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こんにちわ。
ブログMiMiです。
USBのハードディスクとUSBのカードリーダーが、パソコンに接続しても全く認識されないといった相談をいただきました。
まあ、よくある話です。
USBケーブルの先端部分を、パソコン本体に直接差し込んで接続する金属部分は、時間が経つと空気に触れて金属部分が劣化していきますので、定期的なメンテナンスが必要になる場合があります。
まあ、USBケーブルの品質やコネクタにもよりますし、使い方や環境により、全く劣化の度合いが違ってくるので、必ず劣化する部分ではあるのですが、全てが必ず接続しても認識されなくなるものでみありません。
全くメンテナンスをしていないにもかかわらず10年以上、何事もなく普通にUSBを使えている人の方が多いくらいです。
ですから、別に生きていくうえで必要であるとかではありませんので、殆どの人にとってはどうでも良い問題であると言えます。
しかし、ごくまれにパソコンにいくら接続しても、全く認識されなといった症状になる場合があり、その際には、接点(USBケーブルの先端でパソコンに突き刺す部分)のメンテナンスが必要になります。
ハードディスクが認識されないからデータが読み取れないとか、DVD-Rが使えないとかになると、急いでいる場合は、いろいろと問題がでますので、気にする必要が無いけど、不具合が出たらメンドクサイといったジャンルの問題かもしれません。
一般的には、クロスやティッシュでUSBの接点を磨いたところで全く意味はなく、専用の接点回復スプレーと言うものを使いこの問題を解決します。
その名前の通り、まさに接点回復する為のスプレーですね。大変分かりやすい名前ですから、商品名を間違える事は先ずありません。
今回は、パソコンに差し込んでも、全く認識されないUSBのハードディスク、カードリーダーの復活業務についてのお話です。
目次
USBのハードディスクやその他の機器がパソコンに認識されない場合は?
この場合の原因は、基本的に以下のどちらかです。
(1)USBの接点部分が劣化しており、正しく信号が送受信できなくなってしまっている。
(2)USB機器そのものが既に壊れてしまっている。
必ず、このどちらかの原因になりますので、二つに一つの対処方法ですから、極めて簡単な部類の問題解決になります。
ごくまれに、自動車の車内ハーネスなどの様に、USBケーブルが断線していると言った問題もあるかもしれませんが、そういった症状はこれまで見たことがありませんので、考慮する必要は無いと思います。
USBケーブルは、自動車のハーネスのように複雑な配線でもありませんし、常に高熱や負荷が長時間加わるような、大変苛酷な状態で使うものではありませんので、よほどの粗悪品以外はケーブルそのものが破損する事は殆どありません。
坊主めくりのように、2択しかありませんので、大変分かりやすいといえますね。
基本的に、よほどのことが無い限りは、(1)の接点の清掃から行う方がコスト的にも良いですからお勧めです。
それで、今回送付されてきたUSBハードディスクとUSBカードリーダを早速見てみました。
どうでも良いのですが、いつも連絡前に郵送で送ってくる方が沢山います。
その場合は、連絡の際には宅急便で送ったから、後はよろしくと言った感じなのですが、どう見ても、送料や手間を考えると、新品を購入した方が安くつくのでしょうけど、殆どの相談する方がそういった問題はどうでも良いようです。
早い話が、お金に全く困っておらず、既に金銭の問題ではないと言う意味ですね。
要求としては、今使っているものを、別に費用はどうでもいいから、とにかく使えるように欲しいという単純な話です。
世の中は、こういった全くお金に困っていない人の出費で、お金がまわっていると言えますね。
USBの接点が錆びているのですが、これは酷い!
症状は、パソコンに接続しても、USB機器が全く繋がらないといったお話でしたので、接点が劣化しているのだろうと思っていたのですが、想像以上に酷い状態です。
簡単に分かりやすくいえば、このUSBケーブルは、海の中につけていたのですか?といった状態のようにUSBの接点部分が錆び付いています。
どうやったら、ここまで錆びるのか分かりませんが、よほど苛酷な環境下でパソコンを使っているのでしょう。
私としては、USBがこの状態なら、パソコン本体の方が壊れていないのか?錆びていないのか?とった心配をしてしまいそうです。
今回のように、USBの接続部分である接点がさび付いている場合は、一体どうしたらよいのでしょうか?
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これも、難しく考える必要はありません。
接点回復材(接点回復スプレー)を使えば、なんら問題なく解決できます。
※ただし、USBの接点部分を回復しても、USB機器そのものが破損している場合は、新品に交換することになります。
接点が錆び付いてしまい、パソコンに認識されなくなったUSB機器を回復する方法
用意するもの
(1)接点回復スプレー KURE 接点復活スプレー #1424 220ml
アマゾンで600円
(2)3M スポンジ研磨剤 極極細目 2枚パック
ホームセンタービバホームで500円程度
(3)古新聞紙、ティッシュ、水
(4)接点を回復したいUSB機器一式
以上があれば、さび付いたUSBケーブルの接点を復活する事が出来ます。
それでは、接点回復の手順ですが、最初に、接点回復スプレーの液が飛び散らないように、新聞紙を床や机の上に広げておきます。
接点回復スプレーの液がノズルから結構たれますので、厚めに広げて何枚も重ねて置いてください。
※換気は必ず行ってから作業を行ってください。換気をしていない場合は、健康上の問題が出る場合もあります。
次に、USB機器の接点部分に、ノズルをつけた接点回復スプレーを近づけて、軽く表裏、左右等に満遍なく全面に噴射していきます。
ここまでは、通常の接点回復の手順になりますが、今回は錆を落としますので、更なる工程を行う事になります。
ここからが錆び落としのポイントです。
単純に、接点回復スプレーをしただけでは、USBの金属部分である接点の頑固な錆を落とす事は出来ません。
そこで、秘密兵器の3M スポンジ研磨剤を使います。
この研磨剤はスポンジですから、接点回復スプレーの液体を吸いあげながら、接点の金属を細かく磨く事が出来る優れものです。
後は、軽く、接点回復スプレーがいい感じでしみ込んでいる、3Mのスポンジ研磨剤で、時間をかけてゆっくり丁寧に磨いていきます。
USBの接点の表裏、左右、4面すべてをスポンジ研磨剤で丁寧に磨いたら、後は、ティッシュで液体とスポンジ研磨剤の汚れをふき取ってください。
USBケーブルの絶縁部分についてしまった接点回復材は、水を軽く含ませたティッシュでふき取れば、綺麗に取れますのでお勧めです。
これだけで、USBの接点にあれだけ沢山着いていた錆が全て綺麗に落ちて、新品同様の光輝く状態になりました。
素晴らしい!
後は、全てのUSB機器に対して、同じように接点回復と錆落しを繰り返して終了です。
注意点としては、3Mのスポンジ研磨剤は、研磨するヤスリですので、なるべく力をいれずに、何度も丁寧に磨くと言った職人のような作業を行う事と、必ず、接点回復スプレーがスポンジ研磨材にしみ込んだ状態でUSBの接点を磨くといったことくらいです。
3Mのスポンジ研磨剤が乾いたまま、USBの接点を磨いてしまうと、傷だらけになってしまう恐れがあります。
磨きについて・・・・・通常は全く気にしなくても良い話なのですが、錆を落とすと言う事は、どのような方法であっても、常に錆の付着している金属を、ヤスリで削り取っていると言う意味を意識しておいた方が良いと思います。
※当然ですが、こちらの手法で接点回復を試みる場合は、全て自己責任で行ってください。
よみがえるUSBハードディスクとUSBカードリーダ!
あれだけ酷かったUSB接点の錆も全て落ち、新品同様の輝きを回復したお預かりしたUSBハードディスクとUSBカードリーダーになりますが、回復後にパソコンに接続したら、正しく認識されて、全く問題なく動いています。
お預かりした機器の動作の最終確認が取れたため、これで、今回のご依頼は任務完了です。
この程度のご依頼でしたら、一定の契約している方は全て無料ですので、送料だけの自己負担ですね。
こういった類の相談や依頼なども、その殆どが、資金力のある方のご依頼ですし、いつもお世話になっていますし、別にたいした業務でもありませんから、料金は無料なのです。
まあ、お会いした際には、高そうな食事とかをいつもおごっていただいているので、当然のお返しのような対応になります。
USBの接点回復などは、あまり面白くない話かもしれませんが、実際にやっている事であるとか、やった事しかブログには書きませんので、今回はそのまんまを書かせていただきました。
よろしくお願いいたします。