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ペヤングのゴキブリ混入事件で見る|消費者の立場とマーケティングの変化

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こんばんわ。

ブログMiMiです。

本日は、クライアントと雑談をしながら楽しく焼肉のお食事会をしたのですが、相変わらず新品未使用の朝日新聞が大活躍をしています。

例のごとく、全面に広げた朝日新聞二枚をホッチキスで挟んで、それを壁や出入り口等の気になる部分に板金用のマスキングテープで貼り付ければ、焼肉の際の大量の煙が室内に充満したとしても、煙に含まれる油は朝日新聞が全て円滑に吸収してくれますから、本当に後かたずけがラクラクです。

換気扇を全開にする場合は、できれば、屋外の換気扇側から一番遠い窓を少し開けておくと、風の通りが大変よくなりますので、お勧めです。

実際に、室内で焼肉をすれば分かりますが、焼肉の後で一番手間暇がかかるのは、食器やコンロの掃除洗浄ではなくて、室内の匂いの除去であることはやってみればすぐにわかります。

ことが終わったあとは、貼り付けてある朝日新聞を全て丸めてゴミ捨て場に放り込むだけですが、できれば焼肉を調理するキッチンだけを隔離して、新聞紙でシールドのようにガードしたほうが効率も良いのでお勧めです。

まあ、朝日新聞を壁や出入り口に貼り付けたら、見た目は貧乏くさいとか、火事になったらどうするの?といったご意見もあるかもしれませんが、室内で焼肉をした際の後の強烈な匂いの処理に頭を悩ますことを考えれば、本当に効率良く焼肉の匂いを除去できるが朝日新聞のパワーです。

あとは、朝日新聞に焼肉の火が引火して火事になることは普通に考えればまずありませんから、そちらの心配は無用です。

なぜ?朝日新聞なのかといえば、日本国内であれば、無料で大量かつ安定して未使用状態で入手できるのが朝日新聞だけだからです。

ただし、現在の主要な読者であろう高齢者がいなくなった際には将来の供給はどうなるのか?それが不安の材料ですね。新聞社さんも全てのコンテンツをネット配信で始めるようになると物理的に新聞紙の入手ができなくなりますからね。

近い将来、現在の若い方が60代になった頃に、誰も購入する人がいなくなっても、安定して新品状態の朝日新聞がこのまま無償で簡単に入手出来ることを祈っています。

車の板金作業や各種梱包、冬場の電子レンジで調理する焼き芋なども、朝日新聞がなければ既に成立しないくらい、とても優れた新聞ですからね。

本当に、シェイシェイと言いたくなるほど感謝しています。

ここ最近、関西の人はあまり知らないであろう「ペヤング」というカップ焼きそばに、ゴキブリが混入されていた事件(事故?)が連日ニュースで配信されているのをご存知でしょうか?

ネットでYahooをホームページに設定している人であれば、殆どの方がよくわからないけど見ているであろう話題ですが、こちらについてご説明したいと思います。

この件が、事件なのか事故なのかについては別にどうでも良いのですが、好きな解釈をすれば問題ありませんが、私は事件だと思っていますので事件と書いています。

 

 

 

マーケティングの歴史は江戸時代から全く変わっています

どこかの専門的な機関などで、マーケティングの勉強をされた方であればご存知だと思いますが、マーケティングというのは時代に合わせて大幅な変化をしてきています。

例えば、ある物を製造して流通に乗せ、最終的に消費者に販売するまでに関わる一連の関係者の立場や優位性が、トランプの革命のごとく大きく変わってきているということです。

知らない人はあまりいないと思いますが、大貧民というトランプの有名なゲーム手法があるのをご存知でしょうか?

大貧民のゲーム中に革命というアクションを行うと、トランプの数字の優位性が全く正反対になり、これまで弱い数字のトランプをたくさん持っていた貧民側のポジションの人がいきなり有利になるといった遊び方ですね。

この、大貧民と全く同じ事がマーケティングで発生してきていますので、なぜ?そうなっているのかを理解しておくと、いろいろと大変便利になります。

ちなみに、マーケティングとは簡単に言えば、戦略的に商品やサービスを希望価格で消費者に販売して想定している利益を得ることです。

勘違いしている人も多いのですが、大量に売れない商品を製造してしまい、赤字状態の在庫処分で商品を投げ売りしているような状態のことはマーケティングとは言いません。

明らかに世間で需要がない売れない商品を沢山作ってしまって、相当な赤字でそれを処分しているのに、この状態でマーケティングだと言っている人がいたら、一度、心療内科に通院された方が良いくらいです。

マーケティングが必要とされるのは、現在においては、希望価格で物やサービスを販売するのが大変難しいからであり、誰でも希望価格で商品を販売できるのであれば、マーケティングそのものが必要がなくなる訳ですね。

こちらの、マーケティングになるのですが、例えば、江戸時代であれば商品の製造元が一番強い立場であり、最終的な小売を行う事業者は立場が大変弱いため、取り扱う商品を製造元から頭を下げて購入させて頂いているといった立場でした。消費者などはもっと下です。

大企業であっても、自分たちの会社で作った商品を販売するためには、小売店に取り扱ってもらうか、Amazonのような大手のネット通販サイトに取り扱って頂く必要がありますから、誰に対しても自分たちの商品を納品してやっているといった考えでは、誰も相手にしてもらえません。

また、大企業のように組織が大きいほど、より多くの人たちに商品を販売しないといけませんから、自分たちが作った商品を貴様らに売ってやっているんだ!のような考えでは、どこに行っても誰も相手にしてくれないのがよくわかると思います。

なぜ?江戸時代では、このような厚かましような状況がまかり通るのかといえば、当時は人が求める良い商品の数が少ない為、それを競って消費者が求めていたからです。

早い話が需要と供給のバランスの違いです。

江戸時代などは、工場があってもそれは現在と比べると小規模なものであり、産業革命すらまだまだ先の話ですし機械化などもされていませんから、全て人の手作りによる商品の製造になります。

まさか、江戸時代には、実は電気や石油があってインフラも現在を凌ぐような環境であったなどは絶対にあり得ませんから、日が落ちた夜間などは、商品の製造などがあまり行われなかったのは普通に理解できる話です。

食品などでもそうですけど、冷蔵庫がない為、生鮮食料品の保管は基本的にはできませんから、魚なども燻製や塩漬け等にして保存食品として製造していく訳です。これを全て人の手でやろうとすると、機械もありせんし、天然の素材のみですから、大変効率が悪くて、コストもかかることがよくわかります。

それとは正反対に、現在は、地球上に沢山のものが溢れすぎている状態です。お金を出せば殆どの商品やサービスを誰でも購入することができますので、何か特定の商品がないと困るとか、生きていけないといった状況になることもありません。

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例えば、エネオス系のガソリンスタンドがなくなっても、他のコスモ石油などに行けばいいだけですし、近所のスーパーで言えば、文化堂が倒産したらイオンかマルエツにでも行けば良いだけの話です。

何かがなくなったら、別に代替えになる商品やサービスが沢山有るわけですから、現在という時代は商品を売るのが大変難しい時代であるかがわかると思います。

だから、他とは違うことを強烈にアピールしているブランドという概念が大きく影響してきいるわけですね。

そこで、良い商品なのに、単純に売るだけでは全く売れない商品を正確に分析して、希望価格で販売できるようにするのがマーケティングという訳です。

現在の時代で物を売るのは大変難しいため、何かしらの特徴や付加価値が無いと、うまくいきませんので、お困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。

では、なぜ?マーケティングの歴史とペヤングのゴキブリ事件が関係あるのか?についてになりますね。では続いて行きましょう。

 

 

個人消費者が最も強くなりつつある時代の到来

マーケティングでは、製造元がかつては最も強かった訳ですから、その時代では最終的に商品を購入する消費者は最も弱い立場にあった訳です。

それが、時代が変わって、商品を購入する最終的な消費者の立場は大幅に変化をもたらすことになりましたが、これについては、あくまで商品を購入するまでの話になります。その後の事故や欠陥問題などについては、インターネットが現在のように発達するまではとにかく弱い立場にありました。

商品を購入したのはいいのですけど、欠陥品やトラブル等が発生した際には、個人というのは泣き寝入りをするしかない為、とても弱い立場にいたわけですね。

それはなぜかといえば、ペヤングのゴキブリ混入事件を見ればわかりますが、あのような商品を万が一にでも購入してしまった場合は、かつての昭和の時代であれば、製造元に苦情を入れるくらいしか手法がなかったためです。

唯一他に取れる手段が、新聞社などのメディアに投稿をする事でしょうけど、手紙でやり取りをしてればネットのようなスピード感のある対応はできません。

投稿するにしても、勘違いしている人も多いのですが、新聞社などのメディアはあくまで営利団体ですから、そのような商品の欠陥問題のような投稿が持ち込まれても、正義感でそれを取り上げることはなくて、自分たちの売り上げや利益につながるのであれば、それを取り上げるといった対応を取るのが普通です。

製造元に投稿の信ぴょう性の確認をした際に、製造元がそんなものはあり得ないので、いたずらでしょう?と言えば、それで対応が終わってしまいますし、高級料亭などで接待をしてもらったら、それだけで話が終わってしまう場合もあります。

悪質なケースでは、投稿者からのネタを利用して、製造元にこの記事を掲載されたくなかったら、広告を当社の媒体に出してくださいのような対応をとれば、最初に事件を持ち込んだ被害者の立場はまったくなくなってしまっていた訳です。

何が言いたいかといえば、かつての被害者というのは、影響力のある第三者に依存せずに、自分の意思で被害者であることを世間に伝えることなどは到底出来なかったという話です。

昭和の時代などは、泣き寝入りをした消費者の方も相当な数いると思いますし、私自身も小学生の頃や中学生の頃に、ありえない欠陥商品をつかまされて、イライラしていたこともたくさんありました。

それを根本的に覆したのが、インターネット時代の到来になるんですね。

個人でブログを立ち上げても、殆どの人のブログには有益なコンテンツがないことに加えて、検索エンジンでも上位表示されない為、誰も人が来ないような全く意味がないブログになっている人も沢山いるのですが、そういった人であっても、簡単に沢山の人を瞬間的に集めることを可能にする方法があります。

それが、今回のペヤングのゴキブリ混入事件のように、世間でインパクトのある情報を掲載すること、ツイッターのような世界規模のインターネット上のインフラを利用する事です。

この条件に該当していれば、証拠の写真と簡単な文章だけで、小学生でも世界中に情報を発信できますし、偶然それを誰か一人でも見つけたら、あとはどんどん人を集客できる状況を作り出すことが可能です。

ただ、注意点としては、あくまで瞬間的に人を集客するものですから、断続して人を集めれる訳ではありませんので、ビジネス用途では利用することはできません。

昭和時代だったら、ペヤングにゴキブリが混入されていても、製造元にそんなことはあり得ないと否定されたら、それで泣き寝入りをしていた訳ですが、現在は、そのような状況ではない時代になっています。

最終的な消費者が購入だけでなくて、新聞社などのメディアに依頼する必要もなく、世界規模で誰でもネットで公開できるわけですから、商品購入後のトラブルに対しても一番強くなってきている訳ですね。

かつて日本で発生していた公害問題などでもそうですが、現在において、あのような公害を引き起こしていた、いい加減で無責任な企業があれば、速攻でネットに証拠写真や、経営者の親族の写真などもあちこちで掲載されまくって、大変なことになるでしょう。

これからますますその傾向になっていくでしょうけど、ここで大いなる注意点があります。

 

 

メリットとデメリットは常に表裏一体であることを思い出してください

製造元でも販売元でもなくて、現在は消費者が全てにおいて最も強くなっている時代になりつつあるのが良いことである?と考えるのはちょっと危険な考え方です。

なぜかといえば、トランプの大貧民を思い出して頂ければ分かりますが、一番強い立場の人は、何かのきっかけで最も弱い立場にいきなり変わってしまうことも普通にあるからです。

自分の立場が強くなるということは、それに比例したリスクも全て引き受ける立場になっていることを自覚しないといけません。

まさに、自己責任という言葉の通りの状態です。

メリットがあれば、それに比例するデメリットがあるという訳になるのですが、瞬間的とはいえ、誰でも世界規模で情報を発信できるということは、誤った情報を発信してしまったら、後で大変なことになってしまうということですね。

状況次第では、民事における損害賠償訴訟や捜査機関介入の逮捕等、いたずらや興味本位では済まない状態になることも普通なりますし、ツイッターなどではそのような事件がこれまでにも沢山発生しています。

今回のようなペヤングのゴキブリ混入事件の写真がもし捏造されたものであれば、そういった写真を公開した人は最悪、訴訟の対象になったり逮捕されてしまう恐れもあるということですし、海外であれば国によっては、更に大変なことになるかもしれません。

単純に、ペヤングというカップ焼きそばにゴキブリが混入されていた事件?とニュースを見るだけではなくて、なぜ?そうなっているのか?をいろいろと考えてみると、いろいろと役に立つことがありますので、お勧めです。

ニュース自体も、事実かどうか、それ自体が事実であっても、他の部分は改変しているかもしれない?といった可能性もありますので、正しい判断をできるように日々意識しておくことをお勧めいたします。

よろしくお願いいたします。


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