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脱税コンサルタント グローバルワークス社長逮捕について

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こんばんわ。

ブログMiMiです。

本日は、かなり体調が悪いです。

まだまだ、寒い気候が続きますので、皆様は注意してください。

昨日から、ニュースでも派手に放送していますが、脱税指南を行っていた経営コンサルタント会社社長が東京地検特捜部に逮捕されました。

容疑は所得税法違反のようです。

新宿区を拠点とするグローバルワークスの、本多容疑者(現時点)がその逮捕者です。

具体的にどのような脱税支援を行っていたかをご説明しますと、サラリーマンに架空の事業を行っているように書類を偽造します。そして、サラリーマンの管轄の税務署に虚偽の申告をさせ、税務署から不当に還付金を得ていたとの事です。

還付金というのは、払いすぎた税金を税務署から返金してもらう処理のことです。サラリーマンでも、年収2000万円以上、もしくは本業以外に副業で20万円以上の収入があれば確定申告を行わなければいけません。

確定申告を行った際に、黒字であれば、税金を支払う義務がありますが、赤字であればサラリーマンの本業で既に支払っている税金から、副業で発生した赤字分の払い戻しが行われます。

これが、還付金の仕組みです。

別に、本当に事業を行っていて、赤字であれば全く問題がありません。

サラリーマンは副業が出来ない等の問題とは全く関係ありません。実際は誰でも副業を行うことが出来ます。

副業が出来る出来ないは、会社の就業規則の問題であり、法律の問題ではありませんので、住民税の納付方法を間違えなければ、会社に副業の連絡が届くことはありません。

会社にバレルのでは?とおもっいる方もいるかもしれませんが、税務署も守秘義務がありますので、そのあたりは全く問題なく、サラリーマンは副業に励むことが出来ます。

仮に税務署関係者が、会社に副業の事をばらすようなことになると、秘密を流失させた税務署の担当者が逮捕されますのでご安心ください。

今回は、副業を全く行っていないのに、本多容疑者に指南されたサラリーマンが架空の副業をでっち上げて、税務署から税金を騙し取っていたので、事件になっているわけです。

これは、脱税だけで終わる問題ではなく、完全に詐欺ですね。

架空の事業をでっち上げる行為は、サラリーマンなどの素人には最初から荷が重過ぎます。

教える方も素人の詐欺師、教わる方も素人の詐欺師では、このシステムが破綻するのは目に見えているわけですが、目先の現金に踊らされてしまうとこうなってしまう、典型的なパターンですね。

脱税に限らず、犯罪を成功させる基本として、限りなく少数精鋭で行うといった暗黙のルールがあります。これがよいか悪いかは別問題として、今回の脱税事件は、全てが素人が大量に詐欺を行っていたわけですから、最初から摘発されるのは分りきっていたことになります。

今回、脱税コンサルティングを指南した本多容疑者よりも、脱税コンサル業務を依頼したサラリーマンの方が実際には悪質です。

実際に、詐欺を行ったのが本多容疑者に指南をされたサラリーマンだからです。

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サラリーマンは、基本的にその収入の殆どを、税務署に把握されれいるため、根こそぎ税金を持っていかれるイメージがあります。

しかし、サラリーマンには、控除率のよい給与所得控除がありますので、実際には自営業者と比べて、圧倒的に税金が高いのか?といえば、一概にそうであるとも言えません。

ただ、印象として、サラリーマンは思いっきり税金を搾り取られているといったイメージがありますので、コンサルティングを受けると、税金が安くなるといった詐欺話に飛びついてしまったものだと思います。

本当に副業を行っているのであれば、全く問題が無かったはずなのですが、相談する相手を間違ってしまったために、自ら詐欺師になってしまったと言うオチですね。

何でこんな詐欺師に騙されるのか?、不思議になる方も多いかもしれません。

実際に、詐欺師に騙されるまでの工程は複雑で、単純なものではありませんので、詐欺師に騙されてしまった方を通常は攻めることは出来ませんが、今回は別ではないでしょうか?

今回は全員が、麻薬の密輸代行のようなものだからです。

麻薬の密輸は、空港などで知らない人から声をかけられ、ハンドキャリで荷物を持っていってくれないか?といった感じで、気さくに話しかけられるところから始まります。

私も、空港でよく声をかけられたことがありましたが、全て無視していました。

日本企業のサラリーマンの場合は、他人に話しかけられたら、全てをお客様に接するように丁寧に対応しなければならないといった、切り替えの出来ない感覚を持っている方が多いが原因の一つですね。

ですから、ハンドキャリで麻薬の密輸代行を行ってしまうような事件になってしまいます。

知らない人に対して、フレンドリーに対応する必要は全くなく、無視するのが全てにおいてベストな対応になります。

麻薬に限らず、知らない人の荷物を確認もせずに、平気で機内に持ち込んだり預かったりする人の感覚で、海外に行かれる方は、パスポートを処分した方が良いかもしれません。

今回の事件は、この本多容疑者が、サラリーマン向けの脱税セミナーを開催していて、そこに訪れたサラリーマンなどに対して、有料で脱税支援業務を行っていたようです。

それでは、今回の事件の被害者は誰なのでしょうか?

本多容疑者に騙されて、税金を不正に還付する詐欺を行ったサラリーマンでしょうか?

いいえ、違います。

今回の被害者は、その他の納税されているかた全てになりますね。

虚偽の収支報告書を提出したサラリーマンは、今回の事件、いわゆる詐欺の主犯であるといっても問題ないくらいです。

安易に人を信用してしまったり、何も考えずにおいしい話に飛びつく人。

こちらも、ご相談いただいている、ブラックバタフライ塾の参加者と同じ思考回路で動いている人たちです。

プロダクトローンチで稼ぎまくっている人たちは、そのまんな今回の不正に税金の還付を行ったサラリーマンのリストを、大変欲しがっているのではないでしょうか?

儲け話がある際には必ずご自身で、事実確認を行う癖をつけておいてください。

ご不明な点などございましたら、お気軽にご相談ください。

よろしくお願いいたします。


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