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こんばんわ。
ブログMiMiです。
脱サラ後に、富士の樹海行きになる方や、破産したり夜逃げをする方が絶えないビジネスとして、フランチャイズ商法と呼ばれるものがあります。
また、東尋坊もお決まりの選択コースになっています。
フランチャイズに失敗して、選択肢が自殺か破産しかないといった、究極の選択をしないといけなくなるのにはそれなりの理由があります。
別にフランチャイズそのものが悪い訳ではありません。
能力のない人に、ブランド力や商品を提供して、全くのゼロから雇われとはいえ、事業展開をサポートしていく訳ですから、使い方によっては、大変優れたシステムです。
しかし、このシステムは現在の日本において、うまく運用されていない事が多いようです。
誰でも簡単に参入できて、多くの参加者が全財産を失うだけではなく、多額の借金をしてしまい、最後の選択をしないといけなくなる、究極のビジネス。
今回は、フランチャイズが失敗する理由についてご説明します。
フランチャイズとは、看板やノウハウを提供する代わりに、店子になる出資者であるオーナーが、全て自己負担で資金を出資して始める新規事業のことで、コンビニや飲食店等が有名ですから、知らない人はいないと思います。
しかし、開店しても直ぐに閉店するフランチャイズ店が後を立ちません、その際には行方不明になるフランチャイズオーナーも沢山います。
自殺か破産かどちらかを選べと言われたら、夜逃げをしてしまう事は仕方が無いのかもしれませんが、実際にはフランチャイズ経営に手を出す前に、そうなる事は事前に決まっていた訳です。
それが分らないから、次から次へとフランチャイズに手を出す人がたえないのですが、こちらに関しては自己責任で全てが完結してしまいます。
学生時代と違い、全てが自己責任になるのが社会人ですから、出来れば、フランチャイズに手を出す前に、考え直して欲しいと思っています。
フランチャイズで成功を収める人もいますが、それは偶然であったり、別にフランチャイズでなくても成功している人が、たまたま何らかの間違いでフランチャイズを行なっているパターンです。
フランチャイズは殆どが失敗すると思っておいたほうが無難です。
それでは、なぜ脱サラした人たちが、フランチャイズで失敗するのでしょうか?
その理由は簡単で、経営能力やマネージメント能力が無いからです。
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たったこれだけの理由で、脱サラした後に、自殺か破産かを選択することになってしまうのですが、こちらについては、通常のビジネスでも同じです。
なぜ、経営能力のない人がフランチャイズを選択するのか?
それは、自分で何も決めれませんし、自分で新しい事を立ち上げる事ができない為です。
しかし、脱サラして、お金は沢山持っている、または何もしないのは面白くないといった事から、脱サラする前には、他人から雇われた事しかないのに、自分の能力を過信してしまい、なにか事業を始めようとするわけです。
ここで、実際には経営能力も全く無いのに、ご自身を経営者であると勘違いさせてくれる上に、有名ブランドのネームバリューも後押しして、フランチャイズの甘い誘惑が待ち構えています。
フランチャイズに手を出す事は将来的に、自殺か破産かの選択をもたらす事になるのですが、通常の事業でも同じです。しかし、決定的な違いがあります。
フランチャイズはいくら成功しても、本部のみが儲かるような仕組みになっている事や、リスクは全て、加入者であるオーナーが背負う事になっています。
一般的な起業で立ち上げた事業でしたら、成功すれば、全て自分の利益であり、リスクも自分が背負うのですが、これは投資に対するリターンが一致していますので、問題ありません。
経営能力があるのであれば、フランチャイズなど最初から選択しないということですね。
これまで、経営能力があったり、マネージメント能力があるような人がフランチャイズのオーナーになっているのを一度も見たことがありません。
左団扇で椅子に座っているだけで、儲かっているようなフランチャイズ本部の経営者は別です。
フランチャイズ本部の経営者と、事実上の奴隷であるフランチャイズオーナー店長は全く別物ですのでご注意ください。
どう考えてもメリットが殆ど無いフランチャイズに手を出す人が沢山いるのは仕方が無いのですが、せめて少しくらいは、その後の将来を考えて欲しいと思っています。
富士の樹海や東尋坊のお世話にならないように、事業を立ち上げて経営者を名乗りたいのであれば、ご自身の資質を確かめてから、単独で事業展開する事をお勧めいたします。
フランチャイズで失敗する理由は、ご自身の能力の無さによるものですから、せめて契約書くらいは読めるように、税務や会計の知識くらいはつけてから、独立は考えた方が良い結果になります。
よろしくお願いいたします。