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こんばんわ。
ブログMiMiです。
本日は、雨が結構降っているので、走り込みをどうしようか悩んでいます。
雨に濡れながら走るのは最近はいやになっていますし、外の気温もとても寒いので、風邪をひきそうですから、それならやらない方がよいのでは?と思いつつ、雨がやんだら例え丑三つ時であっても、走りこまないといけません。
人間としての最低限の健康維持は、こういった毎日基礎的な運動を続けるといった基本動作の繰り返しによって構築されていきます。
しかし、しばらく様子見であり、雨がやむ事を祈るしかありませんが、やろうと思えば、24時間いつでも室内で同じような運動が出来る状況は作っていますので、この辺りはぬかりもありません。
そんな状況なのですが、今回のブログは謎の水草が水槽に進入した事件のお話です。
まず最初に、私の管理している水槽は、基本的にすべてが放置水槽ですので、毎日水槽を眺めてあーだこうだといいながら、無駄な時間を使うようなよくある管理方法は一切していません。
放置水槽とは、頻繁に水槽の確認やメンテナンスなどは行わず、その名のとおり、殆ど何もせずに、水槽の中すら確認せず、放置したまま管理している水槽のことです。
ただし、最初からまったく何もせずに放置しているのではなく、きちんとした環境を作っているからこそ、忙しい人でも1ヶ月単位で放置できる水槽です。
忙しいときは、そもそも水槽を設置している場所にすらいませんので、三ヶ月とか半年間とか放置することもあります。
放置水槽で一番注意するのは、水の蒸発ですから、それを見越した環境やろ過と環境、電気周りを設定しておかないと、火事になったり、とんでもない事故になったりしますので、ご注意下さい。
当然ながら、ろ過は完璧に機能しており、その結果、水槽内の環境が正しく維持できるような状態を構築した上で放置しています。
以前、海外に頻繁に行っていた際に、水槽の管理などは出来なくなり、その際には水槽自体に全く興味もなくなるような状態になりました。
意外だったのは、放置していると副産物として、魚は安定して増えているようですが、エビはとんでもなく爆発的に増えていくようです。
きちんと設定された水槽というのは、本来生体の生命が維持できない場所で生体を維持していく訳ですから、宇宙空間で活躍している、国際宇宙ステーションISSのようなイメージです。
無知で安易に生態を殺してしまような、ズボラでいい加減な水槽管理をしている訳ではありませんので、誤解なきようにしてください。
ですから、放置していても、水槽内で勝手に魚や海老等の生体がどんどん増えていますので、勝手にバランスが取れているようです。
放置水槽は忙しい方、特に頭のよい女性の方、最初だけは興味があっても直ぐに飽きてしまう方にお勧めです。
貝については、放置しておくと増えすぎるとのと、卵をガラス面に大量に貼り付けるのが我慢ならないので、一匹しか入れていませんが、餌を独占できているらしく、とても長生きしているようです。
そこで、先日、ふと水槽を見てみたのですが、見覚えのない水草が増えているのを発見しました。
こんな水草入れた覚えもないし、買った覚えもないといった感じです。
誰かが勝手に入れたのか?と思ったりもしましたが、そんなことをする人もいないでしょうから、新しい水草を購入した際に進入してきたものであると思われます。
見た目は海の浅瀬で漂っている海草のように細く、リシアのように枝分かれをしているデザインですので、それ程見た目に嫌悪感を感じるタイプの水草ではありません。
これまで、見たことがない水草ですので、一体何事か?と思い、気になってしまいました。
やる気のないリシアのような水草の正体とは?
最初にリシアについてのご説明になりますが、一度はどこかで見たことがある人も多いはずなのに、その名前は知らない人も多いという水草の事です。
そもそも、水槽管理に全く興味のない人であれば、水草の名前など、別にどうでもいいわけですから、視界に入った際に綺麗であればよいだけの話ですから仕方がありません。
リシアは浮き草ですから基本的には水面に浮かんでいますし、パセリの先端ように、Y字型に広がって絡み合いながら成長していく水草になります。
水槽内の飼育方法では、よくあるのがスチールの網のネットなどにいれて、水底に沈めておくような設置です。
こうしておけば、芝生のように見えてとても綺麗ですし、大量の光合成をして空気をたくさん作ってくれるのですが、そのときの気泡がとても綺麗です。
水温が25度以上であれば、環境にもうるさくなく活発的に増えるタイプの水草です。
謎の水草は、このリシアのように見えるのですが、リシアよりもボディが細く、全体的な広がりが大きい水草になります。
一言で例えるイメージとしては、リシアが栄養失調で細くなっているのだけど、その大きさは海草のように無限に大きくなっているといった感じです。
それで、この水草のことを調べてみました。
最初に、図書館から取り寄せた本格的な水草の図鑑で、この水草を調べてみたのですが、まったく載っていません。
おかしいな?何で載ってないんだろう?
新種かな?それともリシアがやる気がなくなっているのかな?と思いつつ図鑑を何度も見ていました。
すると、ある形状がよく似ている水草が目に留まりました。
その水草の名前は「タヌキモ」といいます。
なんと、このタヌキモは食虫植物で、ミジンコなどの水生生物を捕食して食べて成長している水草です。
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タヌキモなら以前から私も知っているのですが、確かに形状そのものは似ていても、この水草はタヌキモよりもかなり細く、海草のような形状をしていますので、違う種類です。
図鑑にも載っていないし、どうしたものか?と思ってタヌキモでネットで検索をしていたのですが、ついに謎の水草の正体がわかりました。
今回私が発見した、謎の水草とまったく同じ水草が、各種ブログに画像で貼り付けられていました。
その名前は「イトタヌキモ」です。
おそらくは、糸のように細い、タヌキモといった感じで、命名された水草ではないでしょうか?そのまんまですね。
実はこれって、誰も欲しがらないしこの世に別に無くても困らないといった、クラスに一人はいたであろうといった、ものすごくマイナーな類の水草のようです。
だから、必要ないものとして図鑑にも載っていないんですね。
ただ、見た目は、海に漂う細めの海草のようで、綺麗だと思いますし、成長も爆発的に加速するタイプの水草のように感じます。
しかし、なぜかまったく人気が無い水草らしく、イトタヌキモを積極的に水槽に入れている人は皆無のようであり、殆どの人が、駆除を目的としてイトタヌキモをネットで公開しているようです。
まさに、誰からも必要とされていない謎の水草そのものといえるでしょう。
このイトタヌキモをわかりやすく例えれば、害虫の帝王であるゴキブリの見た目が、カブトムシになったような扱いでしょうか?
緑のタヌキ、イトタヌキモが嫌われる理由について
緑色の水草であり、タヌキといった名前がついているので、私は今回このイトタヌキモのことを、緑のタヌキと命名しています。
なぜ、ここまで水槽の管理者から嫌われてしまうのか?
その理由ですが、いたってシンプルなものでした。
呼んでもないのに勝手に水槽に進入してきて、勝手に爆発的に増えていき、他の水草に対して迷惑行為を繰り返し、怒った管理者が駆除をしたくても、それすら簡単には出来ないといった理由です。
招かざる訪問者といった表現がふさわしいかもしれませんね。
水草の駆除なんかは、水槽から引っ張り出せばよいだけでは?と簡単に思われるかもしれませんが、このイトタヌキモはそれが出来ないようです。
私も、水槽の中で漂うイトタヌキモを割り箸でつかんでみたのですが、気をつけないと、直ぐにバラバラになって散乱してしまいます。
そして、そのバラバラになったイトタヌキモの破片が少しでも水槽の中に残っていれば、何処に散らばったのかすらわからずに、それがまた恐ろしいスピードで他の水草に絡み合って増殖していくようです。
これが、手の込んだ水草水槽であれば、もはやイトタヌキモを駆除する管理が不可能であり、一度すべてをリセットをするしか方法がなくなってしまうそうです。
これって、以前ブログでもご紹介した、プラナリアに大変似ていますね。
必要も無いのに勝手に水槽に進入してきて、勝手に増えていき、駆除しようとしても、簡単に駆除は出来ない。さらには体が分裂してそこから大量に同じものがまた増えていく。
どう考えても、イトタヌキモはプラナリアに似ているというか、まさにそのままの存在であるといっても過言ではないのではないでしょうか?
これが嫌われる原因です。
これでは、誰でも嫌がると思います。
私の場合は、おそらくですが、今回すべて駆除が出来ましたので、今後はイトタヌキモが水槽内で増えていくことは無いと思いますが、一応参考のために屋外の水槽にイトタヌキモの一部を投入しておきました。
屋外の水槽は温度が10度を下回っていますが、この厄介なイトタヌキモなら全滅することなく、生き残っているような気がします。
イトタヌキモは見た目はそれ程悪くないのですが、誰からも嫌われる原因を持っているようですから、嫌われるものというのは何処に行っても同じのようですね。
イトタヌキモの進入経路について
勝手に進入してくるといっても、屋外の水槽とは違い、室内で管理されている水槽には進入することは出来ません。
私はすべて水道水を使っていますので、水替えようの水から進入するのは100%不可能ですから、必ず、新しく追加した水草や流木などに付着してから、水槽の中にあらゆる侵入者が介入してきます。
日本の世界一安全で綺麗な水道水から、プラナリアやイトタヌキモ、各種ミジンコ類が発見されてしまったら、そっちのほうが大問題でしょう。
このような水を飲んでいたら、健康状態が大変なことになってしまいます。
今回は、少し前に購入した水草であるミクロソリウムに、イトタヌキモの破片が付着していたのではないかと思いますが、事実確認は出来ていませんのでほかにも原因はあるのかもしれません。
ただ、多少の想定外の水草の混入は仕方がありませんので、その際は駆除をすれば全く問題もありませんので、それ程神経質になることは無いかと思います。
もしまた、イトタヌキモがかすかな破片を残しており、そのうち水槽内で復活していたら、今回と同じく駆除をすればよいだけになります。
勝手に増えるのはお金だけにして欲しいものですね。
イトタヌキモがお金に換金できるのであれば、勝手に爆発的に増えるこの水草も世界的に貴重な存在になるのでしょうけど、現在ではそういった利用方法や需要は全く無いようです。
もしも、イトタヌキモが精製すればガソリン燃料になるとかであれば、話は全く変わってくるでしょう。
本日は、やる気の無いリシアのような謎の水草を見つけたので、調べたらイトタヌキモという、緑のタヌキのような水草だったといったお話でした。
よろしくお願いいたします。