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ヒグマの駆除で報酬が日当8500円?警察が対応すれば良い?

最近、北海道でヒグマの目撃数や被害が急激に増えているとか?、東北でもツキノワグマの目撃数、被害が増えているって報道がよくされています。ヒグマは北海道にしか生息していない熊なので、本州で熊といったらツキノワグマですね。ツキノワグマは可愛いとか小さいってイメージがありますけど、それは動物園で子供の頃から飼育されている個体で、野生個体はやばい?

それで、北海道の奈井江町って小さな村では、ヒグマの駆除を民間の猟銃やライフルを所持しているハンターの人たちに依頼したらしいのですけど、その報酬が日当8500円らしく、発砲した場合は1800円を追加するって内容だったようです。こんな金額では受けれないってハンター側が断ったのですけど、流石に8500円でヒグマの駆除を引き受ける人はいないと思いますね。

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野生の動物って想像以上にパワフルで危険です。ヒグマとかツキノワグマの野生個体に遭遇したことはありませんが、くくり罠、ライフルを持っていて、狩猟犬をつれているハンターの人と同伴して、山に入ったことがあります。正直、くくり罠にかかっている野生の鹿ですら、危険すぎて近寄れないですし、イノシシになると、恐怖すら感じるレベルで、もう無理って感じでした。

 

ヒグマの駆除で報酬が日当8500円?警察が対応すれば良い?

野生のヒグマになると、大きいものでは体長2メートル、体重は300キロを超える巨体になりますし、想像以上に動きも素早く、ライフルを所持しているベテランのハンターでも下手をしたら、逆に殺されてしまうレベルの危険な生物です。山間部だと土地が立体的になっていますから、比較的知能が高い熊の場合、どこかに隠れていきなり襲ってくる事も十分にありえます。

マタギってプロの狩猟をやっていた人たちに関わる文献を読むと、ヒグマは一度歩いた足跡をそのまま、バックして足跡の痕跡を消し等の知的な行動を取るって話もあります。一度、人間を襲った熊は、その後は人間を食料として認識するらしく、自分が襲った人間を地面に埋めて保存するし、その食料に凄まじい執着心を持つって話もありますね。攻撃力も桁違いに強いし。

そもそも、こんな危険な野生生物の駆除を民間人のハンターに丸投げしているって行政の体質にも問題があるのでは?と思います。ハンターもそれだけで生活が出来るのであれば、専業の熊を駆除するプロのハンターって職業が成立するのでしょうけど、日当8500円でヒグマの駆除をするってなると、本業で働きながら、ボランティア感覚で危険な仕事をする訳ですからね。

 

 

秋田県では警察官2名が熊に襲われて重症らしい!ヒグマ?

熊にはショットガンではダメージを与えることが出来ないでしょうから、狩猟免許を取得して10年間経験したハンターのみが許されている狩猟用のライフルを所持しているハンターからすれば、趣味で鹿とかイノシシをハンティングするのと、人を襲っているヒグマの駆除をするのでは根本的に危険度が異なりますし、8500円だったら、本業の仕事をした方がよいでしょうね。

最近では、ライフルの弾代も価格が高くなっているでしょうから、発砲したら1800円追加では、ガソリン代、弁当代も時前で、弾代も1800円しかくれないのであれば、正直、元も取れない気がします。民間に丸投げって体制に問題がある気がしますが、だったら役所や警察が対応すればよいのでは?って話になるのですが・・・。実際に役所の職員や警察で対応が可能なのか?

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秋田県では、たけのこ狩りで山に入っていて遭難した男性を捜索していた警察官2名が、熊に襲われて重症って事件が発生しています。警察官は一応は銃を所持していますけど、アメリカの警察官とは異なり、人を殺傷しない程度の威力しか無い銃ですから、熊に発砲しても大したダメージを与えれないでしょうし、銃を抜く暇も無く、熊に襲われてしまったのでしょうね。ヒグマ?

秋田県でも稀に、北海道から津軽海峡を泳いで渡ってくるヒグマがいるって聞いたことがあるんですけど、どうなんでしょうか?

 

 

熊を殺傷できる破壊力のある銃の所持はハンターか自衛隊?

ヒグマを駆除するためには、殆ど一撃で急所を狙撃する必要があります。もちろん、ベテランのハンターのみが所持できるライフルが必要になる訳ですが、警察もテロ対策用の特殊部隊等は別でしょうけど、一般的な警察官が所持している警棒、玩具みたいな銃では、熊の駆除は不可能ですし、秋田県の警察官は熊に襲われて2名が重体で顔や腕に大怪我をしているって状態です。

海上保安庁の特殊部隊もそれなりの装備はあるでしょうけど、やはり、熊を殺傷できる装備を持っているのは自衛隊になりますね。ただし、熊の駆除で自衛隊を出動させて対物ライフル、アサルトライフル等を発砲していたら、大問題になるでしょうし、コスト的にも相当なコストが掛かることになります。ですから、民間のハンターに丸投げしているって仕組みなのでしょうね。

それに、ヒグマに関する専門的な知識、経験がないと、いくらアサルトライフルっや対物ライフルでフル武装した自衛隊であっても、視界も効かない山の奥深くに入っていき、どこに潜んでいるかもわからないし、ヒグマの縄張りに入って、人間の想像を超えるスピードで音もなく近寄ってくるヒグマを駆除するにはリスクしか無いですからね。当然狩猟専門のスキルが必要です。

 

 

熊の縄張りである山間部と違い住宅地なら駆除は簡単?

山深くに逃げ込んだヒグマを駆除する場合、殺傷能力の高いライフルと狩猟専門の特殊なスキルが必要になりますが、住宅地や平地の場合、ライフルの狙撃スキルさえあれば、簡単に熊を駆除する事ができるイメージがありますけど、実際には法律でガチガチに規制されていて、警察にハンターが呼ばれても簡単に発砲することが出来ません。その場で見ているだけって感じです。

現在は法規制が厳しすぎて、小学校の校庭にヒグマが侵入しても、民家の付近でヒグマが出没しても、簡単にライフルで発砲して駆除する事が出来ないそうです。警察官の許可があれば、住宅地でも民間のハンターが発砲して熊を駆除することが出来るらしいのですが、以前、それが問題になりハンターの狩猟免許を取り消しになった人がいて、大問題になっていましたからね。

結局、鹿、猿、猪が住宅地に出た場合、網やサスマタを持った警察官が現場に行き、野生生物を捕獲して駆除しますけど、ヒグマの場合は別格ですし、危険すぎて警察官では対応が出来ないわけですね。当然、最強の殺傷武器を装備していても、有事でもない限りは自衛隊は動かすこともできないですから、役所が対応する事になり、アウトソーシングで格安で民間に依頼します。

 

 

何故?役所の公務員はヒグマの駆除を行わないのか?

先ず、前提条件として殺傷能力の高い装備を持っている自衛隊はヒグマの駆除には使えません。個人的にはフル装備の自衛隊が熊出没地帯に集合して、アサルトライフル、対物ライフル、ロケットランチャー等をガンガン撃ちまくって熊を駆除したら楽しそうだとは思いますが、そんな事をしたら極左のメディアが音頭を取って、反自衛隊の活動を延々とやりかねませんからね。

そもそも、自衛隊の最高司令官は増税メガネです。自衛隊を出動させるのは日本が有事になり、世襲議員がアメリカに亡命するときの護衛に使うくらいじゃないでしょうか?

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まあ、自衛隊が動くのは有事の場合のみなので、ヒグマが突然変異してバイオハザードみたいなゾンビになったり、無敵になって人を襲いまくる状態にならない限り動くことはないでしょう。警察も同様に、ヒグマになると生きたままの捕獲が難しく対応が出来ないですから、残るは役所が対応しないといけなくなるのですが、役所でも対応できない為、民間に依頼をしてます。

今回、この依頼の際に提示された日当が8500円と格安だった為、ハンター側が辞退したって報道になっています。だったら、役所が自分たちで責任を持ってヒグマの駆除をすれば良いって話になるんですけど、そんなスキルはないですし、役所の職員がヒグマの駆除をしないといけないってなると、縁故採用、おっさん、ジジイ職員を除き、みんな辞職してしまうだけですね。

 

 

ヒグマを殺すな?こういうバカが自宅で管理すれば良い?

これまで、危険なヒグマの駆除は役所からハンターの団体にアウトソーシングで依頼をして、税金から費用を払って対応してきたようですけど、ハンターの高齢化、人材不足、狩猟スキルを持ったベテランの技術が受け継がれない等、ライフルを持てば誰でも簡単にヒグマの駆除を行える訳ではなく、長い経験とセンスにより、熊を駆除してきた仕組みが崩壊してきている訳です。

今後、更にヒグマの個体数が増えてくるでしょうし、ヒグマ以外でも、鹿、猪の個体が増えすぎて、山林の木々が食い尽くされて森が駄目になったり、農業被害が多発して色々と問題になっていますが、ヒグマの場合、それ以外に人間に危害を加えてくる可能性が高く、警察官が8人いても制圧することすら出来ません。天下りのシンボルになっている札幌ドームで飼育すれば?

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最近、ヒグマを殺すなって意味不明なクレームを言っている人がいるらしいのですが、こういう連中に限って平気でハンバーガーとかとんかつを食べているんですよね。理由は家畜だから殺しても問題ないってご都合主義です。だったら、法改正をしてこういう連中の自宅にヒグマをクール宅急便で郵送して、最後まで責任を持って管理するような社会にしても良いかもですね。

よろしくお願いします。

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