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豊洲市場からの差し入れ「メダイ」が想像以上にデカかった!

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本日、豊洲市場から差し入れを頂きました。事前にメダイと聞いていたので、??ちょっと聞いたことがない魚の名前ですから、名称からして鯛の仲間かな?と思っていたんですけど、実際に届けてもらって確認すると、想像以上に大きな魚だったので驚きました。私も魚はかなり詳しいですし、色々な魚を釣っているんですが、メダイって普通は釣りで釣れる魚ではない感じ?

発泡スチロールを開けて見ると、100円玉と同じ位の大きな目の魚で色がグレーっぽいですから、このメダイが深海魚であることはすぐに分かりました。魚に貼り付けてあるパーチ(透明のビニールみたいなやつ)を見たら長崎産の魚と表記があり、どうみても深海魚なので、そりゃ、一度も釣ったことがない訳ですよ。流石に深海魚は釣ったことがありませんので・・・。

※メダイをさばいている画像を貼っているので、一部で内蔵が写っている画像もあります。抵抗がある人は見ないようにしてください。

 

 

発泡スチロールも結構大きいのですが、ギリギリ入るサイズですね。大きさを図ってみると60cmのメダイでした。でかい・・・、予想していたよりも遥かに大きいので、流石にちょっと焦りましたね。このままでは冷蔵庫に入らないので、急いで捌かないといけないのですが、イマすぐには捌けないので、しばらくは発泡スチロールに入れて流し台で放置しておきます。

今回のメダイは豊洲の業務用なので、氷も満タンに入っています。今日明日いっぱいくらいはこのままで放置しておいても問題はなさそうですね。豊洲市場からの差し入れは基本的に1本もので、スーパーで売られているような切り身の刺し身ではありません。まあ、本来は個人向けではないので当然なんですけど、そういえば東京では1本もので魚を入手する方が難しそうですね。

 

 

 

豊洲市場からの差し入れ「メダイ」が想像以上にデカかった!

夜になり、時間が取れてやっとメダイをさばける様になったので、流し台において鱗を取ることにしました。流し台においても60cmのメダイはでかいですね。目が大きくて深海魚の風格があります。聞いた話では、メダイは相当日持ちする魚なので、正しくさばいて冷蔵庫で保管しておけば1週間位は大丈夫って聞いていました。最初は何故?と思っていたけど深海魚なら納得です。

※一般的に深海魚が日持ちするのには身に脂分が多い魚が多く理由があります。実際にメダイを触ってみると、結構ヌメリがあり、うなぎみたいにヌルヌルしています。

 

 

ダイソーの100円のウロコ取りを使って、メダイの鱗を落としていきます。ダイソーのウロコ取りですが、100円ですけど普通に綺麗に取れます。これ以上大きいと、流し台にもおけなかったのですが、60cmならギリギリ流し台において水を流しながら鱗を取ることが出来ます。包丁で鱗を取ると周囲に飛び散ったりしますが、ダイソーのウロコ取りだと、あまり飛び散りません。

メダイは深海魚ですからヌメリがあるのが原因なのか?。大きさの割には鱗が小さくて柔らかいので、それで飛び散らないのかもしれませんね。ゴシゴシと鱗を落としていきます。

 

 

メダイがデカすぎて、一般向けの家庭用まな板に乗らない・・・。

 

 

 

メダイの内臓が凄かった?脂が凄いので日持ちする件も納得。

メダイの鱗が取れたので、次はエラを取っていきます。魚のエラはとても痛みやすいので、真っ先に内蔵と一緒に取っ払います。包丁をエラに突き刺して、柔らかい膜のようなものでくっついているので、包丁でグリグリと突き刺して回すと簡単にエラ全体が取れます。エラを取ると次は内臓の撤去になります。※取り出したエラはメダイの上に乗っているやつです。

 

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メダイの内蔵を開けてみると、凄い大きな内臓が出てきました。これは内臓がかなりでかいですね。また、凄まじい脂が内蔵全体にも詰まっているので、確かにこれは傷みにくい魚であることが内蔵を見ただけでもよくわかります。魚の内臓というより、哺乳類の内臓に近い感じでしょうか?。深海魚で60cmの大きさですから、これくらいの内臓が普通なのかもしれませんが・・。

内蔵を取り出していると、手が脂まみれになってしまいました。内臓でこれだけの脂分があるということは、身の部分も相当な脂乗っていると思われます。メダイが刺し身にすると見た目と味が鯛に似ていて、更には傷みにくいという理由は、深海魚なので、相当に脂が乗っているからなのです。それで白身で味が良いので、高級魚としてホテルなどではよく扱われている魚です。

多分、1本物で60cmのメダイですから、価格もかなり高いんでしょうね。一般には流通しない高級魚なので、豊洲市場からの差し入れにはいつも感謝しています。大きな魚の内蔵を取り出す際にはスプーンを使っています。内臓の脂身に隠れている血合いなどもスプーンでゴシゴシとすれば、綺麗に取れます。此処から先は水を使えないので、血合いなどはきれいに取り除きます。

 

 

次に、メダイの体と頭の部分に包丁を入れて頭を切り取ってから、真っ二つに割ります。40cm位の真鯛よりも頭が柔らかいので簡単に割れました。メダイの頭は塩焼きにしたら、相当美味しいと聞いているので、煮付けではなくて、塩焼きにして、食べる予定です。今日は食べないのでキッチンペーパーで隙間なくぐるぐる巻きにして、サランラップを巻いて冷蔵庫に保管しました。

 

 

大きな頭を落としても、まだまな板には乗り切りません。本当にデカイです。ただし、頭を取るとまな板の上でギリギリさばける大きさになったので、今度はこの状態で3枚卸にしていきます。ただし、メダイの白身は本当に脂が乗っているので、さばいている最中はスマホの指紋認証が使えず、スマホも操作できないので、撮影ができませんでした。恐るべし脂のメダイです。

3枚卸にするときも、身が柔らかいので結構簡単に捌くことが出来ます。骨も柔らかいので、さすがは深海魚って感じです。

 

 

メダイを刺し身と吸い物にして食べてみた感想はうまかった。

色々と苦戦しながら、60cmのメダイをさばいて刺し身にしました。残った分は全て冷蔵庫に保管しています。メダイの刺し身は黙って見てみると、確かに鯛に似ていますね。だから目が大きな鯛って感じで、鯛の仲間ではなく、クロムツとか系の魚だと思うんですけど、切り身の見た目と味は鯛に似ており、更に脂が乗っているので、目が大きな鯛、メダイってつけたんでしょうね。

見た目は真鯛と全然違う、ちょっとグロっぽいメダイですが、捌いて刺し身にしてみると・・・、かなり美味しいです。味を言えば、真鯛とハマチが合体した感じでしょうか?、真鯛の白身なのに脂がハマチのように乗っている。たしかにこれは高級魚として流通するのが当然だと思います。火を通して加工をすれば、天ぷらとか唐揚げとか、色々な料理に使える素材ですねこれ。

今回、豊洲市場からの差し入れで頂いたメダイは60cmの大きさだったので、捌くのは大変でしたが、捌いた後は大変美味しいので、大変嬉しい差し入れでした。

 

 

 

残ったメダイのアラと皮を使って、ゆずのお吸い物にしました。ただ、だしなどは即席の、永谷園のはますいを使っています。見た目は料亭の吸い物みたいな感じですし、同じ永谷園の松茸の吸い物は8袋で198円位なんですけど、ゆずのお吸い物は3袋で128円位なので、ちょっと割高ですけど、魚の吸い物の即席用として結構役に立つので、個人的にはお勧めのお吸い物です。

永谷園のはますいって、扱っているスーパーが少ないのか?、あまり見かけませんが、見かけたら購入しておくと、魚が入荷した際に美味しくいただけます。

 

よろしくお願い致します。


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