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レッドビーシュリンプの稚エビの生存率が0%|100%に近づけたい改善

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こんばんわ。

ブログMiMiです。

ここの所、暑いのやら寒いのやらよく分からない天候が続いていますので、極端な温度の違い等から体力を落として風邪を引かないように注意している所です。

これまでの経験上、夏場に風邪を引くと、なぜか治すのがとても大変ですし、なにより長引く事が多いですから最初から予防するのが一番です。

最近は、朝起きたら毎日汗びっしょりなので、無意識のうちに相当な体力を消耗しているはずですから、水分補給は特にこまめにとるようにしています。

さて、人間の健康管理はやろうと思えば、全てを自分で行う事が出来るのですが、意図的に飼育されているような生体等に関してはそうはいきません。

人間の完全な管理下で飼育されている生体というのは、その生死や存在価値、子孫の繁殖すら全て管理下に置かれますから、何から何まで飼育している人に依存する事になります。

そんな訳で、2013年の11月頃に専門家の方から譲って頂いたレッドビーシュリンプという、赤と白のシマシマ模様が奇麗なエビの繁殖を再度試みようと思って飼育しているのですが、今回はなかなかうまくいっていません。

わざわざ、レッドビーシュリンプの水槽には、25度の水温を保てるように、専用の水槽クーラーまで設置している状態です。

水槽クーラーのメーカーと型番は、ゼンスイといった業界では有名な会社のZC−100という型番のクーラーです。

このZC-100という水槽クーラーを設置していると、室温が33度を超えても水槽の水温は25度に保たれているというまさに夢のようなハードウェアになります。

価格も水槽専用のクーラーとしては3万円以下と大変安いため、夏場はもうすぐ終わるかもしれませんが、まだまだ35度になるような気候が続くかもしれませんので、ぜひ購入する事をお勧めいたします。

なんで、水槽クーラーのようなものを購入したのかと言えば、水槽クーラーが無いとレッドビーシュリンプはことごとく死んでしまうからです。

水槽の環境そのものは大変安定しているので全滅する事は無いとは思うのですが、水温が30度を超えてしまうと致命的なダメージを受けてしまうのは確実ですから、エビの飼育には水槽クーラーが必須だと思っておいてください。

何しろ、室内水槽でクーラーを取り付けていない水槽になると、日本原産の大変体力のあるメダカですら、体力が落ちて死んでしまうくらい過酷な環境になっています。

日本原産のメダカがなぜ?、夏になったら死んでしまうかと言えば、確かにメダカは過酷な日本の夏の気候にでも生きれるようになっているのですが、それはあくまで大量の水場があり、水の入れ替わりも激しい屋外の小川のような場所の話であり、水槽のような小さな容器の中の水では、あっという間に室温にあわせて水温が上がってしまう訳です。

レッドビーシュリンプは元々は外国産の小さなエビですから、適正な水温は25度くらいと言われています。

水温が33度とかになってしまうと、もはや最後の力を振り絞って生きていかないといけないような状態になってしまい、体力のない個体から死んでしまうのです。

設備に何かとお金のかかるエビなのですが、赤と白の奇麗な色は結構人気がありますので、増えた個体を差し上げると皆さん喜んでくれていました。

レッドビーシュリンプの飼育レベルはそれほど難しい部類ではなく、ある程度の知識とお金さえ出せるのであれば、比較的簡単に飼育できるようなエビですので、興味があれば是非飼育を始めてみてください。

 

 

あれからレッドビーシュリンプは増えているのか?

2013年の11月頃に、合計で20匹くらいのとても奇麗な個体を頂いたのですが、そのうちの半分くらいは既に死んでしまっていて、今は残りの10匹くらいの個体が元気に生存しています。

この残った10匹の個体は大変元気な個体ばかりですので、恐らくは寿命になる最後まで生きてくれるとは思っています。

ただし、どうやらこの生き残っている10匹前後のレッドビーシュリンプの中にはメスの個体は3匹しかいないらしく、オスとメスの比率的にはあまり良くないのですが、毎月3匹とも抱卵はしてくれているようです。

ですから、放置しておけばてっきり数が増えてくれているものだと思っていたのですが、久々に水槽の中を見たら全く増えていないような気がします。

といいいますか、どう見ても増えていません。

見た感じでは、一匹のメスが毎回20個くらいの卵を抱卵して、その中から10匹程の稚エビが無事に生まれてきているような計算ですから、毎回3匹のメスが抱卵すると合計で30匹くらいレッドビーシュリンプ数が増えていないといけないはずなのですが・・・。

しかし、最初は沢山小さな稚エビが水槽の中を動いていても、暫くして水槽の中をみてみると全く見えなくなっている状態です。

エビの子供が行方不明?ではなくて、100%死んでしまっていると判断するのが普通ですね。

何か生き物が死んでいるのであれば、その死体が水槽の中に残っているから見れば分かるのでは?といった質問は愚問です。

安定している水槽の水の中には沢山のバクテリアがいますから、小さな稚エビの死体等はあっという間に分解されてしまいますし、他のエビがそれを見つけてしまったら、体がとても小さくて柔らかい稚エビの死体は最高の食料としてしか判別されません。

この状態を人間で例えるなら、道路を歩いていたら、なぜか握りたての大トロの寿司がお茶とおしぼり付きで目の前に浮かんでいるようなイメージです。

まあ、道路に落ちている腐った大トロではなく、握りたての大トロがいきなり目の前に現れたら普通の人は食べますよね?

やっぱ、怪しすぎて食べないかな?

まあ、それはどうでも良いとして、早い話が死にそうになって弱っている、とても体の小さな稚エビがいるのが他の成体に見つけられてしまった時点で、他の成体のエビに我先にと食べられてしまっている状態であり、更には目に見えないような小さな多数の分解バクテリアも一斉に襲いかかっていて、ハイエナのように稚エビの死体を食べ尽くしにいっていると言った話です。

これは、名探偵コナンもビックリの完全犯罪です。

死体を巧妙に隠している等ではなく、死体そのものがこの世から完全に跡形も無くなっている状態です。

探しても死体がどこにも無いといった死体消失トリック事件が発生している訳ですから、無いものを必死で探しても当然死体が全く無い訳ですね。

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人間の死体の場合は、それを全て食べてしまうといった事件そのものがあり得ませんので、このような完全犯罪はまずありませんが、エビの場合は共食いをした方が、エビの体を作る栄養分を最も効率よく吸収できるため、共食いは頻繁に行われていて、別に犯罪等にもなりませんのであしからずです。

本当に、残す所無く全てを食べ尽くすのがエビの死体の後処理のされ方になります。

レッドビーシュリンプの飼育をしてみれば分かりますが、遺伝の法則というのは何より強いものであるという事が誰が見ても識別可能になります。

特徴的な模様を受け継いだ稚エビは、親の模様と寸分違わぬような、大変奇麗な模様をしています。

恐らくは、あまり奇麗でないとされる模様をしているエビの子孫であれば、これまた親の模様そのままを受けついでいくはずですが、人間が見て奇麗でないと判断された個体達は、劣等遺伝子扱いとされて、殆どがつり餌とか、魚の餌にされているのが現実です。

結局、毎月抱卵しているくらい安定した環境なのに稚エビが一匹も成体になっておらず増えていないのですから、流石にこれでは駄目ですね。

まさに、生存率0%の状態と言えるでしょう。

この原因ですか?

正直言って詳しく正確には分かりませんが、水質や環境等は全く問題がない状態で、このような生まれたばかりの個体が100%死んでしまう状態になっている原因は、その殆どが餓死か共食いになります。

ただし、レッドビーシュリンプの稚エビの場合は、共食いは殆どありえませんので、恐らくは餓死ではないかと思います。

以前、オトシンネグロが産卵を繰り返していて、透明な小さなオタマジャクシのような生命体が、水槽のガラス面に大量に張り付いていた際も全く同じように、そのまま何もしなければ、一週間くらいで稚魚の姿が見えなくなり、生存率0%の世界になってしまっていたのです。

オトシンネグロの場合は、生存率0%から生存率100%にする事が出来ましたので、レッドビーシュリンプも同じように飼育して行ってみようと思います。

 

 

生存率0%から生存率100%にする方法について

水槽の中で飼育できる生命体については、その生存率を上げる方法はとても簡単で、単に隔離した単独飼育の環境を作ってあげれば良いだけになります。

早い話が、親である大人の個体と、生まれたばかりの小さな個体を同じ空間で飼育してしまうと、生存率が極端に悪くなってしまいます。

あとは、単独飼育する環境を作る際に、なるべく水流が無くて、水深が浅い小さな空間で飼育できるようにしておいた方が良いかと思います。

その理由ですが、水深が浅い方がよいというのは、自然界でも殆どの水生生物は生まれたばかりの頃は浅瀬にいる事が殆どで、親と同じような水深の深い場所などで過ごしている生命体はあまりいません。

水の流れが穏やかで浅瀬のような空間を作ってあげれば、恐らくは殆どのエビや魚の子供は自然界に近い状態をつくってあげる事が出来るのではないかと思います。

また、狭い空間が良いというのは、餌を与える時に水槽が広すぎるとうまく餌を食べる事が出来ない個体が出てくるからですが、これは水槽内で飼育している個体数に依存する話ですので、適切な広さを確保しておけば大丈夫です。

ここで、ある致命的な問題が発生するのですが、浅瀬で水の流れが穏やかで狭い空間というのは、人の管理する環境下では濾過が大変難しいといった現実的な問題が発生します。

大型の濾過器を付けたら水流が発生しますし、そもそも浅瀬や水の流れな無い時点で、水の循環率も悪くなりますからね。

更に致命的な問題として、水槽クーラーで水温を維持しないといけないような状態の場合、小さな水槽だと水温の維持そのものが難しいと言った問題も連鎖的に発生します。

かつては、このやたら面倒くさい問題を解決するには、特殊な複数の水槽をつかって、やたら面倒くさいコストがかかる事をしないといけなかったのですが、最近は、このような事が簡単にできるようになっています。

便利な時代になったものですね。

では、どうやったら良いのかと言えば、スドーという会社さんが販売している「サテライト」という水槽を使うだけです。

リンクを張っておきますので、興味があれば見てみると良いです。

http://www.sudo.jp/petproducts/aquarium/aqua_goods/breeding/aqua_breeding.html

この、サテライトの仕組みですが、とても簡単で現在飼育している水槽の縁にサテライトを引っ掛けて、エアーポンプの空気の流れを使い、メインの水槽の水をサテライトの中に常時循環させるといった仕組みです。

エアーポンプの空気の量もサテライトで調整できますから、殆ど水流をたてないようにする事も可能になります。

水温も水質も、メインの水槽に依存する訳ですから、サテライトは本当に便利です。

夏場で気温が33度を超えている場合でも、サテライトの水温は25度を保っていますので、普通に使っていればメインの水槽と全く同じ水温で維持ができるのではないでしょうか?

私は、このサテライトを使うようになってから、オトシンネグロの稚魚の生存率が0%から100%になりましたので、やはり、小さな生まれたばかりの個体は完全に隔離して飼育するのが良いのではないかと思います。

※100%の生存率というのは、現在飼育しているオトシンネグロの稚魚の生存率の事で、今後も100%を保証していると言った訳ではありません。

こちらの欠点は、生存率が高すぎるとオトシンネグロの個体数が増えすぎて困ってしまうと言った点でしょうか?

商業的な価値が殆どないけど、稚魚の飼育はやたら手間のかかるオトシンネグロ等は、あまりに増えすぎるとその後の飼育が大変になってきます。

仲の良い友人とか、クライアントにプレゼントするにも限界がありますし、自分の管理下で飼育するにしても、爆発的に増えてしまったらその後が大変です。

恐らく、この方法を使えば、レッドビーシュリンプの稚エビの生存率も100%まではいかなくても、かなりの所まであげる事が出来るのではないでしょうか?

ただ、以前、レッドビーシュリンプを飼育していた時は、完全放置でも大量に増えまくっていたので、よほど繁殖と稚エビの成長に良い環境が自然に出来ていたのだと思います。

本日は、レッドビーシュリンプの稚エビの生存率を0%から100%に近づける方法についてブログに書いてみました。

よろしくお願いします。


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