こんばんわ。

ブログMiMiです。

 

最近はメインで使っているパソコンを高速に動作するWindowsマシンに変更しつつあるので、久々にMacを起動してみたんですが、私がメインで使っているOS X El Capitanの大型アップデートが来ていたので、2年前のOSであっても今でもサポートしているんだな？とついつい感心してしまいましたが、これ以降のシエラはAdobe等のソフトに不具合が出るので使えません。

そんな訳でOS X El Capitanの大型アップデートがありましたので、早速やってみると結構時間がかかりまして30分以上かかってアップデートの作業が無事に終わったのですが、アップデートをした後から、動作が不安定になったり突然動作が遅くなったりしてしまい、ちょっとこれ？大丈夫なの？と思っていたらTimeMachineが動作しなくなっているのに気が付きました。

TimeMachineが動作しなくなるとか、異常に動作速度が遅くなる場合の原因としては、アップルの公式サイトでも公開されているとおり、スポットライトの不具合であるとか、ウイルス対策ソフトが悪さをしているとかの基本的は簡単な方法でTimeMachineの異常動作を解決できますので、今回も定番のTimeMachineの動作以上の対策を行ってみたのですが・・・。

 

 

TimeMachineの動作速度が異常に遅い場合はクリーンインストール

OS X El CapitanのOSアップデートをした後からTimeMachineの動作が異常に遅くなり、1日つけっぱなしにしていても殆どバックアップが進んでいない状態でしたので、流石にこれは何かしらの問題があると思って、基本的な対策をしたりハードウェアの不具合なのかと思い、ハードディスクの交換、ハードディスクのケーブル交換等を試みましたが全く改善してくれません。

そう言えば、今回のOS X El CapitanのOSXの大型アップデートの後から、TimeMachine以外にも全体的に動作がおかしくなっている気がするので、流石にこれはOSレベルの障害が発生しているとの判断になり、同じ起動している内蔵ハードディスクのOSを上書きインストールしてみることにしたのですが、待つこと40分位経過してからの結果は、全く意味なしでした。

OSの上書きインストールでも改善しない場合で、ハードディスクやハードディスクのケーブルに物理的な障害が発生していない場合、OS内部がおかしくなっていて、もう通常の対応策ではTimeMachineの動作異常を改善することは出来ないとの判断になり、今回は、クリーンインストールをして本当にアップデートでOS内部に不具合が発生したのかを確認しました。

 

 

OSXを完全にクリーンインストールすると不具合は解消されました

OS X El Capitanの大型アップデートの後に、明らかにMacの動作がおかしくなっていて、更にはTimeMachineが異常動作をしていて全くバックアップが出来ないとか、異常に動作が遅くて100MBのデータをバックアップするのに1日かかるとか、もう、OSの内部レベルでの不具合としか考えられませんので、クリーンインストールをしてみると、あっさりと解決しました。

クリーンインストールをすると、当然内蔵ハードディスクのデータは全て消えてしまいますので、万が一この解決方法で問題が改善しない場合、他の方法を検討することも出来ませんから、外付けのハードディスクを接続して、そちらにOS X El Capitanをクリーンインストールしてみると、動作も全体的に元の状態に戻り、TimeMachineも通常通りに起動しているようです。

この類の不具合解決では定番と言える「mdutil -sa」等のコマンドをターミナルで叩いてOSの動作を確認しても全くTimeMachineの動作異常が改善されず、ハードディスクやケーブルの不具合を確認しても全く問題がない場合、更にはOSの上書きインストールをしても改善しない場合は、外付けを用意してクリーンインストールを試みてみるのが一番早いようですね。

 

 

クリーンインストールした後はコンテンツの移行で元通りになります

OSを最初から完全にクリーンインストールした場合は、内蔵ハードディスクのデータを一度何処かに退避させておくか、TimeMachineのバックアップデータがあれば、それから移行アシスタントってソフトで簡単に元通りに復元できる機能がMacには標準で搭載されているので、TimeMachineの動作がクリーンインストールで改善されているのを確認して移行を行います。

移行アシスタントってソフトはアプリケーションフォルダのユーティリティーの中にありますので、後はそれを起動して画面の指示通りに従って簡単な操作をしていけば、自動的にファイルが移行されていきますので、10時間ほど放置しておけば元通りになりますから、現在はまだデータの移行中なんですけど、この方法でTimeMachineの動作以上を改善することが出来ます。

突然TimeMachineの動作が遅くなる場合や、「バックアップの準備中」と表示されて2時間、5時間経過しても全く進展がない場合、定番のTimeMachineの問題解決方法で普通は改善できるのですけど、今回のようにOSの大型アップデートがされた場合などは、想定外の不具合が発生することもありますので、その場合はクリーンインストールをするしかありません。

何しろ、TimeMachine以外にも動作が全体的に遅くなってしまっていて、ファイルが表示されるまでに異常に時間がかかるとか、なんか？おかしい？って状態でしたし、TimeMachineの動作が異常に遅くなったり、準備中から全く動作しなくなる前に、OSの大型アップデートをしているわけですから、そのアップデートに問題があると思って間違いありませんからね。

 

 

Macの不具合は一日がかりになりますがバックアップがあれば安心

これからMacを利用しようと考えている人であれば、必ずTimeMachine用に外付けのハードディスクを購入しておくべきであり、何かの表紙で、例えば今回の私の事例のように、動作がおかしくなる要因に該当することなく全く覚えがなくても、OSXの強制的なアップデートで想定外の不具合が出ることが多く、この場合の改善策はクリーンインストールしかありません。

OSXを大型アップデートした後にTimeMachineを含め、全体的に動作がおかしくなる原因としては、これまで長期間に渡ってMacを利用してきており、それにより今回のアップデートで不具合が発生してしまう要件を診てしている状態になっていることが多く、これはアップルが悪いわけではなくてパソコンは長期間使っていると、大抵原因不明のトラブルが発生します。

ですから、直前のTimeMachineのデータから復元をするのが一番簡単なのですが、そのデータのOSを再利用しても、今回のアップデートを適用すればまた動作がおかしくなる内部構造になってしまっているので、この場合は一旦OSを完全にクリーンインストールしてしまい、必要なファイルは全て移行アシスタントで元通りにすればOSのリフレッシュが完了します。

クリーンインストールの注意点としては、間違って必要なハードディスクを消してしまうと、大変な事になりますので、バックアップ元、復元元、復元先、消去するハードディスクなどについては、何度も間違えていないのかを確認して、誤って完全にデータを飛ばしてしまうのが不安でしたら、一旦重要なデータを事前に他のハードディスクにコピーして利用しましょう。

今回の不具合も1日使ってしまって、他の作業は全くできなかったのですが、OSそのものの不具合は分かりにくいですから、その場合はクリーンインストールをして対応します。

よろしくお願いいたします。