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グリコのプッチンプリンが無くなった?SAPで死亡(笑)

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Yahooニュースを見ていたら、グリコのプッチンプリンがスーパーから消えた!って報道がされていました。プッチンプリンと言えば、子供の頃からいつも食べていた価格が安くて美味しいプリン。ペヤングのゴキブリ焼きそば、Pascoの食パンみたいにネズミが混入していた事も無く、多分、安全なプリンだと思います。この美味しいプリンが一斉に日本のスーパーから消えた?

なんで?、プリンが一斉に消えて大騒ぎになっているんだろう?と思って気になって報道内容を見てみたら、何でも、グリコが380億円の予算をかけて、某コンサルティング会社に依頼し、システムの更新を依頼したらしいのですが、そのシステムの更新が失敗して、在庫管理が出来なくなってしまい、工場も停止、出荷も停止、配送も全て停止しているので、プリンが消えてます。

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グリコ
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システムってなんぞ?って人は、グリコ位の大きな会社になったら、扱っている食品の数も多く、原材料の仕入れ、販売先、その食品の生産量も桁違いになります。こんなものを社員が手書きで帳票に書き込んでいたら大変な状況になりますので、システム化して、パソコンやタブレット等の端末を使い、情報を共有化し、生産から、在庫管理、出荷や売上の管理を行います。

ITとかDXって言葉が最近やたら流行っていますけど、簡単に言えば、パソコンやインターネットを使って仕事を自動化、最適化、共有化するだけで、そんなに難しく考えなくて大丈夫です。

 

 

グリコのプッチンプリンが無くなった?SAPで死亡(笑)

それで、今回、グリコのシステムの更新が失敗した為、管理が出来なくなってしまい、プッチンプリンを含めて、多数の食品が製造、出荷出来なくなっている訳です。個人のパン屋さんならともかく、グリコレベルの企業ですから、プッチンプリンの管理が全く出来ないのにそれで勝手に製造、出荷、販売をやっていたら、大変な状態になりますからね。ここでSAPが登場です。

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SAPってなんぞ?って話ですけど、サップではなくて、エス、エー、ピーって読みます。ドイツのIT系の会社が販売している企業の全ての部門のシステムを統合して情報の共有を行い、コストを削減できて、問題も解決できるってシステムのことです。有名すぎてSAPって会社名がそのままシステムの名前になってます。ドイツのポルシェ社の車をポルシェって呼ぶのと同じですね。

それで、グリコがこれまで使っていたレガシーシステムになるのかな?、古いシステムをSAPの最新バージョンに切り替えようとして、失敗してシステムが動作しなくなったのが今回の話。まあ、システムの移行が失敗したって話ですね。某コンサルティング会社からSAPにシステムを切り替えたら合理化出来て、DX化もできて、コスト削減で利益爆上げって営業されたのかな?

簡単に言えば、古くて部門ごとに動いていた独自のグリコシステムを、380億円使いSAPを導入して全て共通化しようとしたら、システムが動作しなくなり、元に戻せなくなった状態。テストくらいきちんとしろよなって話です。通常、この規模のシステム開発になると、凄まじいボリュームのテストを行うのですが、なんの問題もなかったのか?、無視して強行したのかな?

 

 

グリコと某コンサルティング会社の要件定義が甘すぎる?

実際に、グリコと某コンサルティング会社の間でどのような契約がされていて、どのようなやり取りがされてきたのかは分かりません。ただ、某コンサルティング会社がグリコの業務を理解していなかった可能性があるのでは?ってのが印象です。コンサルティングとかシステム開発において、クライアントの業務を理解するってのが最も重要なのですが、それが出来ない訳ですね。

ちなみに、システム開発では、一番最初の方にクライアントに何がしたいのか?、をヒアリングしていく要件定義って作業があります。例えばプッチンプリンを海外に毎日100万トン販売したいとかですね。そのようなクライアントのしたいことを書類にまとめて、後で問題にならないように確定していきます。既存で出来ない場合は、新規でシステムを構築する流れになります。

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今回、SAPを採用した新システムが完全に停止しているらしいので、古いグリコのシステムから大量のデータの移行に失敗したのか?、基本、標準で使用するSAPに対して、過剰なカスタマイズを行い、ソース・コードも何を書いているのかわからないし、設計書等も存在しない状態で、無理やり予定日にリリースして稼働したら、やばい状態になったって感じではないでしょうか?

※カスタマイズとはSAPに対して独自仕様を追加することで、設計書というのは、どのようなデータを使ってどのように画面が動作するか?、遷移するかを記述した書類です。SAPはドイツの会社が開発したシステムのパッケージになりますので、職人技が多数集合した感じの日本企業とは合わないケースも多いのですが、某コンサルティング会社が相当な営業をしたんだろうか?

 

 

現場無視のSAPを導入したDX化が危険な理由を知らない?

グリコがSAPを導入した新システムに関しては、ベンダー(開発元)の某コンサルティング会社が、現在、死ぬ気で改修、修正を行なっているのでしょうけど、簡単には改善しないと思いますし、既存のレガシーシステムから移行したデータも、膨大なデータ量ですから、収集がつかなくなっていそうですね。このままでは、プッチンプリンが永遠に日本から消えてしまうかも?

日本の企業で、最近ではDX(簡単言えば会社のシステムを統合した最適化)と呼ばれる、SAP等の海外の会社が販売しているパッケージを導入する会社が増えています。そこで、経営層、社内のシステム部、コンサルティング会社、システム開発会社等が古い会社のシステムを停止して、SAPを導入した最新のシステムに切り替えてメディアも大々的に報道しているわけなのですが?

実際にSAPを導入してDX化をしている某大手企業に仕事で行ったことがあります。そこで見たのは、最新のシステムを導入していてハード部分に関してはたしかに凄いです。宇宙開発系、航空系のシステムの仕事もやってきていますが、グリコのように日本ってシステムや運用は駄目ですけど、ハード部分は職人技で製造している事も多く、物凄くハードの性能は高いのですが。

 

 

日本の企業にSAPは合わないのでは?現場の社員が対応不可よ。

そのSAPで最新のDX化をしている企業に行ったら、現場では誰もシステムに詳しい人がいない・・・。設計書もマニュアルもない状態だったので驚きました。更にはレガシーシステムから引き継いだ、必要なデータを紙に印刷して、それをリーダーでスキャンして更にシステムに取り込むって方法を使っていました・・・。おいおい、それって凄い古いシステムのやり方ですね。

そういうのをみて、私が責任者に確認したのが、「システムの設計書、マニュアルは無いんでしょうか?」って、素朴な疑問です。その回答が「ありません。」でした。驚きましたよ。じゃあ、どうやってシステムを運用しているんですか?と確認したら、「先輩の社員から口頭で受け継いでいます。」との回答です。それで、古い手法で未だに運用している訳なんですよね。びっくり。

メディアでは経営層が弊社はDX化で大成功みたいな報道がされています。しかし、現場を完全に無視していたりしないでしょうか?、現場の社員、派遣さん等は上位のIT系のスキルなどはありませんから、どうしても古いシステムから受け継いだ方法で、SAPで一新されたシステムを運用しているんですよね。これから、SAP系でグリコみたいな問題って続出してきそうですね。

大企業のグリコで380億円のシステム更新が失敗して大損害が発生しているから、この問題が報道されていますけど、実際にはSAPに限らず、システム開発関係でトラブル、問題になることは多く、私もそういった依頼を受けて対応することがよくありました。弁護士も絡んでくるし、炎上案件は徹夜でフル作業になることも多いので、最近は面倒なんでやってませんけどね・・・。

プッチンプリン早く販売してくれないかな?、他にも沢山のグリコの食品が停止されているらしいので、原材料とかも桁違いの量を海外から輸入していたり、倉庫に保管しているでしょうからその管理維持費だけでも大変だと思います。製造工場も閉鎖しているとか、グリコの運送業者も仕事を停止しているとか、あらゆる場所に連鎖して問題が発生しているでしょうからね。

よろしくお願いします。


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