられてしまうことになったのを男性からの電話で知ることになります。

その男性の自宅にいくと換金性の高い家具や絵画等は全て運び出されていて、広い家の中で富裕層の男性が1人ぽつんと座っており、作者の方にすべてを失ってしまったことを告げ、それで全てを悟った作者の方は自分も相当な借金を抱えている状態で、お世話になったお礼として富裕層の男性にお食事代を手渡すことになります。

富裕層の男性は大層なお礼を伝えて、その後に家族で最後の食事をすることになるのですが、それから間もなく自殺をすることになり、船橋の海が見える豪邸が差し押さえられてすべての資産をなくした事がどれだけ大変なことかがよく分かる内容なんですが、この富裕層の男性の自殺を著者の方はそれから電話で知ることになります。

自殺をした富裕層の男性と同じく、7億2000万円の損害を出してしまった著者の方は、他人事ではなくて、自分も自殺をして全てを終わらせようとし考えていた際に、船橋の男性からの最後のメッセージを知ることになり、その内容は最後に家族の貴重な時間を提供してくれてありがとうと書かれていました。

また、「俺は逃げるけど、君は逃げないで欲しい・・・」、と言った作者の方が自殺を考えていたのを事前に知っていたかのように、自分が自殺した後にそれを伝えて何かを決意させようとしたのがきっかけなのか、この自殺した富裕層の最後のメッセージにより、作者の方は命がけで再起を図ろうとすることになります。

正直って、バブルが崩壊した時には似たような状況が日本中で発生していた事を考えると、ゾッとする話ですけど、それまで何ゆ自由なく生活をしていたような人達が、僅か数日間で数十億円、数億円の負債を背負うと、普通はもう選択肢が自殺しかなくなるのもわからないでもありません・・・。

 

 

暴力団から借金をする際には生命保険必須

7億2000万円の負債を背負った際に、それまで持っていた資産を全て使って返済に宛てたのですけど、全然金額が足りない状態で、父親の退職金8000万円を使って負債の支払いをしてもまだ足りない・・・、そんな相手にお金を貸してくれる人もおらず、著者の方はその筋(文面から見て確実に暴力団)から多額のお金を借りることになります。

その際に、暴力団からは指定した金額の生命保険に加入することを条件に、多額の融資を相当な金利を付けて支払うことで何とかお金を借りることになった著者の方は、株で損をしたのであれば、株で損を取り戻せばいいと言ったプラス思考の考え方で、自分や投資家の資産をあずかり、成功報酬で積極的に投資を行うことになります。

まあ、1億5000万円を稼ごうと思ったら、今ならアフィリエイト等があるのでしょうけど、当時はネットもないですから普通に働いていても無理ですからね。

続きと最後の結末は、実際に本を読んで頂きたいのですが、この話、バブルが崩壊をした時のリアルな話ですから、バブルを知らないし、株式投資も知らない人からすれば、かなり新鮮に感じる内容になっていて、読んでいて色々と人生の役に立つ事が沢山かかれていますので本当にお勧めできます。

これまで、平凡な生活をしている人であれば、今までの自分の生き方に疑問を持ち始めるかもしれませんし、もしも似たような状態で人生最大の相当な窮地に追い込まれている人であれば、どのようにしてその問題を解決していけばよいのかを冷静に考える切っ掛けになるかもしれません。俺は逃げる、君は逃げるな・・・ですね。

個人的にはどなたにもお勧めできるノンフィクションなので、是非見ていただきたい所ですし、もし、これから自殺を考えている方なら強制的に読んでおいて損はありません。

普通に生活をしていたら、数十億円の資産を持っている身近な富裕層が数日間で破産をして生活苦になり自殺をして、自分も同様に自殺をしようとしていたら、その自殺をした人からそれを察知していたような最後のメッセージを受け取るような経験をする人って日本人では殆どいないと思いますので、下手なドラマよりも全然為になります。

よろしくお願いします。


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