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SimCity2000の無料配布で考えるマーケティング|無料で売られる商品の真実

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こんばんわ。

ブログMiMiです。

先日のブログにて、Originの公式サイトでかつての名作である「SimCity2000」が100%オフの完全無料で配布されているのを書きました。

こちらは英語版オンリーですが、本当に簡単な英語しか出てきませんので、英語が全くわからない方でも安心して利用することが可能です。

しかし、こちらのSimCity2000を無料で購入後にダウンロードしてからインストールしたまでは良かったのですが、結局のところ私は速攻でアンインストールしました。

今回無償で購入したSimCity2000なのですけど、ダウンロード及びインストールしてからアンインストールするまで、わずか60分程度というそれはとても儚い命でした。

もちろん、強制的にインストールされるOriginの専用管理ソフトも速攻でアンインストールしたのですが、こちらは一旦WindowsXPを再起動しないとアンインストールすら出来ない仕様でしたので、面倒なことこの上ありませんし、とても使いにくいソフトです。

Originに関しては、競合する似たようなサービスを行っているStermの方がまだ全体的に使いやすいですね。

 

かつての名作である「SimCity2000」が無料購入でダウンロードした公式サイト

https://www.origin.com/ja-jp/store/free-games/on-the-house

今回、速攻でアンインストールした理由としては、SimCity2000の「テンテンテテンテン・・・テテテテテテテ・・・テンテンテテンテン・・・テテテテテテ」という、当時を知っている人ならこの文字だけでその意味がわかるような有名なBGMを聞きたかっただけのですが、こちらのBGMを聞くことが出来なかったからです。

どうやら、このバージョンのSimCity2000は起動するたびに音楽が毎回ランダム変更になようで、再起動しないと音楽の変更ができないようでした。

しかも、このSimCity2000は実際にはWindows用のソフトウェアではなくて、既に知らない人の方が多いであろうMS-DOS用のソフトウェアでしたので、MacのVMWare Fusion6で構築した仮想環境のWindowsXPで起動すると毎回画面の大きさが変わってしまって、本当に使いにくかったのです。

知らない人のためにMS-DOSについてご説明すると、WindowsXPと同じくMicrosoftがかつて販売していたOSなのですが、現在のWindows形式のマウスを使ってパソコンを操作するタイプのOSではなくて、キーボードでコマンドを入力して、基本的には何をするにしても黒い画面で英語の単語やテキストを入力していくようなイメージになります。

もっと簡単に言えば、パソコンに対して事前に決められた言葉や文法をメールやLineのようにキーボードを使って打ち込みながら、全てのパソコンの操作をしていくと表現すれば分かりやすいでしょうか?

それを、Windowsで強制的に動作させている訳ですから、実際にはWindowsXPのインターフェースは一切使わない独自のソフトウェアになります。

最初にOriginからダウンロードを行って、MacのVMWare Fuions6の仮想環境であるWindowsXPにインストールした際には、SimCity2000の音が全く鳴らなくて困っていたのですが、Skypeの自動起動をしないようにしたら、普通にSimCity2000から音が出るようになったのでSkypeが原因だったようです。

 

 

最近のMicrosoftのソフトウェアやサービスは本当に使いにくい

SkypeとはMicrosoftが運営をしている、これって宇宙人が使っているのか?と思えるくらいの、もの凄く使いにくいLineのようなソフトウェアのことです。

ですから、Skypeといえば、物凄く使いにくいLineだと思っていただければ、イメージが分かりやすいかと思います。

近年、Microsoftの作るソフトウェアやサービスは本当に最悪なものばかりですから、これ以上の余計なことはしないで欲しいと思っているのは、私だけではないのではないでしょうか?

Microsoftに関しては、今はインフラのようになっているLineが行っているようなサービスを実は10年以上も前からMSNメッセンジャーというソフトウェアで無料で実現していたにもかかわらず、こちらのMSNメッセンジャーを完全停止させてSkypeと統合した為、とても使いにくくて仕方がないサービスになっています。

このようなとても使いにくいSkypeなんかはインストールもしたくないのですが、MSNメッセンジャーを10年以上も前からずっと使っている一部の方がいる為、私も仕方なくそれに合わせて連絡を取るために利用している感じです。

Microsoftメッセンジャーのアカウントは強制的にSkypeに統合されてしまっていますから、Skypeを使うしか選択肢がないんですね

MSNメッセンジャーは本当に使い勝手が良くて、以前はそれは沢山の人が使っていましたが、最近は使っている人は高齢者の方ばかりになってきています。

勢いのあった頃のMSNメッセンジャーを需要やニーズに合わせてうまく利用していれば、今頃はLineのポジションもMicrosoftが取れたかもしれないのに、そんなことは御構い無しですし、これほど使いにくいインターフェースに仕様変更しているMicrosoftの責任者は相当な機会損失をしていると思うんですが、大丈夫なんでしょうか?

巨大な組織になり、豊富な資金力になってしまったら、日本の公務員のような組織になるのはどこも同じかもしれませんね。

という訳で、本日は無料で配布されたSimCity2000について、業者側のアプローチではなくて、マーケティングの視点で見てみたいと思います。

単純に、このような業者が、このような商品を無料配布していますよのような宣伝記事を書くのは簡単ですが、そんなものを見ても、人生の勉強したい人にとっては無用の長物以外の何物でもありません。

すでに、前日に軽めに書いているのですが、そちらについてもう少し詳しく書くようなイメージになります。

 

 

有料の商品やサービスを無償配布してメリットが出る理由

一般的な話として、お金がかかるような有料のサービスと全くお金がかからないような無料のサービスというのは、根本的に同じようなものでも歴然とした品質の差があったり、品質が良くて無料でのサービスは対価を得る側に個人情報や利用履歴を提供しないといけないなどの、何かしらのデメリットが必ず発生しています。

無料なのにデメリットも全く発生しなくて有料サービスを凌ぐ品質のものというのは、一般的に言えば純粋な広告収入がメインのサービス以外ではありえません。

より多くの人を集客するために何かしら品質の良いサービスを無償で提供しているから、広告収入が巨大になり、質の良いサービスを提供できるわけですが、この状況の場合は、共通して必ず在庫を持っていないことが特徴として挙げられます。

在庫を持っている質の良い商品やサービスを断続して無償で提供するのは、一般的には絶対にあり得ないということですね。

まあ、人が多く集まる場所を提供している広告収入がメインのサービスというのは、自作自演であったり、やらせなどの行為が平然と行われることが多いので、それにさえ注意しておけば、ご自身はリスクを殆ど背負うことなく、そこに集まる他の無知な人に全てのリスクを背負ってもらって、堂々と無料でサービスを使うことが出来ます。

誰かがリスクやデメリットを背負ってくれないと、無償でサービスを提供している側にメリットがありませんから、人間心理をついたうまい操作が行われることがありますが、知識のない人はどこに行っても利用されてしまいますから、普段からの意識を持った行動がとても重要になります。

広告収入がメインで成り立っている相手の発信する情報は、それが正しいかどうかを受け側で判断できないのであれば、本来は利用するべきではないのですけど、この類のサービスや商品ほど、誰でも簡単にお手軽で無料で受けることができるので、今後も無くならない業界ですから要注意です。

今回のSimCity2000については、現在は600円の定価で本来販売されていたものなのですが、それを100%オフの完全無償でOriginが販売しているのが今回のお話ですし、私はそれを無料で購入してみて実際にインストールも行いました。

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無料なのになぜ?購入する?という表現に戸惑う方もいるかもしれませんが、販売側であるOriginのシステム上、どのような金額で販売しても、必ずOriginの公式サイトで販売してユーザーが購入するという処理を行うようになっているためです。

Originからすれば、どの商品を誰が購入しても、購入した記録だけあれば、あとは一元管理ができますからね。

この無料のSimCity2000は、すでにご説明している在庫がないという特徴を持っている商品になりますが、在庫自体がありませんので、それを無償で販売したとしても販売コストは殆ど発生しません。

なぜ?在庫がないのに商品を販売できるの?といった素朴な疑問を持たれる方は、こちらはヨドバシカメラなどで販売されている、箱入りのパッケージ商品ではなくて、ネット経由でダウンロード販売をしているアプリのような商品であることに注目をすればよくわかるかと思います。

パソコン上で動作するソフトウェアだからこそ出来るこの販売手法ですが、iPhoneやアンドロイド等のアプリは最初からこちらのダウンロード形式で販売するようになっていますので、それをイメージすればわかりやすいでしょう。

余談ですが、最近のパソコンのソフトウェアはゲームに関わらず、制作元等がネット経由で直接ダウンロード販売するタイプの物が本当に多くなりました。

では、Originが今回、SimCity2000を無料で配布してどのようなメリットがあり、クライアントにどのようなメリットがあるか?を考えています。

 

 

常に販売者側と購入者側のメリットの一致を分析して理解する

SimCity2000はそれ自体で全てが完結するソフトウェアですから、広告収入で利益を出すような新聞やテレビのコンテンツのような商品やサービスではありません。

必ず、商品やサービスの実体を販売して、その対価を金額として購入者から支払ってもらっている、いわゆるスーパーで売られている野菜や鮮魚のような商品になります。

ですから、本来は100%オフの完全無料で無差別に配布したとしても販売者側には全くメリットがない訳なのですが、基本的にビジネスにおいて業者側がメリットのないことを行うことは絶対にありませんから、何かしらメリットがある訳ですね。

無料で何かを購入する場合は、何も考えずに相手の主張を鵜呑みにしていると、事件の被害者になったり、いいように利用されたりしますから、そのリスクを避けるためにも、必ず販売者側のメリットを常に考える癖をつけておいたほうがよろしいかと思います。

例えば、利回り80%保証で元本保証の金融商品などのように、明らかにこの条件や金額ではあり得ないとか、なぜ?そのような事をしているのか全く分からない状態で、何かがおかしいと直感で感じた場合、販売者側のメリットが全くわからない場合は、手を出さないか、それがわかる人に相談してから検討することをお勧めします。

また、販売者側の言い分や主張などは事実と異なる場合も多いですから、一切聞く必要はありません。全て受け手側で分析判断をしないといけないので、ご注意ください。

今回、無料で購入するユーザー側からすれば、かつての大人気作品であるSimCity2000が100%オフの無料で購入できるわけですから、興味があればこの機会にでも購入してダウンロードをしようと考えるものです。

しかし、Originでは簡単にボタン一つでソフトウェアが購入できないので、ユーザー登録をしないといけません。

この際に、Originでは必ずメールアドレスとパスワードを登録してユーザー登録を行い専用のアカウントを制作しないといけないのですが、Origin側からすれば、この工程を極端に嫌がっている人で、自社で扱っている主力の商品に興味がある人に対して強い関心があります。

また、今回のSimCity2000のように、本来は600円で普段は価格を付けて販売している商品なのに、ある人に対しては無償で販売したい理由があるのですが、その理由がお分かりになるでしょうか?

世の中の全てのビジネス(商売)は必ず等価交換を考えてみればすぐに答えはわかりますね。

 

 

 

SimCity2000が無料で販売される仕組みと等価交換を理解する

実際にOriginのサイトを見ればわかりますけど、仮に「バトルフィールド4」や「ドラゴンなんとか?」のように、とても人気があり強い関心があるソフトウェアがあったとしても、それを購入するには必ずユーザー登録が必要になります。

まあ、Amazonなどでパッケージを購入しても、Originへのユーザー登録は必ず必要になるのですが、意図的に購入する人たちは、別にOriginへのユーザー登録を躊躇ったりしませんし、すでに登録している人も多いですから、この辺りはSimCity2000の無料の理由とはひも付きません。

どのような購入方法にしろユーザー登録を行わないと、Originのソフトウェアは絶対に購入ができない仕組みになっている訳ですね。

一度ユーザー登録をした購入者であれば、次回からは直接Originの公式サイトでソフトウェアを購入できますから、Originとしてはそうなってくれると中抜きも最低限になりますし、そちらの方が良いわけです。

今回、SimCity2000を無償で配布しているOrigin側のメリットしては、600円という本来の販売金額の等価がOriginへのユーザー登録を躊躇っている人への広告宣伝費のような扱いであり、登録をためらっているユーザーが行う、一連のユーザー登録までの面倒な工程が、それくらいの価値に値すると判断している訳です。

ですから、最新の6000円以上で販売されている「バトルフィールド4」等は、絶対に無料での販売は行いませんし、こちらのような最新のソフトウェアを今後購入してくれるであろう見込みのクライアントとして、Originに取り込んでいくための、無償販売がSimCity2000になります。

私はこちらの目論見を知りつつ、躊躇っていたOriginへのユーザー登録を行い、SimCity2000を購入しました。

その際には、他に気になる「コマンドアンドコンカーRed Arert3」というソフトウェアがありましたので、実際にそちらを75%オフの600円程で合わせて購入しようかと思いましたが、Originはどうやらツメが甘いところがあるようです。

結局、私はその「コマンドアンドコンカーRed Arert3」に強い興味があり、カートに入れて実際に購入寸前まで行ったのですが、購入は行わずにそのまま流したあげく、SimCity2000も直ぐにアンインストールして、Originも合わせて完全削除を行いました。

その理由は、Originではカード払い以外にも、PayPalという便利な支払い方法を選べるのですけど、こちらの支払いの際にOriginの公式サイトで氏名や住所等を登録しないといけないといった、ありえないダメな仕様になっていたからです。

他の海外の似たようなソフトウェア販売サイトなどは、PayPal支払いの場合は、認証処理さえきちんと行えば、マウスのボタン一つで購入できるようになっていて、住所や氏名などの個人情報は入力しなくて構わないのが普通です。

Originの担当者の方はこの辺りを、もう少し真剣に考えた方が良いのではないでしょうか?

実際にサイトを見ても、SimCity2000の無料販売の際には、いろいろと良い事ばかり書いているようですが、できれば本音で、将来の潜在顧客になるユーザーが目当てでこの作品は無償しています。しかし、その価値は販売価格換算で600円分しかありませんが、これがあなたの査定なのでとりあえすは我慢してくださいと記載した方が分かりやすいと思います。

まあ、こんな事書いて無償販売セールしてくれる、ユーザ視点の業者はいないとは思いますが・・・。自信があるのであれば、あえてやって見てほしいですね。

本来は有料の商品やサービスがなぜか無償で配布されている場合は、販売者側がなぜ?それをやっているのか?を真剣に考えて理解しておいた方が、何かとご自分にメリットがありますので大変便利で有意義な人生を過ごすことが可能になります。

相手の真意が分からないのでなんとかして欲しいなどのご相談やご依頼などはお気軽にどうぞ。

よろしくお願い致します。


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