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漫画家になるにはどうすればよいの?|専門学校はお勧めできません

こんにちわ。

ブログMiMiです。

本日は、曇り模様で天気が悪く、朝から雨が降っているようですけど、心なしか気温も普段よりも寒いような気がします。

最近の暖かい気候に合わせた普段着でうろついていると、いつの間にやら風邪を引いてしまうことになりますので、ご注意ください。

夜になるとこちらの雨はがうまく止んでくれるのかどうか分かりませんけど、出来れば雨が収まってくれると、外でいつもの運動が出来ますから助かります。

これくらい寒くなっていると、今晩のお食事は、鍋料理を嗜んだ方が良いかもしれませんね。

皆さんも土鍋を使って、シンプルな水炊きでも良いので、体が温まる食事をとって、体力をつけて明日に備えてみてください。

そんな感じで、お天気の悪い1日ですけど、クライアントの社長さんから、また面倒な相談を受けましたので、そちらについてブログに書いてみたいと思います。

今回の相談は、相談者のお子さんに関わる相談になります。

 

 

子供が漫画家になりたいと言っている

今回の相談についてになりますけど、会社の問題などではなくて、社長の実のお子さんの話になるのですが、その内容というのは、子供が将来漫画家になりたいと言っているけど、どうすれば漫画家になれるのか?といった内容です。

正直言って、相談する相手を間違っているような気がするのですけど、せっかく相談いただいた訳ですから、できる限りの対応をしてたいと思い、ご対応させていただきました。

全く知らない人ならいざ知らず、面識があり、それなりに普段から仕事の依頼を受けている相手に対して、そんなものは知りませんで終わらせてしまうと、あまりにも理不尽ですし不親切な対応になってしまいますからね。

それに、こちらの問題は放置しておけば良いというものではなくて、私が門前払いしてしまうと、社長さんは自分で他に対応できる相手を探すことになるのですけど、そうなると恐らくは正しくない方向に進んでしまう可能性があるため、無視もできないといった現実があります。

私は、漫画家ではありませんし、漫画を描いて収益を得たことも一度もありませんから、今回のような場合は、実際に漫画家として活動している方か、それに関わったことのある人に直接話を聞くことになります。

デザインとかなら、それなりの経験や実績があるのですが、世間一般的に漫画と認識されるもので、事業を営んだことが無い訳ですから、できる人、実績のある人に確認を取るのが一番早くて信頼性があるのです。

逆に、一番信頼性がなくて、絶対にやってはいけないことは、ネットで調べて、どこの誰が公開しているか分からない悪質なコンテンツを見て、それの内容を信じてしまうといった考え方になります。

まあ、今回の相談者の方は小さいながらも会社を経営している社長さんですから、これまでにも何度も詐欺師に騙されてきて経験をしていますので、そのような対応をすることはなかったのですけど、そういった経験のない方はご注意ください。

その理由はこれからご説明します。

 

 

専門学校を進めるコンテンツは怪しい?

とりあえず、私自身が漫画家といった職業に全く無縁な人ですから、とりあえず、ネットで漫画家になるには?とか、漫画家志望といった検索ワードで調べてみたのですが、予想通りのブログやサイトが沢山出てきますね。

声優さんでしたら、それなりに詳しいのですけど、漫画家については全くわかりません。20年以上前の学生時代に、当時は大変珍しかった有名なエロ漫画家の方とお付き合いのある先輩から、業界の話を教えてもらった程度です。

それで、予想通りのサイトというのは、漫画家になりたい人に対して、アフィリエイトを仕掛けている全く役に立たないブログやサイトのことであり、その内容は、真剣に漫画家になりたい人に対して、有益なものではありません。

匿名でアフィリエイトサイトを運営している、適当な人のみが利益を得ると言った、おきまりのパターンになります。

最近は、何を検索しても、適当にアフィリエイトを行っていて、内容はパクリであったり、書いていることは適当であったりがごく当たり前になっているようなので、その情報を発信している相手の身元が全く分からない場合は、注意された方が良いかと思います。

それで、漫画家志望の方が検索するであろう検索ワードで調べていたのですが、漫画家になるにはといった感じで話が書かれていて、そのためには専門学校に通ったほうが良いといった適当なコンテンツがあまりにも多いですね。

当然、まともなことを書いているブログやサイトもあるのですけど、そのようなコンテンツでは、専門学校を進めることはまずありません。

専門学校というのは、基本的には大学に行けないけど、就職もしたくないといった適当な人たちが集まる場所ですから、専門学校に通って、漫画家のような特殊な職業に結びつけると思っているのでしたら、一度考え方を見直したほうが無難です。

専門学校でまともな人材がいる場合は、社会経験の全く無い学生の方で、学校などに斡旋されてしまい、まんまと騙されて入学してしまったような未成年の方くらいではないでしょうか?

漫画家に限らず、何からしらの専門学校を卒業して、それなりに成功している人がいるとすれば、それは元々才能があった人ですから、普通の人は全く参考になりませんので、専門職=専門学校と考えるのは大変危険ですのでご注意ください。

大体ですね、漫画家になれた人とか、そちらの業種で実際に働いている人がいたら、専門学校なんかオススメしないと思います。

 

 

有名な某漫画家のアシスタントの方に確認

ネットで漫画家になりたい人向けのコンテンツを見ていても、どれもあてにならない適当なアフィリエイトコンテンツばかりなので、これ以上調べても時間の無駄と判断しました。まあ、そのことを社長に説明するので、全くの無駄ではないんですけどね。

そして、私の友人のツテを使って、漫画家の事務所で実際にアシスタントとして働いたことのある人から話を聞くことができました。

こちらのアシスタントの方は、現在はそこで働いていませんが、世界的に有名な日本の漫画家の事務所で働いていた方ですし、年齢も若くて素人の時から、そちらで働いているようなので、今回の社長さんのお子さんの参考にはなるかと思います。

いきなり、成功者の漫画家の方の話聞いたところで、実績や能力が違いすぎて、まだ何の実績もない学生さんには、全く意味がありませんから、ゼロか始めるとしては、やはり、アシスタントから入った方の話が良いかと思います。

そこで、有名な漫画家の事務所で働いたことの話を聞いてみたのですけど、初日から罵声と三角定規が飛んできたそうです。

まあ、職人気質で特殊な専門職の現場では、この類はよくある話ですね。

子供の送り向かいを命令されたり、食事の手配を強要されたりなども、ごく普通にあるような世界です。

普通の会社勤めだと、大声で罵声されたり、物を投げつけられたりすると、パワハラや傷害事件として裁判になったりするものですけど、職人気質の現場では、それが当たり前ですから、それで裁判に訴えるといった考えの人はまずいません。

そんな会社員のような雇用形態を求める人は、早々に解雇されるような現場ですし、雇い主側が誰も雇ってくれないと思われます。

何しろ、将来のことを考えれば、それなりの実績がある人の下で働きたい人は沢山いる訳ですし、そういったところで苦労しつつも日々働きながら、実力と人脈を作っていき、いずれは自分も独立した漫画家になろうとしている野心があるのは当然ですからね。

どの業界でも人脈というのは本当に重要ですから、実力よりも人脈で仕事の流れが決まってしまうなども普通にあります。

それで、一応確認したところ、やっぱり漫画になりたいのであれば、専門学校に行ってもお金と時間の無駄なので、それなら大学に進学して、アシスタントとして使ってもらえる最低限の実績とツテを探して行ったほうが良いのでは?とのことでした。

いきなり、単独でプロデビューを飾るとか、ネットを使って自分で漫画のコンテンツを公開していき、それで社会的な支持を得つつ、独立していく方法もあるのですけど、それは本当に選ばれし一部の才能のある方のみが可能な選択肢になります。

聞くまでもなくわかっていましたけど、予想通りの結果ですね。

 

 

漫画家になるには大学への進学をお勧め

漫画家になりたいと思っても、はいそうですか。分かりましたと言った世界ではありませんから、それに見合った手続きは必要になりますし、アシスタントの方の話を聞いていると、最初は漫画家としての作画能力よりも、人間性や忍耐強さが求められる現場のようです。

当然ですが、指示された通りの作画を丁寧かつ迅速に仕上げる能力は、必ず必要になり、これができないと、人間性とか忍耐強さと言った話以前の問題になります。

会社員のように新人で雇ってもらっているのだから、やり方を手取り足取り教えてもらって当たり前の世界でもありませんからね。

まあ、こちらのアシスタントの方の話が全てではないとは思いますけど、間違っている話は一切していませんから、漫画家になりたいのであれば、大学に進学してから、その4年間の間に、努力を重ねて自分の能力とご相談といった感じでしょうか?

現在の高校生の時点で、相当な才能があれば、即戦力としてアシスタントから入っていけばよいのでしょけど、所詮は個人的な高校生レベルなので、これから技術力と経験は積んでいかないといけません。

特殊技能を使うような職業につきたいのであれば、間違っても、専門学校などには通わないことですね。

大学に通って、そちらで手がいっぱいになってしまうのであれば、それが能力の限界ですから、漫画家ではない方向性に進んでいけば良いだけですし、学業が適切にこなせて、漫画家としてもやっていけるのでしたら、合わせてそう選択すれば良いだけです。

やりたいこと=できることではありませんので、ご両親に迷惑をかけないように、今後を進んで欲しいものです。

あとは、社長さんにうまく説得してもらうしかないのですけど、本人がどうしても専門学校に行きたいと言い始めたら、あとは社長さんとお子さんの問題になりますので、どうなるかは分かりません。

今回、アシスタントの方には、業界とかの沢山話を聞いたのですけど、ブログには書けないこともありますし、話の内容が多くなるので、基本的な部分のみをブログに書いています。

漫画家になりたいのであれば、よほど特殊な人脈や能力をお持ちでない場合は、現役の漫画家のアシスタントさんをされるのがよろしいようです。それができない場合は、プロは諦めると言った選択肢もありますね。

別に、コミケで同人誌を製作して様子を見ても良いわけですから。コミケだと、つまらない同人誌は全く売れませんので、リアルタイムで結果が出ると思われます。

漫画家の業界は経験がないので、実際に経験者の方に聞いていましたが、あの有名な漫画家の方の性格がよくわかりましたので、漫画のイメージとは異なる世界だな?と思った次第です。

よろしくお願いします。

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