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こんばんわ。
ブログMiMiです。
防犯映像解析のご依頼を受けましたので、こちらについてご説明します。
具体的には、防犯映像に写っている車両のナンバーを解析することです。
犯人はこれまでにも、何度も執拗に、被害者の車両に対して、傷をつけたり、へこましたり、悪戯を越えるくらいの被害を与え続けてきました。
最初から、勤務先の月極めで借りている駐車場に駐車している車を、狙っての犯行ですから、その持ち主が、誰の車であるかを知っている犯行になります。
これが意味する事実は、今回の犯人は、何らかの手段を持ちして、被害者の車両を特定していると言う事です。
恐らくは、探偵を使って、ナンバーと車両、その駐停車場所を調べて、それから、犯行に及んでいるものと推測されます。
大変悪質ですし、金銭や男女関係などの、相当な怨恨が関わっている事件です。
このまま放置しておくと、殺人事件に発展したり、それに近い傷害事件に発展する事すらありますので、こういった車の悪戯は、単なる物損事故と思わずに、なるべく早めに、重大な事件として解決する必要性があります。
その、将来的な危険度はどうやって判別するのか?
それは、車の傷の被害状況で分ります。
犯人が、犯行に及ぶ際、ようは、車に傷をつけるときは、車を被害者本人であると仮想して、徹底的に傷をつけますから、どこに傷をつけているのか、どれくらいの傷をつけているのか、どれくらいの頻度で傷をつけているのかを、正確に把握しておく必要もあります。
被害者の車は、何度板金修理を行なっても、直ぐに傷をつけられてしまう為、現在は修理する事も出来ず、酷い有様になっています。
この傷跡こそが、犯人が被害者に対して、いだいている怨恨の度合いそのものを示します。
まだ、購入してそれほど期間が経過していないも関わらず、事故車のようになってしまっています。
通常の人間心理として、新品の車に対しては、それほど傷をつけれるものではありません。やはり、ぴかぴかの綺麗な車に対しては、普通の悪人程度では、最後の人間の良心がブレーキをかけてしまう訳です。
しかし、今回の犯人はそれがなく、全く躊躇していない為、大変危険な状態に被害者がさらされる恐れがあると言えます。
被害者は当然それを察知して、監視カメラを設置して、犯人の証拠をつかむといった、解決方法を選択することにしました。
しかし・・・・。
これまでにも、被害者は監視カメラを設置して、何度も犯人の映像、及び犯行の瞬間の映像を抑えてきたのですが、いかんせん映像が不鮮明であり、どうにもならなかったそうです。
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不鮮明な映像では、証拠としては全く使えない為、被害者の方は更に困る事になります。この状態では、警察に被害届けを提出しても、一切相手にしてくれません。
なぜ、防犯カメラの映像が不鮮明なのか?
それは、犯行時刻が夜間である為、ナンバーが防犯映像に写っていても、それを証拠として使う事ができずに、単に、ナンバーのようなものが写っているとしか識別できなかった事にあります。
夜間の撮影は、昼間の撮影とは全く異なります。
基本的に、映像を鮮明に撮影しようと思えば、正しい明るさが必ず必要になりますが、防犯カメラの性質上、スタジオ撮影のような照明を設置する事は出来ません。
その為、屋外の月極め駐車場の光源、及びその周辺の光源のみが、カメラの映像を映し出す、照明になってしまうのです。
車のヘッドライトのように、ピンポイントで極端に明るい光源が、防犯カメラの映像に写ってしまうと、その部分が明るさの基準になり、他の部分が、真っ暗になってしまったり、その反対もあります。
要は、映像はハイビジョンカメラで撮影していても、何が写っているのか分らない映像しか、撮影できないといった、状態になってしまうと言う事です。
そこで、今回、私にご相談を頂きました。
防犯映像の品質は、それがハイビジョンカメラで撮影されたものであっても、不鮮明であることが殆どですから、実際に、防犯カメラを設置したからといって、安心できるものではありません。
単に、犯人らしい人、犯人の車が写っているだけでは、証拠として、全く有効にならないからです。
防犯カメラを設置する際には、目的にあった映像品質を記録できるのかを、必ず確認してから、適切なカメラ機材を選び、正しい設置を行なってください。
単に、高性能な監視カメラなだけでは、その取り付け場所により、殆ど性能が発揮できない場合も多く、結局最初から全てやり直しになってしまう事もよくあります。
監視カメラの設置や、機材の購入で分らない事がございましたら、お気軽にご相談ください。
今回は、映像から犯人のナンバーを割り出す業務をご依頼いただいていますので、現在、こちらを作業中です。
こういった、車両に対する、断続的な悪戯をする犯人像については、その殆どが、被害者を知っている人物であり、かなり親密に知っているか、その親族に近い人物です。
そして、その生活範囲も、被害者とかぶっている事が殆どですから、防犯映像の解析に加えて、総合的な解析調査も行なえば、極めて効果的です。
防犯映像の解析に加えて、犯人を総合的に、特定していくことも可能ですし、実際には、そうしないと、問題が解決しない事はよくあります。
防犯映像や、ナンバー特定で分らない事がございましたら、お気軽にご相談ください。
よろしくお願いいたします。